JPH05227693A - 小型電動機 - Google Patents

小型電動機

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JPH05227693A
JPH05227693A JP4061181A JP6118192A JPH05227693A JP H05227693 A JPH05227693 A JP H05227693A JP 4061181 A JP4061181 A JP 4061181A JP 6118192 A JP6118192 A JP 6118192A JP H05227693 A JPH05227693 A JP H05227693A
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JP
Japan
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motor
bracket
bearing
recess
oil
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JP4061181A
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English (en)
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JPH06101905B2 (ja
Inventor
Wataru Miyazawa
亘 宮沢
Shuji Kosaka
修司 小坂
Yoshitaka Nishimura
嘉孝 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKUSHU DENSO KK
Bosch Corp
Original Assignee
TOKUSHU DENSO KK
Zexel Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

Landscapes

  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受17に塵埃が侵入したり、軸受17から
流出する油が、モータブラケット31とモータハウジン
グ1との間の隙間を通って、ハウジング1の外部に流出
したりすることのない小型電動機を提供する。 【構成】 モータハウジング1の端部に回転軸7を支持
するためのエンドブラケット23を設け、このエンドブ
ラケット23側を奥にしてモータハウジング1をモータ
ブラケット31の凹部33に嵌着してなる小型電動機で
ある。モータブラケット31の凹部33の底面には環状
の第1の突起37,39が設けられており、この環状の
第1の突起と協動してラビリンス溝を形成するための環
状の第2の突起41がエンドブラケット23の端面に設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空気調和機など
におけるブロワの駆動源として用いられる小型電動機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用空気調和機などにおい
て、電機子を収容するモータハウジングをモータブラケ
ットの凹部に嵌着してなる小型電動機は知られている
(例えば、実開昭62−107542号)。
【0003】この種のものでは、モータブラケットの凹
部に外部から冷却風を取り込み、この冷却風によりモー
タを冷却するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、モータブラケットの凹部に外部から冷却風を
取り込むので、その冷却風に塵埃が混入すると、この塵
埃がモータの回転軸を支持する含油軸受部に直接侵入す
るという問題がある。
【0005】また電機子の回転に伴って回転軸を支持す
る含油軸受から油が流出すると、それがモータブラケッ
トとモータハウジングとの間の隙間を通って、ハウジン
グの外部に流出するという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、回転軸を支持する含油軸
受部に塵埃が侵入したり、その含油軸受から流出する油
が、モータブラケットとモータハウジングとの間の隙間
を通って、ハウジングの外部に流出したりすることのな
い小型電動機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モータハウジングの端部にエンドブラケ
ットを設け、このエンドブラケットを貫通するモータの
回転軸をエンドブラケットの外側で軸受により支持し、
このエンドブラケット側を奥にしてモータハウジングを
モータブラケットの凹部に嵌着してなる小型電動機にお
いて、モータブラケットの凹部の底面に環状の第1の突
起を設けると共に、この環状の第1の突起と協動してラ
ビリンス溝を形成する環状の第2の突起をエンドブラケ
ットの端面に設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、モータブラケットの凹部に導
入される冷却風に、かりに塵埃が混入したとしても、こ
の冷却風はラビリンス溝を通って導入されるので、これ
が導入される段階で塵埃は取り除かれ、回転軸を支持す
る軸受に塵埃が達することはなく、軸受の保護が図られ
る。また、含油軸受から油が流出したとしても、この油
は上記のラビリンス溝の溝部に捕捉されるので溝幅を出
来る限り狭くすることにより、モータブラケットとモー
タハウジングとの間の隙間を通って、モータハウジング
の外部に油が流出するのを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による小型電動機の一実施例を
図面を参照して説明する。
【0010】図1において、1はモータハウジングを示
している。このモータハウジング1の内周には、永久磁
石3が固定されており、永久磁石3の内周には電機子5
が回転自在に組み込まれている。この電機子5は回転軸
7に固定された電機子鉄心11と、それに巻かれた電機
子コイル9とからなり、この電機子5の隣には整流子1
3が設けられている。14は回転軸7の端部に固定され
たファンである。
【0011】回転軸7の両端は、含油メタルからなる軸
受15,17により支持され、そのうちの一方の軸受1
5は、モータハウジング1の底を折り曲げた受け部1a
に宛がわれ、その上から給油材19、及び板ばね20で
押えられ、更に、板ばね押え21により押えられてい
る。
【0012】他方の軸受17は、モータハウジング1の
開口端を塞ぐエンドブラケット23に保持されている。
このエンドブラケット23には孔23aがあけられてお
り、この孔23aを貫通して、回転軸7はエンドブラケ
ット23の外側に延出し、その外側で軸受17により支
持されている。この軸受17は、エンドブラケット23
の受け部23bに宛がわれた後、給油材25、及び板ば
ね26を介して保持されている。
【0013】このように組み立てられたモータハウジン
グ1は、通常、エンドブラケット23側を奥にして、モ
ータブラケット31の凹部33に嵌め込まれる。この凹
部33は、モータブラケット31の中央部に形成されて
おり、この凹部33の空間33a内、即ち、モータハウ
ジング1とモータブラケット31との間の空間33a内
には、モータブラケット31の空気取り入れ部35を通
じて、外部から冷却用の空気が導入されている。
【0014】また、本実施例によれば、モータブラケッ
ト31の凹部33の底面には、図1及び図2に示すよう
に、2本の環状の第1の突起37,39が設けられ、エ
ンドブラケット23の外側の端面には環状の第2の突起
41が設けられている。
【0015】そして、環状の第1の突起37,39のう
ちの外側の第1の突起39は、内側の第1の突起37よ
りも低く形成され、外側の第1の突起39の外側には第
2の突起41が組み合わされており、第1の突起37,
39及び第2の突起41の間には、いわゆるラビリンス
溝が形成されている。なお、突起37,39,41の高
さは、必ずしも上記の組み合せにする必要はなく、例え
ば、全ての突起37,39,49を同一の高さにしても
よい。
【0016】このように構成された小型電動機は、一般
に、自動車用空気調和機などにおいて、ファン14の駆
動用のモータなどに使用される。そして、使用時には、
モータブラケット31の凹部33内に外部から冷却風を
取り込んで、この冷却風によりモータを冷却する。
【0017】しかして、本実施例によれば、モータブラ
ケット31の凹部33に導入される冷却風に、かりに塵
埃が混入したとしても、この冷却風はラビリンス溝を通
って導入されるので、これが導入される段階で塵埃は取
り除かれ、回転軸7を支持する軸受17に塵埃が達する
ことはなく、軸受17の保護が図られる。
【0018】また、電機子5の回転に伴って回転軸7を
支持する含油軸受17から油が流出したとしても、この
油は上記のラビリンス溝の溝部に捕捉されるので溝幅を
出来る限り狭くすることにより、モータブラケット31
とモータハウジング1との間の隙間を通って、モータハ
ウジング1の外部に油が流出することはない。
【0019】なお、これによれば、モータブラケット3
1の凹部33の底面に、2本の環状の第1の突起37,
39を設けると共に、エンドブラケット23の外側の端
面に環状の第2の突起41を設けるだけで、第1の突起
37,39及び第2の突起41の間に、ラビリンス溝を
設けることができるので、ラビリンス溝の加工はきわめ
て簡単である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、モータブラケットの凹部の底面に環状の第1の突起
を設けると共に、この環状の第1の突起と協動してラビ
リンス溝を形成するための環状の第2の突起をエンドブ
ラケットの端面に設けているので、外部からの塵埃が回
転軸を支持する軸受部に侵入したり、軸受からの油が外
部に流出したりすることがなく、軸受部の保護が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による小型電動機の一実施例を示す断面
図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【符号の説明】
1 モータハウジング 3 鉄心 5 電機子 7 回転軸 9 電機子鉄心 11 電機子コイル 13 整流子 15,17 軸受 23 エンドブラケット 31 モータブラケット 33 凹部 37,39 環状の第1の突起 41 環状の第2の突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 嘉孝 東京都中央区銀座1丁目28番16号 特殊電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータハウジングの端部にエンドブラケ
    ットを設け、このエンドブラケットを貫通するモータの
    回転軸をエンドブラケットの外側で軸受により支持し、
    このエンドブラケット側を奥にしてモータハウジングを
    モータブラケットの凹部に嵌着してなる小型電動機にお
    いて、前記モータブラケットの凹部の底面に環状の第1
    の突起を設けると共に、この環状の第1の突起と協動し
    てラビリンス溝を形成する環状の第2の突起を前記エン
    ドブラケットの端面に設けたことを特徴とする小型電動
    機。
JP4061181A 1992-02-17 1992-02-17 小型電動機 Expired - Fee Related JPH06101905B2 (ja)

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JPH06101905B2 JPH06101905B2 (ja) 1994-12-12

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100459464B1 (ko) * 2002-10-16 2004-12-03 엘지전자 주식회사 스파크 비산 억제 기능을 구비한 식기세척기용 전동기
JP2016116446A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機と電動機を備える冷凍機器

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KR100459464B1 (ko) * 2002-10-16 2004-12-03 엘지전자 주식회사 스파크 비산 억제 기능을 구비한 식기세척기용 전동기
JP2016116446A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機と電動機を備える冷凍機器

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