JPH0645881A - 電流切換論理回路 - Google Patents

電流切換論理回路

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JPH0645881A
JPH0645881A JP4198174A JP19817492A JPH0645881A JP H0645881 A JPH0645881 A JP H0645881A JP 4198174 A JP4198174 A JP 4198174A JP 19817492 A JP19817492 A JP 19817492A JP H0645881 A JPH0645881 A JP H0645881A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
switch
output
current
switching logic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4198174A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tada
弘行 多田
Kenji Sato
賢志 佐藤
Toshiya Matsuhashi
敏也 松橋
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NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路規模を小さくした電流切換論理回路を提
供すること。 【構成】 本電流切換論理回路は、差動回路1と、定電
流回路3と、制御回路5とからなる。差動回路1は、2
つのトランジスタQa ,Qb のエミッタを共通接続し、
各ベースに信号を入力し、各コレクタから出力信号を取
り出す。制御回路5は、差動回路1のトランジスタ
a ,Qb のベース電位を一定のスレッシュレベルに設
定する設定手段、差動回路1から出力される出力信号の
どちらか一方を固定する固定手段からなる。制御回路5
は、設定手段に2つのスイッチSW12,SW22を設け、
固定手段に2つのスイッチSW11,SW21を設け、かつ
設定手段の一方のスイッチSW12と固定手段の一方のス
イッチSW22とを連動させ、設定手段の他方のスイッチ
SW21と固定手段の他方のスイッチSW12とを連動させ
ている。定電流回路3は差動回路1および制御回路5に
流れる電流を一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流切換論理回路に係わ
り、特に高速パルス整形回路あるいは高速論理回路に適
用できる電流切換論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電流切換論理回路は、例えば高
速パルス整形回路あるいは高速論理回路に適用できるた
め、従前より各種のデジタル回路に使用されている。
【0003】図2は、従来の電流切換論理回路の一構成
例を示す回路図である。図2に示す従来の電流切換論理
回路は、差動回路101と、定電流回路103とからな
る。差動回路101は、次のように構成されている。二
つのトランジスタQX ,Qyのエミッタが共通接続さ
れ、各トランジスタQX ,Qy のコレクタが出力端子T
ox,Toyに接続され、かつ各トランジスタQX ,Qy
ベースが入力端子Tix,Tiyに接続されている。また、
差動回路101の各トランジスタQX ,Qy のエミッタ
は、定電流回路103を介して電源端子Tzに接続され
ている。また、各出力端子Tox,Toyは、抵抗107,
109をそれぞれ介して接地電位に接続されている。
【0004】上述した電流切換論理回路に動作について
説明する。エミッタ結合型論理回路(ECL)レベル入
力信号が入力端子Tixを介してトランジスタQX に入力
すると、入力端子Tixに印加された入力信号の逆位相の
出力信号を出力端子Toxから取り出すことができる。ま
た、入力端子Tixに入力された信号とは逆位相の入力信
号を入力端子Tiyを介してトランジスタQy に入力する
と、入力端子Tixに印加された入力信号の逆位相の出力
信号を出力端子Toyから取り出すことができる。逆に言
えば、入力端子Tixに入力された信号と同位相の出力信
号が得られることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電流切換論理回
路では、2つのトランジスタに入力した入力信号の逆位
相の信号が必ず出力される。そのため、電流切換論理回
路の両方の出力端子に次段回路を接続した場合に、次段
回路の入力信号を制御するためには、新たに制御回路を
設けなければならず、回路規模が増大するという問題が
あった。
【0006】本発明は、上述した欠点を解消し、回路規
模を小さくした電流切換論理回路を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明の電流切換論理回路は、2つのトランジスタ
をエミッタを共通接続し、各ベースに信号を入力し、か
つ各コレクタから出力信号を取り出す構成の差動回路
と、差動回路の各トランジスタのベース電位を一定のス
レッシュレベルに設定する設定手段、および差動回路か
ら出力される出力信号のどちらか一方を固定する固定手
段からなる制御回路と、差動回路および制御回路に流れ
る電流を一定にする定電流回路とを備えた電流切換論理
回路であって、制御回路は、設定手段に2つのスイッチ
を設け、固定手段に2つのスイッチを設け、かつ設定手
段の一方のスイッチと固定手段の一方のスイッチとを連
動するとともに、設定手段の他方のスイッチと固定手段
の他方のスイッチとを連動して切り換え可能として構成
されたことを特徴とするものである。
【0008】ここで、設定手段は、差動回路の2つのト
ランジスタのベース電位を一定のスレッシュレベルに設
定できる2つの抵抗およびスイッチからなり、かつ固定
手段は、2つのスイッチおよびトランジスタから構成し
た回路から構成すればよい。
【0009】したがって、本発明では、設定手段の一方
のスイッチと、固定手段の一方のスイッチをオンとし、
設定手段の他方のスイッチと、固定手段の他方のスイッ
チをオフとしておくと、差動回路の他方のトランジスタ
は不動作となり、一方のトランジスタのみが動作するこ
とになる。そこで、差動回路の他方のトランジスタの不
動作となっている分の電流を固定手段のトランジスタに
流し、差動回路の一方のトランジスタと対にさせるよう
にする。
【0010】また、設定手段の一方のスイッチと、固定
手段の一方のスイッチをオフとし、設定手段の他方のス
イッチと、固定手段の他方のスイッチをオンとた場合
は、差動回路の一方のトランジスタは不動作となり、他
方のトランジスタのみが動作することになる。そこで、
差動回路の一方のトランジスタの不動作となっている分
の電流を固定手段のトランジスタに流し、差動回路の他
方のトランジスタと対にさせるようにする。これによ
り、任意に出力電流を切り換えることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は、本発明の電流切換論理回路の実施
例を示す回路図である。
【0013】図1に示す電流切換論理回路は、差動回路
1と、定電流回路3と、制御回路5とからなる。
【0014】ここで、差動回路1は、次のように構成さ
れている。二つのトランジスタQa,Qb のエミッタが
共通接続され、各トランジスタQa ,Qb のコレクタが
出力端子Toa,Tobに接続され、かつ各トランジスタQ
a ,Qb のベースがコンデンサCa ,Cb をそれぞれ介
して入力端子Ti に接続されている。また、差動回路1
01の各トランジスタQa ,Qb のエミッタは、定電流
回路3を介して電源端子Tcに接続されている。また、
各出力端子Toa,Tobは、抵抗7,9をそれぞれ介して
接地電位に接続されている。
【0015】また、上述した制御回路5は、4つのスイ
ッチSW11,SW12、SW21,SW 22と、抵抗R11〜R
15、R21〜R25と、トランジスタQ11,Q21とを備え、
差動回路1のトランジスタQa 、Qb のベース電位を一
定のスレッシュホールドレベルに設定できるとともに、
出力信号の内のいずれか一方を固定する制御を行うこと
ができ、次のように構成されている。すなわち、トラン
ジスタQ11のベースは、抵抗R11を介して端子T11に接
続され、スイッチSW11・抵抗R12を介して接地されて
いる。トランジスタQ11のコレクタは抵抗R13を介して
接地され、そのエミッタはトランジスタQa,b のエミ
ッタに接続されている。また、トランジスタQa のベー
スは抵抗R14を介して端子T12に接続され、かつスイッ
チSW12・抵抗R15を介して接地されている。一方、ト
ランジスタQ21のベースは、抵抗R21を介して端子T21
に接続され、スイッチSW21・抵抗R22を介して接地さ
れている。トランジスタQ21のコレクタは抵抗R23を介
して接地され、そのエミッタはトランジスタQa,b
エミッタに接続されている。また、トランジスタQ b
ベースは抵抗R24を介して端子T22に接続され、かつス
イッチSW22・抵抗R25を介して接地されている。な
お、スイッチSW11、SW22は連動しており、同様にス
イッチSW12,SW21も連動している。また、端子
11、T12、T21、T22は外部制御端子として利用でき
る。
【0016】このような実施例の作用を説明する。
【0017】〔動作例1〕
【0018】スイッチSW11,SW22をオンとし、スイ
ッチSW12,SW21をオフとした場合について説明す
る。
【0019】ECLレベル信号が入力端子Ti に入力さ
れると、スイッチSW12がオフのため、トランジスタQ
a はオフ状態にあり、出力端子Toaの出力信号は“H”
レベルとなる。また、スイッチSW22がオンのため、ト
ランジスタQb のベース電位は抵抗R25により一定のス
レッシュホールドレベルまで引き上げられており、カッ
プリングコンデンサCb により直流分がカットされたE
CLレベルの信号の逆位相の信号が出力端子Tobに出力
される。このとき、スイッチSW11がオン状態であり、
トランジスタQb のコレクタ電流と逆位相の電流がトラ
ンジスタQ11のコレクタに流れるように定電流回路3が
働き、出力端子Toaが“H”レベルに固定される。
【0020】このように上述した状態にスイッチS
11、SW22を設定すると、入力端子T i にECLレベ
ルの信号が入力されると、出力端子Toaには“H”レベ
ルの信号が、出力端子Tobには前記入力信号と逆位相の
信号が出力されることになる。
【0021】〔動作例2〕
【0022】スイッチSW21,SW12をオンとし、スイ
ッチSW11,SW22をオフとした場合について説明す
る。
【0023】ECLレベル信号が入力端子Ti に入力さ
れると、スイッチSW22がオフのため、トランジスタQ
b はオフ状態にあり、出力端子Tobの出力信号は“H”
レベルとなる。また、スイッチSW12がオンのため、ト
ランジスタQa のベース電位は抵抗R15により一定のス
レッシュホールドレベルまで引き上げられており、カッ
プリングコンデンサCa により直流分がカットされたE
CLレベルの信号の逆位相の信号が出力端子Toaに出力
される。このとき、スイッチSW21がオン状態であり、
トランジスタQa のコレクタ電流と逆位相の電流がトラ
ンジスタQ21のコレクタに流れるように定電流回路3が
働き、出力端子Tobが“H”レベルに固定される。
【0024】このように上述した状態にスイッチS
21、SW12を設定すると、入力端子T i にECLレベ
ルの信号が入力されると、出力端子Tobには“H”レベ
ルの信号が、出力端子Toaには前記入力信号と逆位相の
信号が出力されることになる。
【0025】上述した実施例は、制御回路5内の4つの
スイッチSW11,SW12,SW21,SW22により差動回
路3の出力電流を切り換えることにより、任意に出力信
号の出力を制御することができることになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御回路内の4つのスイッチにより差動回路の出力電流を
切り換えることにより、任意に出力信号の出力を制御す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電流切換論理回路の実施例を示す回路
図である。
【図2】従来の電流切換論理回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 差動回路 3 定電流回路 5 制御回路 Ti 入力端子 Toa、Tob 出力端子 Tc 電源端子 SW11、SW12、SW21、SW22 スイッチ Qa 、Qb 、Q11、Q12、Q21 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松橋 敏也 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮 城日本電気株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのトランジスタのエミッタを共通接
    続し、各ベースに信号を入力し、かつ各コレクタから出
    力信号を取り出す構成の差動回路と、 前記差動回路の各トランジスタのベース電位を一定のス
    レッシュレベルに設定する設定手段、および前記差動回
    路から出力される出力信号のどちらか一方を固定する固
    定手段からなる制御回路と、 前記差動回路および制御回路に流れる電流を一定にする
    定電流回路とを備えた電流切換論理回路であって、 前記制御回路は、設定手段に2つのスイッチを設け、固
    定手段に2つのスイッチを設け、かつ設定手段の一方の
    スイッチと固定手段の一方のスイッチとを連動するとと
    もに、設定手段の他方のスイッチと固定手段の他方のス
    イッチとを連動して切り換え可能として構成されたこと
    を特徴とする電流切換論理回路。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、前記差動回路の2つの
    トランジスタのベース電位を一定のスレッシュレベルに
    設定できる2つの抵抗およびスイッチからなり、かつ固
    定手段は、2つのスイッチおよびトランジスタから構成
    した回路からなることを特徴とする請求項1記載の電流
    切換論理回路。
JP4198174A 1992-07-24 1992-07-24 電流切換論理回路 Pending JPH0645881A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180120717A (ko) 2016-03-31 2018-11-06 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 전자 강판 및 그의 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180120717A (ko) 2016-03-31 2018-11-06 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 전자 강판 및 그의 제조 방법

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