JPH0732357B2 - 論理レベル設定回路 - Google Patents

論理レベル設定回路

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JPH0732357B2
JPH0732357B2 JP60178499A JP17849985A JPH0732357B2 JP H0732357 B2 JPH0732357 B2 JP H0732357B2 JP 60178499 A JP60178499 A JP 60178499A JP 17849985 A JP17849985 A JP 17849985A JP H0732357 B2 JPH0732357 B2 JP H0732357B2
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JP
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mirror circuit
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耕司 山崎
克治 木村
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,論理レベルの設定回路に関し,特に,直流バ
イアスを印加された論理出力を得る回路において,直流
バイアス及び論理出力振幅を独立に設定できる論理レベ
ル設定回路に関する。
〔従来の技術〕
従来,この種の回路は,第5図に示す様に,第1の定電
流源I61,第1のカレントミラー回路Q62,Q63,スイッチン
グ用トランジスタQ61,第1の出力抵抗R61,カップリング
コンデンサーC61,第2の定電流源I62,第2のカレントミ
ラー回路Q64,Q65,第2の出力抵抗R62より構成されてい
た。
第6図において,論理振幅VL(p-p)は,第1の定電流源I
61と第1の出力抵抗R61の値により決定され,直流バイ
アス電圧値VBは第2の定電流源I62と第2の出力抵抗R62
の値により決定される。すなわち, VL(p-p)=I61.R61 VB=I62.R62 となる。又,カップリングコンデンサーC61の値は第1
の出力抵抗R61の両端に発生した論理出力波形が大きく
変化することなく出力端子OUTに伝送されるべく充分に
大きな値である必要がある。すなわち,スイッチング用
トランジスタQ61のベースに接続された入力端子INに印
加される入力信号の周期に対しR61,R62,C61が決定する
時定数は充分に大きくしなければならない。特にページ
ング受信システムの様にデータ伝送速度が遅い場合には
C61の値を大きくしなくてはならないこが容易に予想で
きる。
ここで,C61の値を具体的な例で検討してみる。第5図及
び第6図において, T=10mS R61=10kΩ R62=10kΩ VL(p-p)=0.2v ΔV≦0.1・VL(p-p) とすると, となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のことより,従来例においては,容量の大きいコン
デンサーが必要となり,回路の集積化に対してはピン数
の増加と外付部品が必要となる欠点がある。
又,コンデンサーを通してデジタル信号を伝送するため
に,波形変化が必ず発生する欠点がある。
本発明の目的は,上述した欠点を除去した論理レベル設
定回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば,第1及び第2のトランジスタで構成さ
れる差動対と,該第1のトランジスタのベースに入力回
路を介して接続された入力端子と,前記第1及び第2の
トランジスタの共通エミッタに接続された第1の定電流
源と,駆動トランジスタと出力トランジスタとで構成さ
れ,該駆動トランジスタが前記第2のトランジスタのコ
レクタに接続された第1のカレントミラー回路と,前記
出力トランジスタの定電流出力に接続された出力端子
と,前記第1のトランジスタのコレクタに接続された第
2のカレントミラー回路と,該第2のカレントミラー回
路の出力に接続された第3のカレントミラー回路と,前
記出力端子に接続された出力バイアス設定用抵抗と,前
記出力端子に接続された出力バイアス設定用の第2の定
電流源とを有し,前記第3のカレントミラー回路の出力
が前記出力端子に接続されたことを特徴とする論理レベ
ル設定回路が得られる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図を参照すると,本発明の第1の実施例は,入力端
子IN,スイッチング用トランジスタQ11(入力回路),レ
ベルシフト用抵抗R11,R12,レベルシフト用定電流源I11,
バイアス用抵抗R13,バイアス用定電流源I12,電流切換用
差動対Q12,Q13(Q12は第1のトランジスタ,Q13は第2の
トランジスタ),論理振幅設定用定電流源I13,第1のカ
レントミラー回路Q15,Q19,第2のカレントミラー回路Q1
4,Q16,第3のカレントミラー回路Q17,Q18,出力バイアス
設定用定電流源I14,出力バイアス用抵抗R14,出力端子OU
Tを含む。なお,Q15,Q14,Q17をカレントミラー回路の駆
動トランジスタ,Q19,Q16,Q18をカレントミラー回路の出
力トランジスタと称す。
なお,各カレントミラー回路を構成している対のトラン
ジスタの特性は同一とし,全てのトランジスタのβ
FB(ベース接地電流増幅率)は1とする。
第1図において,Q12,Q13が構成する差動対の出力電流1
2,13は以下の様になる。
ここで,I13…定電流源I13の出力電流 V12…Q12のベースに印加される電圧 V13…Q13のベースに印加される電圧 VT=KT/q K…ボルツマン定数 T…絶対温度 q=電子の電荷 さらに全てのトランジスタのhFBは1であり,各カレン
トミラー回路を構成する対のトランジスタの特性は同一
であるから,I2=I6=I8,I3=I9となる。従ってQ19とQ18
のそれぞれのコレクタが接続された点より出力される電
流I10は以下の様になる。
ここで,(V12−V13)5VTであれば, I10I13・(−0.987) ∴I10≒−I13 となり,(V12−V13)−5VTであれば, I10I13・0.987 ∴I10≒I13 となる。
従って,入力信号がLowの時,すなわちQ11がOFFの時,
(V12−V13)5VT,入力信号がHighの時,すなわちQ11
がONの時,(V12−V13)−5VTとなる様に,R11,R12,I1
1を設定すると,入力信号がLowの時,I10≒−I13,入力信
号がHighの時I10≒I13となる。
出力電圧VOUTは VOUT=(I10+I14)・R14 ……(4) で示されるから,入力端子INに印加される入力信号に応
じて 入力信号がHighの時 VOUT≒(I13+I14)・R14 ……(5) 入力信号がLowの時 VOUT≒(−I13+I14)・R14 ……(6) となり,第2図に示される出力が出力端子OUTに得られ
る。
又,I13の設定とI14の設定は全く独立しており,出力波
形の直流バイアス電圧I14・R14と論理振幅I13・R14は全
く独立に設定することが可能となる。
又,出力電圧は第2図に示す様にQ19の飽和電圧VCES19
とQ18の飽和電圧VCES18を除いた広い設定範囲となる。
第3図を参照すると,本発明の第2の実施例では,出力
バイヤス設定用抵抗R14がVCCの電圧供給ラインと出力端
子OUTとの間に接続され,出力バイアス設定用定電流源I
14がアースと出力端子OUTとの間に接続される。このこ
とによって,本実施例では出力波形の平均値がVCCを基
準に設定される。
第4図を参照すると,本発明の第3の実施例は,差動対
の第1のトランジスタQ12のベースに接続される入力回
路としてスイッチング用トランジスタQ11の代りに反転
回路INVを用いたものである。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明は,電流切換用差動対とカレン
トミラー回路で構成された回路を出力端子に直接接続す
ると共に,直流バイアス設定用の定電流源及び抵抗も出
力端子に直接接続することにより,外付部品を必要とせ
ず,従って集積回路化においてピン数を低減できる。更
に本発明では,波形変化を生じることなく,出力波形の
直流バイアス電圧と論理振幅を独立に設定できるため,
任意の直流バイアス及び任意の論理振幅を容易に設定で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図,第2図は
第1の実施例における出力波形を示す図,第3図及び第
4図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す回路図,第5
図は従来例を示す回路図,第6図は従来例における出力
波形を示す図である。 IN……入力端子,OUT……出力端子,Q11……スイッチング
用トランジスタ,Q12,Q13……電流切換用差動対,Q15,Q19
……第1のカレントミラー回路,Q14,Q16……第2のカレ
ントミラー回路,Q17,Q18……第3のカレントミラー回
路,I11……レベルシフト用定電流源,I12……バイアス用
定電流源,I13……論理振幅設定用定電流源,I14……出力
バイアス設定用定電流源,R11,R12……レベルシフト用抵
抗,R13……バイアス用抵抗,R14……出力バイアス設定用
抵抗,INV……反転回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−86041(JP,A) 特開 昭55−44286(JP,A) 特開 昭61−69100(JP,A) 実開 昭54−105243(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号が与えられ第1及び第2のトラン
    ジスタからなる差動対と、前記第1及び第2のトランジ
    スタの共通エミッタに接続された第1の定電流源回路
    と、前記第1及び第2のトランジスタの一方のトランジ
    スタのコレクタに接続された第1のカレントミラー回路
    と、前記第1及び第2のトランジスタの他方のトランジ
    スタのコレクタに接続された第2のカレントミラー回路
    と、前記第1のカレントミラー回路及び第2のカレント
    ミラー回路の出力部に直列接続された第3のカレントミ
    ラー回路と、前記第1のカレントミラー回路の出力部と
    前記第3のカレントミラー回路との結合部に接続された
    第2の定電流源回路と、前記結合部に接続され、前記第
    2の定電流源回路で生成される定電流を用いて前記結合
    部から得られる出力信号のバイアス電圧値を設定すると
    共に前記第1の定電流源回路で生成される定電流を用い
    て前記出力信号の振幅値を設定する抵抗とを有すること
    を特徴とする論理レベル設定回路。
JP60178499A 1985-08-15 1985-08-15 論理レベル設定回路 Expired - Lifetime JPH0732357B2 (ja)

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JPS6239911A JPS6239911A (ja) 1987-02-20
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