JP2944255B2 - 論理回路 - Google Patents

論理回路

Info

Publication number
JP2944255B2
JP2944255B2 JP3129916A JP12991691A JP2944255B2 JP 2944255 B2 JP2944255 B2 JP 2944255B2 JP 3129916 A JP3129916 A JP 3129916A JP 12991691 A JP12991691 A JP 12991691A JP 2944255 B2 JP2944255 B2 JP 2944255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
input
output terminal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3129916A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04354417A (ja
Inventor
晋司 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3129916A priority Critical patent/JP2944255B2/ja
Publication of JPH04354417A publication Critical patent/JPH04354417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2944255B2 publication Critical patent/JP2944255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、バイポーラト
ランジスタ(Bi)とCMOS(相補型MOSトランジ
スタ)とで構成されるインバータ回路、ナンド回路(N
AND回路)、ノア回路(NOR回路)、排他的論理和
回路(ExOR回路)等の高速化を計ったBi−CMO
S論理回路等の論理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】論理回路として、例えばインバータ回路
は、バイポーラトランジスタあるいはMOSトランジス
タのみで構成された回路が知られているが、近年、高速
化及び低消費電力化を計るため、バイポーラトランジス
タとCMOSとを複合させた回路が種々提案されてい
る。この回路をBi−CMOS論理回路と呼んでいる。
その一例を、図2に示す。
【0003】図2は、従来のBi−CMOSインバータ
回路の構成例を示す回路図である。このインバータ回路
は、入力信号である入力電圧Vinを入力する入力端子
1を有し、その入力端子1には、入力回路10を介して
出力回路20が接続されている。
【0004】入力回路10は、入力電圧Vinを反転し
て相補的な第1及び第2のベース電流IB1,IB2を
出力する回路であり、Pチャネル型MOSトランジスタ
(以下、PMOSという)11、及びNチャネル型MO
Sトランジスタ(以下、NMOSという)12,13,
14からなるCMOSで構成されている。PMOS11
及びNMOS12は電源電圧VCC(例えば、5V)と
接地電位VSSとの間に直列接続され、それらのゲート
が入力端子1に共通接続されている。さらに、NMOS
13,14が出力端子2と接地電位VSSとの間に直列
接続され、それらのゲートが入力端子1に共通接続され
ている。
【0005】入力回路10の出力側に接続された出力回
路20は、第1及び第2のベース電流IB1,IB2を
増幅して、出力端子2に接続される負荷回路30の容量
を充放電する回路である。この出力回路20は、トーテ
ムポール型の回路であり、電源電圧VCCと出力端子2
との間に接続されたNPN型の第1のバイポーラトラン
ジスタ21と、出力端子2と接地電位VSSとの間に接
続されたNPN型の第2のバイポーラトランジスタ22
とで構成されている。図2中のVBは、バイポーラトラ
ンジスタ21のベース電圧である。
【0006】出力端子2に接続される負荷回路30は、
例えば抵抗31及び容量32より構成されている。
【0007】次に、動作を説明する。
【0008】まず、初期的に入力電圧Vinが論理
“L”、出力電圧Voutが論理“H”であるとする。
そして、入力電圧Vinが“L”→“H”になると、N
MOS12,13,14がオン状態となり、出力端子2
に接続された負荷回路30の電荷がNMOS13を通し
て引き出される。この電流は、NMOS14のドレイン
電流、及び第2のバイポーラトランジスタ22のベース
電流IB2として流れていく。ベース電流IB2は、第
2のバイポーラトランジスタ22を駆動し、該ベース電
流IB2のβ(エミッタ接地電流増幅率)倍の電流で負
荷回路30から急速に電荷を引き抜いていく。
【0009】出力電圧Voutが下がり、バイポーラト
ランジスタ22のベース・エミッタ間電圧Vbeまで下
がると、トランジスタ22が駆動できなくなってしまう
が、NMOS14が引き続きオン状態であるため、最終
的に出力電圧Voutはほぼ0Vとなる。
【0010】次に、入力電圧Vinが“H”→“L”に
なると、NMOS12,13,14及びバイポーラトラ
ンジスタ22が全てオフ状態になると共に、PMOS1
1がオン状態となる。PMOS11がオン状態となる
と、該PMOSのドレイン電流が第1のベース電流IB
1として第1のバイポーラトランジスタ21のベース側
へ流れる。このバイポーラトランジスタ21は、そのβ
倍の電流で負荷回路30内の容量32を充電する。
【0011】このように、Bi−CMOSインバータ回
路は、一般的なCMOSインバータの供給できる電流の
β倍の電流を制御できるため、高速動作に適している。
しかも、入力電圧Vinが入力されない待期時の消費電
流は、同一デイメンジョンを持つ一般的なCMOSイン
バータとほぼ同一になる。従って、このBi−CMOS
インバータ回路は、従来のようにバイポーラトランジス
タあるいはMOSトランジスタのみで構成されていた回
路の長所を維持しながら、それらの欠点を除去すること
ができる理想的な素子といえる。
【0012】ところが、図2のBi−CMOSインバー
タ回路では、出力電圧Voutが“H”になる時、バイ
ポーラトランジスタ21のベース・エミッタ間電圧Vb
eが存在するため、“H”の出力電圧VoutがVCC
−Vbeで止まってしまうという欠点がある。この欠点
を、図3に示す。
【0013】図3は、図2のBi−CMOSインバータ
回路におけるシミュレーションに基づく入出力特性図で
ある。この図に示すように、電源電圧VCC=5Vの
時、“H”の出力電圧Voutがほぼ4.4V付近で止
まっている。
【0014】この欠点を解決するため、従来の他のBi
−CMOSインバータ回路の回路図を示す図4では、バ
イポーラトランジスタ21のベース・エミッタ間にノー
マリオン型のPMOS23を接続している。
【0015】このBi−CMOSインバータ回路では、
PMOS23のベースが接地電位VSSに接続されてい
るため、抵抗として働く。そのため、出力電圧Vout
がVCC−Vbeまで上昇してバイポーラトランジスタ
21が動作不能となっても、PMOS23により、そこ
に電流IPが流れてチャージアップが続き、最終的には
“H”の出力電圧VoutがVCCの値となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図4の回路でも、次のような課題があった。
【0017】図5は、図4の回路のシミュレーションに
よる入出力特性図である。
【0018】図4の回路において、PMOS11がオン
状態となって第1のベース電流IB1が第1のバイポー
ラトランジスタ21のベースに供給される時、PMOS
23にも電流IPが流れ、該バイポーラトランジスタ2
1のベース電圧VBが下がり、該バイポーラトランジス
タ21の駆動能力が低下する。そのため、図4の回路で
は、出力電圧Voutがフルスイングするものの、イン
バータの入出力遅延という点で見ると、図2の回路より
も遅延特性が落ちており、該図2の回路より精度が低い
という問題があり、それを解決することが困難であっ
た。
【0019】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、遅延によって入出力特性が低下するという点に
ついて解決した論理回路を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、論理回路において、
出力端子を有し、入力信号によりオン,オフ動作して該
入力信号の論理をとり、その論理結果を該出力端子から
出力すると共にその論理結果に応じた逆位相の第1及び
第2の電流を出力する入力回路と、前記第1の電流を入
力する入力ノードを有し、前記入力回路の出力端子に接
続され、該入力ノードから入力される第1の電流を増幅
して該出力端子側を充電する第1の電流増幅手段と、前
記出力端子に接続され、前記第2の電流を増幅して前記
出力端子側を放電する第2の電流増幅手段と、前記第1
の電流増幅手段の入力ノードと前記出力端子との間に接
続されたスイッチ手段と、前記第1の電流によって前記
第1の電流増幅手段が駆動される時に前記入力信号を所
定時間遅らせて前記スイッチ手段をオン状態にする遅延
回路とを、備えている。
【0021】第2の発明は、論理回路において、出力端
子を有し、入力信号によりオン,オフ動作して該入力信
号の論理をとり、その論理結果を該出力端子から出力す
ると共にその論理結果に応じた逆位相の第1及び第2の
電流を出力するCMOS構成の入力回路と、前記入力回
路の出力端子に接続され、ベースから入力される前記第
1の電流を増幅して該出力端子側を充電する第1のバイ
ポーラトランジスタと、前記出力端子に接続され、前記
第2の電流を増幅して前記出力端子側を放電する第2の
バイポーラトランジスタと、前記第1のバイポーラトラ
ンジスタのベースと前記出力端子との間に接続されたM
OSトランジスタと、前記第1の電流によって前記第1
のバイポーラトランジスタが駆動される時に前記入力信
号を所定時間遅らせて前記MOSトランジスタをオン状
態にする遅延回路とを、備えている。
【0022】
【作用】本発明によれば、以上のように論理回路を構成
したので、例えば、入力信号が“H”→“L”となった
時、スイッチ手段(MOSトランジスタが所定時間オ
フ状態となる。その間、入力回路から出力される第1
流が全て第1の電流増幅手段(バイポーラトランジス
の駆動に用いられる。そして、遅延回路による遅延
時間の経過後、該遅延回路によってスイッチ手段(MO
Sトランジスタがオン状態となり、出力端子上の電圧
がフルスイングする。
【0023】このように、遅延回路により、スイッチ手
段(MOSトランジスタのオン動作を遅らせ、出力端
子が“H”になる時、その前半を第1の電流増幅手段
バイポーラトランジスタの駆動のみとし、後半で
イッチ手段(MOSトランジスタを駆動させることに
より、入出力特性の向上が図れる。従って、前記課題を
解決できるのである。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示す論理回
路(例えば、Bi−CMOSインバータ回路の回路図
である。
【0025】このBi−CMOSインバータ回路は、入
力電圧Vinを入力する入力端子41と、出力電圧Vo
utを出力する出力端子42とを有している。入力端子
41には、入力電圧Vinを反転して相補的な第1及び
第2の電流(例えば、第1及び第2のベース電流IB
1,IB2を出力する入力回路50が接続されている。
【0026】入力回路50は、PMOS51及びNMO
S52,53,54を有し、電源電圧VCC(例えば、
5V)と接地電位VSSとの間にPMOS51及びNM
OS52が直列接続され、それらのゲートが入力端子4
1に共通接続されている。さらに、出力端子42と接地
電位VSSとの間に、NMOS53,54が直列接続さ
れ、それらのゲートが入力端子41に共通接続されてい
る。この入力回路50の出力側には、トーテムポール型
の出力回路60が接続されている。
【0027】トーテムポール型出力回路60は、第1及
び第2のベース電流IB1,IB2を増幅して、出力端
子42に接続される負荷回路70の容量を充放電する機
能を有している。この出力回路60は、第1及び第2の
電流増幅手段(例えば、NPN型の第1及び第2のバイ
ポーラトランジスタ61,62を有している。第1の
バイポーラトランジスタ61の入力ノード(例えば、
ートはPMOS51及びNMOS52のドレインに、
コレクタが電源電圧VCCに、エミッタが出力端子42
に、それぞれ接続されている。第2のバイポーラトラン
ジスタ62のゲートはNMOS53のソース及びNMO
S54のドレインに、コレクタが出力端子42に、エミ
ッタが接地電位VSSに、それぞれ接続されている。
【0028】出力端子42に接続される負荷回路70
は、例えば抵抗71及び容量72より構成されている。
【0029】また、第1のバイポーラトランジスタ61
のベースとエミッタには、スイッチ手段(例えば、PM
OS63のソース及びドレインがそれぞれ接続されて
いる。さらに、入力端子41とPMOS63のゲートと
の間には、入力電圧Vinを所定時間遅らせる遅延回路
64が接続されている。遅延回路64は、例えば2段の
CMOSインバータ64a,64bより構成されてい
る。
【0030】次に動作を説明する。
【0031】まず、入力端子41の入力電圧Vinが
“L”の時、出力端子42の出力電圧Voutが“H”
となっている。ここで、入力電圧Vinを“L”→
“H”にすると、NMOS52,53,54がオン状態
となる。これにより、負荷回路70内の容量72の蓄積
電荷が、NMOS53を通して引き出され、NMOS5
4のドレイン電流とバイポーラトランジスタ62の第2
のベース電流IB2とに分流する。すると、バイポーラ
トランジスタ62が駆動され、負荷回路70の蓄積電荷
をベース電流IB2のβ倍の電流値で引き抜く。
【0032】この時、PMOS51がオフ状態でバイポ
ーラトランジスタ61のベース電圧VBが“L”となっ
ているため、該バイポーラトランジスタ61がオフ状態
である。さらに、遅延回路64内のインバータ64aの
出力電圧が“L”、インバータ64bの出力電圧VPが
“H”となるため、PMOS63もオフ状態となってい
る。
【0033】出力電圧Voutが徐々に下がり、バイポ
ーラトランジスタ61,62のベース・エミッタ間電圧
Vbe以下になると、バイポーラトランジスタ62がオ
フ状態になるが、NMOS54がオン状態になっている
ので、最終的に出力電圧Voutが0Vとなる。
【0034】次に、入力電圧Vinが“H”→“L”に
なった直後、NMOS52,53,54及びバイポーラ
トランジスタ62がオフ状態となるが、PMOS51が
オン状態となる。この時、インバータ64aの出力電圧
も“L”→“H”となるが、インバータ64bの出力電
圧VPが未だ変化していない。この期間では、PMOS
51のオン状態によって供給される第1のベース電流I
B1が、全てバイポーラトランジスタ61のベースへ流
れ込むため、ベース電圧VBの低下も少ない。それゆ
え、早期に第1のベース電流IB1が流れ始め、電流値
も高くなる。従って、バイポーラトランジスタ61はよ
り強く駆動され、負荷回路70を大きなコレクタ電流I
Cで充電していく。
【0035】出力電圧Voutが上昇し、VCC−Vb
e付近まで上昇すると、バイポーラトランジスタ61の
駆動能力が低下するが、この時点で、インバータ64b
の出力電圧VPが“H”→“L”となり、PMOS63
をオン状態にする。PMOS63がオン状態になると、
該PMOS63に電流IPが流れ、負荷回路70を電源
電圧VCCまでチャージアップしていく。
【0036】この第1の実施例の利点を、図6〜図8を
参照しつつ説明する。
【0037】図6は図1の回路のシミュレーションによ
る入出力特性図、図7は従来の図4の回路のシミュレー
ションによる電流特性図、及び図8は図1の回路のシミ
ュレーションによる電流特性図である。なお、図6中の
VPはPMOS63のベース電圧、図7及び図8のIC
は第1のバイポーラトランジスタ21,61のコレクタ
電流である。
【0038】出力電圧Voutの立上がり時間を入力5
0%、出力50%で見ると、従来の図5の時間を1とし
た場合、図6は0.882と向上している。出力90%
の点で見ると、1→0.939→0.827と20%前
後向上しているのがわかる。また、電流値で比較する
と、従来の図7に対して本実施例の図8は、立上がりの
前半で第1のベース電流IB1が急速に立上がり、しか
も第1のバイポーラトランジスタ61に流れるコレクタ
電流ICも大きく、PMOS63に流れる電流IPが後
半で立上がっているのがわかる。従って、本実施例のB
i−CMOSインバータ回路では、従来の図4の回路に
比べて入出力特性が向上している。
【0039】図9は、本発明の第2の実施例を示す論理
回路(例えば、Bi−CMOSインバータ回路の回路
図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が
付されている。
【0040】このBi−CMOSインバータ回路が第1
の実施例と異なる点は、図1の入力回路50に代えて、
回路構成の異なる入力回路50Aが設けられている点で
ある。この入力回路50Aでは、図1の入力回路50中
のNMOS52を削除した回路構成になっている。
【0041】このBi−CMOSインバータ回路では、
入力電圧Vinが“H”→“L”に遷移する時、図1に
おけるPMOS51からNMOS52へ流れる貫通電流
も、いち早く図9の第1のバイポーラトランジスタ61
のベース電流IB1として利用できる。そのため、出力
電圧Voutが“H”に立上がる時間が早くなり、図1
よりも高速性が向上する。
【0042】この第2の実施例の利点を、図10及び図
11を参照しつつ説明する。
【0043】図10は図9の回路のシミュレーションに
よる入出力特性図、及び図11は図9の回路のシミュレ
ーションによる電流特性図である。
【0044】第1の実施例と同様に、出力の立上がり時
間を入力50%、出力50%で見ると、従来の図5の時
間を1とした場合、本実施例の図10では0.796と
向上している。出力90%の点で見ると、第1の実施例
と同様に、1→0.939→0.827と20%前後向
上しているのがわかる。
【0045】また、電流値で比較すると、従来の図7に
対して本実施例の図11では、第1の実施例と同様、立
上がりの前半で第1のベース電流IB1が急速に立上が
り、しかも第1のバイポーラトランジスタ61に流れる
コレクタ電流ICも大きく、NMOS63に流れる電流
IPが後半で立上がっているのがわかる。従って、第1
の実施例に比べ、より高速性が向上する。
【0046】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。
【0047】(a) 上記実施例では、論理回路として
Bi−CMOSインバータ回路の例をげたが、入力回
路50,50Aの回路を変更することにより、NAND
回路、NOR回路、ExOR回路等といった他の論理回
路に、上記実施例のNMOS63及び遅延回路64を適
応することも可能である。
【0048】(b) 遅延回路64はCMOSインバー
タ2段で構成したが、キャパシタ等といった他の遅延手
段で構成することも可能である。
【0049】(c) 第1及び第2のバイポーラトラン
ジスタ61,62をPNP型トランジスタで構成した
り、あるいはそれに接続されるNMOS63をPMOS
で構成することも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、遅延回路により、第1の電流増幅手段(バイポー
ラトランジスタ入力電流に対して所定時間遅延させ
て、該第1の電流増幅手段(バイポーラトランジスタ
に接続されたスイッチ手段(MOSトランジスタをオ
ン状態にするようにしたので、入力信号に対する出力端
子上の電圧変化の追従時間が早くなり、入出力特性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すBi−CMOSイ
ンバータ回路の回路図である。
【図2】従来のBi−CMOSインバータ回路の回路図
である。
【図3】図2の入出力特性図である。
【図4】従来の他のBi−CMOSインバータ回路の回
路図である。
【図5】図4の入出力特性図である。
【図6】図1の入出力特性図である。
【図7】図4の電流特性図である。
【図8】図1の電流特性図である。
【図9】本発明の第2の実施例を示すBi−CMOSイ
ンバータ回路の回路図である。
【図10】図9の入出力特性図である。
【図11】図9の電流特性図である。
【符号の説明】
41 入力端子 42 出力端子 50,50A 入力回路 51 PMOS 52,53,54 NMOS 60 出力回路 61,62 第1,第2のバイポーラトランジス
タ 63 PMOS 64 遅延回路 70 負荷回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子を有し、入力信号によりオン,
    オフ動作して該入力信号の論理をとり、その論理結果を
    該出力端子から出力すると共にその論理結果に応じた逆
    位相の第1及び第2の電流を出力する入力回路と、 前記第1の電流を入力する入力ノードを有し、前記入力
    回路の出力端子に接続され、該入力ノードから入力され
    る第1の電流を増幅して該出力端子側を充電する第1の
    電流増幅手段と、 前記出力端子に接続され、前記第2の電流を増幅して前
    記出力端子側を放電する第2の電流増幅手段と、 前記第1の電流増幅手段の入力ノードと前記出力端子と
    の間に接続されたスイッチ手段と、 前記第1の電流によって前記第1の電流増幅手段が駆動
    される時に前記入力信号を所定時間遅らせて前記スイッ
    チ手段をオン状態にする遅延回路とを、備えたことを特
    徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】 出力端子を有し、入力信号によりオン,
    オフ動作して該入力信号の論理をとり、その論理結果を
    該出力端子から出力すると共にその論理結果に応じた逆
    位相の第1及び第2の電流を出力するCMOS構成の入
    力回路と、 前記入力回路の出力端子に接続され、ベースから入力さ
    れる前記第1の電流を増幅して該出力端子側を充電する
    第1のバイポーラトランジスタと、 前記出力端子に接続され、前記第2の電流を増幅して前
    記出力端子側を放電する第2のバイポーラトランジスタ
    と、 前記第1のバイポーラトランジスタのベースと前記出力
    端子との間に接続されたMOSトランジスタと、 前記第1の電流によって前記第1のバイポーラトランジ
    スタが駆動される時に前記入力信号を所定時間遅らせて
    前記MOSトランジスタをオン状態にする遅延回路と
    を、備えたことを特徴とする論理回路。
JP3129916A 1991-05-31 1991-05-31 論理回路 Expired - Fee Related JP2944255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3129916A JP2944255B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 論理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3129916A JP2944255B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 論理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04354417A JPH04354417A (ja) 1992-12-08
JP2944255B2 true JP2944255B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=15021572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3129916A Expired - Fee Related JP2944255B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 論理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2944255B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04354417A (ja) 1992-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07118642B2 (ja) レベル変換回路
JPH0282713A (ja) スイッチング補助回路
JPH0158896B2 (ja)
JP2000091900A (ja) ブ―トストラップ型mosドライバ―
JPH04229714A (ja) バッファを有する集積回路
US6529045B2 (en) NMOS precharge domino logic
JPS63240126A (ja) BiMOS論理回路
JPH06103837B2 (ja) トライステ−ト形出力回路
JPH0287819A (ja) BiCMOS論理回路
JP2968826B2 (ja) カレントミラー型増幅回路及びその駆動方法
US7518412B2 (en) Output circuit having short rise time and small consumption current
US5017808A (en) BI-MOS logic circuit having a switch circuit for discharging electrical charge accumulated in a parasitic capacitor
JPH0215953B2 (ja)
JP2944255B2 (ja) 論理回路
JPH0677804A (ja) 出力回路
US5426382A (en) Complementary logic recovered energy circuit
JP3190199B2 (ja) 同相信号出力回路、逆相信号出力回路、二相信号出力回路及び信号出力回路
JPH0685497B2 (ja) 半導体集積回路
JP2637773B2 (ja) 相補型mos集積回路
JPH05191258A (ja) Cmos出力回路
JP3193218B2 (ja) 半導体論理回路
JP2934265B2 (ja) 相補型mos出力回路
JPH07109980B2 (ja) 半導体集積回路
JP3233473B2 (ja) 電圧レベル変換回路
JP3171518B2 (ja) Bimos回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990615

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees