JP3239534B2 - メッキ用ラック - Google Patents
メッキ用ラックInfo
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- plate
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing the conductive pattern
- H05K3/241—Reinforcing the conductive pattern characterised by the electroplating method; means therefor, e.g. baths or apparatus
Landscapes
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
のメッキ時に薄板同士が触れ合うことがなく,メッキ不
良を生じない,メッキ用ラックに関する。
9は,メッキしようとする多数の薄板7を装着してメッ
キ浴8中に浸漬する時に使用される。上記薄板7として
は,例えばプリント基板,金属板などの被メッキ薄板が
ある。
8に示すごとく,多数の略V字状の係止溝93を有する
ラック本体92と,その上部に設けた吊り下げ部91と
を有する。上記係止溝93には,プリント基板等の薄板
7を1枚毎挿入し,該薄板7の両端部70を係止溝93
内に挿入支持させる。
を装着したメッキ用ラック9は,吊り下げ部91を介し
て,昇降手段によりメッキ槽81内のメッキ浴8中へ浸
漬される。そして,上記薄板7の表面には,例えば化学
銅メッキが施されて,プリント回路等が形成される。
には,次のような問題がある。即ち,上記メッキ浴8を
連続的に入れ替えたり,メッキ浴の流動状態を変更しよ
うとするときメッキ液の流れ方向が変わる場合がある。
そのため,薄板7が相互に触れ合ってメッキ不良を生じ
る場合がある。
えられるが,メッキ用ラック9の係止溝93の間隔を全
て作り直さなければならない。また,メッキ用ラック9
の係止溝93内に薄板7を装着しても,図8に示すごと
く,その自重により薄板7が変形したり,反ってしまう
場合がある。
れ合ってメッキ不良を生じる。かかるメッキ不良とは,
例えばプリント基板においては,パターン回路の断線等
である。また,薄板7の反りにより,両端部70がメッ
キ用ラック9の係止溝93より外れてしまい,薄板7が
落下する場合がある。本発明は,かかる従来の問題点に
鑑みてなされたもので,薄板のメッキ時において,薄板
同士が触れ合うことがなく,メッキ不良を生ずることが
ない,メッキ用ラックを提供しようとするものである。
の薄板を装着してメッキ浴中に浸漬するためのメッキ用
ラックであって,該メッキ用ラックは,多数の薄板に対
して貫通挿入する複数のラックピンを設けたラック基板
と,上記ラックピンの先端部を挿入する挿入孔を有する
と共に上記ラック基板との間に薄板を挟持する押え板
と,上記ラックピンが挿通されると共に各薄板の間に配
置される筒状スペーサと,上記ラック基板を固定すると
共に上記押え板をラック基板に対して進退可能に支持す
るラック本体とよりなることを特徴とするメッキ用ラッ
クにある。
ラックピンを設けたラック基板と,上記押え板と,筒状
スペーサと,上記ラック本体とにより,メッキ用ラック
を構成したことである。上記ラック基板は,例えば木
材,プラスチックス材料等,メッキ浴中でメッキ膜が付
着しない軽量部材よりなる。上記ラックピン押え板,ラ
ック本体,筒状スペーサも同様である。
金属板等,0.5〜2.0mm位の厚みを有する。上記
筒状スペーサは,円筒形状で中心部に上記ラックピンの
直径よりも若干大きい貫通挿入穴を有する。筒状スペー
サは,各薄板の間に介設され,薄板相互の接触を防止す
る。
通挿入するための挿入孔を複数個有する。上記押え板
は,スライド片と,上記押え板を所定位置に固定するた
めの固定具を有し,一方上記ラック本体は上記スライド
片をラック基板の方向へスライド可能に支持するガイド
溝と,上記固定具を固定するための固定板とを有するこ
とが好ましい。
りなり,一方固定板は上記ネジ棒をスライド可能に支持
する長穴を有することが好ましい。これにより,メッキ
しようとする薄板の数に応じてラック基板と押え板との
間の間隔を容易に調整できる。また,上記押え板のスラ
イドが容易になると共に,押え板の位置安定性が向上す
る。
ラック基板に多数の薄板を貫通挿入するための,複数の
ラックピンを有する。そこで,該メッキ用ラックの使用
に当たっては,該ラックピンに薄板を貫通挿入すると共
に各薄板の間に筒状スペーサを配置する。そして,最後
に上記ラックピンに,押え板の挿入孔を貫通挿入する。
そして,該押え板をラック基板に対して前進させる。
共に各薄板に一定のテンションを与えることができる。
そのため,薄板は,従来のごとく変形,反りを生ずるこ
とがない。それ故,多数の薄板を装着したメッキ用ラッ
クをメッキ浴中に浸漬してメッキを行なう時にも,各薄
板同士が触れ合うことがない。また,メッキ時に薄板が
メッキ用ラックより外れて落下するということもない。
がない。したがって,本発明によれば薄板のメッキ時
に,薄板同士が触れ合うことがなく,メッキ不良を生ず
ることがない,メッキ用ラックを提供することができ
る。
き,図1〜図4を用いて説明する。図1,図2に示すご
とく,本例のメッキ用ラック1は,多数の薄板7に対し
て貫通挿入する複数のラックピン11を設けたラック基
板12と,このラックピン11の先端部を挿入する挿入
孔130を有すると共に上記ラック基板12との間に薄
板7を挟持する押え板13を有する。
ン11が挿通されると共に各薄板7の間に配置される筒
状スペーサ14と,上記ラック基板12を固定すると共
に上記押え板13をラック基板12に対して進退可能に
支持するラック本体15とよりなる。以下,これを詳説
する。
する多数の薄板7を装着した状態で,メッキ浴8(図
5,図6参照)中に浸漬するためのものである。上記ラ
ック基板12は,図1,図2に示すごとく,軽量化及び
メッキ液流通用の中央穴120を有する。また,ラック
基板12は,コーナー部に,その前方水平方向へ突出し
たラックピン11を4本有する。上記ラックピン11,
ラック基板12,押え板13,筒状スペーサ14,ラッ
ク本体15は,すべてメッキ浴8中でメッキ膜が付着し
ない材料,例えば,プラスチックス材料よりなる。
で,図1に示すごとく,円筒形状であり,その中心部
に,上記ラックピン11の直径よりも若干大きい貫通挿
入穴を有する。上記薄板7,押え板13は,上記ラック
ピン11を貫通挿入するための挿入孔72,130を,
コーナー部に4個有する。
よりなるプリント基板を用いる。このプリント基板は,
約0.1mmの厚みを有する。そして,この薄板7の表
面に,化学銅メッキを施し,プリント回路を形成する。
上記押え板13は,図1〜図4に示すごとく,その下方
両端部に,ラック本体15のガイド溝18に支持させる
ためのスライド片134と,該押え板13を固定板16
における所定位置に固定するための固定具17を有す
る。
体であり,図2〜図4に示すごとく,上記ラック基板1
2の方向へ押え板13をスライド可能に支持するガイド
溝18を有する。上記ガイド溝18は,図3,図4に示
すごとく,上方のL字板181と,下方のスライドレー
ル182とにより形成される。また,固定板16は,図
3に示すごとく,ラック本体15の上部に固定されてお
り,押え板13のネジ棒171を挿入するための長穴1
60を有する。
すごとく,軽量化及びメッキ液流通用の開口部131を
有する。また,上方両端の上部片132には,その先端
部にネジ棒171を有する。そして,図3,図4に示す
ごとく,このネジ棒171には,ナット172を螺着す
る。ネジ棒171とナット172とにより固定具17を
構成する。上記ラック本体15は,図2〜図4に示すご
とく,上方に吊り上げ部19を有する。この吊り上げ部
19は,昇降具を貫通挿入するための係合穴190を有
する。
押え板13の下方のスライド片134をスライド可能に
支持するためのガイド溝18を有する。上記ラック本体
15には,上記ラック基板12を固定すると共に,上記
固定板16を両側上部に取付け固定する。
ッキ用ラック1においては,ラック基板12に,図1〜
図3に示すごとく,多数の薄板7を貫通挿入する複数の
ラックピン11を有する。そこで,メッキ用ラック1の
使用に当たっては,該ラックピン11に薄板7の挿入孔
72を貫通挿入すると共に各薄板7の間に筒状スペーサ
14を配置する。
部に,上記押え板13の挿入孔130を貫通挿入する。
また,押え板13は,予め,その下方のスライド片13
4がラック本体15の前記ガイド溝18に係合され,ま
た上方の上部片132のネジ棒171は,ラック本体の
固定板16の長穴160に挿入されている(図3,図
4)。次に,上記押え板13を,ガイド溝18に沿っ
て,ラック基板12の方向へ押して,両者の間に筒状ス
ペーサ14と薄板7を挟持する(図3)。そして,この
状態で,上記固定板16の長穴160より突出している
ネジ棒171にナット172を螺合し,押え板13を固
定板16に固定する。
と共に,各薄板7に一定のテンションと保持力を与える
ことができる。それ故,薄板は従来のごとく,変形,反
り,落下を生ずることがない。それ故,多数の薄板7を
装着したメッキ用ラック1をメッキ浴中に浸漬してメッ
キを行なう時(図5,図6参照),各薄板7同士が触れ
合うことがない。
とがない。なお,上記筒状スペーサ14の大きさを変更
することにより,薄板7間の間隔を自由に調整すること
ができる。また,下方にスライド片134を有するた
め,薄板7の数に応じて押え板13を自在にスライドさ
せて,その位置を変更することができる。
図。
図。
ックの要部側面図。
状態を示す正面図。
状態を示す側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 メッキしようとする多数の薄板を装着し
てメッキ浴中に浸漬するためのメッキ用ラックであっ
て,該メッキ用ラックは,多数の薄板に対して貫通挿入
する複数のラックピンを設けたラック基板と,上記ラッ
クピンの先端部を挿入する挿入孔を有すると共に上記ラ
ック基板との間に薄板を挟持する押え板と,上記ラック
ピンが挿通されると共に各薄板の間に配置される筒状ス
ペーサと,上記ラック基板を固定すると共に上記押え板
をラック基板に対して進退可能に支持するラック本体と
よりなることを特徴とするメッキ用ラック。 - 【請求項2】 請求項1において,上記押え板はスライ
ド片と所定位置に固定するための固定具とを有し,一方
上記ラック本体は上記スライド片をラック基板の方向へ
スライド可能に支持するガイド溝と,上記固定具を固定
するための固定板とを有することを特徴とするメッキ用
ラック。 - 【請求項3】 請求項2において,上記固定具はネジ棒
とナットとよりなり,一方固定板は上記ネジ棒をスライ
ド可能に支持する長穴を有することを特徴とするメッキ
用ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12554893A JP3239534B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | メッキ用ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12554893A JP3239534B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | メッキ用ラック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316792A JPH06316792A (ja) | 1994-11-15 |
JP3239534B2 true JP3239534B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=14912931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12554893A Expired - Lifetime JP3239534B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | メッキ用ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239534B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100293238B1 (ko) * | 1999-06-23 | 2001-06-15 | 김무 | 기질 도금장치용 랙 |
GB2453560A (en) * | 2007-10-10 | 2009-04-15 | Renewable Energy Corp Asa | Wafer electroplating apparatus |
JP2023170703A (ja) * | 2022-05-19 | 2023-12-01 | 日東電工株式会社 | 集合体シート支持具、および、集合体シートの製造方法 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP12554893A patent/JP3239534B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06316792A (ja) | 1994-11-15 |
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