JPS592202B2 - 差動増幅回路 - Google Patents

差動増幅回路

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JPS592202B2
JPS592202B2 JP52013581A JP1358177A JPS592202B2 JP S592202 B2 JPS592202 B2 JP S592202B2 JP 52013581 A JP52013581 A JP 52013581A JP 1358177 A JP1358177 A JP 1358177A JP S592202 B2 JPS592202 B2 JP S592202B2
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transistor
transistors
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differential amplifier
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JP52013581A
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JPS5398762A (en
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正 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、二つの互いに逆相の信号を感度よく増幅する
差動増幅回路に関するものである。
MIS形半導体集積回路に於ては、二つの互いに逆相の
信号(一方が゛H1+レベルならば他方は′“L 1ル
ベル)を増幅する回路がよく使用されるが、“H′′と
°“L″の電圧差が小さい場合、感度よく増幅すること
が困難であった。
特に°“L I+レベルの電圧が高い場合、第1図に示
す最も基本的なインバータでは、入力の“L +9レベ
ルがトランジスタQ2のVTRより高い場合、該トラン
ジスタQ2が導通状態になってしまうため、このインバ
ータを基本とする増幅回路の実現は困難であった。
このため、従来第2図に示すような回路が提案されてい
た。
この従来の回路の動作原理を第3図にもとづいて説明す
る。
第3図は第2図のトランジスタQ3゜Q4よりなるイン
バータINV−1と、トランジスタQ5.Q6よりなる
インパークINV−2の入出力伝達特性を、八人力が゛
H1ルベル、B入力が71 L 9ルベルの場合につい
て重ね合わせたものである。
C点の電圧V (c)をINV−2の入力電圧、D点の
電圧V(d)を出力電圧と考えると、インバータINV
−2の入出力伝達特性は曲線aのようになる。
すなわちこの時上述したようにB点は“L 11である
ので、V(c)がトランジスタQ6のVTR以下であり
、該トランジスタQ6がオフの時でも、■(d)の出力
電圧はB点の電圧からトランジスタQ5のVTRを引い
た低い電圧になる。
全く同様に、V (d)をインバータINV−1の入力
電圧、■(c)を出力電圧と考えた場合が曲線すである
この時、A点はH′′であるので、トランジスタQ3は
オンとなり、V(c)の出力電圧は高い電圧になる。
ところで、二つのインバータは互いに入出力を接続して
いるので、この場合の動作点は曲線aとbの交点pにな
る。
従って、この場合はC点が71 H11,1)点が“L
nで安定な状態になる。
B点の“L 1ルベルがかなり高い時でも、曲線aとb
の交点が一つしかない限り動作は安定である。
以上とは逆に、A点が“L”、B点がH″の場合には全
く逆の関係で、C点がL”、D点がH″で安定状態にな
る。
このように、この従来の回路は入力信号を電源側のトラ
ンジスタのゲートに印加して、フリップフロップのバラ
ンスをくずして、セット・リセットを行なう構成になっ
ており、入力の“L I+レベルとトランジスタのVT
Rとの直接的なかかわりがないため、“L nレベルが
VTHより高くても安定に動作するという利点を持って
いる。
しかしながら、この従来の回路は入力が変化した時の応
答速度が遅いという大きな欠点を有している。
この事情を第2図及び第4図にもとづいて説明する。
今、最初にB点が°“HII、A点が“L″であるとす
ると、D点は“H”、C点は“L ?+になっている。
この状態から、徐々にB点が“L +1にA点が“Hl
lに変化するとする。
A点が、H9+になるにつれ、トランジスタQ3の抵抗
は小さくなり、トランジスタQ3とC4の抵抗の比で決
まるC点の電圧は徐々に上昇する。
一方、B点が“L +1になると、D点の電圧は直流的
には下がり得るが、実際には、それまでの“H11電圧
が寄生容量C1に蓄えられているため、C点の電圧がト
ランジスタQ6のVTRより低い間は、以前の“′H″
電圧を保ったままである。
A点の電圧が更に高くなり、C点の電圧がトランジスタ
Q6のVTHより高くなると、該トランジスタQ6がオ
ンするためC1の電荷がようやく放電しフィードバック
がかかり、急速にC点は“H2+に、D点はパL′″に
なる。
このように、この回路は一方の入力が°“L ttから
“Hllに変化する速度で応答速度が決定されてしまい
、他方の信号が°“Hnから°“L 97へ変化するこ
とは何ら利用されていないため、応答速度が遅い。
更に、A点あるいはB点が“Hllの時、C点あるいは
D点の電圧が確実にトランジスタQ6あるいはC4のV
TRより高くなるようにするため、入力トランジスタQ
3.Q5の寸法を大きくする必要があり、そのためA点
、B点の入力容量が増大するので、更に速度が遅くなる
このように、この従来の回路は直流動作は極めて安定で
あるが、応答速度が遅いという欠点を持っていた。
本発明は、このような従来の回路の欠点を改良し、直流
動作は安定で、かつ応答速度の速い差動増幅回路を提係
することを目的としている。
即ち本発明は、そのそれぞれに入力信号が相互に逆相で
入力される第1、第2のインバータにより構成された差
動増幅回路において、各インバータの入力トランジスタ
に、該入力トランジスタのゲートに印加される入力と逆
相の入力がそのゲートに印加されるトランジスタを直列
接続し、それらの両トランジスタのソース、ドレイン間
の過渡時の抵抗変化が逆方向になるようにしたものであ
る。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第5図にこの発明による回路図を示す。
本発明は入力信号が接続されるトランジスタQ7.Q1
0と、それらのトランジスタQ7.Q10と直列に接続
され、該トランジスタQ7.Q10のそれぞれに入力さ
れる信号とは逆相の信号がゲートに接続されるトランジ
スタQ8 、Ql 1と、さらにそれらに直列に接続さ
れ、互いにたすきかけに接続されたトランジスタQ9.
C12より構成されいいる。
本実施例の特長は、従来の回路の欠点を克服するため、
トランジスタQ8.Qllを設け、そのゲートに入力ト
ランジスタQ7.QIOに接続される入力信号とは逆相
の信号を接続した点にある。
次に動作原理を第6図、第7図にもとづいて説明する。
最初E点が“L”、F点が“H′′の時のトランジスタ
Q7.QB、Q9からなるインバータINV−1と、ト
ランジスタQl O、Ql 1 、Ql 2からなるイ
ンバータINV−2の入出力伝達特性を重ね合せた図を
第6図に示す。
従来の回路の動作原理と同様に、この場合の安定点は二
曲線の交点Hになる。
従って、C点が’L”、H点が“H”で安定になる。
この場合、トランジスタQ11のゲート電圧は“L ?
1であるので、該トランジスタQ11の抵抗は大きくな
るため、H点の電圧は従来の回路よりも大幅に高くなる
このため、曲線c、dのR点以外での近接度は、第3図
の従来の場合の曲線a、bよりも小さく、安定点Rは従
来の回路よりも、一層安定化される。
この状態から徐々にE点が″“Hllに、F点が“L
nになるとする。
F点はトランジスタQ8のゲートに接続されているため
、F点が“L′”になるにつれ該トランジスタQ8の抵
抗は大きくなる。
また同時に、E点の電圧が上昇するためトランジスタQ
7の抵抗は小さくなる。
このように電源側のトランジスタの抵抗と接地側のトラ
ンジスタの抵抗が互いに逆方向に変化するため、両者の
抵抗の比で決定されるG点の電圧は、電源側のトランジ
スタの抵抗のみを変化させていた従来の回路に比較して
、非常に速く“Hllになる。
更に、電源側のトランジスタと接地側のトランジスタの
比も従来の回路よりも小さくできるので、トランジスタ
Q?、Q10の寸法を小さくでき、E、Fの入力容量も
小さくなるので、入力信号の変化が速くなり、更に速度
は速くなる。
第7図に示したように、G点の電圧が高くなり、トラン
ジスタQ12のVTHよりも高くなると、該トランジス
タQ12がオンするため、寄生容量に保たれていたH点
の“Hn電位は放電され、H点は“L +1になる。
H点が“L l+になると、トランジスタQ9がオフす
゛るため、G点は急速に“Huになって、G点が“H”
、H点が“L +1で安定状態になる。
以上のようにこの発明では各インバータにおいて、互い
に相反する入力信号を入力する入力トランジスタと直列
に互いに他のインバータの入力信号を入力するトランジ
スタを挿入し、入力反転時に上記各々のトランジスタの
抵抗変化が互いに逆方向になるように構成したので、直
流動作は安定で、且つ応答速度の速い差動増幅回路が実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の基本的なインバータを示す回路図、第2
図は従来の差動増幅回路の一例を示す回路図、第3図、
第4図は従来の差動増幅回路の動作を説明するための図
、第5図は本発明の差動増幅回路の一実施例を示す回路
図、第6図、第7図は本発明の差動増幅回路の動作を説
明するための図である。 Q7・・・・・・第1のトランジスタ、Q8・・・・・
・第2のトランジスタ、Q9・・・・・・第3のトラン
ジスタ、QIO・・・・・・第4あトランジスタ、Ql
l・・・・・・第5のトランジスタ、Q12・・−1・
・第6のトランジスタ、G、H・・・・・・接続点、E
、F・・−・・入力信号端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ第1電位点と第2電位点との間に直列に接
    続された第1、第2、第3のトランジスタ、第4、第5
    、第6のトランジスタからなる第1、第2のインバータ
    により構成され上記各インバータには入力信号が相互に
    逆相で入力され該入力信号を増幅する差動増幅回路であ
    って、上記第1、第4のトランジスタのゲートにはそれ
    ぞれ上記正相、逆相入力が印加され、上記第2、第5の
    トランジスタのゲートにはそれぞれ該第2、第5のトラ
    ンジスタのソース、ドレイン間の過渡時の抵抗変化が上
    記第1、第4のトランジスタのソース、ドレイン間の過
    渡時の抵抗変化と逆方向になるよう逆相、正相入力が印
    加され、上記第3のトランジスタのゲートには上記第4
    と第5のトランジスタの接続点が接続され、上記第6の
    トランジスタのゲートには上記第1と第2のトランジス
    タの接続点が接続され、出力端子は上記両接続点のいず
    れかから取り出されていることを特徴とする差動増幅回
    路。 2 第2の電位点は接地電位であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の差動増幅回路。
JP52013581A 1977-02-09 1977-02-09 差動増幅回路 Expired JPS592202B2 (ja)

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JPS5398762A JPS5398762A (en) 1978-08-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10362380B2 (en) 2016-10-28 2019-07-23 Onkyo Corporation Headphone

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854723A (ja) * 1981-09-29 1983-03-31 Nec Corp 半導体回路
JPS58139506A (ja) * 1982-02-13 1983-08-18 Mitsubishi Electric Corp 差動増幅回路
US5986479A (en) * 1997-05-05 1999-11-16 National Semiconductor Corporation Fully switched, class-B, high speed current amplifier driver

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