JPH0531999Y2 - - Google Patents

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JPH0531999Y2
JPH0531999Y2 JP1798787U JP1798787U JPH0531999Y2 JP H0531999 Y2 JPH0531999 Y2 JP H0531999Y2 JP 1798787 U JP1798787 U JP 1798787U JP 1798787 U JP1798787 U JP 1798787U JP H0531999 Y2 JPH0531999 Y2 JP H0531999Y2
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JP
Japan
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toilet seat
heating wire
temperature sensor
groove
temperature
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JP1798787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は暖房便座に関し、詳しくは、その温度
センサーの取付け構成に関するものである。
(従来の技術) 本考案にかかる従来技術として、実公昭60−
28318号公報に開示される技術が知られている。
この暖房便座は、第3図に示すように、便座裏
面に配設した発熱線12,12間に温度センサー
13を配置させ、押え板14、充填物15により
これを固定したものである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記した暖房便座では、温度センサー
13は発熱線12と熱的に結合した状態にあるた
め、温度センサー13は発熱線12の影響を直接
受けて発熱線12の温度しか検知できず、人体が
接触する便座表面の温度を正確に検知することが
できない。
そこで、本考案は、人体が感じる便座表面の温
度をより正確に検知することのできる暖房便座の
提供を技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案いおいて講じ
た技術的解決手段は、便座と、該便座の裏面に形
成される溝と、該溝に配設される発熱線と、前記
溝と所定間隔をおいて前記溝よりも深く形成され
た凹部と、前記凹部に配設される温度センサーを
備えたことを特徴とする暖房便座である。
(作用) 上記手段によれば、温度センサーは発熱線の配
設された溝と所定間隔をおいて形成された凹部に
配設されており、発熱線とは所定間隔分だけ離れ
ているため、発熱線の温度影響を直接受けない。
また、温度センサーの配設される凹部は、発熱線
の配設される溝よりも深く、即ち、便座の表面に
近い。このため、便座表面の温度をより正確に検
知することができる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図、第2図に基づいて
説明する。第1図は、本実施例の暖房便座を下面
側より見たものである。暖房便座の便座1は上板
と下板より構成されており、温度制御ユニツト5
の配設されたコントローラボツクス6に、後方端
部を回動可能に配設されている。便座1の上板の
裏面には、第2図に示すように溝9が形成されて
おり、この溝9に発熱線2が所定間隔Pをもつて
配設されている。発熱線2は便座1の上板の裏面
に、複数列に折り返して配設されているものであ
る。
便座1の上板の裏面には、発熱線2と発熱線2
の間に凹部8が形成されている。この凹部8は、
第2図から明らかなように溝9よりも深く、上板
の厚みtの半分以上の深さを有している。また、
本実施例では、凹部8の幅は発熱線2と発熱線2
の間の間隔Pの3分の1以下となつている。凹部
8には温度センサー3が配設された後、熱電導率
の高い熱硬化性の充填材が挿入されるようになつ
ている。尚、4はサーモスタツトを示す。
次に本実施例の作用について説明する。コント
ローラボツクス6によつて発熱線2に通電が行わ
れると、発熱線2は発熱して便座1の上板の裏面
より徐々に便座1を温め、便座1の表面にもこの
熱が伝わつていく。温度センサー3は便座1の温
度を検知するが、このとき、温度センサー3と発
熱線2とが離れて非接触状態にあるため、温度セ
ンサー3が発熱線2の温度を直接検知してしまう
ことはない。また、温度センサー3は発熱線2よ
りも便座1の表面に近く、発熱線2によつて温め
られる便座1の表面の温度をより正確に検知す
る。即ち、人体が接触して直接感じる温度をより
確実に検知できるものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、温度センサーと発熱線が非接
触状態にあるため温度センサーが発熱線の温度を
直接検知することがないだけでなく、温度センサ
ーが発熱線よりも便座の表面に近く位置している
ため、人体が接触する便座の表面の温度をより正
確に検知することができる。
また、実際に使用者が便座に着座した状態で
は、使用者によつて熱が便座表面から逃げないた
め、便座の温度は少し上昇するが、本考案では便
座表面近くに温度センサーが配設されるため、こ
の温度の上昇を確実に検知することができ、より
快適な温度制御を行うことが可能となる。
また、温度センサー及び発熱線の組み付け場所
が凹部、溝によつて決定されているため、組み付
け性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の暖房便座を裏面側
より見たものである。第2図は第1図のA−A線
に沿う断面図を示す。第3図は従来の暖房便座の
発熱線と温度センサーとの位置関係を示す。 符号の説明、1……便座、2……発熱線、3…
…温度センサー、8……凹部、9……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 便座と、該便座の裏面に形成される溝と、該溝
    に配設される発熱線と、前記溝と所定間隔をおい
    て前記溝よりも深く形成された凹部と、前記凹部
    に配設される温度センサーを備えたことを特徴と
    する暖房便座。
JP1798787U 1987-02-10 1987-02-10 Expired - Lifetime JPH0531999Y2 (ja)

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JP1798787U JPH0531999Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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JPS63124890U JPS63124890U (ja) 1988-08-15
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JP6469970B2 (ja) * 2014-05-27 2019-02-13 株式会社クラベ 採暖装置及び車両用座席

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JPS63124890U (ja) 1988-08-15

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