JPH0522282Y2 - - Google Patents

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JPH0522282Y2
JPH0522282Y2 JP1818587U JP1818587U JPH0522282Y2 JP H0522282 Y2 JPH0522282 Y2 JP H0522282Y2 JP 1818587 U JP1818587 U JP 1818587U JP 1818587 U JP1818587 U JP 1818587U JP H0522282 Y2 JPH0522282 Y2 JP H0522282Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、吹付け模様を変化させうる建築用ス
プレーガンに関する。
〔従来の技術〕
建築技術の進歩とともに、建築物の内外の壁面
を、タイル、リシン、モルタル、スタツコ等の各
種の塗材を吹付けることによつて仕上げる壁面工
法が多用されている。又近年の居住者の嗜好の多
様化に伴つて、壁面に形成される模様も、その個
性化が望まれている。
他方、従来、このような建築用塗材を吹付ける
建築用スプレーガンには、第6図に示すような、
円形の吹出し口のみを有するノズル金具が用いら
れていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、単なる円形の吹出し口しか有しない従
来の建築用スプレーガンでは、各塗材ごとに、最
適な吹付け条件が定められている関係上、吹付け
により形成される壁面の吹付け模様が塗材ごとに
定まることとなつていた。従つて、使用する塗材
によつて、外観の印象、見映えが画一化し、近年
の、施工者の好みの多様化、個性化には対応しえ
ず、従つて、同じ塗材を用いる祭にも、その吹付
け模様に変化を与えることが望まれている。
本考案は、吹出し口の形状を三角形、四角形又
は十字形状とすることによつて、吹付け模様を変
化でき、前記問題点を解決でき、前記要請に適合
しうる建築用スプレーガンの提供を目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、塗材が流入する流入口2を具えると
ともに前端を開放した塗料室4を設けたガンケー
ス3と、前記塗料室4の後方から該塗料室4を通
つて前端に向かつてのびかつ高圧空気を源に開閉
弁25を介して連通する中空の針弁5と、前記ガ
ンケース3前端の開放部に取替え自在に取付きか
つ前記針弁5に向く位置に三角形、四角形又は十
字形状の吹出し口6を有するノズル金具7とから
なるガン本体9を具えてなる建築用スプレーガン
1である。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
図において、建築用スプレーガン1は、塗材が
流入する流入口2を具えるガンケース3と、該ガ
ンケース3の塗料室4を通る針弁5と、ガンケー
ス3の前端に取付き三角形、四角形又は十字形状
の吹出し口6を有するノズル金具7とからなるガ
ン本体9を具えており、又本例では、ガン本体9
は、塗材を前記塗料室4に供給する塗料容器10
下端に一体に設けられるとともに、該塗料容器1
0には、把手11が設けられる。
把手11は、塗料容器10の上下で後方にのび
る支片12,13によつて挟持される中空管11
Aを有し、押釦14Aを上端に具える押軸14を
前記支片12で螺着するナツト金具15により支
持する。又押軸14の下端部は、支片13下面に
ボルト止めされる外筐18の中心孔上端に螺入す
るナツト金具16で支持された受軸17上端の受
座17Aに向き合う。なお外筐18の前記中心孔
は、前記ナツト金具16が螺合する大径部の下方
に、中径部を介してく字に折曲がる小径部を有
し、小径部下端には、高圧空気源に通じるニツプ
ルが設けられる。又大径部は、その下方で側孔1
8Aを介して、横孔18Bに連通する。
又前記受軸17は、その下端の案内孔24内
に、弁軸23を遊挿しており、又前記弁軸23
は、案内孔24に比べて長寸に設定することによ
り、押軸14の押下げにより弁軸23下端の弁体
26は下降し、前記ナツト金具16下端の弁口1
6Aを開放する。
ナツト金具16には、弁口16Aからのびかつ
前記側孔18Aに通じる導孔が設けられ、従つ
て、押軸14、受軸17、弁軸23は、ナツト金
具16とともに、押軸14の押下げにより、前記
空気ニツプル、前記小径部、中径部、導孔、側孔
18A、横孔18Bに至る空気流路を開閉する開
閉弁25を形成する。
なお弁体26は、前記中径部に間挿されるコー
ン状のバネによつて押上げられる。
前記押釦14Aは、第2図に示すように、押軸
14上端に螺着するボス部に、2つの突片19,
20を突設しており、該突片19,20は、前記
支片12上で押軸14近傍に設ける逆L字状の掛
止片22を挟んで突設される。
従つて突片19,20により押軸14の回動角
度が規制されるとともに、掛止片22の水平部2
2aは、その下面が、押軸14の押下げ状態にお
いて、突片19の上面と略等しく設定されること
により、押軸14即ち押釦14Aの押下げ及び回
動によつて、突片19は掛止片22の水平部22
aに掛止され押下げ状態を保持できる係止手段2
1を構成する。
なお横孔18Bの一端には、空気流路を通る空
気を調量する調量弁35を設けるとともに、横孔
18Bの他端には、調量された空気を導出するニ
ツプル36を設けている。
前記塗料容器10は、下部にコーン部を有する
筒状をなし、又上端には、円弧片状の覆板39を
設けるとともに、その下端のコーン部がガンケー
ス3に設ける前記流入口2に嵌め合わせて固定さ
れる。
前記ガンケース3は、上方に向く、前記流入口
2形成用の上広がりのコーン部40と、該コーン
部40とほぼ直角に折曲つて前方に折曲がる円筒
状の胴部41を具え、胴部41前端は開放される
とともに、前端周囲にはねじ42が同心に刻設さ
れ、前記胴部41内で、前記塗料容器10内の塗
材が、流入口2をへて内部に流入する前記塗料室
4を形成している。
又ガンケース3は、その後壁には、前記胴部4
1の中心と同心なネジ穴44を設けるとともに、
該ネジ穴44には、針弁固定金具46が螺合す
る。該針弁固定金具46は、針弁5を遊挿する内
孔47を具えるとともに、六角ナツト部48前端
に前記ネジ穴44に螺合するネジ部を設けかつ後
端には、長手方向にのびる割溝(図示せず)を有
しかつ外周に螺合する固定ナツト49の螺入によ
つて前記内孔47を縮径し、針弁5を固定しうる
締め付け部50が延設される。
前記針弁5は、孔部52を有する筒状の基体の
先端に、前端外周を先細のテーパ状とした空気ノ
ズル54を螺着し、又針弁5は、前記針弁固定金
具46から突出する後端に取付ける継手55に接
続されるホース56、ニツプル36を介して、前
記横孔18Bに連通する。
前記ガンケース3の胴部41前端には、該前端
周囲の前記ネジ42に螺合する取付ナツト59を
用いて、前記ノズル金具7を取付ける。
取付けナツト59は、外周面にセレーシヨンを
設けたリング体であり、前記ネジ部42に螺合す
る内ネジ部に、嵌め合い部60を介して、内向き
に突出するフランジ61を設けている。
前記ノズル金具7は、第3図a,bに示すよう
に前記嵌め合い部60に比較的に密に嵌合する鍔
部62に先細のノーズ部63を設けている。な
お、ノーズ部63は、第6図に示す、円形の吹出
し口6を有する従来のものに比して短寸に形成さ
れている。又ノズル金具7には、前記鍔部62の
後端から、前端に向かつて径を減じる内孔65を
設けるとともに、該ノズル金具7前端の前壁部6
6には、前記内孔65の前端部と頂部が近接する
三角、四角又は十字形状、本例では四角の透孔か
らなる前記吹出し口6を、鍔部62と同心に透設
している。従つて、ノズル金具7を、その鍔部6
2を取付ナツト59の嵌め合い部60に嵌合した
上、該取付ナツト59をネジ部42に螺締するこ
とにより、胴部41先端に取付けることによつ
て、該吹出し口6は前記針弁5と向き合い、又該
ノズル金具7は、取付ナツト59の着脱により取
替えうる。
第4図a,b、第5図a,bは、ノズル金具7
の他の実施例を示している。第4図a,bは、吹
出し口7を三角形状とした場合を示し、又第5図
a,bは、コーナ部を円弧とした十字形に形成し
た場合を図示している。第6図は、従来の円形の
吹出し口7を有するノズル金具7に例示してい
る。
〔作用〕
然して、建築用スプレーガン1は、塗料容器1
0に塗材を注填することにより、該塗材は流入口
2からガンケース3を塗料室4に流入する。また
押釦14Aの押下げによつて、前記したごとく、
開閉弁25を開き、高圧空気源からの高圧空気
を、空気流路、ホース56をへて、針弁5内に送
り込み、該針弁5先端の空気ノズル54から高圧
空気を吐出する。この吐出によつて、塗材は、吹
出し口6をへて吹付けられる。
吹出し口6は、三角、四角又は十字形状に形成
されているため、円形の吹出し口6を具えるノズ
ル金具7を用いる場合とは異なる模様を、その壁
面に形成できる。
第7〜10図は、異なる吹出し口6を有するノ
ズル金具7を用いて吹きつけた吹付け模様を示し
ている。
なお、塗材として、ロツクペイイント株式会社
製の弾性タイルコートを用いるとともに、吹付け
空気の圧力を4Kg/cm2とし、又壁面から50cmを離
して、しかも円形に旋回しつつ順次下降させつ
つ、約2秒間吹付けた効果を示している。なお吹
付け面は、本例ではダンボール紙である。
第7図は、第6図に示した円形の吹出し口6を
有するノズル金具7を用いて吹付けた場合を示
し、又吹出し口6を開口面積は、約79mm2であつ
た。又第8図、第9図、第10図は、いずれも第
3図、第4図、第5図に示す、四角、三角、十字
の吹出し口6のノズル金具7を用いて吹付けた場
合であり、角吹出し口6の開口面積は、夫々約50
mm2、32mm2、48mm2であつた。
第8図に示す、四角の吹出し口6を有するもの
では、開口面積は、第6図の円形のものよりも小
であるにもかかわらず、大きな面積を有する粒体
が散在しているのがわかる。又粒の高さは、円形
の吹出し口を有するものに比して大であつた。こ
れは、四角の入隅部近傍で塗材の滞留が生じやす
く、それらが吹出される際に、大きな粒体になつ
たものと推察できる。
又第9図に示すように、三角の吹出し口6を有
するノズル金具7を用いたときには、開口面積を
減じることとあいまつて、比較的小さな粒体が形
成される一方、各粒体は糸引き状に比較的長く形
成される。これは三角の各入隅部付近に滞留する
塗材がその流れによつて糸を引き、形成される粒
体を比較的長いものとしたものと推察される。
第10図に示すごとく、十字型の吹出し口を有
するものでは、第7図に示す円形のものに比べ
て、粒子の分散度合が向上し比較的広い面積にわ
たつて均一な粒体模様が形成される。又粒体の高
さはほぼ一定しており、又粒体寸法が比較的均一
化しているのが判る。この十字型の吹出し口で
は、各コーナ部は円弧を用いて形成しているた
め、塗材の流れを円滑化しかつ十字型であること
によつて、粒体の分散度合を向上しえたものと推
察される。
このように、吹出し口を三角形、四角形又は十
字形状とすることによつて、粒の大きさ、形状、
分散度合を変化させ、多様な吹付け模様を壁面に
形成できる。
なお本考案の建築用スプレーガンは、前記塗料
容器10を有するものの他、塗材を圧送しつつ吹
付け空気によつて吹付ける形式のものなど、種種
な態様のものに変形しうる。
なおノズル金具7の前壁部66の厚さを大と
し、又は吹出し口6を先細のテーパ状とすること
もできる。
〔考案の効果〕
このように本考案の建築用スプレーガンは、ガ
ンケースと針弁とノズル金具とを具えるガン本体
を有しかつノズル金具の吹出し口を三角形、四角
形又は十字形状としているため、従来の円形のノ
ズル金具を用いるものに比べて、壁面に形成され
る吹付け模様を変化でき、壁模様を変化させうる
ことによつて、外観の画一化を防ぎ、家屋の個性
化にも役立つなど多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその斜視図、第3図aはノズル金具を例示す
る正面図、第3図bはその断面図、第4図a,
b、第5図a,bは他の実施例を夫々示す正面
図、断面図、第6図は従来のノズル金具を例示す
る断面図、第7図は従来のノズル金具を用いた場
合の吹付け模様を例示する平面図、第8図〜10
図は第3〜5図のノズル金具を用いた場合の吹付
け模様を例示する平面図である。 2……流入口、3……ガンケース、4……塗料
室、5……針弁、6……吹出し口、7……ノズル
金具、9……ガン本体、10……塗料容器、11
……把手、25……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗材が流入する流入口を具えるとともに前端を
    開放した塗料室を設けたガンケースと、前記塗料
    室の後方から該塗料室を通つて前端に向かつての
    びかつ高圧空気源に開閉弁を介して連通する中空
    の針弁と、前記ガンケース前端の開放部に取替え
    自在に取付きかつ前記針弁に向く位置に三角形、
    四角形又は十字形状の吹出し口を有するノズル金
    具とからなるガン本体を具えてなる建築用スプレ
    ーガン。
JP1818587U 1987-02-10 1987-02-10 Expired - Lifetime JPH0522282Y2 (ja)

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JP1818587U JPH0522282Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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JPS63126058U JPS63126058U (ja) 1988-08-17
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