JPH0337517Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337517Y2 JPH0337517Y2 JP20019185U JP20019185U JPH0337517Y2 JP H0337517 Y2 JPH0337517 Y2 JP H0337517Y2 JP 20019185 U JP20019185 U JP 20019185U JP 20019185 U JP20019185 U JP 20019185U JP H0337517 Y2 JPH0337517 Y2 JP H0337517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- skin
- pad
- seat structure
- automobile seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 20
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 6
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車用シートのパツドを覆う表皮
にボタンしわを形成する自動車用シート構造に関
するものである。
にボタンしわを形成する自動車用シート構造に関
するものである。
(従来の技術)
従来、ボタンしわを出すようにした自動車用シ
ート構造として第5図に示すものが公知である。
ート構造として第5図に示すものが公知である。
このシート構造では、表皮11に覆われたクツ
シヨン層であるパツド12の適宜箇所にボタン取
付孔13を設けここにボタン14を取付けてあ
る。そして、ボタン14の裏側に取付けた紐15
をボタン取付孔13内に挿通し、パツド12の裏
側から出た位置において裏ボタン16のスリツト
に紐15の結び目17を係止させて、ボタン14
にパツド12側へ引張り状態で保持するように形
成してある。
シヨン層であるパツド12の適宜箇所にボタン取
付孔13を設けここにボタン14を取付けてあ
る。そして、ボタン14の裏側に取付けた紐15
をボタン取付孔13内に挿通し、パツド12の裏
側から出た位置において裏ボタン16のスリツト
に紐15の結び目17を係止させて、ボタン14
にパツド12側へ引張り状態で保持するように形
成してある。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のシート構造では、ボタン14に表側から
押下げられた表皮11の部分は、反対側からパツ
ド12により支えられており、ボタン14による
表皮11の吊り込みが弱く、表皮11の表面に意
匠上十分なしわを形成することが出来ないという
問題があつた。
押下げられた表皮11の部分は、反対側からパツ
ド12により支えられており、ボタン14による
表皮11の吊り込みが弱く、表皮11の表面に意
匠上十分なしわを形成することが出来ないという
問題があつた。
本考案は、斯る従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は表皮の表面にしわを形成し易
くした自動車用シート構造を提供することにあ
る。
もので、その目的は表皮の表面にしわを形成し易
くした自動車用シート構造を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、本考案は、適宜
箇所にボタン取付孔を有するパツドと、この表面
を覆う表皮と、表皮をその表面から上記パツドに
固定するボタンとからなる自動車用シート構造に
おいて、表皮とパツドとの間のボタン取付孔の表
皮側端部内に、表皮側の開口部の内径がボタンの
外径より大きい漏斗形状の係止部材を嵌入させて
形成した。
箇所にボタン取付孔を有するパツドと、この表面
を覆う表皮と、表皮をその表面から上記パツドに
固定するボタンとからなる自動車用シート構造に
おいて、表皮とパツドとの間のボタン取付孔の表
皮側端部内に、表皮側の開口部の内径がボタンの
外径より大きい漏斗形状の係止部材を嵌入させて
形成した。
(実施例)
次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図〜第4図は、本考案に係る自動車用シー
ト構造を示し、表皮1に覆われたパツド2の適宜
箇所にボタン取付孔3を形成するとともに、ボタ
ン取付孔3の表皮1側端部内に、可撓性材料、例
えば合成樹脂材からなる漏斗形状の係止部材4が
嵌入させてある。この係止部材4は開口部の内径
がボタン5の外径より大きく形成したものであ
る。そして、表皮1の表側のボタン取付孔3の位
置にボタン5を当てがい、その裏側に取付けた紐
6をボタン取付孔3内に挿通してある。さらに、
パツド2の裏側から出た位置において、裏ボタン
7のスリツト8に紐6の結び目9を係止させて、
ボタン5をパツド2側へ引張り状態で保持するよ
うに形成してある。
ト構造を示し、表皮1に覆われたパツド2の適宜
箇所にボタン取付孔3を形成するとともに、ボタ
ン取付孔3の表皮1側端部内に、可撓性材料、例
えば合成樹脂材からなる漏斗形状の係止部材4が
嵌入させてある。この係止部材4は開口部の内径
がボタン5の外径より大きく形成したものであ
る。そして、表皮1の表側のボタン取付孔3の位
置にボタン5を当てがい、その裏側に取付けた紐
6をボタン取付孔3内に挿通してある。さらに、
パツド2の裏側から出た位置において、裏ボタン
7のスリツト8に紐6の結び目9を係止させて、
ボタン5をパツド2側へ引張り状態で保持するよ
うに形成してある。
このようにすることにより、ボタ取付孔3の表
皮1側端部は係止部材4の形状、すなわち一定の
形状を保つて拡大され、各ボタン5をボタン取付
孔3内に均一に沈み込ませて、表皮1を深く吊り
込み、表皮1の表面にしわ10が形成され易くな
つている。
皮1側端部は係止部材4の形状、すなわち一定の
形状を保つて拡大され、各ボタン5をボタン取付
孔3内に均一に沈み込ませて、表皮1を深く吊り
込み、表皮1の表面にしわ10が形成され易くな
つている。
なお、この係止部材4は予め表皮1の裏面に取
付けて、表皮1とともにパツド2側に取付けても
よく(第3図参照)、あるいは予めパツド2のボ
タン取付孔3内に嵌入させた後、パツド2で覆う
ように形成してもよい(第4図参照)。
付けて、表皮1とともにパツド2側に取付けても
よく(第3図参照)、あるいは予めパツド2のボ
タン取付孔3内に嵌入させた後、パツド2で覆う
ように形成してもよい(第4図参照)。
(考案の効果)
以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば表皮とパツドとの間のボタン取付孔の表皮側端
部内に、表皮側の開口部の内径がボタンの外径よ
り大きい漏斗形状の係止部材を嵌入させて形成し
てある。
ば表皮とパツドとの間のボタン取付孔の表皮側端
部内に、表皮側の開口部の内径がボタンの外径よ
り大きい漏斗形状の係止部材を嵌入させて形成し
てある。
このため、ボタン取付孔の表皮側端部は一定の
形状で拡大され、各ボタンを孔内に均一に沈み込
ませて、表皮を深く吊り込み、意匠上良好なしわ
を容易に形成することが可能になるという効果を
奏する。
形状で拡大され、各ボタンを孔内に均一に沈み込
ませて、表皮を深く吊り込み、意匠上良好なしわ
を容易に形成することが可能になるという効果を
奏する。
第1図は、本考案に係る自動車用シート構造を
適用したシート部分の斜視図、第2図は第1図の
−線部分の断面図、第3図は第2図の組付け
前の状態を示す説明用断面図、第4図は第3図と
は別の組付け前の状態を示す説明用断面図、第5
図は従来の自動車用シート構造を示す縦断面図で
ある。 1……表皮、2……パツド、3……ボタン取付
孔、4……係止部材、5……ボタン。
適用したシート部分の斜視図、第2図は第1図の
−線部分の断面図、第3図は第2図の組付け
前の状態を示す説明用断面図、第4図は第3図と
は別の組付け前の状態を示す説明用断面図、第5
図は従来の自動車用シート構造を示す縦断面図で
ある。 1……表皮、2……パツド、3……ボタン取付
孔、4……係止部材、5……ボタン。
Claims (1)
- 適宜箇所にボタン取付孔を有するパツドと、こ
の表面を覆う表皮と、表皮をその表面から上記パ
ツドに固定するボタンとからなる自動車用シート
構造において、表皮とパツドとの間のボタン取付
孔の表皮側端部内に、表皮側の開口部の内径がボ
タンの外径より大きい漏斗形状の係止部材を嵌入
させたことを特徴とする自動車用シート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20019185U JPH0337517Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20019185U JPH0337517Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62107796U JPS62107796U (ja) | 1987-07-09 |
JPH0337517Y2 true JPH0337517Y2 (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=31162476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20019185U Expired JPH0337517Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337517Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP20019185U patent/JPH0337517Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62107796U (ja) | 1987-07-09 |
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