JPS6330281Y2 - - Google Patents

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JPS6330281Y2
JPS6330281Y2 JP1982117289U JP11728982U JPS6330281Y2 JP S6330281 Y2 JPS6330281 Y2 JP S6330281Y2 JP 1982117289 U JP1982117289 U JP 1982117289U JP 11728982 U JP11728982 U JP 11728982U JP S6330281 Y2 JPS6330281 Y2 JP S6330281Y2
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JP
Japan
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heating element
hanging
cover
skin
hanging part
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JP1982117289U
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JPS5921272U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表皮部材内に発熱体を装着した車両用
シートの改良に関するものである。
第1図は従来品を示し、斯る従来品はシートの
表皮部材a内に装着した面状発熱体イ′を固定す
るために、表皮部材a内に挿込んだ発熱体イ(カ
バー付き)の一端を、吊込部材10にクリツプ1
1止めしていた。従つて吊込部材10を表皮部材
aに縫着後、その吊込部材10に表皮部材aに挿
込んだ発熱体イをクリツプ止めしなければならな
いため、組立の作業性が頗る悪い欠陥があつた。
図中12はワイヤを示す。
そこで、本考案は斯様な事情に鑑みて考案され
たもので、その要旨とするところは、発熱体のカ
バーに一体に吊込部材を延設したものであり、こ
の吊込部を表皮部材に直接縫着等の方法によつて
固定することができるため、従来の如く、吊込部
材を別個に成形して表皮部材に固定する必要性も
ないし、またクリツプによつて吊込部材に発熱体
を固定する手数も省けるため組立の作業性を向上
し得る。
以下、本考案の実施例を第2図乃至第8図に基
づいて説明する。
図中b,b′,b″は発熱体1を内部に配線したカ
バーを示し(第6図乃至第8図)。第6図は従来
品と同一部材からなるカバー本体イの一端を延設
して吊部b1を設け、その吊部b1の先端を折返
して縫着し、芯材たるワイヤ12を挿通したもの
である。第7図に示すものb′はカバー本体イに延
設した吊部b1′先端縁に芯材たる硬質合成樹脂
部材b2″を取着して、発熱体1を挿入し易いよ
うにすると共に硬質合成樹脂部材b2′が前記ワ
イヤ12の代用として使用できるようにする。即
ち、この硬質合成樹脂部材b2′とシート下部の
固定部材とをホツクリング等固定できるように形
成するものである。また、第8図に示すカバー
b″はシートのパターンにあわせて吊部b1″を分
割してワイヤ12を挿入したものである。
図中aの表皮部材は通気性を有する表皮a1、
発泡材製ワデイングa2、ワデイングカバーa3
より構成され、前記発熱体付のカバーbはワデイ
ングa2と表皮a1との間に介在せしめ、着座者
の尻部、背部を加温し得るようにする。そして発
熱体付のカバーbはその一端であるコード2を外
部に出して表皮部材aに挿込むと共に一体に設け
た吊込部b1を外部に取り出してその吊込部b1
と表皮部材aとを縫着3し、その先端にワイヤ1
2を挿通する(第5図)。
図中cはシート本体Aを構成する従来周知の発
泡材製クツシヨン材で、そのクツシヨン材cは枠
状フレーム(図示せず)に張設したばね材(図示
せず)上に載置して前記表皮部材によつて被包さ
れるものであり、そのクツシヨン材cには吊込溝
c1が開穿されている。従つて前記発熱体付のカ
バー本体イより延設した吊込部b1′は吊込溝c
1内に挿込まれ、先端に設けたワイヤ12を、ク
ツシヨン材c内に埋設した固定ワイヤ、若しくは
クツシヨン材cを載置するばね材などの固定部材
(図示せず)にホツグリングなどの結着部材で結
着することにより、表皮部材aを吊込むと同時に
発熱体付のカバーbを固定する(第3図、第4
図)。
なお、発熱体付カバーbの他端はシート本体A
の後部、若しくは下部側に適宜方法で固定され
る。
本考案は叙上の如く構成したから従来品に比べ
以下の利点がある。
(1) 発熱体のカバーに吊込部が一体に延設され、
その吊込部が表皮部材に固定されるため、発熱
体のカバーの表皮部材に対する固定部材が不要
になる。また、従来品の如き吊込部材を別に成
形する必要性がなく、加工性を向上し得る。
(2) 組付に際し、あらかじめ、吊込部を一体に有
する発熱体のカバーが表皮部材に一体に固着さ
れているため、吊込部をシート本体の固定部材
に固定することにより、表皮部材、発熱体はシ
ート本体側に一体に固定される。
従つて、発熱体を内蔵しない従来の一般的な
シートと同様にシートを組付けることができる
ため、シートの組付性が頗る良く、その作業性
を向上し得る。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の部分拡大縦断面図、第2図乃
至第8図は本考案の実施例を示し、第2図は斜視
図、第3図は一部を切欠して示す縦断側面図、第
4図は要部の拡大縦断面図、第5図は発熱体を備
えた表皮部材の底面図、第6図乃至第8図は発熱
体付のカバーの実施例を示す斜視図である。図中
aは表皮部材、b,b′,b″は発熱体付のカバー、
b1,b1′,b1″は吊込部を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱体のカバーの一端縁に一体に吊込部を延設
    すると共に該吊込部を表皮部材に縫着し、且つ吊
    込部の先端にはシート本体内の固定部材に結着す
    る芯材を設け、該芯材をシート本体内の固定部材
    に結着することにより、表皮を吊込むと同時に発
    熱体をシート本体に固定してなることを特徴とす
    る車両用シート。
JP11728982U 1982-07-30 1982-07-30 車両用シ−ト Granted JPS5921272U (ja)

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JP11728982U JPS5921272U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 車両用シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS5921272U JPS5921272U (ja) 1984-02-09
JPS6330281Y2 true JPS6330281Y2 (ja) 1988-08-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321642Y2 (ja) * 1984-09-28 1991-05-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348209Y2 (ja) * 1980-01-31 1988-12-12

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JPS5921272U (ja) 1984-02-09

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