JPS63131720A - 可変遅延回路 - Google Patents

可変遅延回路

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Publication number
JPS63131720A
JPS63131720A JP61278116A JP27811686A JPS63131720A JP S63131720 A JPS63131720 A JP S63131720A JP 61278116 A JP61278116 A JP 61278116A JP 27811686 A JP27811686 A JP 27811686A JP S63131720 A JPS63131720 A JP S63131720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
base
capacitance
potential
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61278116A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kawai
正昭 河合
Izumi Amamiya
雨宮 泉美
Hiroo Kitasagami
北相模 博夫
Kimitada Yoshino
吉野 公唯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP61278116A priority Critical patent/JPS63131720A/ja
Publication of JPS63131720A publication Critical patent/JPS63131720A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要〕 本願は、高速ディジタル回路において回路遅延時間を可
変にするため、差動増幅器のトランジスタ対のコレクタ
側にベース接地回路を設け、このベース接地回路のベー
ス電位を可変したものであ〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変遅延回路に関し、特にディジタル信号を
入力としてその遅延時間を可変にする回路に関するもの
である。
LSI等の集積化ディジタル回路の高速化に伴い集積回
路内でのタイミング調整を行うために簡単な可変遅延回
路が要求される。
例えば、第5図に示す如く、2つの信号■及び■をそれ
ぞれ処理回路50及び51で処理した後、遅延素子52
の存在により遅延された信号■と処理回路51から出力
された信号■とを処理回路53で同時に処理するため、
遅延素子52による遅延時間に対応した可変遅延回路5
4が必要となる。
この場合、遅延回路が可変でなければならないのは、高
速のディジタル処理を行うためには、固定した遅延回路
では僅かな遅延誤差も後続の処理回路53での動作エラ
ーに繋がってしまうからである。
〔従来の技術〕
このような可変遅延回路としては、第6図に示すような
抵抗RとコンデンサCから成る周知のものが従来から用
いられており、この遅延回路では、抵抗Rの抵抗値及び
コンデンサCの容量の両方又はこれらのいずれかを変化
させることによりRC時定数を変化させ、第7図(a)
に示すステップ状の入力信号Vinに対して第7図(b
)に示す出力信号Voutが可変の遅延時間tpdを与
えるものである。尚、この遅延時間t□は人力信号Vi
nの立ち上がり時点から信号Vinの中間値まで立ち上
がった時点までの時間を指している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来の可変遅延回路では、抵抗値又は容量値
を変化する構成を採っていたので、かかる回路構造を集
積回路内に組み込むことは極めて困難であった。
従って、本発明の目的は、集積回路形成後においても可
変の遅延時間を与えることのできる可変遅延回路を実現
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は上記の目的を達成するための本発明に係る可変
遅延回路を原理的に示した図で、1はディジタル信号を
入力する差動対トランジスタ、そして2は差動対トラン
ジスタ1のコレクタ側に設けられ、可変ベース電位をを
するベース接地回路である。
〔作   用〕
第1図において、ベース接地回路2のベース電位を例え
ば上下することにより、差動対トランジスタ1のエミッ
ターコレクタ間の電位差を変え、差動対のスイッチング
速度を制御して種々の回路遅延時間を得ることができる
これを第2図に示した回路図により説明する。
まず、差動対トランジスタ1の一方のトランジスタTr
+のベース−コレクタ間容WkヲCmc+ 、ベース接
地回路2のトランジスタTrzのベース−コレクタ間容
量をCmcz 、トランジスタTr、のエミッタ抵抗を
R1、そしてこれら差動対トランジスタの負荷抵抗をR
1更にこの可変遅延回路の次段回路の負荷抵抗をRL、
負荷容量をCLとする。
トランジスタTr、のベース電位V、を下げるとトラン
ジスタT r 1のベース−コレクタ間電位差が小さく
なり、また、トランジスタ’rrzのベース−コレクタ
間電位差は太き(なるので、 i)トランジスタTr+の容量C*c+が大きくなり差
動対トランジスタ1のスイッチング時間は遅くなる。即
ち、ベース電位V、の変化に伴う容量C1c1 の変化
量はそのままスイッチング時間に影響する。
11)一方、ベース電位v1の変化に伴いトランジスタ
Tr2の容量Cmczは小さくなるが、この容ICIC
2の変化量に対しては負荷容it c tが通常十分に
大きい(CLは次段の図示しないトランジスタのコレク
ターベース間容量子ベース−エミッタ間容量に相当する
)ので容量ClIC!の変化量は出力波形の立ち上がり
時間及び立ち下がり時間に影響しない。
逆に、トランジスタTrtのベース電位V、を上げると
上記と逆の作用を呈し、差動対トランジスタ1のスイッ
チング時間は速くなるが、出力波形の立ち上がり時間及
び立ち下がり時間は変化しない。
このように、差動対トランジスタlのスイッチング時間
はほとんど容量C,c、と抵抗Rtz(一定)によって
支配され、その変化は、そのまま回路遅延時間の変化と
なって現れるので、ベース電位■、の上下可変にするこ
とにより回路遅延時間を変化させることができる。
即ち、第3図に示す如く、ベース電位V、を上げれば、
出力波形に影響を与えることなく回路遅延時間を短くで
き、ベース電位V、を下げれば回路遅延時間を長くする
ことができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の可変遅延回路の実施例を説明する。
第4図に示した本発明の可変遅延回路の一実施例は本発
明回路をE C′L (E+m1tter Coupl
ed LogiC)回路に組み込んだところを示してお
り、第1図に示した差動対トランジスタ1のベース入力
はトランジスタQl及びC2のエミッタから得ている。
そして、第2図に示した負荷抵抗Rt、負荷容量をC4
を与えるものとしてベース接地回路2のトランジスタの
各コレクタにベースが接続されたトランジスタQ3及び
C4が用いられ、出力信号はトランジスタQ3及びC4
のエミッタから得ている。
このECLゲート回路においては、点線で示したように
トランジスタQl−Q4、差動対トランジスタl、及び
負荷抵抗Rで固定遅延回路を構成しており、この場合の
固定遅延時間は差動対トランジスタl及びトランジスタ
Ql−Q4の各ベースーエミッタ間容量及び差動対トラ
ンジスタの動作遅れによるものである。
次に第4回の実施例の動作を説明する。
差動電圧Vinを発生するため2つの入力信号V in
l とVin2をそれぞれトランジスタQ1及びC2に
入力しエミッタフォロア出力としてほぼ同し電圧Vin
を差動対トランジスタ1の各ベースに同時に入力する。
差動対トランジスタ1では入力電圧の差電圧をコレクタ
間に出力するが、ベース接地回路2はこのコレクタ間電
圧とベース電圧■、との関係で動作するため第3図に示
したように遅延時間幅t。
をもってベース接地回路2のコレクタ間に電圧を発生す
る。このコレクタ間電圧はベース接地回路2が不飽和状
態にあっても差動対トランジスタ1の下方の電流源(図
示せず)によるft流制御によりベース接地回路2が無
い場合とほぼ同一の電圧が得られる。
この電圧はやはりECLゲート回路を構成するトランジ
スタQ3及びC4を介して出力端子に同時にVoutと
して出力されることになる。
尚、上記の説明では、差動対トランジスタ1及びベース
接地回路2をトランジスタ対による回路として説明した
が、これは本発明の可変遅延回路がLS1回路において
使用される場合に、その動作速度と安定性の観点から好
ましいからであり、また、回路2にトランジスタを使用
したのは、差動対トランジスタ1と次段回路との緩衝手
段として機能させ差動対トランジスタlの入出力特性を
変えずに遅延調整可能にさせるためである。
また、ベース電圧V、の可変範囲は、出力波形の振幅と
差動対トランジスタ1のベース電位とによってトランジ
スタTr+、Trzが飽和しない範囲に制限される。
〔発明の効果〕
このように、本発明の可変遅延回路によれば、ディジタ
ル信号を入力する差動対トランジスタのコレクタ側に可
変ベース電位を有するベース接地回路を設けたので、集
積回路を形成した後でも、応答波形を劣化させることな
く安定して正確に遅延時間を種々変化させることが可能
になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る可変遅延回路を示す原理回路図、 第2図は本発明の可変遅延回路の動作原理を説明するた
めの回路図、 第3図(a)及び(b)は本発明の可変遅延回路におけ
る応答波形図、 第4図は本発明の可変遅延回路をECLゲー1−回路に
用いたの一実施例を示す回路図、第5図は可変遅延回路
が必要とされる一般的な高速ディジタル回路構成を示す
ブロック図、第6図は従来の可変遅延回路を示す回路図
、第7図(a)及び(b)は第6図の回路の応答波形を
示す図、である。 第1図において、 1は差動対トランジスタ、 2はベース接地回路、をそれぞれ示す。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 特 許出願人  富 士 通 株式会社代理人弁理士 
 森 1)寛 (外1名)ホ全ε月の動′1¥沖f里吉
見明口 第2図 ホを朗の一実力皮イ列を示す図 、、、、R 従求のJ跋回路を示を図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル信号を入力する差動対トランジスタ(1)と
    、 該差動対トランジスタ(1)のコレクタ側に設けられ、
    可変ベース電位を有するベース接地回路(2)と、 を備えたことを特徴とする可変遅延回路。
JP61278116A 1986-11-21 1986-11-21 可変遅延回路 Pending JPS63131720A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61278116A JPS63131720A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 可変遅延回路

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JP61278116A JPS63131720A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 可変遅延回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63131720A true JPS63131720A (ja) 1988-06-03

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ID=17592840

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JP61278116A Pending JPS63131720A (ja) 1986-11-21 1986-11-21 可変遅延回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0452776A2 (en) * 1990-04-16 1991-10-23 Brooktree Corporation A delay line providing an adjustable delay
US5066877A (en) * 1989-01-19 1991-11-19 Fujitsu Limited Data delay circuit and clock extraction circuit using the same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754429A (ja) * 1980-09-18 1982-03-31 Nec Corp Ronrikairo
JPS59100626A (ja) * 1982-11-30 1984-06-09 Fujitsu Ltd 電流切り換え型論理回路

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