JPH0522280A - フレームアライナ回路 - Google Patents

フレームアライナ回路

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JPH0522280A
JPH0522280A JP3176390A JP17639091A JPH0522280A JP H0522280 A JPH0522280 A JP H0522280A JP 3176390 A JP3176390 A JP 3176390A JP 17639091 A JP17639091 A JP 17639091A JP H0522280 A JPH0522280 A JP H0522280A
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JP
Japan
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data
write
read
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pulse
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JP3176390A
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Makoto Kadowaki
眞 門脇
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】第1および第2の遅延量可変回路3,4は、そ
れぞれ入力データ1およびフレームパルス2を遅延量デ
ータ15により遅延させ、書込データ5および書込アド
レス初期化パルス6とする。メモリ8は、書込データ5
を書き込み、書き込まれた書込データ5を読み出して読
出データ9とする。カウンタ12は、メモリ8を初期化
する書込アドレス初期化パルス6と読出アドレス初期化
パルス10の時間差をカウントし、ラッチ回路13はカ
ウント値を同期外れ回復情報16によりラッチする。デ
コード回路14は、ラッチされたカウント値から、書込
アドレス初期化パルス6と読出アドレス初期化パルス1
0の時間差が最も大きくなるように遅延量データ15を
作成する。 【効果】サービスイン後に読出データに誤りを発生する
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレームアライナ回路に
関し、特にディジタル通信におけるフレーム同期のため
のフレームアライナ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフレームアライナ回路は、図2の
ブロック構成図に示すように、遅延回路19で遅延させ
た入力データ1と、遅延させない入力データ1を選択回
路21で選択しメモリ8に入力する。同様に、遅延回路
20で遅延させたフレームパルス2と、遅延させないフ
レームパルス2を選択回路20で選択し、メモリ8の書
込みリセット端子に入力する。このとき遅延回路19と
遅延回路20の遅延量は等しい。
【0003】メモリ8の読出リセット端子に入力する読
出アドレス初期化パルス10は、読出クロック11を入
力とするフレームパルス発生回路18より供給される。
フレームパルス発生回路18が発生する読出アドレス初
期化パルス10はフレームパルス2の位相とは無関係に
生成されるため、メモリ8の書込タイミングと読出タイ
ミングが適正な状態かどうかを判定する位相比較器17
の制御により、選択回路21および選択回路22が制御
されており、不適正なタイミングになった場合は選択回
路21および22を切り替えて(これを「ケトバシ」と
呼ぶ)、書込タイミングと読出タイミングを適正な状態
にしてメモリ8からの適正な読出しを復旧させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のフレームア
ライナ回路では、メモリの書込タイミングと読出タイミ
ングが不適正な状態となった場合、ケトバシによりメモ
リからの適正な読出しを復旧させるという制御を行って
いるが、ケトバシを行うとメモリに入力されるデータ位
相が不連続に変化するため、これを修正する間は読出さ
れるデータに誤りが発生する。つまり、フレームアライ
ナ回路の初期立上げ時の書込タイミングと読出タイミン
グが不適正に近い状態、つまり余裕が十分にない状態の
場合、サービスイン後にケトバシが発生し、データに誤
りを生じる場合があるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフレームアライ
ナ回路は、入力データを遅延量データにより設定されて
遅延させ書込データとする第1の遅延量可変回路と、フ
レームパルスを前記遅延量データにより設定されて遅延
させ書込アドレス初期化パルスとする第2の遅延量可変
回路と、前記書込データを書込クロックと前記書込アド
レス初期化パルスによって書き込み、書き込まれた前記
書込データを読出アドレス初期化パルスと読出クロック
によって読み出して読出データとするメモリと、前記書
込アドレス初期化パルスと前記読出アドレス初期化パル
スの時間差を前記読出クロックによりカウントするカウ
ンタと、前記カウント値を同期外れ回復情報によりラッ
チするラッチ回路と、ラッチされた前記カウント値をデ
コードし前記時間差が最も大きくなるように前記遅延量
データを作成するデコード回路とを有している。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック構成図である。
フレームアライナ回路は、入力データ1を遅延量データ
15により設定される量だけ遅延させ書込データ5とす
る第1の遅延量可変回路3と、フレームパルス2を遅延
量データ15により設定される量だけ遅延させ書込アド
レス初期化パルス6とする第2の遅延量可変回路4と、
書込クロック7と書込アドレス初期化パルル6によって
書込データ5を書き込み、書き込まれた書込データ5を
読出アドレス初期化パルス10と読出クロック11によ
って読み出して読出データ9とするメモリ8と、書込ア
ドレス初期化パルス6と読出アドレス初期化パルス10
の時間差を読出クロック11によりカウントするカウン
タ12と、カウント値を同期外れ回復情報16によりラ
ッチするラッチ回路13と、ラッチされたカウント値を
デコードし書込アドレス初期化パルス6と読出アドレス
初期化パルス10の時間差が最も大きくなるように遅延
量データ15を作成するデコード回路14とを有する。
【0007】入力データ1は、遅延量可変回路3によ
り、デコード回路14により設定された遅延量データ1
5の値だけ遅延されて書込データ5とされ、メモリ8に
書き込まれる。このとき、メモリ8の書込アドレスを初
期化するための書込アドレス初期化パルス6も、フレー
ムパルス2が入力データ1と同じ量だけ遅延されたもの
であり、メモリ8に入力される。このため、メモリ8へ
入力される書込データ5と書込アドレス初期化パルス6
のフレームレベルの位相関係は常に一定に保たれる。
【0008】書込アドレス初期化パルス6と読出アドレ
ス初期化パルス10の時間軸上の前後関係が書込クロッ
ク7又は読出クロック11の周波数変動等の外的要因に
より途中で入れ替った場合に、読出データ9の連続性が
保存されなくなる事がある。この事態を回避するため、
カウンタ12は電源投入時のパワーオン時や同期外れ中
に書込アドレス初期化パルス6と読出アドレス初期化パ
ルス10の間隔(時間差)を読出クロック11でカウン
トし測定し、ラッチ回路13はその測定距離をパワーオ
ン又は同期外れの回復情報である同期外れ回復情報16
によりラッチする。デコード回路14は、ラッチされた
時間差をデコードし、遅延量可変回路3と遅延量可変遅
延回路4に書込アドレス初期化パルス6と読出アドレス
初期化パルス10の距離が最も遠い位相関係にある様に
遅延量をセットする遅延量データ15を作成する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メモリ読
出初期化パルスの位相をメモリ書込初期化パルスの位相
に対して十分安全な位相となるように設定するため、サ
ービスイン後に読出データ誤りを発生することがなく、
また、入力データのフレーム位相が不連続に変化した場
合でも、読出データおよびフレームパルスの位相は、遅
延量可変回路によって位相変動が吸収されるため、一定
に保たれる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】従来例のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 入力データ 2 フレームパルス 3,4 遅延量可変回路 5 書込データ 6 書込アドレス初期化パルス 7 書込クロック 8 メモリ 9 読出データ 10 読出アドレス初期化パルス 11 読出クロック 12 カウンタ 13 ラッチ回路 14 デコード回路 15 遅延量データ 16 同期外れ回復情報 17 位相比較回路 18 フレームパルス発生回路 19,20 遅延回路 21,22 選択回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力データを遅延量データにより設定さ
    れて遅延させ書込データとする第1の遅延量可変回路
    と、フレームパルスを前記遅延量データにより設定され
    て遅延させ書込アドレス初期化パルスとする第2の遅延
    量可変回路と、前記書込データを書込クロックと前記書
    込アドレス初期化パルスによって書き込み、書き込まれ
    た前記書込データを読出アドレス初期化パルスと読出ク
    ロックによって読み出して読出データとするメモリと、
    前記書込アドレス初期化パルスと前記読出アドレス初期
    化パルスの時間差を前記読出クロックによりカウントす
    るカウンタと、前記カウント値を同期外れ回復情報によ
    りラッチするラッチ回路と、ラッチされた前記カウント
    値をデコードし前記時間差が最も大きくなるように前記
    遅延量データを作成するデコード回路とを有することを
    特徴とするフレームアライナ回路。
JP3176390A 1991-07-17 1991-07-17 フレームアライナ回路 Expired - Lifetime JP2861493B2 (ja)

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JPH0522280A true JPH0522280A (ja) 1993-01-29
JP2861493B2 JP2861493B2 (ja) 1999-02-24

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ID=16012820

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JP3176390A Expired - Lifetime JP2861493B2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 フレームアライナ回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7097876B2 (en) 1995-03-06 2006-08-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method for forming protective film of strippable paint on sprayed coating of automobile or other large-sized product

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7097876B2 (en) 1995-03-06 2006-08-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method for forming protective film of strippable paint on sprayed coating of automobile or other large-sized product

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JP2861493B2 (ja) 1999-02-24

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Effective date: 19981110