JPH0337518Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337518Y2 JPH0337518Y2 JP20076485U JP20076485U JPH0337518Y2 JP H0337518 Y2 JPH0337518 Y2 JP H0337518Y2 JP 20076485 U JP20076485 U JP 20076485U JP 20076485 U JP20076485 U JP 20076485U JP H0337518 Y2 JPH0337518 Y2 JP H0337518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- pad
- locking member
- mounting hole
- button mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 13
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車用シートのパツドを覆う表皮
を固定するための自動車用シート構造に関するも
のである。
を固定するための自動車用シート構造に関するも
のである。
(従来の技術)
従来、第4図に示す自動車用シート構造が公知
である(実公昭59−40874号公報)。
である(実公昭59−40874号公報)。
このシート構造は、クツシヨン層であるパツド
11の表面を覆う表皮12を、部分的にパツド1
1のボタン取付孔13に挿通したボタン14によ
り係止させて、このボタン取付孔13内に凹状に
吊り込むようにしたもので、ボタン14は表皮1
2の表側から押付けることによりパツド11の裏
面のリテーナ15に引掛り、固定されているよう
になつている。
11の表面を覆う表皮12を、部分的にパツド1
1のボタン取付孔13に挿通したボタン14によ
り係止させて、このボタン取付孔13内に凹状に
吊り込むようにしたもので、ボタン14は表皮1
2の表側から押付けることによりパツド11の裏
面のリテーナ15に引掛り、固定されているよう
になつている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のシート構造ではパツド11の裏面のボタ
ン取付孔13部分にリテーナ15を配設して表皮
12の固定を容易に行えるようにしてある。
ン取付孔13部分にリテーナ15を配設して表皮
12の固定を容易に行えるようにしてある。
しかしながら、外観上、このリテーナ15を隠
すため、パツドスペーサ16を介してパツド11
の裏面を塩ビレザーカバーシート17により覆つ
てあり、構造が複雑になるという問題があつた。
すため、パツドスペーサ16を介してパツド11
の裏面を塩ビレザーカバーシート17により覆つ
てあり、構造が複雑になるという問題があつた。
本考案は、斯る問題に鑑みてなされたもので、
その目的は簡単な構造で表皮の固定を容易にし、
かつ良好な美観を保つことを可能とする自動車用
シート構造を提供することにある。
その目的は簡単な構造で表皮の固定を容易にし、
かつ良好な美観を保つことを可能とする自動車用
シート構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、本考案は、適宜
箇所にボタン取付孔およびこのボタン取付孔内に
一体発泡して組込んだ可撓性材料からなる漏斗形
状の係止部材を備えたパツドと、このパツドの表
面を覆う表皮と、ボタン取付孔内に嵌入し、上記
係止部材に係合する傘形先端形状の脚部を備えた
ボタンとから形成した。
箇所にボタン取付孔およびこのボタン取付孔内に
一体発泡して組込んだ可撓性材料からなる漏斗形
状の係止部材を備えたパツドと、このパツドの表
面を覆う表皮と、ボタン取付孔内に嵌入し、上記
係止部材に係合する傘形先端形状の脚部を備えた
ボタンとから形成した。
(実施例)
次に本考案の一実施例を図面にしたがつて説明
する。
する。
第1図〜第3図は本考案に係る自動車用シート
構造を示し、表皮1に覆われたパツド2の適宜箇
所にボタン取付孔3を形成するとともに、このボ
タン取付孔3内に合成樹脂等の可撓性材料からな
る漏斗形状の係止部材4が一体発泡して組み込ん
である。
構造を示し、表皮1に覆われたパツド2の適宜箇
所にボタン取付孔3を形成するとともに、このボ
タン取付孔3内に合成樹脂等の可撓性材料からな
る漏斗形状の係止部材4が一体発泡して組み込ん
である。
一方、表皮1を固定するボタン5はボタン本体
6に、先端が略傘形になつて脚部7を取付けて形
成してある。そして、表皮1の表側から、このボ
タン5をボタン取付孔3内に押込むことにより、
脚部7の先端が係止部材4を若干撓ませて突き抜
け、先端の傘形の底面にあたる張出し部分が係止
部材4の端面に引掛りひとりで逆方向へ抜けるの
を防ぐようにしてある。このようにして、ボタン
5をパツド2側へ引張られた状態でボタン取付孔
3内の深部に取付けることにより、ボタン5とと
もに表皮1をボタン取付孔3内に吊り込み表皮1
にシワを発生させることが出来る。
6に、先端が略傘形になつて脚部7を取付けて形
成してある。そして、表皮1の表側から、このボ
タン5をボタン取付孔3内に押込むことにより、
脚部7の先端が係止部材4を若干撓ませて突き抜
け、先端の傘形の底面にあたる張出し部分が係止
部材4の端面に引掛りひとりで逆方向へ抜けるの
を防ぐようにしてある。このようにして、ボタン
5をパツド2側へ引張られた状態でボタン取付孔
3内の深部に取付けることにより、ボタン5とと
もに表皮1をボタン取付孔3内に吊り込み表皮1
にシワを発生させることが出来る。
なお、第3図に示すように脚部7の先端部に長
孔8を設けることにより先端部にも張出し方向に
弾性を付与することが出来、ボタン5を係止部材
4に引掛け易くなる。
孔8を設けることにより先端部にも張出し方向に
弾性を付与することが出来、ボタン5を係止部材
4に引掛け易くなる。
また、係止部材4および脚部7の先端部の断面
を非円形にすることにより、ボタン5の回りを防
止出来る。
を非円形にすることにより、ボタン5の回りを防
止出来る。
(考案の効果)
以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば、ボタン取付孔内に可撓性材料からなる漏斗形
状の係止部材を備えたパツドと、パツドの表面を
覆う表皮と、上記係止部材と係合する傘形先端形
状の脚部を備えたボタンとから形成してある。
ば、ボタン取付孔内に可撓性材料からなる漏斗形
状の係止部材を備えたパツドと、パツドの表面を
覆う表皮と、上記係止部材と係合する傘形先端形
状の脚部を備えたボタンとから形成してある。
このため、簡単な構造で、表皮の固定を容易に
し、かつ表皮のシワ出しも容易に出来、シートの
美観を向上させることが可能になるという効果を
奏する。
し、かつ表皮のシワ出しも容易に出来、シートの
美観を向上させることが可能になるという効果を
奏する。
第1図は、本考案に係る自動車用シート構造の
断面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は第1図のボタン取付け前の状態を示す斜視
図、第4図は従来の自動車用シート構造の断面図
である。 1……表皮、2……パツド、3……ボタン取付
孔、4……係止部材、5……ボタン、7……脚
部。
断面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は第1図のボタン取付け前の状態を示す斜視
図、第4図は従来の自動車用シート構造の断面図
である。 1……表皮、2……パツド、3……ボタン取付
孔、4……係止部材、5……ボタン、7……脚
部。
Claims (1)
- 適宜箇所にボタン取付孔およびこのボタン取付
孔内に一体発泡して組込んだ可撓性材料からなる
漏斗形状の係止部材を備えたパツドと、このパツ
ドの表面を覆う表皮と、ボタン取付孔内に嵌入
し、上記係止部材に係合する傘形先端形状の脚部
を備えたボタンとからなることを特徴とする自動
車用シート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20076485U JPH0337518Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20076485U JPH0337518Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62107798U JPS62107798U (ja) | 1987-07-09 |
JPH0337518Y2 true JPH0337518Y2 (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=31163584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20076485U Expired JPH0337518Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337518Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP20076485U patent/JPH0337518Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62107798U (ja) | 1987-07-09 |