JPH0737729Y2 - 建築吹付材用圧送式吹付ガン - Google Patents

建築吹付材用圧送式吹付ガン

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JPH0737729Y2
JPH0737729Y2 JP1988133089U JP13308988U JPH0737729Y2 JP H0737729 Y2 JPH0737729 Y2 JP H0737729Y2 JP 1988133089 U JP1988133089 U JP 1988133089U JP 13308988 U JP13308988 U JP 13308988U JP H0737729 Y2 JPH0737729 Y2 JP H0737729Y2
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JP
Japan
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spray
spraying
mixing chamber
atomizing head
valve
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Application number
JP1988133089U
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JPH0253429U (ja
Inventor
一男 新井
Original Assignee
岩田塗装機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案考案は、建築構造物の外壁に吹付けるタイル、リシ
ン等の吹付材を、圧送式ポンプ等で送り、これを圧縮空
気により壁面に吹付け塗着させる時に使用する建築吹付
材用圧送式吹付ガンに関する。
[従来の技術] この種の圧送式吹付ガンは、作業性向上のため大吐出量
を要求されるため、通常手元に材料バルブと吹付空気バ
ルブとを操作する本体をもち、この本体に材料パイプを
取り付け、その先端に霧化頭として噴霧口と、吹付用空
気ノズルを配している。材料パイプの長さは20〜30cm程
度が一般的で、手に持ちやすく、かつ材料が抵抗なく流
れやすいように20mm前後の内径になっている。
又同様の吹付ガンとして、本体の上部に材料容器を備え
た手持式吹付ガンがあるが、2l程度の材料しか入らず、
広い面積を吹付ける場合の作業性の悪さと、材料補給の
都度作業を中断する場合に生ずる、吹付仕上げ面のバラ
ツキに問題が合った。
霧化頭部部分は、空気ノズルの配置と吹付のしやすさか
ら、30°〜45℃程角度がつけられている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の吹付ガンは、前記の如く吹付のしやすさを考え、
先端の噴霧角度が付けられているが、材料パイプより霧
化頭部内に入った材料は、第3図の如く直線的に流れ、
したがって噴霧口から噴霧される時下側に材料が片寄
り、吹付けにムラが生じる。また流れが直線的であるた
め、吹付パターンの広がりが少なく、広い壁面を均一に
吹付なければならないこの種の吹付ガンにおいて問題点
であった。更にタイル材などで、玉状に比較的大きなか
たまりを吹き付けて模様を形成する場合の形状が付均一
であるなどの問題があった。
[問題点を解決するための手段] これらの問題を解決するため、本考案は、材料バルブ及
び吹付用空気バルブを設け、これらの各バルブを操作す
るハンドルを備えた本体と、材料噴霧口と該材料噴霧口
の内部に混合室と該混合室の内部の吹付軸方向に空気ノ
ズルを配してなる霧化頭部とを、材料パイプで接続して
一体とした建築吹付材用圧送式吹付ガンにおいて、前記
材料パイプと前記霧化頭部とを連通部分で接続するとと
もに、該連通部分は、前記材料パイプの軸方向に対し略
直角に形成し、さらに、該連通部分は、前記霧化頭部の
混合室の吹付軸に対し略直角となる向きに形成したもの
である。
[作用] 材料バルブが開かれ、圧送ポンプより材料パイプに流入
してきた材料は、一度、連通部分で略直角方向に曲げら
れた後に、霧化頭部内の混合室に入り込む際、霧化頭部
内の吹付軸方向とは略直角方向より流入するため、圧送
による流れは霧化頭部内で滞流し、材料の流れとは直角
方向より噴射される空気ノズルにより材料噴霧口に向け
られ、吹付けられる。このため材料は、圧縮空気と十分
に混合された状態で吹付面に運ばれ、均一な塗面を形成
する。
[実施例] 第1図は本考案の1実施例を示す断面図で、第2図は第
1図の平面図である。
本体1には材料供給口2、空気供給口3、及びこれらに
それぞれ接続された材料バルブ4、空気バルブ5が設け
られている。材料バルブ4と空気バルブ5はハンドル6
によって連動されている。通常ハンドル6の開操作によ
って、まず空気バルブ5が開き、次いで材料バルブ4が
開くよう構成され、閉操作の場合は、逆に材料バルブ4
が閉じてから空気バルブ5が閉じるよう構成されてい
る。材料バルブの出口側は、材料パイプ7が接続されて
おり、該材料パイプ7には、連通部分14を介してその先
端に霧化頭部8が接続されている。霧化頭8は、混合室
9が前記材料パイプ7の軸心とずれた位置に吹付軸10を
もつように形成され、その吹付軸10の先端に、材料噴霧
口11が着脱自在に取り付けられている。材料噴射口11
は、吹付材の種類や、仕上げ状態等によって種々の大き
さ、形状の交換出来るのが一般的で、カバー12によって
固定される。
また吹付軸10には、空気ノズル13が、その先端開口部が
噴霧口11の後方に位置するよう、混合室9の後方より差
し込まれている。この空気ノズル13も、前記材料噴霧口
11と同様、交換可能であり、かつ進退自在に形成されて
いる。
霧化頭部8と材料パイプ7の連通部分14は、まず、材料
パイプ7の軸心方向に対し、略直角方向に材料が流れる
ようその通路方向が形成されている。更に霧化頭部8の
混合室9内に通じる通路は、前記吹付軸10に対し、略直
角方向に材料が流入するよう、その方向が形成されてい
る。
したがって材料通路は、連通部分14で材料パイプ7か
ら、一度略直角方向へ曲げられ、更に混合室9に流入し
た時点で、再び略直角方向へ曲げられて、材料噴霧口11
へ向かう流れとなる。いずれにしても連通部分14から混
合室9に入る際に、吹付軸10に対して略直角方向へ流入
することと、手前の連通部分14において、材料パイプ7
の軸方向に対し、略直角方向への曲りとの二段階の流入
方向変化が必要である。これによって、材料の流速を十
分遅くし、全体に均一な流れとなる。尚、二段階による
略直角方向の流れの変化を構成するのであれば、形状は
本実施例に限定されるものではない。
[考案の効果] 材料が建築吹付材用圧送式吹付ガンにポンプ等で送られ
てくる場合、その流れの方向を直線的にせず、材料パイ
プから連通部分を介して霧化頭部に圧送された材料は、
連通部分と霧化頭部の混合室内とで二度にわたり略直角
方向への流れ変化を受けた後、材料噴霧口へ向うため、
材料の流速は制限され、均一な流れを形成出来るため、
吐出粒子はムラなく均一化され材料粒子の安定供給が図
られ、吹付ムラの防止や吹付パターンの拡大安定性向上
となり、塗面の仕上がり品質向上効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例を示す吹付ガンの断面図。
第2図は、第1図の平面図。第3図は、従来の吹付ガン
の霧化頭部の断面図を示す。 1……本体 4……材料バルブ 5……吹付用空気バルブ 6……ハンドル 7……材料パイプ 8……霧化頭部 9……混合室 10……吹付軸 11……材料噴霧口 13……空気ノズル 14……連通部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料バルブ(4)及び吹付用空気バルブ
    (5)を設け、これらの各バルブ(4)、(5)を操作
    するハンドル(6)を備えた本体(1)と、材料噴霧口
    (11)と該材料噴霧口(11)の内部に混合室(9)と該
    混合室(9)の内部の吹付軸(10)方向に空気ノズル
    (13)を配してなる霧化頭部(8)とを、材料パイプ
    (7)で接続して一体とした建築吹付材用圧送式吹付ガ
    ンにおいて、前記材料パイプ(7)と前記霧化頭部
    (8)とを連通部分(14)で接続するとともに、該連通
    部分(14)は、前記材料パイプ(7)の軸方向に対し略
    直角に形成し、さらに、該連通部分(14)は、前記霧化
    頭部(8)の混合室(9)の吹付軸(10)に対し略直角
    となる向きに形成されていることを特徴とする建築吹付
    材用圧送式吹付ガン。
JP1988133089U 1988-10-12 1988-10-12 建築吹付材用圧送式吹付ガン Expired - Lifetime JPH0737729Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0253429U JPH0253429U (ja) 1990-04-18
JPH0737729Y2 true JPH0737729Y2 (ja) 1995-08-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2548284B1 (fr) * 1983-07-01 1987-10-23 Creusot Loire Mecanisme a plateau oblique, pour la commande d'une pompe

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JPH0253429U (ja) 1990-04-18

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