JPH0313661A - 壁材等の材料の吹付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、広義には建簗技術に関し、より具体的には室
内の乾燥壁面に壁材や塗料等の吹付は材料を塗布するた
めの携帯式吹付は装置に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕建築
構造物の室内壁が壁板（ｗａｌｌｂｏａｒｄ）からなる
場合には、その仕上げ段階において、壁板に壁材層（ｔ
ｅｘｔｕｒｅｄ　１ａｙｅｒ）を塗布又は付着形成して
、プラスター壁（ｐｌａｓｔｅｒｅｄ　ｗａｌｌ）と同
様の外観を付与することが多い。かかる壁材層は、壁板
の平滑表面に特殊な組成物を吹付けることにより形成さ
れるのが一般的であり、そのための吹付は作業は、部屋
又は室全体に対し作業するのに適するように構成された
大型且つ高価な装置を用いて行われる。しかしながら、
当業界で周知の如く、既に壁材層の形成された壁面に対
して部分的修復作業を行うのに適するように構成された
軽量な携帯式吹付は装置は現在のところ存在していない
。この結果、作業個所が多くない限り経済的に割りが合
わないため、修復の必要があるにもかかわらず、壁材仕
上げ壁は、見るに耐えない不快な外観のまま放置される
ことがよくあった。また、たまにではあるが、スパック
リング（ｓｐａｃｋｌｉｎｇ：漆喰の一種）などを用い
て壁材仕上げ壁の修復を行うこともあり、この場合には
、先ず修復個所に生地として流動性のスパックリングを
塗布しておき、次いで塗布したスパックリングの表面に
修復個所周りの外観とマツチするように（思惑的な努力
において）仕上げ材を付着させる。この方法で許容でき
る結果を得られることもあるが、時間のかかる作業であ
り、而も修復結果が近くからの観察に耐え得るものとな
ることは殆どない。

以上の状況から、軽量で且つ操作が簡単な真の意味で携
帯可能な吹付は装置が当業界で切望されている。本発明
はかかる要請に答えるものである。

そこで、本発明の主たる目的は、壁板等に壁材等による
仕上げ又は再仕上げ（修復）を施し得る吹付は装置を提
供することにある。

本発明の別の目的は、軽量で且つ取り扱い及び操作の簡
単な吹付は装置を提供することにある。

本発明のいくつかの実施例に対応する目的は、所望のス
プレー特性を得るべく、タンクから供給される高粘性の
吹付は材料の噴出量及び圧縮空気との混合割合を制御し
得る調整機構を備えた吹付は装置を提供することにある
。

本発明の一実施例に対応する目的は、構成がシンプルで
且つ可動部分のない吹付は装置を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、吹付は材料のスプレーパター
ンを選択できる吹付は装置を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、低粘性の材料に適した吹付は
装置を提供することにある。

本発明の全ての実施例に対応する目的は、経済的に製造
でき且つ寿命の長い吹付は装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段・作用・効果〕上記目的
を達成するための本発明に係る吹付は装置は、小型のス
プレーユニットと、例えばベルト又は背負い具を用いて
作業者が装着することができる小型のタンクの形態の携
帯式圧縮空気源とを備えている。スプレーユニットは、
吹付は材料を充填保持するタンクと、混合／スプレー機
構を存するキャップ組立体とを備えている。使用に際し
ては、重力及び吸引力の作用によって材料がタンクの下
部に取付けられたキャップ内の混合／スプレー機構に流
れる。キャップ組立体を取り外すことなく材料の再充填
を行えるようにするために、タンクの上端には着脱カバ
ーを設けるのが好ましい。キャップ組立体は、圧縮空気
供給源からのホースとの接続を行うためのクイック着脱
式コネクタと、スプレーユニットへの圧縮空気の供給及
び供給中断を行うためのバルブとを備えていてよい。

エアー供給側とは直径方向反対側には、吹付けを行う壁
面領域に圧縮空気及び吹付は材料の混合物を噴出するた
めの吐出ノズルが設けられている。

従って、前記バルブを作動させると、キャップ組立体の
混合領域にて、吹付は材料がキャップ組立内に導入され
た圧縮空気流れにのり、吐出ノズルから噴出されること
になる。混合領域においては、圧縮空気流れにのせられ
る吹付は材料の割合を決定する設定手段が設けられてお
り、成る実施例においては、この設定手段は吐出ノズル
に入り得る吹付は材料のための領域面積を変更すること
により、混合割合を変化させ得る。

本発明に係る吹付は装置は、吹付は材料のスプレーパタ
ーンを選択的に制御するための制御手段を更に備えてい
てもよい。好適な実施例においては、この制御手段は吐
出ノズルに着脱自在に取付けられる先端部材の形態とさ
れ、この先端部材を貫通する吐出オリフィスの形状を選
択することによりスプレーパターンを所定のものに設定
する。

更に、本発明の吹付は装置は、低粘性の材料に適するよ
うに構成することもできる。そのための構成は、吐出ノ
ズルに同軸状に挿入され且つキャップ内において少なく
とも１個の取入孔を有する外側パイプと、この外側パイ
プに同軸状に挿入された内側パイプとを含む。この内側
パイプの出口端は、外側パイプの出口端よりも内側に離
間しており、内側パイプの入口端は圧縮空気を受けるよ
うに構成されている。そして、外側パイプと内側パイプ
との組立体は吐出ノズルに対して着脱自在に取り付ける
ことができる。

〔実施例の説明〕

以下、本発明の実施例を添付図面に基づき説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る吹付は装置に含まれ
るスプレーユニットｌＯの外観構成を示している。同図
には圧縮空気供給源１１も示されており、この供給源は
任意の便宜な形態、例えば作業者がベルト掛は具又は背
負い具により携帯できる小型タンクの形態を採ることが
できる。圧縮空気供給源１１はホース９を介してスプレ
ーユニットＩＯに公知の方法に連結されるが、手動操作
バルブ１５を一体的に備えたクイック着脱式コネクタ８
を用いて連結するのが好ましい。吐出ノズル１６（第２
図参照）は、スプレーユニットｌＯにおけるタンク１２
の下部に取付けたキャップ１３によりその空気入口側と
は直径方向の反対側の位置にて支持され、同キャップの
内部に位置する入口端と外部に位置する出口端とを存す
る。同じくキャップに支持された調整つまみ１７は、吹
付けるべき混合物を後述の如く調整するのに用いられる
。タンク１２は着脱カバー７を備えており、このカバー
を外して吹付は壁材等を装填する。このカバー７をタン
ク１２に着脱自在に取付ける便宜な構成としては、差し
込みカプリングであり、カバー７の直径方向の反対位置
に差し込みスロット６を設け、タンク１２の側壁の適切
な位置から外方に突出するビン５にこのスロットを協働
させる。

第２図〜第５図に示したように、矢印Ａ（第２図）の方
向にエアーノズル１８から進入した圧縮空気はキャップ
１３内の自由空間を通過した上で吐出ノズル１６の入口
端に入る。タンク１２を下方に向けているので、タンク
内の吹付は壁材は重力の作用（実際の作業中には、ベル
ヌイ効果の吸引も若干作用して）によりキャップ１３内
のエアーノズル１８及び吐出ノズル１６の位置まで加工
する。この結果、吹付は壁材は空気流れにのり、矢印Ｂ
で示すようにスプレー状となって吐出される。吐出され
る空気流れ中の壁材の濃度（吹付けを施すべき壁面への
壁材付着量と関連を有す）は、壁材が空気流れと接触し
得る領域範囲により変化し、同領域範囲は吐出ノズル１
６の入口端とエアーノズル１８との間の距離と直接の関
連を有する。

第２図及び第４図は空気流れ中の壁材濃度が最も高くな
る極限位置を示し、第３図及び第５図は壁材濃度が最も
低くなる極限位置を示している。

これら両極限位置間での調整は、第６図に最もよく示さ
れた調整機構により行われる。この調整機構は前述の調
整つまみ１７を含んでおり、この調整つまみを回動させ
ると、軸２４が回転し、さらにこの軸２４に基端が固定
されたアーム１９が第６図の矢印Ｃで示す円弧に沿って
揺動する。アーム１９の遊端にはリンク２０の一端が揺
動可能に連結され、このリンク２０の他端はスライド部
材２１に揺動可能に連結されている。このスライド部材
２１は吐出ノズル１６の入口端近傍に固定されており、
これにより当該吐出ノズルの入口端領域を支持する。第
４図〜第６図の最もよく表れているように、スライド部
材２１は、一対の長状ガイド２２により摺動可能に支持
されており、これら長状ガイドは相互にほぼ平行で、エ
アーノズル１８及び吐出ノズル１６の軸心からずれて位
置している。従って、調整つまみ１７を一方向又は反対
方向に回動させると、吐出ノズル１６はその長手方向に
両極限位置間を移動して（第６図の矢印りで示す如＜）
、壁材が空気流れに進入し得る領域範囲を変化させるこ
とにより吐出ノズルから噴出されるスプレー中の壁材濃
度を変化させる。

上述の調整機構は、壁材濃度の調整を頻繁に行う必要が
ある場合に適するものである。しかしながら、熟練した
作業者にとっては、使用する壁材、既知の圧力で作動す
る圧縮空気供給源、及びスプレーユニットが決まれば、
所望のスプレー特性を得るのに必要な壁材濃度の範囲も
ほぼ一定し、予測可能なものであるから、そう頻繁な調
整は必要ない。従って、調整の頻度の少ないのに相応し
て調整機構も若干簡略化することが可能となる。第７図
は、このような観点から簡略化された調整機構の別な実
施例を示す。この実施例では、キャップ２５が、雌ネジ
部の形成された肉厚部２６を有している。一方、吐出ノ
ズル２７は、この肉厚部２６の雌ネジ部に調整可能に螺
入される雄ネジ部２８を有している。この結果、吐出ノ
ズル２７を回動させることにより、エアーノズル２９に
対する吐出ノズル２７の入口端の位置を作業者が要求す
るスプレー特性が得られるように調整できる。

尚、吐出ノズル２７の回動には、ローレット加工の施さ
れた一体的な操作っまみ３ｏを利用する。

また、吐出ノズルを調整後の位置に固定するために、操
作つまみ３０とキャップ２５との間において吐出ノズル
の雄ネジ部２８に螺合されたロックナツト３１をキャッ
プ２５の肉厚部２６の外面に当接するまで締めっけるの
が好ましい。

更に、規格化された部品を用いて極めてシンプルに構成
した第８図及び第９図に示すような吹付は装置でも充分
に満足のいく結果が得られることが分かっている。この
実施例では、パイプ３６がキャップ３５に固定されてお
り、このパイプの一方の外端（出口端）３７はキャップ
３５の外部に位置している。パイプ３６の他端３８は、
前述の如くバルブ及びクイック着脱式のコネクタに接続
されていてもよ（、当該他端から圧縮空気が導入される
。キャップ３５内部におけるパイプ３６の中間部には、
直径方向に対向する一対の取入孔３９が形成されており
、これら取入孔から壁材が進入してバイブ内の空気流れ
にのることになる。従って、機能的にみた場合、パイプ
３６の取入孔３９から一方の外端３７までの部分が吐出
ノズルとして機能し、取入孔３９から他方の外端３Ｂま
での部分がエアーノズルとして機能することになる。

取入孔３９のサイズは、他の構成部材の特性、壁材の種
類及び使用される圧縮空気の圧力等によって決定される
ことになり、−旦取入孔３９のサイズが決定されると、
他の変化可能なパラメータを妥当な範囲に維持する限り
、はぼ同様のスプレー特性が繰り返されることになる。

実用上、他の変化可能なパラメータを調整することで、
単一のキャップ組立体（或いは異なるサイズの取入孔３
９を存する２個又は３個のキャップ組立体）を用いて、
殆ど又は全ての種類の作業を行うに充分な可変性を得ら
れることが分かっている。例えば、外径が約３／８イン
チ（約０．９５ｃｍ）のパイプ３６に対しては、取入孔
３９のサイズを１／４インチ（約０．６４３）とするこ
とで、相当広い範囲の作業条件に適する特性が得られる
。

本発明によれば、吐出ノズルから壁材が特徴的なスプレ
ーパターンで噴出される。尚、本明細書では、スプレー
パターンとは、吐出ノズルからの任意の距離におけるス
プレーの断面形状及び断面寸法を意味する。そして、こ
のスプレーパターンは、吐出ノズルの断面形状及び断面
寸法によって決まってくる。上述の各実施例で用いてい
る円筒状の吐出ノズルの場合、はぼ円形断面のスプレー
パターンが生ずることになる。本発明は、スプレーパタ
ーンを家出させる手段をも対象とするものである。

第１Ｏ図及び第１１図には、シンプルであるが、壁材を
所定のスプレーパターンで噴出させるための制御構造が
示されている。同図の実施例では、キャップ３５に固定
されたパイプ４０が設けられており、このパイプは外端
（出口端）４２と取入孔４３とを有する。以上の点では
、パイプ４０は最前の実施例におけるパイプ３６と類似
する。すなわち、取入孔４３が壁材をバイブ４０内の圧
縮空気流れに取り込むのに用いられ、またパイプ４０の
取入孔４３から外端４２に至る部分が通常は固定の吐出
ノズルとして機能する。

第１Ｏ図及び第１１図の実施例では、スプレーパターン
を変化させ得るようにすべく、通常状態における吐出ノ
ズルたるパイプ４０の外端４２に雄ネジ部４４を形成し
、雌ネジ孔４７を有し且つ端部壁４８を有する先端部材
４６をこの雄ネジ部４４に着脱自在に螺合させる。先端
部材の端部壁４８には吐出オリフィス４９が形成されて
いる。

このように先端部材を取付けた場合のスプレーパターン
は吐出オリフィス４９の形状に対応する。

例えば、このオリフィスが断面円形である場合には、断
面形状が円形のスプレーパターンが得られる。同様に、
断面楕円形のオリフィスでは、断面楕円形のスプレーパ
ターンが得られる。また、スプレーパターンの断面寸法
はオリフィスの断面寸法に正比例する。作業者の使用上
の便宜のため、それぞれ所定形状及び寸法の断面を有す
る複数のオリフィスを用意しておいてもよい。尚、説明
の便宜上、第１θ図及び第１１図の実施例において、第
８図及び第９図の変形例としてのみ先端部材４６を説明
したが、同様の先端部材を第１図〜第７図の各実施例に
適用することもできることはいうまでもない。

第１２図及び第１３図は、既述の実施例を塗料等の粘性
の低い吹付は材料を噴出させるのに適するように変形し
た実施例を示す。本実施例におけるキャップ３５ａは、
雄ネジ部５２を育する吐出ノズル５０が一体形成された
点で既述のキャップ３５を変形したものといえる。エア
ーノズル１８に繋がるバルブ１５は、吐出ノズル５ｏと
直径方向に対向した位置にてキャップ３５ａに支持され
ている。

本実施例における追加の部材として、長状の外側バイブ
５３が吐出ノズル５ｏに同軸状に挿入されており、この
外側パイプは外端（出口端）５４と内端５５とを有する
。外側パイプの内端５５は閉鎖されており、エアーノズ
ル１８に向がって配向されている。外側パイプ５３の外
端５４には先端部材５７が固定されており、この先端部
材は外側パイプ５３と同軸状で且つ吐出ノズル５ｏの雄
ネジ部５２に着脱自在に螺合される酸ネジ孔５８を存す
る。キャップ３５ａ内部において、外側パイプ５３には
直径方向に対向する一対の取入孔５９が形成されている
。外側パイプ５３の内部には内側バイブロ８が同軸状に
配置されており、この内側バイブは出口端６２と入口端
６３とを育している。出口端６２は外側パイプ５３の外
端（出口端）５４から離間してその内側に位置している
。

一方、入口端６３は外側パイプ５３の内端５５を越えて
突出している。従って、内側バイブロ８はその両端の中
間部において、外側パイプ５３の内端５５を貫通するこ
とになる。尚、内側バイブロ８は外側パイプの内端５５
に対してかしめや半田付は等の適宜の公知手段により固
定されている。

内側バイブロ８の入口端６３は圧縮空気供給源からの圧
縮空気を受ける機能を果たす。本実施例においては、第
１図〜第７図の実施例と同様に、入口端６３を末広り状
として、略円錐状のエアーノズルに合致させている。第
１２図及び第１３図の実施例では、入口端６３の内径を
エアーノズルにシール状態で見合できるように設定しで
ある。

この場合、公知の０−リング等のシール部材を使用して
シール性を高めてもよい。

取入孔５９のサイズは、低粘性の吹付は材料の所望流量
に応じて設定する。内側バイブロ８を流れる空気が取入
孔５９から材料を外側バイブ５３内に引き込む。このよ
うに引き込まれた材料は、外側パイプ５３の外端５４と
内側バイブロ８の出口端との間の位置で外側バイブ内に
おいて空気と混合された上で、スプレー状に噴出される
。

以上、実施例に基づき説明したが、本発明はこれらに限
定されるものではない。すなわち、本発明の思想から逸
脱しない範囲内にある限り、装置構成、材料及びその配
合割合等は特定の作業条件に合致するように適宜に変更
しても一部に差し支えない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一実施例に係る吹付は装置のスプレ
ーユニットの外ＩＩ構成を示す斜視図である。 第２図は第１図の２−２線に沿う縦断面図であり、上記
スプレーユニットのキャップ組立体内部の混合領域にお
ける調整機構をその第一の極限位置にて示す。 第３図は第２図の下部のみに対応する縦断面図であり、
上記調整機構をその第二の極限位置にて示す。 第４図は第１図の３−３線に沿う横断面図でああり、第
２図と同様に第一の極限位置にある上記調整ｖ１構を上
方から眺めた状態で示す。 第５図は第４図と同様の横断面図であり、第３図と同様
に第二の極限位置にある上記調整機構を上方から眺めた
状態で示す。 第６図は上記調整機構の主要部品のみを取り出して、そ
の部品間の動作関係を示す斜視図である。 第７図は本発明の第二実施例に係る吹付は装置の調整機
構を示す第４図と同様の横断面図である。 第８図は本発明の第三実施例に係る吹付は装置のキャッ
プ組立体を示す第３図と同様の縦断面図である。 第９図は第８図のキャップ組立体を上方から眺めた状態
で示す第４図と同様の横断面図である。 第１Ｏ図は第９図と同様の横断面図であり、本発明の第
四実施例に係る吹付は装置におけるスプレーパターンを
変更し得るキャップ組立体を示す。 第１１図は第１０図のキャップ組立体を示す一部切欠斜
視図である。 第１２図は第１Ｏ図と同様の横断面図であり、本発明の
第五実施例に係る吹付は装置における特に低粘性材料に
適したキャップ組立体を示す。 第１３図は第１２図のキャップ組立体を示す第１１図と
同様の一部切欠斜視図である。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）壁面に壁材等の材料の吹付け装置であって、 （ａ）圧縮空気供給源と、 （ｂ）以下の構成要素を備えるスプレーユニットと、 （ｉ）材料を収容するタンク、 （ｉ）このタンクの内部に連通した状態でその底部に取
   付けられることにより、前記材料が重力の作用により流
   入するように構成されたキャップ、 （ｉｉｉ）このキャップの内部に位置する入口端から当
   該キャップの外部に位置する出口端まで延びる吐出ノズ
   ル、 （ｉｖ）前記キャップの内部に位置する出口端を有する
   とともに、前記吐出ノズルの入 口端に対し整列配置されたエアーノズル、 （ｖ）前記材料が前記吐出ノズルに流入するための領域
   面積を決定する設定手段、 （Ｃ）前記圧縮空気供給源を前記エアーノズルに接続す
   るための連結手段と、 を含む吹付け装置。
2. （２）前記連結手段は、前記圧縮空気供給源から前記エ
   アーノズルへの空気供給量を調整すべく手動操作可能な
   バルブを含んでいる、請求項１に記載の吹付け装置。
3. （３）前記連結手段は、前記圧縮空気供給源から前記バ
   ルブまで延びるホースを更に含んでいる、請求項２に記
   載の吹付け装置。
4. （４）前記ホースは、クイック着脱式のコネクタを介し
   て前記バルブに接続されている、請求項３に記載の吹付
   け装置。
5. （５）前記設定手段は、前記エアーノズルに対する前記
   吐出ノズルの長手方向位置を変化させる手動操作可能な
   調整機構である、請求項１ないし４のいずれかに記載の
   吹付け装置。
6. （６）前記吐出ノズルと前記エアーノズルとが一体のパ
   イプを構成しており、前記設定手段は、前記キャップの
   内部においてこのパイプの壁に形成した少なくとも１個
   の取入孔を含む、請求項１ないし４のいずれかに記載の
   吹付け装置。
7. （７）前記タンクは、その内部への前記材料の装填を容
   易にすべく着脱カバーを備えている、請求項１ないし６
   のいずれかに記載の吹付け装置。
8. （８）前記吐出ノズルは、前記材料のスプレーパターン
   を所定のように設定し得るスプレー制御手段を備えてい
   る、請求項１ないし７のいずれかに記載の吹付け装置。
9. （９）前記スプレー制御手段は、 （ａ）前記吐出ノズルの出口端に着脱自在に固定できる
   先端部材と、 （ｂ）この先端部材を貫通して延びるとともに、所定の
   スプレーパターンに前記材料を噴出させるように構成さ
   れた吐出オリフィスと、 を備えている、請求項８に記載の吹付け装置。
10. （１０）粘性の低い材料を吹付けるのに適合させるべく
    、 （ａ）前記吐出ノズルに同軸状に挿入されるとともに、 （ｉ）出口端、及び （ｉｉ）前記エアーノズルに向くように配向された内端
    、 を有する外側パイプと、 （ｂ）この外側パイプに同軸状に挿入されるとともに、 （ｉ）前記外側パイプの内部においてその出口端から離
    間された出口端、及び （ｉｉ）前記エアーノズルから圧縮空気をうけるための
    入口端、 を有する内側パイプと、 （ｃ）前記外側パイプと内側パイプとの組立体を前記吐
    出ノズルに着脱自在に取付けるための取付手段と、 を更に備える、請求項１ないし４に記載の吹付け装置。