JPH0348218Y2 - - Google Patents

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JPH0348218Y2
JPH0348218Y2 JP9906689U JP9906689U JPH0348218Y2 JP H0348218 Y2 JPH0348218 Y2 JP H0348218Y2 JP 9906689 U JP9906689 U JP 9906689U JP 9906689 U JP9906689 U JP 9906689U JP H0348218 Y2 JPH0348218 Y2 JP H0348218Y2
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thin plate
jig
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push
rod
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JP9906689U
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、薄板のめつきその他の表面処理工程
において、薄板を保持するための治具に関するも
のである。
〔従来の技術〕
コンピユータ、テレビ、ビデオ等の電子機器に
は配線用プリント基板が使用されているが、この
配線用プリント基板をめつき工程で製造するに当
つてはめつき用自動機で行うが、その場合、基板
を保持しめつき液中に浸漬して通電するめつき用
の治具を必要とし、治具は基板、自動機、めつき
液の三者間の橋渡し的存在で、極めて重要な役割
を果している。
この治具に要求される条件は、 基板がめつき工程の途中で落下したり、ずれ
たりしないように確実にセツトできる事。
基板の両面に電気抵抗が少ない状態で通電で
きる事。
基板を治具に着脱する作業(ラツキング)が
容易である事。
であるが、基板の治具への取付方式としては、引
掛け方式、クリツプによる挟み込み方式、ねじ締
め方式、磁石を使用した取付方式等によるもので
あつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の治具に対する基板の着脱
は何れも人手によるもので、しかも基板の着脱が
容易であることが望ましいにもかかわらず、めつ
き工程中の落下やずれがないように取付けなくて
はならないため、かえつて基板の着脱に時間がか
かり、作業性の悪いものであつた。
さらに、電子機器の小型化、稠密化に伴つて基
板は次第に薄くなり、現在では0.05mm程度の薄い
基板も生産されている。従つて治具も、前記3条
件に加えて、 基板にたるみ,曲がり,しわがないようにピン
と張つてセツトできる事。
という条件が加わり、薄板用の治具の設計製作を
極めて困難なものにし、現在薄板用治具の決定的
なものがなく、薄板の着脱に一層の苦しい対応を
余儀なくされていた。
本考案は、前記従来の治具の非能率的な着脱方
式を排し、構造極めて簡単で薄板の着脱を容易に
し、しかも薄板のセツトを確実たらしめる治具を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、表面処理すべき薄板2の端部を保持
する枠型治具において、薄板保持枠1に押上げ棒
9の一端に連結された押え部材10を接離自在に
装架し、該薄板保持枠1に一端を固定した板ばね
8の他端を折返して板ばね8の重合部8−1を形
成し、該重合部8−1に前記押上げ棒9の他端を
嵌挿固定して押え部材10を薄板保持枠1に押圧
するように付勢したことを特徴とする薄板表面処
理用治具である。
〔作用〕
本考案では、第5図に示すように、押上げ棒9
を押し上げると板ばね8は取付け部を支点Aとし
て円を描くようにして撓み、押上げ棒9は傾いて
押上げられるようになるが、同時に板ばね8の重
合部8−1が折返し部を支点Bとして逆方向に円
を描くように撓むから、これらの撓みは互いに相
殺され、押え棒9は薄板保持枠1に対してほとん
ど垂直に押上げられることになる。従つて、押え
部材10はその形状の如何にかかわらず、その押
圧接点は枠体から均一に離れ、薄板2のセツトが
容易になる。また、薄板セツト後に押上げ棒9の
押上げ力を解除すれば、板ばね8の復元力により
押え部材10は枠体に押圧されることになり、薄
板2は確実に保持される。
また、このような治具を、板ばね取付側を下に
して架台上に支持、固定して、複数の押上げ棒9
を昇降板等により機械的に同時に押し上げるよう
にすれば、1人の作業員で薄板2の着脱を容易に
行うことができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面に基づいて説明すれ
ば、第1〜4図において、1は薄板2を保持する
一対の通電体からなる治具本体主骨であつて、各
上部にはめつき自動機(図示せず)の通電バー3
に懸吊され、通電バー3に接する頭部ばね4を備
えた懸吊部5が形成され、また両治具本体主骨
1,1は、上下部においてスライドバー6,6を
介して枠型に連結され、薄板2の大きさに応じて
両治具本体主骨1,1間の間隔の調整ができるよ
うになつている。
各治具本体主骨1の薄板2の保持部の裏側には
取付座7が設けられ、この取付座7に外側から基
部方向に折返して板ばね8の重合部8−1を形成
した板ばね8の基部が取り付けられ、この重合部
8−1の先端付近に押上げ棒9が固定され、押上
げ棒9は板ばね8、治具本体主骨1に摺動自在に
貫通されてその端部に薄板2を保持するための通
電体(金属)の押え部材10が固定され、この押
え部材10は板ばね8の弾性によつて押上げ棒9
を介して治具本体主骨1の薄板2の保持部に押圧
されている。
図中、11は治具本体主骨1に保持される基板
2の裏面への通電用接点を示し、この通電用接点
11を除いためつき液中に浸漬される部分はめつ
き液に侵されないようにすべてビニール等の被膜
で覆われている。
なお、押上げ棒9の位置は、板ばね8の折返し
部より離しておくことが必要であり、例えば重合
部8−1の長さを適宜設定し、押上げ棒9の位置
を板ばね8の取付け部と折返し部のほぼ中央にす
ることが好ましい。
従つて、押上げ棒9を押し上げると、第5図示
のように、板ばね8が取付け部を支点に撓むと同
時に、板ばね8の重合部8−1が折返し部を支点
として撓むことになり、これらの撓みが互いに相
殺されて結局押上げ棒9は治具本体主骨1から垂
直に押し上げられることになり、押え部材10の
押圧接点は均一に離れることになる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、簡単な形状
の板ばねを使用することによつて押上げ棒を治具
と垂直方向に押上げることができるから、押え部
材の押圧接点は治具から均一に離れ、しかも板ば
ねが治具の薄板保持部の裏側に取り付けられてい
るために、薄板の着脱が極めて容易となり、複数
個配設されている押上げ棒を機械的に同時に押上
げることも容易であり、1人の作業員で薄板の確
実なセツトを容易に可能にし、さらにセツトされ
た薄板の処理工程中での脱落やずれがなく、また
通電も確実にすることができる等、極めて有用な
る効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の正面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第
1図の裏面図、第4図は第2図の−線矢視拡
大図、第5図は薄板保持部の作用説明図である。 1……治具本体主骨、2……薄板、6……スラ
イドバー、7……取付座、8……板ばね、8−1
……重合部、9……押上げ棒、10……押え部
材、11……通電用接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面処理すべき薄板2の端部を保持する枠型治
    具において、薄板保持枠1に押上げ棒9の一端に
    連結された押え部材10を接離自在に装架し、該
    薄板保持枠1に一端を固定した板ばね8の他端を
    折返して板ばね8の重合部8−1を形成し、該重
    合部8−1に前記押上げ棒9の他端を嵌挿固定し
    て押え部材10を薄板保持枠1に押圧するように
    付勢したことを特徴とする薄板表面処理用治具。
JP9906689U 1989-08-28 1989-08-28 Expired JPH0348218Y2 (ja)

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JP9906689U JPH0348218Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9906689U JPH0348218Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28

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JPH0338366U JPH0338366U (ja) 1991-04-12
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CN108130584A (zh) * 2018-01-19 2018-06-08 深圳崇达多层线路板有限公司 一种垂直连续式电镀铜设备中使用的电镀夹具

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