JPH0455290Y2 - - Google Patents

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JPH0455290Y2
JPH0455290Y2 JP1984020146U JP2014684U JPH0455290Y2 JP H0455290 Y2 JPH0455290 Y2 JP H0455290Y2 JP 1984020146 U JP1984020146 U JP 1984020146U JP 2014684 U JP2014684 U JP 2014684U JP H0455290 Y2 JPH0455290 Y2 JP H0455290Y2
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JP
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optical fiber
hole
circumferential surface
holder
optical
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として高エネルギレーザ光の伝送用
光フアイバの接続部、特に入、出射端に設けられ
る光コネクタに関するものである。
〔従来の技術〕
一般にこの種高エネルギレーザ光の伝送に用い
られる光フアイバの入、出射端には夫々プラグが
装着され、入射端側にあつてはレーザ装置に付設
されるレンズを、また出射端側にあつては被加工
物と対向するレンズを夫々内蔵したレセプタクル
と接続されるよう構成される。ところでこの従来
のプラグは第1図に示す如く構成されている。第
1図は従来のプラグを示す模式的断面図であり、
図中1は単芯の光フアイバ1aを有するコード、
2はプラグ、3はレンズ3aを内蔵したレセプタ
クルを示している。コード1はポリビニル・クロ
ライド(P.V.C)製の外被1b、ケブラ1c、ナ
イロン製のジヤケツト1dを切除して夫々所要長
のケブラ1c,ジヤケツト1d,光フアイバ1a
を剥き出してあり、剥き出した光フアイバ1aの
軸長方向の中間部からジヤケツト1dの基端部近
傍にわたつてプラグ本体21を外嵌してある。プ
ラグ本体21はステンレス鋼製であつて円筒状に
形成され、軸長方向の中間部外周には鍔部21a
を備えており、剥き出した光フアイバ1aとジヤ
ケツト1dとにわたつて外嵌され、光フアイバ1
a周面との間に充填したエポキシ樹脂24にて光
フアイバ1a、ジヤケツト1dに同心一体的に固
定されている。このプラグ本体21の基端部外周
には剥き出したケブラ1cを被せ、外被1bから
プラグ本体21の基端部にわたつて外嵌したステ
ンレス鋼製のスカート部材22にてケブラ1cを
プラグ本体21周面との間で挾み込んだ状態で接
着剤によりプラグ本体21に一体に固定してあ
る。23は袋ナツトであり、プラグ本体21の先
端側をレセプタクル3に挿入した状態でレセプタ
クル3の外周に螺合緊締することにより、プラグ
本体21をレセプタクル3に一体的に嵌挿保持す
ようになつている。
ところでこのような従来の光コネクタにあつて
は第2図に示す如く、プラグ2の先端面に光フア
イバ1aとプラグ本体21とを同心一体的に固定
するエポキシ樹脂が露出しているため、レーザ装
置とレンズ3a、光フアイバ1aの芯合せ状態が
不十分な場合、レーザ光が光フアイバ1aの入射
端面からずれてエポキシ樹脂に投射されエポキシ
樹脂が燃焼し、プラグの脱落、破損を招くおそれ
がある。このような事情は光フアイバ1aの出射
端面についても同様で、光フアイバ1aの出射端
面、及びレンズ表面からの反射のためにレーザ光
が直接エポキシ樹脂に投射され燃焼する。
〔目的〕
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは光フアイバの入、出
射端面近傍から燃焼を招く有機物の存在を排除
し、レーザ光の位置ずれ、或いは反射に伴うプラ
グの破損を防止し得るようにした安全な光コネク
タを提供するにある。
〔構成〕
本考案に係る高エネルギ用光コネクタは耐高エネ
ルギ材料からなる光フアイバの高エネルギ光の入
射端及び/又は出射端に設けられる光コネクタに
おいて、光フアイバの端部に外嵌され、光フアイ
バ端面からその軸長方向の所要長にわたつて、光
フアイバ周面との間に空〓を隔てるべく形成した
孔、該孔の内奥に形成され、光フアイバの直径と
略等しい内径を有し、内周面が光フアイバ周面と
接触する孔、及び該孔の更に内奥に形成され、前
記光フアイバを接着剤にて固定する孔を備えた銅
製の光フアイバ保持手段を具備することを特徴と
する。
〔実施例〕
以下本考案をその実施例を示す図面に基づいて
具体的に説明する。第3図は本考案に係る光コネ
クタ(以下本案品という)の断面図、第4図は第
3図の−線による断面図であり、図中1は単
芯の光フアイバ1aを備えたコード、4はプラ
グ、5はレセプタクルを示している。コードはP.
V.C製の外被1b、ケブラ1c、ナイロン製のジ
ヤケツト1dを夫々切除して所要長のジヤケツト
1d、ケブラ1c、光フアイバ1aを剥き出して
ある。剥き出した部分の光フアイバ1aの軸長方
向の中間部から同じく剥き出した部分のジヤケツ
ト1dの基端部にわたしてホルダ41が外嵌固定
され、またこの光フアイバ保持手段を構成するホ
ルダ41の基端部からコード1における外被1b
の先端部外周にわたしてスカート部材42が、ま
た剥き出した部分の光フアイバ1aの先端部から
ホルダ41の先端部にわたして同じく光フアイバ
保持手段を構成する中子部材43が夫々固定さ
れ、更にホルダ41、スカート部材42、中子部
材43にわたして袋ナツト部材44が軸長方向に
移動可能に外嵌せしめられている。
ホルダ41は真ちゆう製であつて、内径がジヤ
ケツト1dの直径より僅かに大きい円筒状に形成
され、基端部はその外径を縮小して段差部41b
を備え、また先端部寄りの外周には鍔部41aを
備え、更にこの鍔部41bよりも先端部の外周に
は螺条41cが形成されており、剥き出されたジ
ヤケツト1dの基端近傍から剥き出された光フア
イバ1aの中間部にわたつて外嵌され、基端部の
縮径した部分の外周には剥き出したケブラ1cが
被せられている。
ホルダ41の内周面と光フアイバ1aの周面と
の間には金属製のスリーブ41dがその基端部を
ジヤケツト1dの先端面に衝き当て、先端面はホ
ルダ41の先端から若干突き出した態様で介装さ
せてあり、このスリーブ41dとホルダ41の内
周面との間、並びにスリーブ41dと光フアイバ
1a周面との間にはエポキシ系の接着剤41e,
41fが充填され、この接着剤41e,41f及
びスリーブ41dを介してホルダ41が光フアイ
バ1aに同心一体的に接着固定されている。
スカート部材42は同じく真ちゆう製であつて
内径が先端部を除いてホルダ41の基端部外径よ
りも僅かに大きい円筒状に形成されており、外被
1bの先端部外周からケブラ1cを被せたホルダ
41の基端部外周にわたつて外嵌してある。ケブ
ラ1cを被せたホルダ41の基端部外周面及びケ
ブラ1cの周面、並びにこれに外嵌されるスカー
ト部材42の先端部内周面には接着剤が塗着され
ており、スカート部材42の先端部はその内周面
とホルダ41の基端部外周面との間にケブラ1c
を挾み込んだ状態で接着剤により相互に一体的に
固定されるようになつている。中子部材43は銅
製であつて円筒状に形成され、軸長方向中間部の
内径は光フアイバ1aの直径と等大又は僅かに大
きく、またその両端部寄りの部分はこれよりも若
干大きく形成され、更に基端部内周面には螺条4
3aを備えており、光フアイバ1aに外嵌した状
態で螺条43aをこれに接着剤を塗布してホルダ
41先端の螺条41cに螺合せしめることによつ
てホルダ41先端に同心一体的に連結されてい
る。光フアイバ1aは直径が500〜1000μmの大径
に構成されており、前記スリーブ41dの先端部
から中子部材43内に突き出され、中子部材43
の中間部内側に設けられている光フアイバ1aの
直径に略等しく、その内周面が光フアイバ1aの
周面と接する孔43b内を通して中子部材43と
同心に位置決めされた状態で先端面、即ち入射端
面を中子部材43の先端面と面一に位置させてあ
る。中子部材43の基端部及び先端部における孔
43c,dの周壁と光フアイバ1a周壁との間の
空〓内には空気が存在するのみであつて燃焼し易
い物質、例えば有機物は全く存在しない。
なお光フアイバ1aの先端面を中子部材43の
先端面と面一に位置させたのは光フアイバ1aの
先端部を中子部材43の先端面より突出させると
光フアイバ1aを折損するおすれがあり、また凹
ませて位置させると光フアイバ1a先端面の洗浄
が難しくなることによるものであつて、必ずしも
面一にする必要はない。
袋ナツト部材44はステンレス鋼又は真ちゆう
製であつて先端部内周面にはレセプタクル5に螺
合緊締するための螺条41aを備え、また後端部
寄りの内周面には内径が前記ホルダ41の鍔部4
1bの直径よりも小さくなるよう内鍔44bが設
けられており、この内鍔44bと鍔部41aとの
間にはコイルスプリング45が介装され、このコ
イルスプリング45にてレセプタクル5側から後
退する向きに付勢保持せしめられている。
レセプタクル5は前記第1図に示した従来のも
のと同じであり、内部にレンズ5aを内蔵し、図
示しないレーザ装置の出光口に面して固定される
ようになつている。
なお光フアイバ1aにおけるレーザ光出射端側
の光コネクタについては具体的に図面には示さな
いが、実質上上記入射端側における構成と同じで
ある。
而して上述の如く構成された本案品にあつては
図示しないレーザ装置から発せられたレーザ光が
レンズ5aにて集光された後、光フアイバ1aの
先端面に入射せしめられ、光フアイバ1a内を伝
播されてゆくが、レーザ光が光フアイバ1aの端
面に入射せしめられる過程で光フアイバ1aの端
面から外れた位置に入射せしめられても、光フア
イバ1aの周りは空間であつて空気が存在するの
みであり、燃焼することはない。
またこれら接着剤41e,41f等は中子部材
43内の軸長方向の2箇所における空〓を隔て
て、軸長方向の基端部よりの位置、換言すれば加
熱され易い中子部材43の先端部から遠く離れた
位置において用いているため、伝導熱量も少な
く、その燃焼を確実に防止し得る。なおこれは光
フアイバ1aの出射端側についても同様である。
なお光フアイバ1aの周囲には空気層を隔てて
銅製の中子部材43を配してあるため、直接中子
部材43にレーザ光が入射された場合は勿論、光
フアイバ1aの熱をも吸収して効率よく放熱する
結果、プラグ4内に一部用いられている接着剤が
燃焼に至るまで加熱されることも防止される。
〔効果〕
以上の如く本案品にあつては、耐高エネルギ材
料からなる光フアイバ端面からその軸長方向の所
要長にわたつて、光フアイバ周面との間に空〓を
隔てるべく形成した孔、該孔に続くその内奥に形
成され、光フアイバの直径と略等しい直径を有
し、内周面が光フアイバ周面と接触する孔及び該
孔の更に内奥に形成され、前記光フアイバを接着
剤にて固定する孔を備えた光フアイバ保持手段を
具備するから、高エネルギレーザ光が誤つて光フ
アイバに入射しなくても光フアイバ端部に設けた
空〓で拡散してしまい、何等の弊害も生じること
がなく、また誤つて光フアイバのクラツド内に入
射された高エネルギレーザ光はクラツド内を伝送
されるが、内周面が光フアイバ周面と接触する孔
内にて全て光フアイバの外に漏出せしめられるこ
ととなり、その内奥の接着剤と接触する部分まで
レーザ光は届かないので、該部分での光の漏出を
防止出来ると共に、光フアイバ保持手段は銅製で
あるから放熱製に優れるため、光フアイバのクラ
ツドに入射されたレーザ光による接着剤の加熱、
燃焼を招くことがなく、更に外部圧力を加えるこ
となく接着剤にて確実に光フアイバを固定し得る
等優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光コネクタを示す模式的断面
図、第2図は第1図の−線からみた拡大正面
図、第3図は本案品の部分破砕断面図、第4図は
第3図の−線方向からみた拡大正面図であ
る。 1……コード、1a……光フアイバ、1b……
外被、1c……ケブラ、1d……ジヤケツト、4
……プラグ、5……レセプタクル、5a……レン
ズ、41……ホルダ、41a……段差部、41b
……鍔部、41c……螺条、42……スカート部
材、43……中子部材、43a,43b,43c
……孔、44……袋ナツト部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 耐高エネルギ材料で形成された光フアイバの高
    エネルギ光の入射端及び/又は出射端に設けられ
    る光コネクタにおいて、 光フアイバの端部に外嵌され、光フアイバ端面
    からその軸長方向の所要長にわたつて、光フアイ
    バ周面との間に空〓を隔てるべく形成した孔、該
    孔の内奥に形成され、光フアイバの直径と略等し
    い内径を有し、内周面が光フアイバ周面と接触す
    る孔、及び該孔の更に内奥に形成され、前記光フ
    アイバを接着剤にて固定する孔を備えた銅製の光
    フアイバ保持手段を具備することを特徴とする高
    エネルギ用光コネクタ。
JP2014684U 1984-02-14 1984-02-14 高エネルギ用光コネクタ Granted JPS60133417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014684U JPS60133417U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 高エネルギ用光コネクタ

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JP2014684U JPS60133417U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 高エネルギ用光コネクタ

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JPS60133417U JPS60133417U (ja) 1985-09-05
JPH0455290Y2 true JPH0455290Y2 (ja) 1992-12-25

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JP2014684U Granted JPS60133417U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 高エネルギ用光コネクタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2709378B2 (ja) * 1989-11-02 1998-02-04 三菱重工業 株式会社 光コネクタ用ファイバ保持部材
JP2534560B2 (ja) * 1989-11-02 1996-09-18 三菱重工業株式会社 大出力レ―ザ光用光ファイバコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56145017U (ja) * 1980-04-01 1981-11-02
JPS6032652Y2 (ja) * 1981-10-20 1985-09-30 株式会社東芝 レ−ザビ−ム伝送装置

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JPS60133417U (ja) 1985-09-05

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