JPH0522410B2 - - Google Patents

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JPH0522410B2
JPH0522410B2 JP57211130A JP21113082A JPH0522410B2 JP H0522410 B2 JPH0522410 B2 JP H0522410B2 JP 57211130 A JP57211130 A JP 57211130A JP 21113082 A JP21113082 A JP 21113082A JP H0522410 B2 JPH0522410 B2 JP H0522410B2
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JP
Japan
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current
transistor
load
voltage
transistors
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Katsuhiko Suyama
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Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/017Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits
    • H03K19/01707Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in asynchronous circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
    • H03K19/094Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors
    • H03K19/09432Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors with coupled sources or source coupled logic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、負荷として電界効果型トランジスタ
を使用する電流切り換え型論理回路(CML)の
改良に関する。
従来の技術と問題点 従来、CMLとして第1図に見られるものが知
られている。
図に於いて、1は入力用トランジスタ(駆動用
トランジスタ)、2は基準用トランジスタ(駆動
用トランジスタ)、3及び4は負荷用抵抗、5は
電流源用抵抗、6は入力端子、7は基準端子、8
及び9は出力端子、10はドレイン側電源端子、
11はソース側電源端子、VDDはドレイン側供給
電圧、VSSはソース側供給電圧をそれぞれ示して
いる。
この回路は、バイポーラ・トランジスタを使用
した作動増幅回路を電界効果型トランジスタに置
換したものである。この回路では、負荷及び電流
源として抵抗を使用しているので、電圧利得が小
さく、また、トランジスタとは別に抵抗も形成し
なければならない。そこで、第2図に見られるよ
うな改良された回路が現れた。
第2図に於いて、改良された回路では、負荷並
びに電流源がソース・ゲート間を接続し定電流源
型式とした電界効果型トランジスタで構成されて
いる。ここで、12並びに13は負荷用トランジ
スタ、14は電流源用トランジスタをそれぞれ示
し、第1図に関して説明した部分と同部分は同記
号で指示してある。
この回路では、電圧利得が高く、また、抵抗を
作成する必要がないから製造工程が簡単になる。
さて、CMLでは電流源からの電流を二つの負
荷に振り分けて流すので、負荷で回路電流が制限
されないようにする必要がある。
従つて、第2図の回路に於いて、負荷用トラン
ジスタ12及び13の一個分の飽和ドレイン電流
をそれぞれIL、電流源用トランジスタ14の飽和
ドレイン電流をIOとすると、 IO>IL>1/2IO としなければならない。また、駆動用トランジス
タ、即ち、入力用トランジスタ1及び基準用トラ
ンジスタ2はトランジスタ12及び13の飽和ド
レイン電流IL以上の電流を流すことができなけれ
ばならない。
ここで、飽和ドレイン電流ILの上限及び下限を
定める条件を詳細に説明する。
上限(IO>IL)について、 図3は第2図の回路に於ける負荷線を説明する
為の線図であり、縦軸に駆動用トランジスタのド
レイン電流IDを、横軸にドレイン・ソース間電圧
VDSを採つてある。
図に於いて、AはIO>ILの場合の負荷線、Bは
IO>ILの場合の負荷線、L1及びL2は出力をそれぞ
れ示している。
さて、IO>IL、即ちAの場合、駆動用トランジ
スタがオンになると、出力はL1まで下がるのに
対し、IO>IL、即ちBの場合、駆動用トランジス
タがオンになると、出力は電流源用トランジスタ
の飽和ドレイン電流IOで制限されL2までしか下が
らない。従つて。上限であるIO>ILは出力を十分
に下げる為の条件である。
下限(IL>1/2IO)について、 負荷用トランジスタの飽和ドレイン電流ILと電
流源用トランジスタの飽和ドレイン電流IOとの関
係をIL=1/2IOとすれば、入出力特性の対称性は
最も良好になる。然しながら、この場合、第2図
の回路が平衡状態に於いて、既に負荷用トランジ
スタは飽和電流ILに達する電流を流していること
になる。
第2図の回路は差動動作を行う回路であること
から、二つの駆動用トランジスタの一方がオフす
れば、他方は残りの電流を全て流さなければなら
ない。ところが、平衡状態で飽和電流が流れてい
ることから、一方の駆動用トランジスタがオフす
れば残りの電流は駆動用トランジスタのゲートか
ら流入することになり、電極断線の虞がでてくる
のである。但し、これは駆動用トランジスタの前
段の回路に充分な電流供給能力がある場合であつ
て、それがない場合には、ゲートからの電流すら
も充分に供給することはできないから、オンすべ
き駆動用トランジスタは所定量の電流を流すこと
ができない。この為、オフすべき駆動用トランジ
スタも充分にオフすることができず、第2図の回
路は差動動作をしても、充分な出力が得られない
ことになる。
また、IL=1/2IOの条件を意図した場合、実際
にはトランジスタの製造ばらつきに依つてIL<1/
2IOになる可能性がある。この場合、第2図の回
路は、平衡状態に於いても、駆動用トランジスタ
に負荷用トランジスタの飽和電流以上の電流を流
すことを要求されることになる。従つて、第2図
の回路では、平衡状態に於いて既に駆動用トラン
ジスタのゲートから電流が流入することになる。
そして、第2図の回路が差動動作して、一方の駆
動用トランジスタをオフしようとすれば、他方の
駆動用トランジスタには更に大きい電流が要求さ
れることになり、ゲートからの電流の流入はます
ます大きくなつてしまう。この為、前記したIL
1/2IOでの現象がより顕著となり、電極断線の可
能性、或いは、出力の低下が大きくなるのであ
る。
そこで、第2図の回路では、IL>1/2IOとせざ
るを得なかつたのである。この条件であれば、平
衡状態に於いても、駆動用トランジスタに流れる
電流1/2IOは、負荷用トランジスタの飽和電流IL
に達することはなく、余裕をもつていることにな
る。この為、一方の駆動用トランジスタがオフし
ようとしても、他方の駆動用トランジスタはゲー
トから電流が流入しなくても、流れる電流を増加
させることが可能である。
然しながら、この場合には、第4図に見られる
ように、入出力特性の対称性は悪くなつてしまう
のである。
尚、第2図の回路で使用したトランジスタは、
具体的には、 ゲート長:1〔μm〕 ゲート幅:トランジスタ12,13が10〔μm〕 トランジスタ1,2が15〔μm〕 トランジスタ14が15〔μm〕 ピンチ・オフ電圧:−1〔V〕 である。このとき、IOとILの関係は、IO<2IL、即
ち、IL>1/2IOである。
第2図の回路に於ける入出力伝達特性を第4図
に線図として示してあり、Aは入力電圧と出力電
圧との関係を、そして、Bは入力電圧と出力電流
との関係をそれぞれ表し、A並びにBに於いて、
同じ記号は同じ意味をもつものとする。尚、第4
図で入力電圧とは、駆動用トランジスタ1のゲー
ト電圧、即ち、入力端子6に於ける電圧である。
また、A及びBの何れに於いても、一点鎖線で指
示された入力電圧の値は、入力側外部回路の電流
供給能力が小さい場合の入力電圧の上限を示して
いる。
第4図のAに於いて、VD1は駆動用トランジス
タ1のドレイン電圧、即ち、出力端子8に於ける
電圧である。また、VD2は駆動用トランジスタ2
のドレイン電圧、即ち、出力端子9に於ける電圧
である。
ここで、電圧VD1並びにVD2は、何れもハイ・
レベルである場合には、ドレイン側供給電圧VDD
と等しくなる。
第4図のBに於いて、ID1は駆動用トランジス
タ1のドレイン電流、ID2は駆動用トランジスタ
2のドレイン電流、IS1は駆動用トランジスタ1
のソース電流、IS2は駆動用トランジスタ2のソ
ース電流、ID12は負荷用トランジスタ12のドレ
イン電流、ID13は負荷用トランジスタ13のドレ
イン電流IG1,2は駆動用トランジスタ1或いは2の
ゲートから流入する電流である。尚、駆動用トラ
ンジスタ1のドレイン電流ID1と負荷用トランジ
スタ12のドレイン電流ID12、駆動用トランジス
タ1のドレイン電流ID2と負荷用トランジスタ1
3のドレイン電流ID13のそれぞれの特性線は重な
つている。
ここで、電流ID1並びにID2は、何れもハイ・レ
ベルである場合には、負荷用トランジスタ12及
び13の飽和ドレイン電流ILと等しくなる。
また、電流IS1並びにIS2は、何れもハイ・レベ
ルである場合には、電流源用トランジスタ14の
飽和ドレイン電流IOと等しくなる。
第2図の回路に於いて、入力電圧が平衡状態に
あると、駆動用トランジスタ1及び2にはそれぞ
れ1/2IOのソース電流(ドレイン電流も1/2IO)が
流れ、負荷用トランジスタ12及び13にも、そ
れぞれ1/2IOの電流が流れ、出力電圧が低下する。
また、入力電圧が非平衡状態にあると駆動用トラ
ンジスタ1並びに2のいずれか一方はハイレベル
のソース電流IO(ドレイン電流もハイレベルのIL
が流れ、負荷用トランジスタ12及び13のいず
れか一方は完全に導通状態になり、導通状態にな
つた負荷用トランジスタ12又は13の一方にIL
の電流が流れ、出力電圧は更に低下する。
しかし平衡状態の時の負荷用トランジスタ12
及び13の於ける電圧降下は十分に小さいので、
回路の入出力伝達特性は、第4図に見られるよう
に対称性が極めて悪いものとなつている。
この入出力伝達特性の対称性を良好にする為に
は、IO=2IL即ちIL=1/2IOにすると良いのである
が、第2図の回路では不可能である。
その理由は、非平衡状態の時、不足の電流を入
力側外部回路からトランジスタ1のゲート・ダイ
オードを介して供給しなければならないが、この
電流の流入量は入力側外部回路の電流供給能力に
依存することに依る。
しかし、通常、入力側外部回路の電流供給能力
は小さいから、ゲート電流が流れ始めると入力電
圧は上昇せず、従つて、出力電圧を変化させるこ
とはできなくなる。また、この電流供給能力が十
分であるとしても(この場合には、IL=1/2IO
することも可能であるが)、今度は負荷用トラン
ジスタ12或いは13にILの電流が流れたときは
(IO−IL)なる電流がゲート・ダイオードを通つ
て入力側から流入し、ゲートに大電流を流すこと
になるので電極断線の原因になる。
そこで、従来は、IO>IL>1/2IO、に設定するこ
とに依り、ゲート電流が流れない入力電圧の範囲
で出力電圧を変化させているのである。
発明の目的 本発明は、前記のような電極断線や出力低下を
発生させることなく、前記入出力伝達特性の対称
性を改善する。
発明の実施例 第5図は本発明一実施例を表す要部回路図であ
り、第1図及び第2図に関して説明した部分と同
部分は同記号で指示してある。
図から明らかなように、本実施例では、第2図
に示す回路に於いて、負荷用トランジスタ12及
び13に並列にそれぞれダイオード15及び16
を接続した。尚、ダイオード15或いは16は大
電流を流す必要から、負荷用トランジスタ12或
いは13と同様にプレーナ形とする。
ダイオード15並びに16としては、それぞれ
二個のダイオードで構成されているが、これは、
必要に応じて個数を増減することができる。そし
て、ダイオード接続個数に依り出力の電圧振幅が
決定される。尚、ダイオード1個当たりの電圧は
約0.7〔V〕である。
ここで使用しているトランジスタの寸法及び特
性を例示すると、 ゲート長:1〔μm〕 ゲート幅:トランジスタ12,13が10〔μm〕 トランジスタ1,2が20〔μm〕 トランジスタ14が20〔μm〕 ピンチ・オフ電圧:−1〔V〕 である。この場合に於ける電流源用トランジスタ
14のゲート幅は20〔μm〕であり、負荷用トラン
ジスタ12,13のゲート幅は10〔μm〕であるか
ら、IO=2IL即ちIL=1/2IOである。
第5図の回路の負荷線は第6図に見られる通り
である。第6図では、縦軸に駆動用トランジスタ
のドレイン電流ID、横軸にドレイン・ソース間電
圧VDSを採つてあり、IVは駆動用トランジスタ1
及び2の電流・電圧特性、LTはトランジスタ1
2及び13の負荷線、LDはダイオード15及び
16の負荷線、LAは綜合負荷線をそれぞれ示し
ている。
第5図の回路に於ける入出力伝達特性を第7図
に線図として示してあり、Aは入力電圧と出力電
圧との関係を、そして、Bは入力電圧と出力電流
との関係をそれぞれ表し、A並びにBに於いて、
同じ記号は同じ意味をもつものとする。尚、第7
図で入力電圧とは、駆動用トランジスタ1のゲー
ト電圧、即ち、入力端子6に於ける電圧である。
また、第7図Aに於いては、対比の為、第2図の
回路に於ける入出力伝達特性を破線で介挿してあ
る。
第7図のAに於いて、VD1は駆動用トランジス
タ1のドレイン電圧、即ち、出力端子8に於ける
電圧である。また、VD2は駆動用トランジスタ2
のドレイン電圧、即ち、出力端子9に於ける電圧
である。更にまた、V15,16はダイオード15或い
は16の電圧降下である。
ここで、電圧VD1並びにVD2は、何れもハイ・
レベルである場合には、ドレイン側供給電圧VDD
と等しくなる。
ところで、第2図の回路に於ける入出力伝達特
性である破線の特性線との対比から明らかなよう
に、駆動用トランジスタ1のドレイン電圧VD1
び駆動用トランジスタ2のドレイン電圧VD2のロ
ー・レベルは本発明に依る場合の方が高くなつて
いる。
この理由は、ダイオード15,16を用いたこ
とに依る。即ち、第6図から明らかなように、電
流電圧特性IVと負荷線との交点が下限値となる
が、トランジスタ12及び13のみの負荷線LT
よりも、ダイオード15,16の負荷線LDの影
響を含めた綜合負荷線LAの方がダイオード15
及び16を入れた分だけロー・レベルは上昇して
いる。
第7図のBに於いて、ID1は駆動用トランジス
タ1のドレイン電流、ID2は駆動用トランジスタ
2のドレイン電流、IS1並びにIS2は駆動用トラン
ジスタ1のソース電流及び駆動用トランジスタ2
のソース電流、ID12は負荷用トランジスタ12の
ドレイン電流(飽和した場合:IL)、ID13は負荷用
トランジスタ13のドレイン電流(飽和した場
合:IL)、I15,16はダイオード15或いは16を流
れる電流である。尚、ドレイン電流ID1及びドレ
イン電流ID2の特性線と重なつている。
ここで、入力電圧が非平衡状態にあるとドレイ
ン電流ID1及びID2の何れか一方はハイ・レベルと
なり、電流源用トランジスタ14の飽和ドレイン
電流IOと等しくなる。そして、トランジスタ12
及び13のいずれか一方のトランジスタが完全に
導通になると、導通側の負荷用トランジスタには
電流ILが流れ、残り(IO−IL)はダイオードを流
れる。
また、平衡状態では、本実施例に於いてIL=1/
2IOであるから両方の負荷にそれぞれILの電流が
流れるとともに、ドレイン電流ID1及びID2もそれ
ぞれIL=1/2IOとなる。従つて、入出力伝達特性
は第7図に見られる通りとなり、上下の対称性は
極めて良好である。
第8図は負荷部分(片方のみ)のパターンを表
す要部平面図である。
図に於いて、TLは負荷用トランジスタ、TLG
は負荷用トランジスタのゲート電極、Dはダイオ
ード、SdはダイオードDのシヨツトキ電極、Od
はオーミツク電極をそれぞれ示している。
第9図は他の実施例の要部回路図であり、第5
図に関して説明した部分と同部分は同記号で指示
してある。
本実施例では、ダイオード15及び16にドレ
イン側供給電圧VDDの代わりに電圧VCを印加する
ようにしたものである。この電圧VCは、 VC=VL+VD で表され、VLは出力のロウ・レベル、VDはダイ
オード15或いは16の順方向電圧降下をそれぞ
れ示し、電圧VCを制御すれば第6図に示したダ
イオードの負荷線LDを左右にずらすことができ、
従つて、綜合負荷線も変わり、その結果、出力の
電圧振幅を任意に選択することができるものであ
る。
発明の効果 本発明に依る電流切り換え形論理回路に於いて
は、ソースが共通に接続された二つの電界効果型
駆動用トランジスタと、前記電界効果型駆動用ト
ランジスタのドレイン側に接続され、且つ、ソー
ス及びゲートが接続されたデイプレツシヨン型の
二つの電界効果型負荷用トランジスタと、前記電
界効果型駆動用トランジスタのソースに共通に接
続された電界効果型電流源用トランジスタと、前
記電界効果型負荷用トランジスタ及び前記電界効
果型駆動用トランジスタの接続点にカソード側が
接続されると共にアノード側が電源に接続された
ダイオードとを備えてなり、二つの前記電界効果
型負荷用トランジスタの飽和ドレイン電流の和が
前記電界効果型電流源用トランジスタの飽和ドレ
イン電流と略等しく設定されている。
前記構成を採ることに依り、ダイオードの作用
で出力の電圧振幅を変えるようにして入出力伝達
特性の対称性を良好にすることが可能である。具
体的には、従来の電界効果型トランジスタのみを
負荷としたCMLは、電流源用トランジスタの飽
和電流IOと負荷用トランジスタ一個分の飽和電流
ILとの間に IO>IL>1/2IO なる関係を維持しなければならず、従つて、入出
力伝達特性の対称性が悪かつたが、それと比較す
ると、電界効果型トランジスタとダイオードとを
並列にして負荷とする本発明の場合、負荷用トラ
ンジスタ一個分の飽和電流ILを1/2IOとして、容
易に入出力伝達特性の対称性を向上させることが
できる。しかも、それを実現するには、IL並びに
IOが共にデイプレツシヨン型電界効果トランジス
タの飽和電流であることから、ゲート幅比を2:
1とすることで容易に実現することができる。ま
た、抵抗とダイオードとを並列にして負荷とする
電流切り換え型論理回路と比較した場合、抵抗を
用いないから製造が簡単であると共に電圧利得が
高い旨の利点がある。更にまた、駆動用トランジ
スタのゲートには大きな電流が流れないので、例
えばゲート電極が断線する等の虞もない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例の要部回路図、第3
図は第2図に見られる回路の負荷線を説明する為
に線図、第4図は第2図に見られる回路の入出力
伝達特性を表す線図、第5図は本発明一実施例の
要部回路図、第6図は第5図に見られる実施例の
負荷線を説明する為の線図、第7図は本発明一実
施例の入出力伝達特性を表す線図、第8図は本発
明一実施例を具体的な装置とした場合に於ける負
荷部分の要部平面図、第9図は他の実施例の要部
回路図をそれぞれ表している。 図に於いて、1は入力用トランジスタ(駆動用
トランジスタ)、2は基準用トランジスタ(駆動
用トランジスタ)、6は入力端子、7は基準端子、
8並びに9は出力端子、10はドレイン側電源端
子、11はソース側電源端子、12並びに13は
負荷用トランジスタ、14は電流源用トランジス
タ、15及び16はダイオードである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ソースが共通に接続された二つの電界効果型
    駆動用トランジスタと、 前記電界効果型駆動用トランジスタのドレイン
    側に接続され、且つ、ソース及びゲートが接続さ
    れたデイプレツシヨン型の二つの電界効果型負荷
    用トランジスタと、 前記電界効果型駆動用トランジスタのソースに
    共通に接続された電界効果型電流源用トランジス
    タと、 前記電界効果型負荷用トランジスタ及び前記電
    界効果型駆動用トランジスタの接続点にカソード
    側が接続されると共にアノード側が電源に接続さ
    れたダイオードと、 を備えてなり、 二つの前記電界効果型負荷用トランジスタの飽
    和ドレイン電流の和が前記電界効果型電流源用ト
    ランジスタの飽和ドレイン電流と略等しく設定さ
    れてなること、 を特徴とする電流切り換え型論理回路。
JP57211130A 1982-11-30 1982-11-30 電流切り換え型論理回路 Granted JPS59100626A (ja)

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JPS59100626A JPS59100626A (ja) 1984-06-09
JPH0522410B2 true JPH0522410B2 (ja) 1993-03-29

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JPS59100626A (ja) 1984-06-09

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