JPS6335511Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6335511Y2 JPS6335511Y2 JP1982168214U JP16821482U JPS6335511Y2 JP S6335511 Y2 JPS6335511 Y2 JP S6335511Y2 JP 1982168214 U JP1982168214 U JP 1982168214U JP 16821482 U JP16821482 U JP 16821482U JP S6335511 Y2 JPS6335511 Y2 JP S6335511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- skin
- hook button
- flexible support
- seat heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 16
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 3
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
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- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車など座席の表皮部とメインパツ
ド間に配設する採暖用のシートヒーターに関し、
さらに詳しくは表皮部をホツクボタンによりメイ
ンパツドに締結される座席に用いるものである。
ド間に配設する採暖用のシートヒーターに関し、
さらに詳しくは表皮部をホツクボタンによりメイ
ンパツドに締結される座席に用いるものである。
従来例の構成とその問題点
従来、この種のシートヒーターとして用いられ
る可撓性発熱体は複数の布体を貼り合せたその層
間に電熱線を支持させたものが一般であり、彎曲
（一次曲面）に対する可撓性はあるが二次曲面に
沿わせるとしわを生じ密接させることはできな
い。
る可撓性発熱体は複数の布体を貼り合せたその層
間に電熱線を支持させたものが一般であり、彎曲
（一次曲面）に対する可撓性はあるが二次曲面に
沿わせるとしわを生じ密接させることはできな
い。
すなわちホツクボタンを用いて表皮部を締結す
る座席は、前記ホツクボタンの頭部を沈めて締結
されるため、表皮部のホツクボタン周辺は適当な
しわと二次曲面を形出するものである。したがつ
て表皮部に密接して可撓性発熱体を配設するには
二次曲面を避けて表皮の平面部に分割して複数個
の発熱体を必要とし、発熱体に対する電気配線が
複雑となり、また、温度制御が困難となり、また
座席に対する発熱体の組込み作業が煩雑になる欠
点がある。
る座席は、前記ホツクボタンの頭部を沈めて締結
されるため、表皮部のホツクボタン周辺は適当な
しわと二次曲面を形出するものである。したがつ
て表皮部に密接して可撓性発熱体を配設するには
二次曲面を避けて表皮の平面部に分割して複数個
の発熱体を必要とし、発熱体に対する電気配線が
複雑となり、また、温度制御が困難となり、また
座席に対する発熱体の組込み作業が煩雑になる欠
点がある。
考案の目的
本考案は上記従来の欠点に留意し、可撓性発熱
体をホツクボタンをもつ表皮部に密接状態で配設
できるようにすることを目的とする。
体をホツクボタンをもつ表皮部に密接状態で配設
できるようにすることを目的とする。
考案の構成
上記目的を達成するため、本考案は、略中央位
置にホツクボタンのための挿通孔を有し、かつ、
ホツクボタン周辺が二次曲面を形成できるように
中央に孔があり、その周囲に放射状に切欠きを入
れた、すなわち梅鉢紋様の切欠き孔を有し、座席
に装着したときに表皮と密接する略平面部面に電
熱線を配設したシートヒーターの構成としたもの
である。
置にホツクボタンのための挿通孔を有し、かつ、
ホツクボタン周辺が二次曲面を形成できるように
中央に孔があり、その周囲に放射状に切欠きを入
れた、すなわち梅鉢紋様の切欠き孔を有し、座席
に装着したときに表皮と密接する略平面部面に電
熱線を配設したシートヒーターの構成としたもの
である。
実施例の説明
以下本考案の一実施例について、図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第１図は本考案を適用する座席を示す斜視図
で、座部１および背部１′にはホツクボタン２お
よび２′が頭部を沈めて締結されていて、このホ
ツクボタン２，２′にまたがる表皮部の内面にシ
ートヒーター３および３′が内装されている。
で、座部１および背部１′にはホツクボタン２お
よび２′が頭部を沈めて締結されていて、このホ
ツクボタン２，２′にまたがる表皮部の内面にシ
ートヒーター３および３′が内装されている。
第２図は本考案のシートヒーターを示す斜視図
で、４は複数の布体を貼り合せた可撓性支持体
で、ホツクボタン挿通のための梅鉢紋様の切欠き
孔５を穿設してある。電熱線６は前記可撓性支持
体４の布体の層間に支持され、かつ切欠き孔５を
迂回して蛇行状に配設されている。７は電源に接
続するためのリード線部である。なお適当な位置
にサーモスタツトのような温度制御手段を配設す
るがこの手段は図示を省略する。
で、４は複数の布体を貼り合せた可撓性支持体
で、ホツクボタン挿通のための梅鉢紋様の切欠き
孔５を穿設してある。電熱線６は前記可撓性支持
体４の布体の層間に支持され、かつ切欠き孔５を
迂回して蛇行状に配設されている。７は電源に接
続するためのリード線部である。なお適当な位置
にサーモスタツトのような温度制御手段を配設す
るがこの手段は図示を省略する。
第３図は本考案のシートヒーターを配設した座
部の部分断面図で、シートヒーター３は表皮部８
とメインパツド９の間に装着され、メインパツド
９の締結孔１０に挿嵌したホツクバネ１１に対し
ホツクボタン２がスナツプアクシヨンにより締結
され、表皮部８とシートヒーター３はメインパツ
ド９の形状に沿つて密着し、ホツクボタン２の頭
部は表皮部の表面より沈む。
部の部分断面図で、シートヒーター３は表皮部８
とメインパツド９の間に装着され、メインパツド
９の締結孔１０に挿嵌したホツクバネ１１に対し
ホツクボタン２がスナツプアクシヨンにより締結
され、表皮部８とシートヒーター３はメインパツ
ド９の形状に沿つて密着し、ホツクボタン２の頭
部は表皮部の表面より沈む。
上記は座席についての説明であるが背部につい
ても同様の構成および取付方法を用いる。
ても同様の構成および取付方法を用いる。
つぎに上記構成における作用について説明する
とホツクボタン２によりメインパツド９に締結さ
れた表皮部８はホツクボタン２の周辺で適当なし
わを生じて二次曲面のくぼみを形成する。これに
従つてシートヒーター３は切欠き孔５において前
記表皮部のくぼみに沿つて二次曲面を形成し、無
理なしわを生ずることなく電熱線６の配設された
部面は略平面状で表皮部８に密接する。また表皮
部８とシートヒーター３はホツクボタン２でメイ
ンパツド９に確実に締結されているので、運転走
行時に座席に荷重が加えられてもすべり移動を生
じない。シートヒーター３の発生熱はすべて密接
する表皮部８に速かに伝熱する。
とホツクボタン２によりメインパツド９に締結さ
れた表皮部８はホツクボタン２の周辺で適当なし
わを生じて二次曲面のくぼみを形成する。これに
従つてシートヒーター３は切欠き孔５において前
記表皮部のくぼみに沿つて二次曲面を形成し、無
理なしわを生ずることなく電熱線６の配設された
部面は略平面状で表皮部８に密接する。また表皮
部８とシートヒーター３はホツクボタン２でメイ
ンパツド９に確実に締結されているので、運転走
行時に座席に荷重が加えられてもすべり移動を生
じない。シートヒーター３の発生熱はすべて密接
する表皮部８に速かに伝熱する。
考案の効果
以上のように本考案によれば次の効果を得るこ
とができる。
とができる。
シートヒーターの発熱部面を表皮部に密接状態
で取付けることができ、運転走行時の荷重に対し
てすべり移動を生じない。電熱線の間隔が不要に
接近したり重合することなく、その発生熱はすべ
て表皮部に速かに伝熱し、立上りの早い効率的な
採暖効果を得る。シートヒーターは一体構成とす
ることができ、構成簡単で温度制御が確実であ
り、組込み作業も容易である。
で取付けることができ、運転走行時の荷重に対し
てすべり移動を生じない。電熱線の間隔が不要に
接近したり重合することなく、その発生熱はすべ
て表皮部に速かに伝熱し、立上りの早い効率的な
採暖効果を得る。シートヒーターは一体構成とす
ることができ、構成簡単で温度制御が確実であ
り、組込み作業も容易である。
第１図は本考案のシートヒーターを適用した座
席を示す斜視図、第２図は本考案実施例を示す斜
視図、第３図は同座席組込み後のホツクボタン締
結部を示す部分断面図である。 ２……ホツクボタン、３……シートヒーター、
４……可撓性支持体、５……切欠き孔、６……電
熱線、７……リード線部、８……表皮部、９……
メインパツド、１０……締結孔、１１……ホツク
バネ。
席を示す斜視図、第２図は本考案実施例を示す斜
視図、第３図は同座席組込み後のホツクボタン締
結部を示す部分断面図である。 ２……ホツクボタン、３……シートヒーター、
４……可撓性支持体、５……切欠き孔、６……電
熱線、７……リード線部、８……表皮部、９……
メインパツド、１０……締結孔、１１……ホツク
バネ。
Claims (1)
- 座席の表皮部とメインパツド間に配設する可撓
性発熱体であつて、複数層の布体を貼り合せた可
撓性支持体と前記可撓性支持体の層間に支持され
た電熱線を備え、前記可撓性支持体は略中央位置
にホツクボタン挿通のための梅鉢紋様の切欠き孔
を穿設し、前記電熱線は切欠き孔を迂回して蛇行
状に配設してなる車輌用シートヒーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982168214U JPS5972691U (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 車輌用シ−トヒ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982168214U JPS5972691U (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 車輌用シ−トヒ−タ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5972691U JPS5972691U (ja) | 1984-05-17 |
| JPS6335511Y2 true JPS6335511Y2 (ja) | 1988-09-20 |
Family
ID=30367808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982168214U Granted JPS5972691U (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 車輌用シ−トヒ−タ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5972691U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07114739B2 (ja) * | 1986-09-08 | 1995-12-13 | アラコ株式会社 | 自動車用暖房座席 |
| JPH0522126Y2 (ja) * | 1987-02-26 | 1993-06-07 |
-
1982
- 1982-11-05 JP JP1982168214U patent/JPS5972691U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5972691U (ja) | 1984-05-17 |
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