JPS5926597Y2 - 半導体素子用キヤリアラツク - Google Patents

半導体素子用キヤリアラツク

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JPS5926597Y2
JPS5926597Y2 JP9441680U JP9441680U JPS5926597Y2 JP S5926597 Y2 JPS5926597 Y2 JP S5926597Y2 JP 9441680 U JP9441680 U JP 9441680U JP 9441680 U JP9441680 U JP 9441680U JP S5926597 Y2 JPS5926597 Y2 JP S5926597Y2
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JP
Japan
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semiconductor element
semiconductor
holder
holding
carrier rack
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JP9441680U
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JPS5717144U (ja
Inventor
光雄 大舘
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は複数個の半導体素子を整列載置して運搬した
り、熱処理したり、電気特性を測定したりするキャリア
ラックに関するものである。
第1図Aは半導体素子が載置された(一部載置されない
個所のある状態を示す)従来のキャリアラックの一例を
示す平面図、第1図Bは第1図AのIB−IB線での断
面図である。
図において、1はpn接合が形成されたシリコン基体1
1に金属台12がろう付された半導体素子である。
なお、金属台12はシリコン基体11を熱的に補償する
とともに機械的に補強するものである。
2はアルミニウム(A l )板からなり一方の表面部
に半導体素子1の金属台12が挿入可能な内径を有する
複数個の凹部21が互いに所定間隔をおいて整列するよ
うに複数列設けられたキャリアラック、22はキャリア
ラック2の各列の複数個の凹部21を順次連結するよう
に設けられ、ピンセットなどの工具を用いて、半導体素
子1の金属台12の凹部21に対する挿入取り出しを容
易にするための溝である。
なお、凹部21の内径は半導体素子1の金属台12の外
径よりわずかに大きく、かつ凹部21の深さは半導体素
子1の金属台12の厚さよりがずかに浅くなるように設
定されている。
ところで、このような従来例のキャリアラックでは、次
のような問題点があった。
(イ)半導体素子1の電気的特性を安定させるために、
半導体素子1のシリコン基体11のpn接合の端縁が露
出する表面に有機質の保護膜を成膜し、この保護膜を焼
成する工程において、この保護膜が成膜された複数個の
半導体素子1がそれぞれ四部21内に挿入保持されたキ
ャリアラック2を保護膜焼成用加熱板(図示せず)上に
載置すると、このキャリアラック2が曲りたり、そった
りして、複数個の半導体素子1にそれぞれ成膜された上
記保護膜を均一に焼成することができない。
(ロ)高温での半導体素子1の電気的特性を測定する工
程において、複数個の半導体素子1がそれぞれ凹部21
内に挿入保持されたキャリアラック2を高温電気的特性
測定用加熱板(図示せず)上に載置すると、上記(イ)
の場合と同様に、キャリアラック2が変形して、複数個
の半導体素子1の温度が均一にならないので、半導体素
子1の電気的特性にばらつきが生じ、高温での半導体素
子1の電気的特性を正確に測定することができない。
(ハ)半導体素子1の電流容量が変われば、半導体素子
1の直径も変化する。
例えば、50Aの電流容量の半導体素子1の直径は12
mmであり、70Aの電流容量の半導体素子1の直径は
14mmであす、100Aの電流容量の半導体素子1の
直径は16mmであり、200Aの電流容量の半導体素
子1の直径は20mmであり、このように、半導体素子
1の電流容量が大きくなるにつれて、半導体素子1の直
径が比較的小さな寸法差で大きくなるので、異なる電流
容量の半導体素子1の直径にそれぞれ応じた内径の四部
21が設けられた多種類のキャリアラック2をそれぞれ
多数準備する必要がある。
また、半導体素子1の製作投入数量が、キャリアラック
2に設けられた凹部21の数量より多く、端数が生じた
場合には、この端数が1個であっても、作業能率を無視
してキャリアラック2を新に追加して使用する必要があ
る。
この考案は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、上
面部に設けられた凹部内に半導体素子を収容保持する半
導体素子保持台と、この半導体素子保持台を、一方の側
から挿入すると他方の側へ上記半導体素子保持台の下面
が出るように、載置保持する複数個の貫通孔が設けられ
た保持台載置座板とに分割し、上記半導体素子保持台の
上記凹部の内径のみを異なる電流容量の半導体素子の外
径にそれぞれ応じて変更することによって、上記保持台
載置座板を一種類に統一するとともに上記保持台載置座
板に載置保持された複数個の上記半導体素子保持台を加
熱板上で均一に加熱することができるキャリアラックを
提供することを目的とする。
第2図Aはこの考案の一実施例のキャリアラックを示す
平面図、第2図Bは第2図Aの■■B−■IB線での断
面図である。
図において、1はpn接合が形成されたシリコン基体1
1に金属台12がろう付けされた半導体素子、3はAl
柱からなり、第3図Aに平面図、第3図Bに第3図Aの
IIIB−IIIB線で゛の断面図を示すように、上面
部に半導体素子1の金属台12の外径に応じた内径を有
し内部に金属台12を収容保持する凹部31が形成され
上面部の外周に径方向に突出したつば状部32が設けら
れ所定の外径を有する半導体素子保持台、33は半導体
素子保持台3の直径方向に沿い、つば状部32および半
導体素子保持台3の上面部に、凹部31の深さおよびつ
ば状部32の厚さより深くなるように設けられ、ピンセ
ットなどの工具を用いて、半導体素子1金属台12の凹
部31に対する挿入取り出しを容易にするための溝であ
る。
4はAl板からなり、同一の内径を有し半導体保持台3
が挿入可能な複数個の貫通孔41が互いに所定間隔をお
いて整列するように複数列設けられ、これらの貫通孔4
1にそれぞれ半導体素子保持台3が挿入されつば状部3
2によって載置保持される保持台載置座板である。
なお、半導体素子保持台3は、貫通孔41の一方の側か
ら挿入されたときに半導体素子保持台3の下面が貫通孔
41の他方の側から出るようになっている。
このようなこの実施例のキャリアラックでは、保持台載
置座板4に設けられた複数個の貫通孔41内をこれらの
貫通孔41内にそれぞれ挿入された半導体素子保持台3
が保持台載置座板4への挿入方向に自由に動くことがで
きるので、上述の保護膜焼成用加熱板または上述の高温
電気的特性測定用加熱板で加熱されて、保持台載置座板
4が変形するようなことがあっても、これらの加熱板に
、保持台載置座板4に載置保持された複数個の半導体素
子保持台3の下面をそれぞれ確実に接触させることがで
きる。
従って、これらの半導体素子保持台3が均一に加熱され
るので、これらの半導体素子保持台3の凹部31内に収
容保持された半導体素子1の温度も均一になる。
また、異なる電流容量の半導体素子1の外径にそれぞれ
応じて半導体素子保持台3の凹部31の内径を設定して
おけば、一種類の保持台載置座板4に、電流容量の異な
った半導体素子1がそれぞれ収容保持された半導体素子
保持台3を載置保持することができる。
従って、ある種の電流容量の半導体素子1の製作投入数
量が、保持台載置座板4の貫通孔41の数量より多く、
端数が生じても、この端数の半導体素子1がそれぞれ保
持された半導体素子保持台3を保持台載置座板4の貫通
孔41に挿入し、残余の貫通孔41に、これとは異なる
電流容量の半導体素子が保持された半導体素子保持台を
挿入載置することができるので、作業能率に無駄が生じ
ない。
以上、説明したように、この考案の半導体素子用キャリ
アラックでは、上面部に半導体素子の外径に応じた内径
を有し内部に上記半導体素子を収容1呆持する凹部が形
成され同一の外径を有す複数個の半導体素子保持台と、
同一の内径を有し上記半導体素子保持台が挿入可能な複
数個の貫通孔が設けられ上記半導体素子保持台が上記貫
通孔の一方の側から挿入されたときに上記半導体素子保
持台の下面が上記貫通孔の他方の側から出るように上記
半導体素子保持台を載置保持する保持台載置座板とを備
えているので、上記貫通孔内に挿入された上記半導体素
子保持台が上記貫通孔内を上記保持台載置座板への挿入
方向に自由に動くことができる。
従って、上記半導体素子に熱処理を施したり、上記半導
体素子の高温での電気的特性を測定する工程において、
上記保持台載置座板が加熱板によって加熱されて変形す
るようなことがあっても、上記保持台載置座板に載置保
持された複数個の上記半導体素子保持台の上記下面をそ
れぞれ上記加熱板に確実に接触させることができるので
、上記各半導体素子保持台が均一に加熱されて、これら
の半導体素子保持台に保持された上記半導体素子の温度
も均一になる。
また、異なる電流容量の半導体素子の外径に応じてそれ
ぞれ上記半導体素子保持台の上記凹部の内径を設定して
おけば、一種類の上記保持台載置座板に、電流容量の異
なった半導体素子がそれぞれ保持された半導体素子保持
台を載置保持することができる。
従って、ある種の電流容量の半導体素子の製作投入数量
が上記保持台載置座板の上記貫通孔の数量より多く、端
数が生じても、この端数の上記半導体素子がそれぞれ保
持された上記半導体素子保持台を上記保持台載置座板の
上記貫通孔に挿入し、残余の上記貫通孔に、これとは異
なる電流容量の半導体素子が保持された半導体素子保持
台を挿入載置することができるので、無駄が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来のキャリアラックの一例を示す平面図、
第1図Bは第1図AのIB−IB線で゛の断面図、第2
図Aはこの考案の一実施例のキャリアラックを示す平面
図、第2図Bは第2図AのIIB−IIB線での断面図
、第3図Aは上記実施例の半導体素子保持台を示す平面
図、第3図Bは第3図AのIII B −III B線
での断面図である。 図において、1は半導体素子、3は半導体素子保持台、
31は凹部、32はつば状部、4は保持台載置座板、4
1は貫通孔である。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一もしくは相当部分を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属柱からなり上面部に半導体素子の外径に応じた内径
    を有し内部に上記半導体素子を収容保持する凹部が形成
    されるとともに上記上面部の外周に径方向に突出したつ
    ば状部が設けられ同一の外径を有する複数個の半導体素
    子保持台、および金属板からなり上記半導体保持台の外
    径に対応する内径を有し上記半導体素子保持台が挿入可
    能な複数個の貫通孔が設けられこれらの貫通孔にそれぞ
    れ上記半導体素子保持台を挿入したとき上記半導体保持
    台が上記つば状部によって載置保持される保持台載置座
    板を備え、上記半導体素子保持台が上記貫通孔の一方の
    側から挿入されたときに上記半導体素子保持台の下面が
    上記貫通孔の他方の側から出るようにしたことを特徴と
    する半導体素子用キャリアラック。
JP9441680U 1980-07-03 1980-07-03 半導体素子用キヤリアラツク Expired JPS5926597Y2 (ja)

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JPS5717144U JPS5717144U (ja) 1982-01-28
JPS5926597Y2 true JPS5926597Y2 (ja) 1984-08-02

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JP9441680U Expired JPS5926597Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03 半導体素子用キヤリアラツク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59132845A (ja) * 1983-01-19 1984-07-31 日清製粉株式会社 型詰めパン類の製造法

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JPS5717144U (ja) 1982-01-28

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