JPH05227698A - 直流電動機 - Google Patents

直流電動機

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Publication number
JPH05227698A
JPH05227698A JP6118092A JP6118092A JPH05227698A JP H05227698 A JPH05227698 A JP H05227698A JP 6118092 A JP6118092 A JP 6118092A JP 6118092 A JP6118092 A JP 6118092A JP H05227698 A JPH05227698 A JP H05227698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
vibration
end bracket
brush holder
brush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6118092A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Miyazawa
亘 宮沢
Shuji Kosaka
修司 小坂
Yoshitaka Nishimura
嘉孝 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKUSHU DENSO KK
Bosch Corp
Original Assignee
TOKUSHU DENSO KK
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKUSHU DENSO KK, Zexel Corp filed Critical TOKUSHU DENSO KK
Priority to JP6118092A priority Critical patent/JPH05227698A/ja
Publication of JPH05227698A publication Critical patent/JPH05227698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防振部材による振動の抑制効果を十分に高
め、騒音を極力抑えることのできる直流電動機を提供す
る。 【構成】 整流子に圧接されるブラシを保持するブラシ
ホルダを防振部材51を介してエンドブラケットの固定
部に取り付けてなる直流電動機である。そして、この防
振部材51には、モータハウジング1の固定部の受け孔
55に嵌着される突起53が一体的に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空気調和機など
におけるブロワの駆動源として用いられる直流電動機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用空気調和機などにおい
て、電機子を収容するモータハウジングをモータブラケ
ットの凹部に嵌着してなる直流電動機は知られている
(実開昭62−107542号)。この種のものでは、
整流子に圧接するブラシを保持するブラシホルダを防振
部材を介してモータハウジングの固定部に取り付け、ブ
ラシホルダの振動をモータハウジングに伝達させない
で、騒音の小さい直流電動機を提供するようにしている
(実開昭61−126760号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、図4に示すように、ブラシホルダ101をエ
ンドブラケット103の固定部に取り付けるに際し、防
振部材105に受け孔107を設け、この受け孔107
にエンドブラケット103の突起109を嵌め込み、そ
の上から固定部材111により固定するので、どうして
も防振部材105の肉厚tが薄くなり、その分だけ振動
の抑制効果が減少し、直流電動機の騒音を十分に抑える
ことができないという問題がある。
【0004】これに対し防振部材105の肉厚tを厚く
すれば、その問題は解消されるが、防振部材105の取
り付けスペースは制限されており、これを厚くすること
はできないという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、防振部材による振動の抑
制効果を十分に高め、騒音を極力抑えることのできる直
流電動機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、整流子に圧接されるブラシを保持するブ
ラシホルダを防振部材を介してエンドブラケットの固定
部に取り付けてなる直流電動機において、防振部材にエ
ンドブラケットの固定部の受け孔に嵌着される突起を設
けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、従来のものと比べると、防振
部材に受け孔がないので、防振部材の全体が防振効果を
発揮することになり、よってブラシホルダの振動がエン
ドブラケットやモータハウジングにほとんど伝達しなく
なり、効果的に振動を抑えることができ、直流電動機の
騒音を抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明による直流電動機の一実施例を
図面を参照して説明する。
【0009】図1において、1はモータハウジングを示
している。このモータハウジング1の内周には、永久磁
石3が固定されており、この永久磁石3の内周には電機
子5が嵌め込まれている。この電機子5は回転軸7に固
定された電機子鉄心11と、それに巻かれた電機子コイ
ル9とからなり、この電機子5の隣には整流子13が設
けられている。14は回転軸7の端部に固定されたファ
ンである。
【0010】回転軸7の両端は、含油メタルからなる軸
受15,17により支持され、そのうちの一方の軸受1
5は、モータハウジング1の底を折り曲げた受け部1a
に宛がわれ、その上から給油材19、及び板ばね20で
押えられ、更に、板ばね押え21により押えられてい
る。
【0011】他方の軸受17は、モータハウジング1の
開口端を塞ぐエンドブラケット23に保持されている。
このエンドブラケット23には孔23aがあけられてお
り、この孔23aを貫通して、回転軸7はエンドブラケ
ット23の外側に延出し、その外側で軸受17により支
持されている。この軸受17は、エンドブラケット23
の受け部23bに宛がわれた後、給油材25、及び板ば
ね26を介して保持されている。
【0012】このように組み立てられたモータハウジン
グ1は、通常、エンドブラケット23側を奥にして、モ
ータブラケット31の凹部33に嵌め込まれる。この凹
部33は、モータブラケット31の中央部に形成されて
おり、この凹部33の空間33a内、即ち、モータハウ
ジング1とモータブラケット31との間の空間33a内
には、モータブラケット31の空気取り入れ部35を通
じて、外部から冷却用の空気が導入されている。
【0013】また、モータブラケット31の凹部33の
底面には、図1に示すように、2本の環状の第1の突起
37,39が設けられ、エンドブラケット23の外側の
端面には環状の第2の突起41が設けられている。
【0014】そして、環状の第1の突起37,39のう
ちの外側の第1の突起39は、内側の第1の突起37よ
りも低く形成され、外側の第1の突起39の外側には第
2の突起41が組み合わされており、第1の突起37,
39及び第2の突起41の間には、いわゆるラビリンス
溝が形成されている。なお、突起37,39,41の高
さは、必ずしも上記の組み合せにする必要はなく、例え
ば、全ての突起37,39,49を同一の高さにしても
よい。
【0015】更に、直流電動機においては、ブラシ45
が設けられ、このブラシ45は、図2に示すように、ブ
ラシホルダ47に保持され、ブラシホルダ47に格納さ
れたばね49のばね力により整流子13に押圧されてい
る。また、ブラシホルダ47は3つの防振部材51を介
してエンドブラケット23に取り付けられ、ブラシホル
ダ47の振動はこの防振部材51により吸収され、その
振動はエンドブラケット23、即ちモータハウジング1
に伝達しないよう構成されている。
【0016】また、防振部材51の外周には、図3に示
すように、溝51aが設けられ、この溝51aにはブラ
シホルダ47の係合部47aの周縁が嵌め込まれてい
る。更に、防振部材51には突起53が設けられ、この
突起53は、エンドブラケット23に穿孔された受け孔
55に嵌め込まれている。
【0017】このように構成された直流電動機は、一般
に、自動車用空気調和機でファン14の駆動用モータな
どに使用される。
【0018】しかして、本実施例によれば、防振部材5
1に突起53を設けると共に、この突起53をエンドブ
ラケット23の受け孔55に嵌め込んでいるので、従来
のものに比べると、肉厚tが厚くできるので、防振部材
51の全体が防振効果を発揮することになり、よってブ
ラシホルダ47の振動がエンドブラケットやモータハウ
ジング1にほとんど伝達しなくなり、効果的に振動を抑
えることができる。即ち、直流電動機の騒音を抑えるこ
とができる。また、これによれば、従来のものに比べ
て、例えば固定部材111(図4)などが不要になるの
で、部品点数が削減でき低コストになる、などの効果が
得られる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、防振部材に突起を設けると共に、この突起をエンド
ブラケットの係合部に嵌め込んでいるので、従来のもの
に比べると、肉厚を厚くできるので、防振部材の全体が
防振効果を発揮することになり、よってブラシホルダの
振動がモータハウジングにほとんど伝達しなくなり、効
果的に振動を抑えることができ、騒音を抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による直流電動機の一実施例を示す断面
図である。
【図2】同じくブラシホルダの取り付け状態を示す斜視
図である。
【図3】同じく防振部材を示す断面図である。
【図4】従来の防振部材を示す断面図である。
【符号の説明】
1 モータハウジング 5 電機子 7 回転軸 11 電機子コイル 13 整流子 23 エンドブラケット 31 モータブラケット 45 ブラシ 47 ブラシホルダ 51 防振部材 53 突起 55 受け孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 嘉孝 東京都中央区銀座1丁目28番16号 特殊電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流子に圧接されるブラシを保持するブ
    ラシホルダを防振部材を介してエンドブラケットの固定
    部に取り付けてなる直流電動機において、前記防振部材
    に前記エンドブラケットの固定部の受け孔に嵌着される
    突起を設けたことを特徴とする直流電動機。
JP6118092A 1992-02-17 1992-02-17 直流電動機 Pending JPH05227698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6118092A JPH05227698A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 直流電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6118092A JPH05227698A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 直流電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05227698A true JPH05227698A (ja) 1993-09-03

Family

ID=13163710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6118092A Pending JPH05227698A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 直流電動機

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JP (1) JPH05227698A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1528656A1 (de) * 2003-10-29 2005-05-04 Siemens Aktiengesellschaft Bürstenträger für einen elektromotorischen Stellantrieb und elektromotorischer Stellantrieb

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287952A (ja) * 1988-09-24 1990-03-28 Hitachi Ltd 小形電動機

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