JP3297684B2 - プリント基板メッキ用治具 - Google Patents

プリント基板メッキ用治具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器における
プリント基板に金又は銅メッキ等のメッキ処理を行う際
に、プリント基板をメッキ処理液の浴槽内に保持するた
めのプリント基板メッキ用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プリント基板を製造する際には、プ
リント基板をエッチングした後にプレスで孔抜きを行
い、これを金又は銅メッキ等のメッキ処理を行い配線し
て製造している。この時のメッキ処理に際しては、メッ
キ液が循環回流するメッキ処理液の浴槽内に、プリント
基板をメッキ用治具で吊り下げて所定温度で所定時間浸
漬している。このプリント基板を吊り下げるメッキ用治
具としては、従来から各種のものが提案されており、そ
の一つとして図9に示されるようなものが提案されてい
る。
【0003】この治具は、メッキ浴槽の上側に配置され
る搬送用陰極棒39に吊り下げる係止部40,41を上
端に固定した左右の縦棒42,43に、互いに対向する
面に嵌合溝44,45を形成し、係止部材40,41を
連結する上側横棒46と縦棒42、43の下部を連結す
る下側横棒47とにより枠体を構成し、その嵌合溝4
4,45内に所定形状に切断したプリント基板48を互
いに導電性ブラケット50で連結して嵌合し、係止部材
40と41の中間に導電性接続具51を配置し、導電性
接続具51の上端部を搬送用陰極棒39に導電的に接触
させ、下端部を導電性挟持具52によりプリント基板4
8を挟持するようにしたものである。
【0004】上記のようなメッキ用治具は、導電の均一
性の点では優れるものの、その構造は複雑であり、高価
なものとならざるを得なかった。そこで、このような複
雑なメッキ用治具を用いないで、上記左右の縦棒42,
43の代わりに、図10,図11に示すような縦棒53
を用いたものが提案されている。すなはち、縦棒53に
おいては、前面にプリント基板を嵌合するV字状の開口
54を形成し、背面側には縦壁部55を備え、上部には
係止部材固定用のねじ孔56が形成され、この縦棒42
も上記従来のものとと同様に搬送用陰極棒に吊り下げら
れ、互いに対向する縦棒の開口54部分にプリント基板
を挟み、プリント基板を支持するものである。
【0005】このメッキ用治具においては、金属板を板
金加工により製作することができ、図9に示すものより
は安価なものとすることができる。しかしながら、この
メッキ用治具においては、プリント基板の支持は2本の
縦棒の対向する開口にプリント基板を挟持することによ
り行っているのみであるから、その挟持は確実ではな
く、一部に遊び部分がある。したがって、このメッキ用
治具を用いてプリント基板をメッキ浴槽に吊り下げてい
ると、メッキ浴槽内で循環回流するメッキ液の流動抵抗
によって、プリント基板は縦棒の開口内でがたつき、メ
ッキが均一に行うことができないばかりでなく、開口か
ら外れ、メッキ浴槽内に落下する危険がある。
【0006】更にこの対策として、図12に示すよう
に、平板状の縦棒57に所定間隔で固定板58を溶接
し、この固定板58に植え込みボルト60を溶接して突
設固定すると共に、プリント基板48の固定時には、プ
リント基板64の側縁を固定板58に当接して位置決め
を行いし、略コ字状の挟持部材61の孔62に植え込み
ボルト60を挿通し、蝶ねじ63によって挟持部材61
の挟持端部63でプリント基板64を締め付けることに
よってプリント基板を固定するようにしたものが提案さ
れている。
【0007】ところで、上記図12に示すものは、図9
に示す従来のものよりも安価に製作でき、縦棒とプリン
ト基板との間に遊びが存在せず、確実な固定を行うこと
ができるのでプリント基板がメッキ液の循環回流によっ
てがたつくことがないものの、プリント基板の固定に際
しては、縦棒に対して所定間隔で設けられた挟持部材の
固定を、一つづつ蝶ねじを手でねじって固定していかな
ければならず、メッキ処理後にプリント基板を取り外す
ときも同様の作業を必要とし、作業に多くの手数と時間
を要する欠点があった。
【0008】そこで、、簡単な構造で、プリント基板を
確実に固定でき、プリント基板の着脱が容易で、安価な
プリント基板メッキ用治具が提供された。
【0009】即ち、図3〜7に示すように、メッキ浴槽
の上側に配置される搬送用陰極棒1に吊り下げる係止部
2,2を上端に設けた左右の係止部材3,3には、係止
部2,2に弾性バネ4,4が設けられ、搬送用陰極棒1
に係止部2,2が係止保持される。係止部材3,3に
は、その下端にボルト8,9,10,11を介して一対
の保持部材12,12が固定されている。保持部材1
2,12には内側にプリント基板14の端縁部を遊嵌す
るガイド溝15,15を備え、開度が約30度の一対の
二股状支持部16,16(図4(ハ)参照)が長手方向
に設けられている。保持部材12,12の背面側には縦
壁部17,17が設けられている。保持部材12,12
と係止部材3,3の連接部には、正面図において外方且
つ後方に屈曲している屈曲部18,18が形成されてい
る。
【0010】保持部材12,12の間には、屈曲部18
に上部幅決め調節部材20が設けられている。上部幅決
め調節部材20は保持部材12,12間の間隔を調節す
べく互いに摺動自在の横部材からなり、一方の横部材2
01にはその一端はボルト10で係止部材3に固定さ
れ、他端にねじ23が設けられている。他方の横部材2
02にはねじ23に嵌合する長溝24を設けて横部材2
01,202がを互いに摺動してねじ23により保持部
材12,12間を所定の間隔にして固定できるようにな
っている。
【0011】下部幅決め調節部材21は保持部材12,
12の下端に設けられ、前記上部幅決め調節部材20と
同様に、一方の横部材203にはその一端はボルト24
で保持部材12に固定され、他端にねじ25が設けられ
ている。他方の横部材204にはねじ25に嵌合する長
溝26を設けて横部材203,204を互いに摺動して
ねじ25により保持部材12,13間を所定の間隔にし
て固定できるようになっている。
【0012】保持部材12,12と上部幅決め調節部材
20、下部幅決め調節部材21とにより、治具本体30
が形成される。治具本体30は、ステンレス鋼等により
製作されて導電性をなし、その上端部の係止部2,3で
搬送用陰極棒1に導電的に接触することによりプリント
基板に電気を流し、或いは、治具本体30に設けた別個
の導電部材により搬送用陰極棒1からプリント基板14
に対して電気を流すようにしている。
【0013】図7に示すように、プリント基板14を保
持部材12に係止するクリップ31は、保持部材12の
ガイド溝15にプリント基板14を係止する先端挿入部
311と弾性屈曲部312と保持部材12の縦壁部17
を弾圧支持する弾圧部313と保持部材12に係止する
係止部314と把持部315とからなる。先端挿入部3
11はガイド溝15に挿入されるプリント基板14に直
交する先端部311aとこれに連なり、対称形の二股部
16に向かって湾曲Rした湾曲部311bとからなる。
手で把持部315を把持しながらプリント基板14の端
縁部をガイド溝15に遊嵌した後、先端部311aをガ
イド溝15に係合して、プリント基板14を保持部材1
2に係止しすると、湾曲Rした湾曲部311bの弾発力
により先端部311aは強く二股部16にに係合する。
弾性屈曲部312と弾圧部313は保持部材12の二股
部16と縦壁部17を弾圧支持しプリント基板14を保
持部材12に安定して係合することを補助する。係止部
314は保持部材12の背面側の縦壁部17に巻回する
ことにより、クリップ31が保持部材12に安定して係
合することを更に助成するとともに、弾性屈曲部312
とともに保持部材12からクリップ31を離脱する際に
弾発力で外しやすく屈曲している。把持部315はプリ
ント基板14を保持部材12に係合離脱するとともにク
リップ31を保持部材12に着脱するための指で把持す
る部分である。クリップ31は、表面に合成樹脂をコー
ティングすることによりプリント基板をメッキ処理液の
浴槽内に保持しメッキする時間を長く保つことができる
ようにしている。なお、先端挿入部311は通電性を良
好にするため合成樹脂をコーティングしない。
【0014】上記構成からなるプリント基板のメッキ用
治具の使用に際しては、治具本体30において、一対の
保持部材12,12の係止部材3,3との連接部が外方
且つ後方に屈曲しているので、複数のプリント基板14
の端縁部をガイド溝15,15に上方から落とし込むよ
うに順次遊嵌することができる。次にクリップ31の把
持部315を指で把持してクリップ31の先端挿入部3
11をガイド溝15に係合してプリント基板14を保持
部材12の二股状支持部部16に係止し、弾性屈曲部3
12と弾圧部313を保持部材12の背面側に設けられ
た縦壁部17に弾発係合し、係止部314を保持部材1
2の背面側の縦壁部17に巻回することにより、湾曲R
した湾曲部311bの弾発力が先端部311aを二股部
に挿入されたプリント基板14に直交して強く係合する
ので、クリップ31が保持部材12に安定して係合し、
クリップ31によりプリント基板14を保持部材12に
安定して係合するのである。そして、プリント基板14
を図7(ハ)の矢印方向に引っ張っても湾曲部312が
二股部状支持部方向に湾曲しているので、その弾発力に
よりプリント基板14は保持部材12及びクリップ13
1から離脱することはない。クリップ31を複数のプリ
ント基板14に係合した時、図3に示す状態とすると、
上記のようにクリップ31はその弾性力によりプリント
基板14を一対の保持部材12,12間で挟持する。こ
のように治具本体30に固定されたプリント基板7は、
治具本体30の上端の係止部2,3を搬送用陰極棒1に
かけ、プリント基板14をメッキ処理浴槽内に沈めるこ
とによってメッキ処理を行う。メッキ処理終了時には、
係止部2,2を搬送用陰極棒1から外し、プリント基板
14を浴槽から引き上げ、クリップ31の把持部315
を指で把持してクリップ31の把持部315を回動し、
弾性屈曲部312とともに保持部材12からクリップ3
1を離脱する。次いで一対の保持部材12,12の係止
部材3,3との連接部が外方且つ後方に屈曲しているの
で、複数のプリント基板14の端縁部をガイド溝15,
15に上方へ引き上げることにより簡単にプリント基板
14を治具本体30から取り外すことができる。
【0015】この構成の従来のものでは、複数のプリン
ト基板14の端縁部をガイド溝15に上方から落とし込
むだけで順次遊嵌することがで、また、クリップの弾性
力によりプリント基板14が挟持され、このように挟持
されたプリント基板14は、メッキ浴槽内で循環するメ
ッキ液によっても治具本体に固定されるが、図8に示す
ように、メッキ浴槽内を流動する液の影響により一方の
二又状支持部16に沿って湾曲する。この結果、プリン
ト基板のメッキ付き具合にばらつきが生じ、均等な厚さ
のメッキ層がえられないという問題点がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決しようとするもので、一対の二股状支持部を構
成する一方の支持部材の内の、メッキ液の流れ方向下流
側の支持部材を、保持部材に対してほぼ直角に配設する
ことにより、メッキ浴槽内で循環するメッキ液の影響を
受けてプリント基板が湾曲するのを防止するようにした
プリント基板メッキ用治具を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】 本発明は、プリント基
板の両側端縁部を遊嵌するガイド溝を有し、互いに対向
配設された一対の二股状支持部を有する保持部材と、該
保持部材間の間隔を調節自在に固定する幅決め調節部材
とからなる治具本体と、前記プリント基板を前記保持部
材に係止するクリップとからなり、前記プリント基板を
メッキ槽内に保持するプリント基板用治具において、前
記一対の二股状支持部を構成する一方の支持部が、前記
保持部材の縦壁部に対して直角に配設され、他の支持部
が、前記一方の支持部に対して開度を有するように配設
して課題解決の手段としている。また、前記保持部材
を、その上部をメッキ処理液浴槽の搬送用陰極棒に係止
する係止部材に固定するようにして課題解決の手段とし
ている。更に、前記治具本体の係止部材の前記保持部材
への連接部を、外方且つ後方に屈曲形成して課題解決の
手段としている。また、前記幅決め調節部材を、互いに
摺動自在の一対の横部材と、一方の横部材に設けたねじ
と、他方の横部材に設けられ前記ねじを嵌合する長溝と
により形成して課題解決の手段としている。更にまた、
前記一対の二股状支持部材の開度を、ほぼ20度〜30
度に設定して課題解決の手段としている。本発明は、上
記のように構成したので、プリント基板のメッキに際し
ては、治具本体にクリップを固定し、この治具本体とク
リップとの間にプリント基板を係止する。その際、プリ
ント基板がクリップの弾性力により挟持される。このよ
うに挟持されたプリント基板は、メッキ浴槽内で循環す
るメッキ液によっても縦棒と強固に固定されているので
動くことがない。特に一対の二股状支持部を構成する一
方の支持部材の内の、メッキ液の流れ方向下流側の支持
部材を、保持部材に対してほぼ直角に配設することによ
り、メッキ浴槽内で循環するメッキ液の影響を受けてプ
リント基板が湾曲するのを防止する作用が奏され、ま
た、プリント基板を治具本体から取り外すときには、治
具本体からクリップをとりはずし、治具本体が、外方且
つ後方に屈曲しているので、プリント基板を上方へ摺動
させるだけで簡単に取り外すことができる。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。図1(イ)は本発明のプリント基板メッキ用治
具の正面図、図1(ロ)は同側面図、図1(ハ)は同上
面図、図2は使用状態を示す上面図である。この実施形
態のものも、図3〜7に示したものとほぼ同様の構成と
なっており、ただ一対の二股状支持部16,16’構成
が相違する。したがって、二股状支持部以外の部材の構
成、作用などについては、前述の図3〜8の説明を援用
し、ここではその説明を省略する。すなはち、一対の二
股状支持部16,16’は、図1(ハ)に示すように、
一方の支持部16が、保持部材の縦壁部17に対して直
角に配設され、他の支持部16’が、前記の支持部16
に対して20度〜30度の開度を有するように配設され
ている。開度を20度〜30度に設定した理由は,ピリ
ント基板14の挿入の容易さとプリント基板が湾曲する
(反る)のを防止することによる。その結果、プリント
基板に均等な厚みのメッキを施こすことが可能となる。
つまりメッキの平均化が可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。 (1)一対の二股状支持部材を構成する一方の支持部を
保持部材の縦壁部に対して直角に配設され、他の支持部
が、前記の支持部に対して開度を有するように配設され
てていることにより、メッキ処理中、メッキ槽の中での
液の流動により、プリント基板が湾曲する(反る)のを
防止することができる。 (2)上記(1)により、プリント基板に均等な厚みの
メッキを施こすことが可能となる。つまりメッキの平均
化が可能になる。 (3)クリップの把持部を指で把持してクリップの把持
部を回動して弾性屈曲部とともに保持部材からクリップ
を容易に離脱することができる。その後、複数のプリン
ト基板の端縁部をガイド溝から上方へ引き上げることに
より簡単にプリント基板を治具本体から取り外すことが
できる。したがって、簡単な構造で安価なプリント基板
メッキ用治具でありながら、クリップの操作で全てのプ
リント基板が一体的に開放或いは挟持状態とすることが
でき、プリント基板の着脱が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明のプリント基板メッキ用治具の
正面図、(ロ)は同側面図、(ハ)は同A−A断面図で
ある。
【図2】使用状態を示す上面図である。
【図3】従来のプリント基板メッキ用治具の使用状態を
示す斜視図である。
【図4】図4は同側面図係止部材と保持部材を示し、
(イ)は係止部材と保持部材の正面図、(ロ)は同側面
図、(ハ)は(ロ)のA−A断面図である。
【図5】同上部幅決め調節部材を示し、(イ)は上部幅
決め調節部材の一方の横部材の正面図、(ロ)は同他方
の横部材の正面図である。
【図6】同下部幅決め調節部材を示し、(イ)は下部幅
決め調節部材の一方の横部材の正面図、(ロ)は同他方
の横部材の正面図である。
【図7】同クリップを示し、(イ)はクリップの斜視
図、(ロ)はクリップを保持部材に挿入前の側面図、
(ハ)はクリップを保持部材に挿入後の側面図である。
【図8】同使用状態を示す模式図である。
【図9】従来の他のプリント基板のメッキ装置を示す斜
視図である。
【図10】他の従来例の係止部材を示す断面図である。
【図11】同正面図である。
【図12】更に他の従来例の係止部材を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
3 係止部材 12 保持部材 14 プリント基板 15 ガイド溝 16 一対の二股状支持部 18 屈曲部 20 上部幅決め調節部材 21 下部幅決め調節部材 201 横部材 30 治具本体 31 クリップ 311 先端挿入部 312 弾性屈曲部 313 弾圧部 314 係止部 315 把持部 32 クリップ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の両側端縁部を遊嵌するガ
    イド溝を有し、互いに対向配設された一対の二股状支持
    部を有する保持部材と、該保持部材間の間隔を調節自在
    に固定する幅決め調節部材とからなる治具本体と、前記
    プリント基板を前記保持部材に係止するクリップとから
    なり、前記プリント基板をメッキ槽内に保持するプリン
    ト基板用治具において、 前記一対の二股状支持部を構成する一方の支持部が、前
    記保持部材の縦壁部に対して直角に配設され、他の支持
    部が、前記一方の支持部に対して開度を有するように配
    設されていることを特徴とするプリント基板メッキ用治
    具。
  2. 【請求項2】 前記保持部材は、上部をメッキ処理液浴
    槽の搬送用陰極棒に係止する係止部材に固定されること
    を特徴とする請求項1記載のプリント基板メッキ用治
    具。
  3. 【請求項3】 前記治具本体の係止部材の前記保持部材
    への連接部は、外方且つ後方に屈曲形成されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のプリント基板
    メッキ用治具。
  4. 【請求項4】 前記幅決め調節部材は、互いに摺動自在
    の一対の横部材を具え、一方の横部材にねじが設けられ
    るとともに、他方の横部材に同ねじを嵌合する長溝が設
    けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載のプリント基板メッキ用治具。
  5. 【請求項5】 前記一対の二股状支持部材の開度が、略
    20〜30度に設定されていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載のプリント基板メッ
    キ用治具。
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