JPS5835120Y2 - シ−ト表皮止めボタン係止具 - Google Patents

シ−ト表皮止めボタン係止具

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JPS5835120Y2
JPS5835120Y2 JP17823078U JP17823078U JPS5835120Y2 JP S5835120 Y2 JPS5835120 Y2 JP S5835120Y2 JP 17823078 U JP17823078 U JP 17823078U JP 17823078 U JP17823078 U JP 17823078U JP S5835120 Y2 JPS5835120 Y2 JP S5835120Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
seat
open leg
sheet
seat skin
Prior art date
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Expired
Application number
JP17823078U
Other languages
English (en)
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JPS5593360U (ja
Inventor
正徳 大木
勝己 北村
Original Assignee
池田物産株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車輌用シート等においてクッション体を被包
した表皮を止めるシート表皮止めボタンの係止具に関す
るものである。
従来の止めボタンは、第1図に示すように、ボタン10
0がクッション体内を貫通する紐101によって表皮上
に締め付けられ、この紐101がシート1の裏側で係止
具102によって係止されるものが代表的なものであっ
た。
このようなボタン100の取付けには、第2図に示すよ
うな補助具103により紐101をシート1の孔2に導
き係止具102に係止しなければならず、その作業がき
わめて面倒であった。
本考案は、上記事情に鑑みて考案されたものであり、ボ
タンをシートに簡単に取付けることのできるシート表皮
止めボタンの係止具を提供することを目的とするもので
゛ある。
以下本考案の実施例を第3図以下の図面を参照して説明
する。
図中3は係止具であり、第3図の係止具3は、紐4が取
付けられる取付部5を囲むように複数の開脚部6・・・
・・・が形式され、これら開脚部6・・・・・・の先端
は一点に収束されて尖頭部7に形成され、上端は環部8
に固着されている。
これらは、合成樹脂で一体成形される。
前記開脚部6・・・・・・の中間に袂り部9が形成され
、この個所の開脚部6・・・・・・は折曲可能な程度の
肉厚になっている。
また、前記尖頭部7と開脚部6・・・・・・との間にも
同様の袂り部9が形成され、この個所で折曲可能となっ
ている。
第4図に示す係止具3は、開脚部6を2本で形成し、尖
頭部7に係止具3全体を引っ張るための孔10が形成さ
れている点が異なるものである。
第3図・第4図に符号11で示すものは、夫々補助具で
あり、第3図の補助具11は係止具3を下方に押し出す
ものであり、第4図の補助具11は係止具3を下方に引
っ張り出すもので゛ある。
シート1は、クッション体12と表皮13及び柔軟体1
4を有し、表皮13と柔軟体(ウレタンスラブあるいは
ワラディングと呼ばれる)14とは一体化され、10〜
20mmの厚みを形成している。
表皮3の裏面に固着された柔軟材14に平面形状が所望
のしわの形状(星形や三角形あるいは四角形等)に形成
された凹所15が形成されている。
第5図においては、この凹所15に連通する孔16がク
ッション体12に形成されているが、この孔16は無く
とも良い。
前記凹所15の形成により、止めボタンを締め付けた際
に、ボタン17の周りにできるしわを所望の形状にしか
も簡単に造形することができるようになる。
第8図及び第9図は本考案の変形例を示すものであり、
開脚部6が尖頭部7から上方に延びかつ外方に開いた形
状に形成され、しかも複数の開口18・・・・・・が形
成されている。
また、取付部5はフックを有する軸体に形成されている
第10図a−cはこの係止具3の補助具11を示すもの
である。
前記開脚部6の各上端角部6a・・・・・・及びその周
辺の個所が前記開口18・・・・・・の存在によりきわ
めて可撓性の良い個所に形成されている。
次に本考案実施例の作用について説明すると、第3図に
示す係止具3を使用する場合には、補助具11で係止具
3を表皮13から下方へ環部8がクッション体12の裏
側へ出るまで押し込み(第6図参照)、この状態でボタ
ン17と係止具3の取付部5との間の紐4を締め付けれ
ば係止具3の開脚部6・・・・・・は挟り部9・・・・
・・の個所から折れ曲って開脚部6・・・・・・の上半
分と下半分とが平行になり(第7図参照)、ボタン17
と開脚部6・・・・・・とでシート1を挟圧する状態と
なる。
第4図に示す係止具3の場合には、補助具11をクッシ
ョン体12の孔16から挿入して係止具3を表皮13の
孔2から下方へ向けて引っ張る点が異なり、係止具3自
体の動作は第6図・第7図に示すものと同様である。
第8図・第9図に示す係止具3の場合には、シート1内
を貫通させる状態では開脚部6が第8図中符号6′で示
すようにすは゛まり、開脚部6の角部6a・・・・・・
がクッション体12の裏側へ抜は出し、抜は出した後に
係止具3全体が上方に引っ張られ開脚部6が第8図中符
号6″で示すように拡がりクッション体12の裏側に確
実に圧接する。
以上説明したように、本考案によれば、先端に形成され
た尖頭部と、この尖頭部に一体に形成されシート挿入時
に閉じシート裏側へ抜出後の引上時に開く開脚部と、シ
ート上のボタンと紐等を介して連結される取付部とから
成るので、シート内に挿入し、抜出後にボタンと取付具
との間をきつく連結すれば開脚部が開いてシート裏側を
確実に支持することとなる。
したがって、第1図に示すような従来の係止具のように
、シートの弾性に逆らって紐を引っ張っておきながらこ
の紐に係止具を係止させるという面倒かつ困難な作業を
必要とせず、きわめて容易にボタンをシートに取付ける
ことができるものである。
また、複数の開脚部を形成し、これら開脚部の適宜個所
に折曲可能にするための挾り部を形成し、開脚部が二つ
折り状態でシート裏側に圧接するように構成したものに
おいては、シート裏側へ圧接する開脚部の面積が広くな
り、安定良くシート裏側を支持することとなる。
さらに、開脚部を上方に向けて徐々に外方に開いた形状
に形成し、この開脚部の上端部に可撓性を持たせたもの
においては、予めボタンと取付部との間の紐をシートの
厚みに応じた長さに締結しておき、係止具をシート裏側
へ抜出させ手を離せばシートの弾性により開脚部上端が
強制的に開いた恰好となり、この開いた上端部でシート
裏側を支持することとなる。
したがって、紐の締めつけが不要となるのでより一層作
業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部破断の斜視図、第2図は第1
図の取付作業を説明する図、第3図は本考案実施例を示
す斜視図、第4図は変形例を示す斜視図、第5図はシー
トの断面図、第6図は本考案実施例の取付途中の断面図
、第7図は取付完了時の断面図、第8図は本考案の他の
実施例を示す一部破断の側面図、第9図は第7図の先端
側から見た図、第10図aないしCは第7図の係止具に
使用される補助具の図である。 3・・・・・・係止具、4・・・・・・紐、5・・・・
・・取付部、6・・・・・・開脚部、7・・・・・・尖
頭部、9・・・・・・挾り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.先端に形成された尖頭部と、この尖頭部に一体に形
    成されシート挿入時に閉じシート裏側へ抜出後の引上時
    に開く開脚部と、シート上のボタンと紐等を介して連結
    される取付部とから成るシート表皮止めボタンの係止具
    。 2、前記開脚部を少なくとも2以上形成し、これら開脚
    部の適宜個所に折曲可能にするための挾り部を形式し、
    これら挾り部の個所で開脚部が二つ折り状態となり開脚
    部の上半分がシート裏側に圧接するように構成したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のシー
    ト表皮止めボタンの係止具。 3、前記開脚部を上方に向けて徐々に外方に開いた形式
    にするとともに、この開脚部の上端部に可撓性を持たせ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のシート表皮止めボタンの係止具。
JP17823078U 1978-12-23 1978-12-23 シ−ト表皮止めボタン係止具 Expired JPS5835120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17823078U JPS5835120Y2 (ja) 1978-12-23 1978-12-23 シ−ト表皮止めボタン係止具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17823078U JPS5835120Y2 (ja) 1978-12-23 1978-12-23 シ−ト表皮止めボタン係止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5593360U JPS5593360U (ja) 1980-06-27
JPS5835120Y2 true JPS5835120Y2 (ja) 1983-08-06

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ID=29188496

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JP17823078U Expired JPS5835120Y2 (ja) 1978-12-23 1978-12-23 シ−ト表皮止めボタン係止具

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