JPS6223086Y2 - - Google Patents

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JPS6223086Y2
JPS6223086Y2 JP1981131485U JP13148581U JPS6223086Y2 JP S6223086 Y2 JPS6223086 Y2 JP S6223086Y2 JP 1981131485 U JP1981131485 U JP 1981131485U JP 13148581 U JP13148581 U JP 13148581U JP S6223086 Y2 JPS6223086 Y2 JP S6223086Y2
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JP
Japan
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base plate
guide plate
plate
semiconductor
carrier rack
Prior art date
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Application number
JP1981131485U
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JPS5837138U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、半導体素子を運搬したり、熱処理
したり、電気的特性を測定したりするためのキヤ
リアラツクに関するものである。
第1図a,bは従来の半導体素子を載置するキ
ヤリアラツクを示す図である。この図で、1は半
導体素子で、Siウエハがろう材によつて支持板に
固着され形成されている。2はステンレス鋼板か
らなるキヤリアラツクで、半導体素子1を載置保
持するための丸穴21が多数あけられ、これらの
丸穴21をつなぐように溝22が設けられてい
る。溝22は丸穴21への半導体素子1の挿着、
取り外しが特殊工具にて容易に行えるために設け
られている。また、丸穴21の大きさは、半導体
素子1よりやや大きな寸法に加工されている。さ
らに、丸穴21の深さは、半導体素子1が完全に
沈まない寸法に加工されている。
さて、上記のような従来のキヤリアラツク2に
半導体素子1を多数載置して半導体素子1の製造
工程を進めていくと、次のような問題が発生す
る。
(イ) 1枚物の板から穴、溝加工をしているので、
半導体素子1の、例えば電気的な高温特性を評
価するとき、加熱板上においたキヤリアラツク
2が加工および形状からくる歪によつて変形
し、半導体素子1の温度にバラツキを生じて正
確な評価ができない。
(ロ) 半導体素子1の大きさ、形状が変れば、その
半導体素子1の大きさ、形状に合せてキヤリア
ラツク2を大量に製作する必要がある。
(ハ) 1枚物の板に穴、溝加工を行うとき、特に、
穴の底面の精度が高くないと半導体素子1の接
触が悪くなるので、高精度の機械により加工し
なければならず、加工費が高くなる。
等である。
この考案は、上記従来の問題点にかんがみなさ
れたもので、半導体素子の形状に合わせた穴を設
けて半導体素子を保持するガイド板と半導体素子
を載置するベース板とに分割してキヤリアラツク
を構成することにより、ベース板に対して形状お
よび加工からくる歪を少なくでき、また、ガイド
板に半導体素子の形状に合せた穴加工することに
より、ベース板は共用できて一種類となり、同一
ベース板で種類の違つた半導体素子を載置するこ
とができ、かつ、キヤリアラツクの単価を安くで
きるようにしたものである。以下、この考案につ
いて説明する。
第2図a,b,cはこの考案の一実施例のキヤ
リアラツクを示す図である。
第2図aにおいて、3はステンレス鋼板からな
るベース板で、ベース板3には溝31が形成され
るとともに、各コーナにはピン32がそれぞれ圧
入されて固定されている。
第2図bにおいて、4はステンレス鋼板からな
るガイド板で、ガイド板4には穴41が多数あけ
られるとともに、各コーナには第2図aのピン3
2に対応してピン穴42があけられている。
なお、ベース板3に加工された溝31は、半導
体素子1の挿着、取り外しが特殊工具にて容易に
行えるように設けられている。また、ベース板3
の溝31とガイド板4の穴41とは、必ず穴41
内に溝31が通る寸法に設計されている。また、
ベース板3に圧入されたピン32は、ガイド板4
を位置決めするためのもので、ガイド板4のピン
穴42に挿通される。
第2図cはベース板3にガイド板4を装着した
キヤリアラツク5の断面図である。ガイド板4は
ピン穴42によつてベース板3のピン32で固定
されて、キヤリアラツク5が構成される。半導体
素子1の載置保持は特殊工具により、ガイド板4
の穴41に挿着することにより行われる。
このようなキヤリアラツク5は、ベース板3を
一種類に統一でき、異なつた形状、大きさを有す
る半導体素子1であつても半導体素子1の形状に
合つた穴41をもつガイド板4を準備することに
より有効に使用できる。また、ベース板3には溝
31の加工しか必要ないので、形状および加工か
らくる歪は小さくなり、キヤリアラツク5を加熱
板上に乗せて加熱しても、ベース板3が変形して
半導体素子1の温度にバラツキを生じることがな
い。さらに、ベース板3の表面は溝31の加工し
かしないので、高い精度の加工ができ、また、ガ
イド板4の穴41の加工はプレスでどのような形
でも加工できるので、加工費が安くなる。
第3図はこの考案の他の実施例を示すもので、
第2図の実施例はガイド板4の穴41が丸形であ
つたが、第3図の実施例は角形、この例では六角
形の穴41′を形成した例である。このように、
半導体素子1の形状に合せて穴41′は加工され
ている。
以上詳細に説明したように、この考案によれ
ば、キヤリアラツクをベース板とガイド板に分割
したので、ベース板に半導体素子を載置し、ガイ
ド板で半導体素子を保持できるので、ベース板の
加工および形状による歪が少なくなり、加熱板上
にベース板を乗せても変形しない。また、半導体
素子の大きさ、形状に合せて加工精度が低くてよ
いガイド板を加工するので、一種類のベース板で
多種類の半導体素子に用いることができるととも
に、ベース板、ガイド板の加工が簡単になり単価
が安くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のキヤリアラツクの部分平
面図およびそのA−A断面図、第2図a,b,c
はこの考案の一実施例のキヤリアラツクを示すも
ので、第2図aはベース板の平面図、第2図bは
ガイド板の平面図、第2図cはベース板にガイド
板を装着した状態の断面図、第3図はこの考案の
ガイド板の他の例を示す部分平面図である。 図中、3はベース板、4はガイド板、5はキヤ
リアラツク、31は溝、32はピン、41は穴、
42はピン穴である。なお、図中の同一符号は同
一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 半導体素子を格納し、この半導体素子を運般
    したり熱処理を施したりするキヤリアラツクに
    おいて、半導体素子を載置するその表面が平ら
    なベース板と、このベース板の表面上に載置さ
    れ、多数の半導体素子が嵌められて左右方向の
    移動を規制するための多数の貫通穴を有するガ
    イド板とからなり、前記ベース板とガイド板そ
    れぞれに設けられ、前記ガイド板を前記ベース
    板に装着、取り外し自在となす係合部とを備え
    たものとしたことを特徴とする半導体素子用キ
    ヤリアラツク。 (2) ベース板は、その表面にガイド板の穴に対応
    した半導体素子の大きさより相当小さい幅の溝
    が形成されたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の半導体素子用キヤリアラ
    ツク。
JP13148581U 1981-09-03 1981-09-03 半導体素子用キヤリアラツク Granted JPS5837138U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13148581U JPS5837138U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 半導体素子用キヤリアラツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13148581U JPS5837138U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 半導体素子用キヤリアラツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837138U JPS5837138U (ja) 1983-03-10
JPS6223086Y2 true JPS6223086Y2 (ja) 1987-06-12

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ID=29925060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13148581U Granted JPS5837138U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 半導体素子用キヤリアラツク

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JP (1) JPS5837138U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948261A (ja) * 1972-09-13 1974-05-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948261A (ja) * 1972-09-13 1974-05-10

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Publication number Publication date
JPS5837138U (ja) 1983-03-10

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