JPH05222587A - 電着塗装用クランプ - Google Patents

電着塗装用クランプ

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JPH05222587A
JPH05222587A JP5626792A JP5626792A JPH05222587A JP H05222587 A JPH05222587 A JP H05222587A JP 5626792 A JP5626792 A JP 5626792A JP 5626792 A JP5626792 A JP 5626792A JP H05222587 A JPH05222587 A JP H05222587A
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JP
Japan
Prior art keywords
lever
electrodeposited
clamp
base plate
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5626792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Takano
敏彦 鷹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP5626792A priority Critical patent/JPH05222587A/ja
Publication of JPH05222587A publication Critical patent/JPH05222587A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/24Reinforcing the conductive pattern
    • H05K3/241Reinforcing the conductive pattern characterised by the electroplating method; means therefor, e.g. baths or apparatus

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板等の被電着物の把持に用いられ
る,電着膜の付着・剥離を生じない,電着塗装用のクラ
ンプを提供すること。 【構成】 給電治具6に固定されると共に,被電着物8
の片面81を把持するベース板23と,これに対向して
被電着物8の他面82を把持する押さえ板1と,これを
開閉作動させるレバー22と,これを回動可能に支承す
る本体2とによりなる。レバー22と本体2とは,ベー
ス板23に対して電気的に絶縁されている。これによ
り,本体2,レバー22には電着膜の付着・剥離を生じ
ない。したがって,被電着物8をクランプから外す際
に,レバー22を回動させても電着膜の剥離片が生ずる
ことがなく,被電着物8に形成した電着膜が剥離片によ
って汚れることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,被電着物の把持に用い
られ,電着膜の付着・剥離を生じない,電着塗装用のク
ランプに関する。
【0002】
【従来技術】図8に示すごとく,プリント基板等の被電
着物8は,電着浴槽7中の電着浴71に浸漬して,電着
塗装(電着)が行われる。この時,上記被電着物8は,
金属製のクランプ9を介して給電治具6に懸吊,固定さ
れ通電されている。上記クランプ9は,図7に示すごと
く,本体91と,該本体91により回動可能に支承され
るレバー92と,被電着物8を把持する押さえ板90及
びベース板93よりなる。
【0003】電着は,一般に電着浴71として水溶性塗
料が用いられ,被電着物8の表面には約5〜20μm位
の厚みの電着膜(図示略,以下同じ)が形成される。こ
の時,図8に示すごとく,電着浴71側には負(−)の
電圧が印加され,一方被電着物8側には正(+)の電圧
がケーブル61を介して印加される。電着は,電気泳動
塗装法とも呼ばれ,被電着物8としてのプリント基板表
面にレジスト膜を形成するに当たって,応用されてい
る。また,電着によるプリント基板上へのレジスト膜形
成法は,半田剥離法やドライフィルム法に比べて解像度
が優れているため,最近注目されている。そこで,プリ
ント基板にファインパターンを形成する際,特に精度の
良いレジスト膜の形成法として用いられる。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には,次の問題点がある。即ち,上記電着による,プリ
ント基板へのレジスト膜形成法においては,クランプ9
の全体が金属よりなるため,クランプ9の表面にも電着
膜としてのレジスト膜が付着することがある。特に,該
クランプ9の上記本体91,レバー92及びこれらの間
に,電着膜が付着する。そのため,クランプ9より被電
着物8であるプリント基板を着脱する際に,レバー92
を回動させると,本体91,レバー92,更には両者の
間に付着していた該電着膜が剥離片や粉末となって,プ
リント基板上の電着膜の表面に付着する。
【0005】ところで,上記剥離片や粉末は,プリント
基板のパターン形成用の電着膜に対して紫外線照射する
際,その露光の障害となる。そのため,パターン形成部
分に露光不足を生じ,パターン形成不良を生じることが
ある。なお,上記被電着物8は,主としてプリント基板
について述べたが,他の被電着物に対しても同様のこと
が生じ,不良品の発生や,歩留りの低下を生じる。本発
明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,電
着膜の付着・剥離を生じない,電着塗装用のクランプを
提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,プリント基板等の被電着
物を電着浴中に浸漬する際に把持するためのクランプで
あって,該クランプは給電治具に固定されると共に被電
着物の片面を把持するベース板と,該ベース板に対向し
て被電着物の他面を把持する押さえ板と,該押さえ板を
開閉作動させるレバーと,該レバーを回動可能に支承す
る本体とよりなり,上記レバーと本体とは,上記ベース
板に対して電気的に絶縁されていることを特徴とする電
着塗装用クランプにある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記レバーと本体とは,上記ベース板に対して電気的に絶
縁されていることである。上記レバーと本体とを,ベー
ス板に対して電気的に絶縁する手段としては,例えば実
施例1に示すごとく,金属等の導電体からなる押さえ板
の間に,帯状の絶縁体を形成した態様がある。
【0008】また,ベース板と本体との間に,絶縁体を
形成した態様がある(図1参照)。また,実施例2に示
すごとく,上記本体,レバー,押さえ板を合成樹脂等の
絶縁体により構成する態様がある。上記給電治具は,例
えばステンレス鋼板等の耐食性金属等の導電体よりな
る。上記被電着物としては,例えばプリント基板,カラ
ー化粧鋼板等がある。
【0009】
【作用及び効果】本発明のクランプにおいては,レバー
と本体とは,ベース板に対して電気的に絶縁されてい
る。そのため,レバー及び本体は,プリント基板などの
被電着物とは電気的に隔離されている。それ故,電着膜
を形成するに当たって,クランプが電着浴中に浸漬され
ても,レバー,本体には電着膜を生じることがない。し
たがって,被電着物をクランプより着脱するに当たっ
て,レバーを回動させても電着膜が摩擦又は衝撃等によ
り剥離を生ずることがない。
【0010】それ故,被電着物に形成された電着膜の上
に,剥離片や粉末が付着することがなく,歩留まりの低
下を生じることがない。以上のごとく,本発明によれ
ば,電着膜の付着・剥離を生じない,電着塗装用のクラ
ンプを提供することができる。
【0011】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる電着塗装用のクランプにつき,
図1〜図3を用いて説明する。本例のクランプは,被電
着物8としてのプリント基板を,電着浴71中に浸漬す
る時に把持するためのものである(図8参照)。また,
該プリント基板に対しては,電着膜としてのレジスト膜
(図示略)を形成するものである。該クランプは,図1
〜図3に示すごどく,給電治具6に固定されると共に,
被電着物8の片面81を把持するベース板23と,該ベ
ース板23に対向して被電着物8の他面82を把持する
押さえ板1と,該押さえ板1を開閉作動させるレバー2
2と,該レバー22を回動可能に支承する本体2とより
なる。
【0012】ここで注目すべきことは,上記レバー22
と本体2とは,上記ベース板23に対して,絶縁体11
及び絶縁板12により,電気的に絶縁されていることで
ある。上記押さえ板1は,金属体よりなり図1,図3に
示すごとく,先端部に帯状の絶縁体11を有し,更にそ
の先端部に基板係止用の凹凸部110を有する。該押さ
え板1は,図3に示すごとく,ピン係合穴101及びス
ライドピン係止用の長穴10を有する。該押さえ板1
は,上記凹凸部110にリード線兼用の金属製板バネ1
11を接続している。
【0013】上記本体2は,図1〜図3に示すごとく,
L字状のピン支承部20を有する,金属体よりなる。該
ピン支承部20は,ピン係合穴201,202を有す
る。また,該ピン支承部20は,図2に示すごとく,左
右に並列した一対のピン支承部203を有する,2股構
造よりなる。本体2は,図1,図3に示すごとく,板状
の取付け部21を有する。該取付け部21は,ブッシュ
係合穴200を有する。
【0014】上記レバー22は,図1,図3に示すごと
く,金属体よりなり,ピン係合穴220,221を有す
る。上記ベース板23は,図1,図3に示すごとく,ヘ
字状に曲がったテーパー部231を有する。また,後方
にブッシュ係合穴230を有する。該ベース板23は,
良導電体よりなる。ところで,クランプを作成するに当
たっては,上記押さえ板1,本体2,レバー22,ベー
ス板23等を,次のように組み付ける。
【0015】即ち,図3に示すごとく,まず給電治具6
上にベース板23を置く。この時,該給電治具6のネジ
係合穴60とベース板23のブッシュ係合穴230の位
置を合わせる。次に,該ベース板23上に,絶縁板1
2,本体2の取付部21を順次載置する。そして,これ
らの上記ブッシュ係合穴200,120,230には,
絶縁体からなるブッシュ3を嵌合させる。該ブッシュ3
は,上方にツバ部31を有する。また,該ブッシュ3
は,中央部に,ネジ5を挿入するための穴30を有す
る。
【0016】次いで,上記穴30内に,金属製のネジ5
を挿入し,給電治具6のネジ穴60に螺着,固定する。
次に,上記本体2に,押さえ板1及びレバー22を取付
け固定する。この時,ピン係合穴101,201,22
0内には,ピン24を,またピン係合穴202,221
内には,ピン26を嵌挿して一端をかしめる。一方,上
記押さえ板1のスライドピン係止用の長穴10内には,
スライドピン25を係合させる。なお,上記ピン係合穴
202,221内にピン26を嵌挿する前に,上記レバ
ー22と本体2の取付け部21との間には,予めバネ2
7を装着しておく。そして,該バネ27のピン係合穴2
70には,上記ピン係合穴202,221内と同時にピ
ン26を嵌挿して一端をかしめる。
【0017】また,板バネ111も,上記ネジ5の螺着
の際にネジ5とブッシュ3との間に係止する。これによ
り,図1,図2に示すごとく,給電治具6に固定される
と共に,被電着物8の片面を把持するベース板23と,
該ベース板23に対向して被電着物8の他面を把持する
押さえ板1と,該押さえ板1を開閉作動させるレバー1
と,該レバー1を回動可能に支承する本体2とよりなる
クランプを得る。
【0018】次に,作用効果につき説明する。本例のク
ランプにおいては,図1に示すごとく,レバー1と本体
2とは,ベース板23に対して絶縁板12及びブッシュ
3により電気的に絶縁されている。そのため,レバー1
及び本体2は,プリント基板等の被電着物8とは電気的
に絶縁されている。それ故,電着膜(図示略)を形成す
るに当たって,クランプが電着浴中に浸漬されていて
も,レバー1及び本体2に電着膜を生ずることがない。
即ち,図1,図2に示すごとく,被電着物8の片面81
側には,ケーブル61,給電治具6,ベース板23,ネ
ジ5,板バネ111を通じて,上記押さえ板1の基板係
止用の凹凸部110より通電される。しかし,この電流
は,ブッシュ3,絶縁体11及び絶縁板121によっ
て,上記押さえ板1の上部,本体2,レバー22に対し
て絶縁される。
【0019】また,被電着物8の他面82側には,給電
治具6,ベース板23より通電が行われる。そのため,
プリント基板の両面に対して電着用の通電が行われ,ス
ルーホール(図示略)内に対しても電着膜としてのレジ
スト膜を容易に形成できる。したがって,被電着物8を
クランプより着脱するに当たって,レバー1を回動させ
ても電着脱が摩擦又は衝撃等により剥離することがな
い。即ち,上記押さえ板1の上部,本体2,レバー22
には,電着膜としてのレジスト膜が生ずることがない。
そのため,プリント基板には,レジスト膜の剥離による
パターン不良を生じることがなく,プリント基板の歩留
まりの低下を生じることがない。
【0020】実施例2 本例は,図4〜図6に示すごとく,上記実施例1におけ
る金属製の押さえ板1,本体2,レバー22に代えて,
合成樹脂からなる押さえ板14,レバー15,本体16
としたものである。その他は,実施例1と同様である。
上記押さえ板14は,図6に示すごとく,ピン係合穴1
40とスライドピン係止用の長穴141を有する。ま
た,基板係止用の凹凸部142を有する。
【0021】上記レバー15は,ピン係合穴150,1
51を有する。一方,上記本体16は,上方にピン係合
穴160,161を有すると共に,ネジ挿通用の穴16
2を有する。そして,上記押さえ板14,レバー15,
本体16は,いずれも耐薬品性等の耐久性に優れた,ポ
リアミド樹脂(ナイロン)等の合成樹脂成形体により構
成してある。
【0022】上記クランプは,実施例1と同様に,上記
押さえ板14,レバー15,本体16及びベース板2
3,バネ27を,ネジ5,ビス24,26,スライドネ
ジ25を用いて,組み付ける。本例においては,上記押
さえ板14,レバー15,本体16が,上記合成樹脂成
形体により構成してあるため,電導性を有しない。その
ため,これらに電着膜が形成されない。また,これらは
樹脂製であるため,実施例1のクランプに比して軽量で
作成が容易である。その他,実施例1と同様の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかるクランプの側面図。
【図2】実施例1にかかるクランプの平面図。
【図3】実施例1にかかるクランプの展開図。
【図4】実施例2にかかるクランプの側面図。
【図5】実施例2にかかるクランプの正面図。
【図6】実施例2にかかるクランプの展開図。
【図7】従来のクランプの側面図。
【図8】電着装置の説明図。
【符号の説明】
1,14...押さえ板, 11...絶縁体, 12...絶縁板, 15,22...レバー, 16,2...本体, 23...ベース板, 6...給電治具,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板等の被電着物を電着浴中に
    浸漬する際に把持するためのクランプであって,該クラ
    ンプは給電治具に固定されると共に被電着物の片面を把
    持するベース板と,該ベース板に対向して被電着物の他
    面を把持する押さえ板と,該押さえ板を開閉作動させる
    レバーと,該レバーを回動可能に支承する本体とよりな
    り,上記レバーと本体とは,上記ベース板に対して電気
    的に絶縁されていることを特徴とする電着塗装用クラン
    プ。
JP5626792A 1992-02-06 1992-02-06 電着塗装用クランプ Pending JPH05222587A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999035309A1 (en) * 1998-01-12 1999-07-15 Ebara Corporation Plating jig of wafer
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