JPH0522125Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0522125Y2 JPH0522125Y2 JP1987026313U JP2631387U JPH0522125Y2 JP H0522125 Y2 JPH0522125 Y2 JP H0522125Y2 JP 1987026313 U JP1987026313 U JP 1987026313U JP 2631387 U JP2631387 U JP 2631387U JP H0522125 Y2 JPH0522125 Y2 JP H0522125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater unit
- locking portion
- seat
- locking
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/56—Heating or ventilating devices
- B60N2/5678—Heating or ventilating devices characterised by electrical systems
- B60N2/5685—Resistance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はクツシヨン部材を表皮部材によつて被
覆されてなる車両用シート(特に自動車座席)で
あつて、この座席に内設されるヒーターユニツト
の取付構造の改良に係るものである。
覆されてなる車両用シート(特に自動車座席)で
あつて、この座席に内設されるヒーターユニツト
の取付構造の改良に係るものである。
(従来技術)
従来、この種の自動車座席は、第6図及び第7
図に示すように、シートクツシヨン1及びシート
バツク2を備え、それぞれシートクツシヨン1及
びシートバツク2はクツシヨン部材であるパツド
3に表皮部材であるカバー4が被覆されてなる。
そして、パツド3とカバー4との間に、図示を略
す発熱電線がほぼ一面に装着されるシート状のヒ
ーターユニツト5がそれぞれ介在される。このヒ
ーターユニツト5は対峙する両縁部に形成される
ヒータークロス6を介してカバー4に縫い付けら
れる。なお、7はヒータークロス6とカバー4と
の縫い付け部である。
図に示すように、シートクツシヨン1及びシート
バツク2を備え、それぞれシートクツシヨン1及
びシートバツク2はクツシヨン部材であるパツド
3に表皮部材であるカバー4が被覆されてなる。
そして、パツド3とカバー4との間に、図示を略
す発熱電線がほぼ一面に装着されるシート状のヒ
ーターユニツト5がそれぞれ介在される。このヒ
ーターユニツト5は対峙する両縁部に形成される
ヒータークロス6を介してカバー4に縫い付けら
れる。なお、7はヒータークロス6とカバー4と
の縫い付け部である。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来の自動車座席は以上に述べたように、
ヒーターユニツトがカバーに縫い付けられている
ため、ヒーターユニツトを後からシートに取り付
けたい場合、又はヒーターユニツトの故障により
ヒーターユニツトのみを交換する場合に、カバー
も共に交換しなければならず、不経済であるとい
う問題がある。
ヒーターユニツトがカバーに縫い付けられている
ため、ヒーターユニツトを後からシートに取り付
けたい場合、又はヒーターユニツトの故障により
ヒーターユニツトのみを交換する場合に、カバー
も共に交換しなければならず、不経済であるとい
う問題がある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、クツシヨン部材と表皮部材との間に介在
されたヒーターユニツトを着脱容易にすることに
より、ヒーターユニツトのみ後から装着したり、
又はヒーターユニツトが故障した場合には、ヒー
ターユニツトのみを交換することができる経済的
な車両用シートを提供することを目的とするもの
である。
もので、クツシヨン部材と表皮部材との間に介在
されたヒーターユニツトを着脱容易にすることに
より、ヒーターユニツトのみ後から装着したり、
又はヒーターユニツトが故障した場合には、ヒー
ターユニツトのみを交換することができる経済的
な車両用シートを提供することを目的とするもの
である。
すなわち、クツシヨン部材と表皮部材との間に
介在され発熱電線が備えられてなるシート状のヒ
ーターユニツトと、このヒーターユニツトに弾性
体を介して装着される係止部材と、クツシヨン部
材に内設されるインサートワイヤの一部が露出さ
れてなる係止部とを備え、係止部材が係止部に係
脱可能とされることによりクツシヨン部材にヒー
ターユニツトが着脱可能とされてなり、また係止
部材はJ字状に形成しその先端に切欠きを有し、
この切欠きを通してカバーの紐を係止部に装着す
ることを特徴とする車両用シートである。
介在され発熱電線が備えられてなるシート状のヒ
ーターユニツトと、このヒーターユニツトに弾性
体を介して装着される係止部材と、クツシヨン部
材に内設されるインサートワイヤの一部が露出さ
れてなる係止部とを備え、係止部材が係止部に係
脱可能とされることによりクツシヨン部材にヒー
ターユニツトが着脱可能とされてなり、また係止
部材はJ字状に形成しその先端に切欠きを有し、
この切欠きを通してカバーの紐を係止部に装着す
ることを特徴とする車両用シートである。
(作用)
本考案に係る車両用シートによれば、ヒーター
ユニツトに通電することによつて、寒い冬期にお
いても、シートを常に暖かくしておくことができ
るとともに、ヒーターユニツトは車両購入後のオ
プシヨン等によつても自由に取り付けることがで
き、また、ヒーターユニツトが故障した場合に
は、ヒーターユニツトのみ取り外して交換するこ
とができるものである。
ユニツトに通電することによつて、寒い冬期にお
いても、シートを常に暖かくしておくことができ
るとともに、ヒーターユニツトは車両購入後のオ
プシヨン等によつても自由に取り付けることがで
き、また、ヒーターユニツトが故障した場合に
は、ヒーターユニツトのみ取り外して交換するこ
とができるものである。
(実施例)
以下、本考案に係る車両用シートの一実施例に
ついて、第1図から第5図に基づいて説明する。
ついて、第1図から第5図に基づいて説明する。
図面中、11はクツシヨン部材であるパツド
で、このパツド11には表皮部材であるカバー1
2が被覆され、シートクツシヨン又はシートバツ
クが形成される。なお、図においてはシートクツ
シヨンの場合を示すが、シートバツクにおいても
同様に形成可能である。
で、このパツド11には表皮部材であるカバー1
2が被覆され、シートクツシヨン又はシートバツ
クが形成される。なお、図においてはシートクツ
シヨンの場合を示すが、シートバツクにおいても
同様に形成可能である。
然して、パツド11とカバー12との間には、
第1図及び第2図に示すようなヒーターユニツト
13が介在される。このヒーターユニツト13
は、シート状をなし、ほぼ一面にニクロム線等の
発熱電線14が内設されており、発熱電線14の
端部にはコネクタ15が装着され、車両のバツテ
リー等の電源に連結可能である。また、このヒー
ターユニツト13の互いに対峙する縁部には短冊
状の弾性体16,16がそれぞれ縫い付けられて
いる。なお、17はヒーターユニツト13との縫
い付け部である。そして、両弾性体16,16に
は、ほぼ断面がJ字形をなし先端に切欠き18a
を備えてなる係止部材であるバンド18,……が
適宜間隔をおいてそれぞれ複数装着される。この
バンド18,……は樹脂等により形成される。
第1図及び第2図に示すようなヒーターユニツト
13が介在される。このヒーターユニツト13
は、シート状をなし、ほぼ一面にニクロム線等の
発熱電線14が内設されており、発熱電線14の
端部にはコネクタ15が装着され、車両のバツテ
リー等の電源に連結可能である。また、このヒー
ターユニツト13の互いに対峙する縁部には短冊
状の弾性体16,16がそれぞれ縫い付けられて
いる。なお、17はヒーターユニツト13との縫
い付け部である。そして、両弾性体16,16に
は、ほぼ断面がJ字形をなし先端に切欠き18a
を備えてなる係止部材であるバンド18,……が
適宜間隔をおいてそれぞれ複数装着される。この
バンド18,……は樹脂等により形成される。
第4図及び第5図はパツド11を示す斜視図及
び同図−線に沿う断面図で、このパツド11
にはインサートワイヤ19が内設される。前記イ
ンサートワイヤ19には、パツド11の表面に形
成された溝20においてその一部が露出され、複
数の係止部21,……が形成される。これらの係
止部21,……にはヒーターユニツト13に設け
られたバンド18,……を係脱可能に掛け、ヒー
ターユニツト13がパツド11に着脱可能とされ
る。なお、バンド18,……は両弾性体16,1
6の弾性力に抗して係止部21,……に掛けられ
るため、ヒーターユニツト13は常に張られた状
態とされる。また、パツド11にはカバー12が
被覆されるが、カバー12は、バンド18,……
に形成される切欠き18a,……を通過してイン
サートワイヤ19に係止される複数の紐22,…
…によつて装着される。
び同図−線に沿う断面図で、このパツド11
にはインサートワイヤ19が内設される。前記イ
ンサートワイヤ19には、パツド11の表面に形
成された溝20においてその一部が露出され、複
数の係止部21,……が形成される。これらの係
止部21,……にはヒーターユニツト13に設け
られたバンド18,……を係脱可能に掛け、ヒー
ターユニツト13がパツド11に着脱可能とされ
る。なお、バンド18,……は両弾性体16,1
6の弾性力に抗して係止部21,……に掛けられ
るため、ヒーターユニツト13は常に張られた状
態とされる。また、パツド11にはカバー12が
被覆されるが、カバー12は、バンド18,……
に形成される切欠き18a,……を通過してイン
サートワイヤ19に係止される複数の紐22,…
…によつて装着される。
本考案に係る車両用シートの一実施例は以上に
述べた通りであるから、カバー12を外してバン
ド18,……を係止部21,……に係脱すること
によつて、ヒーターユニツト13のみを自由に着
脱することができる。そして、ヒーターユニツト
13を装着し、発熱電線14に通電することによ
つて、当該シートを常に適温に温めることができ
る。
述べた通りであるから、カバー12を外してバン
ド18,……を係止部21,……に係脱すること
によつて、ヒーターユニツト13のみを自由に着
脱することができる。そして、ヒーターユニツト
13を装着し、発熱電線14に通電することによ
つて、当該シートを常に適温に温めることができ
る。
(考案の効果)
以上に述べたように、本考案による車両用シー
トによれば、表皮部材を外し、係止部材を係止部
に係脱することによつて、ヒーターユニツトのみ
を自由に着脱することができるため、車両購入後
にオプシヨン等によりヒーターユニツトを取り付
けたい場合においても、従来のように表皮部材も
共に交換する必要がなく、ヒーターユニツトのみ
を取り付けるだけでよく、大変経済的なものとす
ることができる効果を有するものである。
トによれば、表皮部材を外し、係止部材を係止部
に係脱することによつて、ヒーターユニツトのみ
を自由に着脱することができるため、車両購入後
にオプシヨン等によりヒーターユニツトを取り付
けたい場合においても、従来のように表皮部材も
共に交換する必要がなく、ヒーターユニツトのみ
を取り付けるだけでよく、大変経済的なものとす
ることができる効果を有するものである。
また、J字状係止部材の先端には、切欠きを有
し、この切欠きを通してカバーの固定用の紐を係
止部に装着するため、係止部材はトリムワイヤの
軸方向に紐によつて移動することがない。そのた
め、ヒーターユニツトの位置ズレを完全に防止で
きる。
し、この切欠きを通してカバーの固定用の紐を係
止部に装着するため、係止部材はトリムワイヤの
軸方向に紐によつて移動することがない。そのた
め、ヒーターユニツトの位置ズレを完全に防止で
きる。
第1図及び第2図は本考案に係るシートに使用
されるヒーターユニツト等を示す斜視図及び−
断面図、第3図はヒーターユニツト等を取り付
けた同シートを示す断面図、第4図及び第5図は
同シートに使用されるクツシヨン部材を示す斜視
図及び−断面図、第6図及び第7図は従来の
シ−トを示す斜視図及び−断面図である。 11……クツシヨン部材(パツド)、12……
表皮部材(カバー)、13……ヒーターユニツト、
14……発熱電線、16……弾性体、18……係
止部材(バンド)、21……係止部。
されるヒーターユニツト等を示す斜視図及び−
断面図、第3図はヒーターユニツト等を取り付
けた同シートを示す断面図、第4図及び第5図は
同シートに使用されるクツシヨン部材を示す斜視
図及び−断面図、第6図及び第7図は従来の
シ−トを示す斜視図及び−断面図である。 11……クツシヨン部材(パツド)、12……
表皮部材(カバー)、13……ヒーターユニツト、
14……発熱電線、16……弾性体、18……係
止部材(バンド)、21……係止部。
Claims (1)
- クツシヨン部材と、これを被覆する表皮部材と
からなる車両用シートにおいて、前記クツシヨン
部材と前記表皮部材との間に介在してなるシート
状のヒーターユニツトと、このヒーターユニツト
に弾性体を介して装着され、先端に切欠きを有す
るJ字状の係止部材と、前記クツシヨン部材に内
設されるインサートワイヤの一部が露出されてな
る係止部と、この係止部に掛止した係止部材の切
欠きより係止部に装着されるカバーの紐とからな
り、前記係止部材が前記係止部に係脱可能とされ
ることにより前記クツシヨン部材に前記ヒーター
ユニツトが着脱可能とされることを特徴とする車
両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026313U JPH0522125Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026313U JPH0522125Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63135845U JPS63135845U (ja) | 1988-09-06 |
JPH0522125Y2 true JPH0522125Y2 (ja) | 1993-06-07 |
Family
ID=30827281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987026313U Expired - Lifetime JPH0522125Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522125Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145609A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | 松下電器産業株式会社 | 車両用シ−トヒ−タ |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP1987026313U patent/JPH0522125Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63145609A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-17 | 松下電器産業株式会社 | 車両用シ−トヒ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63135845U (ja) | 1988-09-06 |
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