JPH051107Y2 - - Google Patents

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JPH051107Y2
JPH051107Y2 JP6881088U JP6881088U JPH051107Y2 JP H051107 Y2 JPH051107 Y2 JP H051107Y2 JP 6881088 U JP6881088 U JP 6881088U JP 6881088 U JP6881088 U JP 6881088U JP H051107 Y2 JPH051107 Y2 JP H051107Y2
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printed wiring
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wiring board
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案はプリント配線板の集合処理用具に係
り、プリント配線板の多数枚を適切に保持し、黒
化処理の如き高温条件下における処理操作を有効
に実施せしめ、更にはプリント配線板のより薄層
化を図ることのできる集合処理用具を提供しよう
とするものである。
(産業上の利用分野) コンピユータその他に用いられるプリント配線
板を集合せしめて黒化処理のような100℃以上の
高温処理を含む処理操作を実施するための用具。
(従来の技術) コンピユータなどに用いられるプリント配線板
を集合して処理するために該配線板の多数枚を籠
型容器に配装収容して処理操作することは従来か
ら実施されている。即ち1辺が500〜600mmあるい
はこれ以上に達するようなプリント配線板の多数
枚(10枚前後あるいはそれ以上)をステンレスそ
の他の耐食性材料で形成された籠状体に収容し、
各プリント配線板の間に一定の間隔を採つて保持
させるようにしたもので、この状態で夫々の処理
過程を経しめるようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記のような従来のものによるときはプリント
配線板の多数枚を同時に取扱い、能率的に処理し
得ることは明かであるが、斯うしたプリント配線
板に対する処理過程には120〜130℃前後に達する
黒化処理の如きが含まれており、上記のように1
辺が数十cmにも達するようなコンピユータ用プリ
ント配線板を上記のようにして黒化処理などを経
しめると合成樹脂製配線板が軟化しその自重によ
つて籠状体の底面に接する下方部分が屈曲変形
し、場合によつて配線板相互が接着し折角形成さ
れた配線板のパターンが変化する。このような高
温条件下の変形を避けるためにはガラス繊維など
を内装した該配線板を例えば0.5mm以上のような
厚さのものとすることが必要である。
ところがこのようなプリント配線板は多層化し
て組込まれるものであるからできるだけ薄いこと
が好ましいことは当然で、例えば0.1〜0.2mm程度
であつても適切な配線回路を形成することが可能
であり、それによつて斯うした配線板を採用した
コンピユータなどの小型化その他の有利性がもた
されることとなるけれども、上記したような事情
からして0.5mm以下とすることができない。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 籠体内に多数のプリント配線板を収容して処理
操作するようにしたものにおいて、前記籠体に対
し複数の保持材を設け、これらの保持材中間部に
吊止枠を装脱可能に設け、該吊止枠に配設された
多数の受座における中間部分を弯曲させると共に
それらの弯曲部分に対し調整子で前記吊止枠にス
ライド可能として設けられた摺動片の押圧部を臨
ませたことを特徴とするプリント配線板の集合処
理用具。
(作用) 保持材中間部に吊止枠を装脱可能に設けること
により多数のプリント配線板が籠体に対し吊止枠
を介して適宜に装脱して夫々の処理を受けしめ
る。
吊止枠に配設された多数の受座において摺動片
の押圧部により多数のプリント配線板を適宜に装
脱せしめる。
上記のような受座の中間部分に弯曲部分を形成
することにより各受座に対する調整子の緊圧操作
時の制作誤差を吸収し、各受座において、調整子
により操作される摺動片の押圧部で0.1mm前後あ
るいはそれ以下のように薄層化されたプリント配
線板を有効に挾圧吊止する。
(実施例) 上記したような本考案によるものの具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明する
と、ステンレスのような耐食性金属線材ないし枠
材を用いて形成された籠体10を用い、この籠体
10内に多数のプリント配線板6を並列収容せし
めて処理すること自体は従来から知られたところ
と同じであるが、本考案においては上記のような
籠体10の両側に保持材8,8を設け、それら保
持材8,8の中間部に吊止枠1を装脱可能に設
け、該吊止枠1に配設された多数の受座2の中間
部分を弯曲2aさせると共にそれらの弯曲2a部
分に対し調整子4で前記吊止枠1にスライド可能
として設けられた摺動片3の押圧部5を臨ませた
ものである。
前記した調整子4による摺動片3の調整は、摺
動片3が吊止枠1の挿嵌孔11にスライド可能に
組付けられ、又吊止枠1に取付けられた雌螺部材
12に螺合した調整子4は上記のような摺動片3
に取付けられたもう1つの雌螺部材13と螺合さ
れたもので、調整子4の回動調整操作により調整
子4の頭部14が摺動片3の受動部3aに作用し
て各押圧部5が上記した受座2の弯曲部2aに対
し押進し、あるいは前記雌螺部材13に作用して
後退せしめられ、それらの押圧部5と弯曲部2a
との間でプリント配線板6の中間部分を挾圧する
ものである。
即ちこのような構成の仔細について説明する
と、本考案者は前記したような従来のものにおけ
るプリント配線板が黒化処理のような高温条件下
での下部撓曲を回避するには該プリント配線板の
自重が籠体内で下部に作用しないようにすること
が必要であり、そのためには吊止構造を採用する
ことが不可欠となる。ところがこのような吊止構
造でプリント配線板の多数枚を挾圧吊止しようと
すると、特にこのプリント配線板が0.5mm以下、
就中0.1mm〜0.2mmのように薄層化した条件下で摺
動片3の各押圧部5を如何に精度高く加工配設し
たとしても調整子4による摺動片3の受座2に対
する摺動押圧で、各受座2,2,2……に配装さ
れたプリント配線板6を一様に挾圧して吊止する
ことが困難であることを確認した。即ち本考案者
はこのような困難を解決すべく、寸法精度を仔細
に検討したが各部材における誤差や溶接その他の
取付構造における微妙な誤差がこの具体的な受座
2に対する押圧部5の挾圧間隙に微妙に影響し、
均斉な挾圧条件を0.1mmのような薄層プリント配
線板に対して的確に得ることが事実上できないわ
けである。つまり何れか1つの押圧部5が受座2
に圧着すればそれ以上に摺動片の摺動をなし得な
いことになり、残余の押圧部5と受座2との間に
はそれなりの隙間が残り、そうした残部の受座2
において0.1mm前後のような薄いプリント配線板
6を安定に吊止することができないこととなる。
勿論各押圧部5を各個に調整挾圧すれば問題ない
が、それではその構造が非常に複雑となり、多数
のプリント配線板6を装脱するための操作、工数
が著しく大となる。
これらの技術的事情からして採用されたのが前
記した弯曲部2aであつて、受座2にこの弯曲部
2aを形成し該弯曲部2aに対して押圧部5を弯
曲径方向の外側から作用するように設けることに
よつて金属板に形成された受座2がその両端の吊
止枠1に対する固定条件下で適当な弾性的作用を
呈することになる。即ち多数並設された受座2,
2,2……においてそれらの何れかの受座2が上
記のように0.1mm前後のプリント配線板6を押圧
部5で圧接した後においてもなお調整子4による
それなりの押進を許容することとなり、製作誤差
を充分にカバーし、全受座2においてプリント配
線板6を適切に圧接保持せしめることができる。
勿論両端が吊止枠1に固定された各受座2はそれ
ぞれのプリント配線板6に対して安定したベース
部としての作用を果し、この故に成程弾性的作用
をなすとしても的確な支持関係を形成することが
可能である。上記のように両端が吊止枠1に固定
された受座2に弾性作用を得しめてプリント配線
板6が0.1mm前後のように薄肉化された条件下に
おて挾圧支持を可能とすることはそれが更に薄肉
化されても、なお当然に安定した挾圧支持作用を
得しめるものであることは技術的に明確である。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときはプリン
ト配線板6を挾圧吊止することにより籠体内に収
容設定された条件下においても各プリント配線板
6の自重がその下部に作用集積して弯曲変形して
種々のトラブルを解消し得ることは明かであり、
しかもその吊止枠に配設された各受座において弯
曲部を形成することによつて多数のプリント配線
板6を吊止すべく摺動片に設けられた押圧部の製
作上における微妙な誤差を充分に許容し多数の受
座と押圧部との間において0.1mm前後あるいはそ
れ以上に薄肉化された各プリント配線板を的確に
挾圧支持せしめ、従つて多数のプリント配線板に
対する吊止枠への支持取付けを簡易且つ単純化し
て能率的な作業を可能とし、特にプリント配線板
を充分に薄肉化した条件下での量産的処理を適切
に図らしめるものであり、更には100℃以上のよ
うな高温条件下での処理を不可欠とするこの種プ
リント配線板に関して工業的量産的な方式に従い
且つ充分に薄肉化された製品を提供せしめ、コン
ピユータ産業その他の有利な展開を得しめること
が明確であるから工業的にその効果の大きい考案
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案による全般的な構成関係を示
した斜面図、第2図はその吊止枠部分についての
斜視図である。 然してこれらの図面において、1は吊止枠、2
はその受座、2aはその弯曲部、3は摺動片、4
は調整子、5は押圧部、6はプリント配線板、8
は保持部材、10は籠体、11は挿嵌孔、12お
よび13は雌螺部材、14は調整子4の頭部を示
すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 籠体内に多数のプリント配線板を収容して処理
    操作するようにしたものにおいて、前記籠体に対
    し複数の保持材を設け、これらの保持材中間部に
    吊止枠を装脱可能に設け、該吊止枠に配設された
    多数の受座における中間部分を弯曲させると共に
    それらの弯曲部分に対し調整子で前記吊止枠にス
    ライド可能として設けられた摺動片の押圧部を臨
    ませたことを特徴とするプリント配線板の集合処
    理用具。
JP6881088U 1988-05-26 1988-05-26 Expired - Lifetime JPH051107Y2 (ja)

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JP6881088U JPH051107Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JP6881088U JPH051107Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JPH01173989U JPH01173989U (ja) 1989-12-11
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JPH01173989U (ja) 1989-12-11

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