JP2679486B2 - フレームアライナ回路 - Google Patents

フレームアライナ回路

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JP2679486B2
JP2679486B2 JP3305264A JP30526491A JP2679486B2 JP 2679486 B2 JP2679486 B2 JP 2679486B2 JP 3305264 A JP3305264 A JP 3305264A JP 30526491 A JP30526491 A JP 30526491A JP 2679486 B2 JP2679486 B2 JP 2679486B2
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clock
pulse
phase
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JP3305264A
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Inventor
幹司 朱家
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力データと出力デー
タとのタイミングの協調をとるフレームアライナ回路に
関し、特に入出力データ間の位相修正時におけるデータ
誤りの発生を解消したフレームアライナ回路に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】フレーム化したディジタルデータの伝送を
行なう際に、入力データに対して、出力側のフレームパ
ルスによって同期を取り直して、出力データを発生する
ことが必要になる場合があるが、このような目的にフレ
ームアライナ回路が用いられる。
【0003】このようなフレームアライナ回路において
は、入力データを一時保持するメモリに対する、書き込
みタイミングと読み出しタイミングとの関係を、常に適
切な状態に保つことができるようにすることが望まれ
る。
【0004】図2は、従来のフレームアライナ回路の構
成を示したものである。入力データと、入力データを遅
延回路11によって遅延させた信号とは、選択回路12
によって選択されて、メモリ13に入力される。一方、
入力フレームパルスと、入力フレームパルスを遅延回路
14によって遅延させた信号とは、選択回路15によっ
て選択されて、メモリ13の書き込みリセット端子に加
えられる。この際、遅延回路11,14の遅延量は、等
しく設定されているので、入力データは、入力フレーム
パルスに同期して、メモリ13に保持される。
【0005】フレームパルス発生器16は出力フレーム
パルスを発生して、メモリ13の読み出しリセット端子
に供給し、これによってメモリ13に保持されたデータ
が読み出されて、出力データを発生する。この際、出力
フレームパルスは、入力フレームパルスの位相と無関係
に生成される。
【0006】そこで位相比較器17は、書き込みリセッ
ト端子の入力フレームパルスと、読み出しリセット端子
の出力フレームパルスとの位相を比較して、メモリ13
における書き込みタイミングと、読み出しタイミングと
の関係が適切であるか否かを判定する。そして不適正な
タイミングになったときは出力を発生して、選択回路1
2および15の選択状態を切り替えることによって、書
き込みタイミングと読み出しタイミングとの関係を、適
正な状態に復旧させる。この処理は、ケトバシと称され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレームアライ
ナ回路では、メモリにおける書き込みタイミングと読み
出しタイミングとが不適正な状態になったとき、ケトバ
シによって適正な位相関係に復旧させる制御を行なうよ
うにしている。しかしながらケトバシを行なうと、メモ
リに入力されるデータの位相が不連続に変化するため、
これを修正する間は、データ誤りが発生する。
【0008】そこで、装置の初期立ち上げ時に、書き込
みタイミングと読み出しタイミングとの関係が不適正に
近い状態、すなわち、余裕が十分にない状態では、サー
ビスイン後にケトバシが発生して、データ誤りが発生す
るという問題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、このような従来技術の課題を
解決しようとするものであって、フレームアライナ回路
において、メモリに対する書き込みリセットパルス(入
力フレームパルス)と、読み出しリセットパルス(出力
フレームパルス)との位相関係を、常に安全な位相状態
に保つことができ、従って、ケトバシを行なう必要がな
く、これによるデータ誤りを解消できるようにすること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のフレームアライ
ナ回路は、入力フレームパルスを書き込みリセットパル
スとして入力データを書き込み、書き込まれたデータ
を、出力フレームパルスを読み出しリセットパルスとし
て読み出すメモリ1と、この入力フレームパルスを2分
周してデューティ50%の第1のクロックを発生する第
1の分周器2と、出力フレームパルスを発生するフレー
ムパルス生成器3と、この出力フレームパルスを2分周
してデューティ50%の第2のクロックを発生する第2
の分周器4と、第1の分周器2の出力と第2の分周器4
の出力との排他的論理和の演算を行なって出力を発生す
る位相比較器5と、位相比較器5の出力の交流成分を減
衰させるローパスフィルタ6と、ローパスフィルタ6の
出力に応じて出力周波数を制御される電圧制御発振器7
とを有し、電圧制御発振器は、第1のクロックおよび第
2のクロックの位相差が90°のときのローパスフィル
タの出力に対応して中心周波数f 0 を発生するように設
定され、この電圧制御発振器7の出力信号に応じてフレ
ームパルス生成器3が出力フレームパルスを発生するも
のである。
【0011】
【作用】メモリ1は、入力フレームパルスを書き込みリ
セットパルスとして、入力データを書き込み、書き込ま
れたデータを、出力フレームパルスを読み出しリセット
パルスとして読み出す。この場合に、入力フレームパル
スを2分周して、デューティ50%の第1のクロックを
発生し、フレームパルス生成器3によって発生した出力
フレームパルスを2分周して、デューティ50%の第2
のクロックを発生する。
【0012】さらに、第1のクロックと第2のクロック
との排他的論理和の演算を行なって出力を発生し、この
出力の交流成分をローパスフィルタ6で減衰させた出力
に応じて、電圧制御発振器7の出力周波数を制御する。
そして、この電圧制御発振器7の出力信号に応じて、フ
レームパルス生成器3が出力フレームパルスを発生す
る。
【0013】この際、第1のクロックと第2のクロック
との位相差が90°のとき、電圧制御発振器7が中心周
波数f0 を出力するように制御される。定常位相誤差
は、フレームパルスの周期に比べて十分小さくなるよう
に設定されるので、第1のクロックと第2のクロックと
の位相差が常に90°になるように位相ロックされ、従
って、入力フレームパルスの位相と、出力フレームパル
スの位相差が常に180°になるように位相ロックされ
る。
【0014】このように本発明によれば、入力フレーム
パルスの位相と、出力フレームパルスの位相とは、常に
180°の位相差になるように位相ロックされるので、
入力データをメモリに書き込むための書き込みリセット
パルスと、書き込まれたデータを読み出すための読み出
しリセットパルスとの間には、常に安全な位相状態が維
持される。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の構成を示したも
のである。入力フレームは、メモリ1の書き込みリセッ
ト端子に加えられ、これによって入力データは、メモリ
1に書き込まれる。
【0016】一方、入力フレームパルスは、第1の分周
器2によって分周されて、2倍の周期を有するデューテ
ィ50%の第1のクロックCK1に変換される。また、
フレームパルス生成器7で生成された出力フレームパル
スは、メモリ1の読み出し端子に供給され、これによっ
て、メモリ1に書き込まれたデータが読み出されて、出
力データを生じる。
【0017】第2の分周器3は、出力フレームパルスを
分周して、2倍の周期を有するデューティ50%の第2
のクロックCK2を生じる。排他的論理和回路からなる
位相比較器5は、第1のクロックCK1と第2のクロッ
クCK2との排他的論理和の演算を行なって、位相差を
示す出力信号を発生する。この信号は、ローパスフィル
タ6によって交流成分を遮断されて、位相差に応じて電
圧が変化する直流信号からなる出力に変換される。電圧
制御発振器7は、この直流信号の大きさに応じて周波数
を制御されて、第3のクロックCK3を発生する。フレ
ームパルス生成器3は、このクロックCK3に応じて出
力フレームパルスを発生する。
【0018】電圧制御発振器7は、第1のクロックCK
1および第2のクロックCK2の位相差が90°のと
き、中心周波数f0 を発生し、従ってこのとき、第3の
クロックCK3の周波数はf0 となる。このように、図
1に示された実施例の回路は、出力フレームパルスの位
相が入力フレームパルスの位相に追従する、位相同期回
路(PLL)の構成をとっている。
【0019】この場合、定常位相誤差がフレームパルス
の周期に比べて十分小さくなるように設定することによ
って、第1のクロックCK1および第2のクロックCK
2は、常に90°の位相差になるように位相ロックされ
る。従って、入力フレームパルスの位相と、出力フレー
ムパルスの位相とは、常に180°の位相差に位相ロッ
クされる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフレーム
アライナ回路では、入力フレームパルスの位相と、出力
フレームパルスの位相とは、常に180°の位相差にな
るように位相ロックされる。従って、入力データをメモ
リに書き込むための書き込みリセットパルス(入力フレ
ームパルス)と、書き込まれたデータを読み出すための
読み出しリセットパルス(出力フレームパルス)との間
には、常に安全な位相状態が維持される。
【0021】そのため、本発明のフレームアライナ回路
では、従来のフレームアライナ回路で必要であった、入
力データおよび入力フレームパルスに対するケトバシの
処理、およびこれを行なうための回路が不要となり、ケ
トバシによるデータ誤りの発生の問題が解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】従来のフレームアライナ回路の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 メモリ 2 第1の分周器 3 フレームパルス生成器 4 第2の分周器 5 位相比較器 6 ローパスフィルタ 7 電圧制御発振器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力フレームパルスを書き込みリセット
    パルスとして入力データを書き込み、該書き込まれたデ
    ータを出力フレームパルスを読み出しリセットパルスと
    して読み出すメモリと、該入力フレームパルスを2分周
    してデューティ50%の第1のクロックを発生する第1
    の分周器と、出力フレームパルスを発生するフレームパ
    ルス生成器と、該出力フレームパルスを2分周してデュ
    ーティ50%の第2のクロックを発生する第2の分周器
    と、該第1のクロックと第2のクロックとの排他的論理
    和の演算を行なって出力を発生する位相比較器と、該位
    相比較器の出力の交流成分を減衰させるローパスフィル
    タと、該ローパスフィルタの出力に応じて出力周波数を
    制御される電圧制御発振器とを有し、前記電圧制御発振器は、前記第1のクロックおよび第2
    のクロックの位相差が90°のときの前記ローパスフィ
    ルタの出力に対応して中心周波数f 0 を発生するように
    設定され、 該電圧制御発振器の出力信号に応じて前記フ
    レームパルス生成器が出力フレームパルスを発生するこ
    とを特徴とするフレームアライナ回路。
JP3305264A 1991-10-24 1991-10-24 フレームアライナ回路 Expired - Lifetime JP2679486B2 (ja)

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JPH05122202A JPH05122202A (ja) 1993-05-18
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