JPH0522123U - 開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置 - Google Patents

開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置

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JPH0522123U
JPH0522123U JP7960091U JP7960091U JPH0522123U JP H0522123 U JPH0522123 U JP H0522123U JP 7960091 U JP7960091 U JP 7960091U JP 7960091 U JP7960091 U JP 7960091U JP H0522123 U JPH0522123 U JP H0522123U
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JP
Japan
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vehicle
door
door body
opening
limit switch
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JP7960091U
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和生 青山
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の扉体の開閉位置を検知し、その開閉位
置が荷役装置の荷受台の昇降ゾ−ンにラップしている場
合には、荷受台を昇降させる昇降駆動モ−タの駆動をさ
せないようにして、荷受台が扉体と干渉し、扉体が破損
することを防止する。 【構成】 車両1の後部の観音扉2L,2Rの開閉位置
を、リミットスイッチ3,4と、観音扉2L,2Rの開
放を確実に保持するためのレバ−8L,8Rにより作動
されるリミットスイッチ5,6とにより検知し、観音扉
2L,2Rの開閉位置が荷役装置21の荷受台22の昇
降ゾ−ンにラップしている場合には、荷役装置21の昇
降駆動モ−タを駆動させないように制御して荷受台22
が観音扉2L,2Rと干渉することを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば後方に観音扉を有するバン型ボデ−の床面に荷物を載せたり、ボ デ−床面から荷物を降ろしたりする荷役装置を観音扉開口部に取り付けた場合、 一般的に、観音扉の下端部はボデ−の床面より下に位置している一方、荷役装置 の荷受台はボデ−の床面まで上昇するため、観音扉が全閉状態でない場合、ある いは観音扉が所定開度、例えば90°以上開かれた状態でない場合、即ち、荷役 装置の荷受台と観音扉とがラップしている場合には、荷役装置の昇降駆動モ−タ を回転させ、油圧装置等を作動させて荷受台を上昇させると、荷受台と観音扉と が干渉し、観音扉を破損する恐れがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の車両用荷役装置は、荷役装置の荷受台と観音扉とがラップしている 場合に、荷役装置の昇降駆動モ−タを駆動し、荷受台を上昇させると、荷受台と 観音扉とが干渉し、観音扉を破損する恐れがある。 そこで本考案では、観音扉等の扉体の開閉位置を検出し、その検出開閉位置が 荷役装置の荷受台の昇降ゾ−ンとラップする場合には、荷役装置の昇降駆動モ− タを駆動させないようにして扉体の破損を防止することを解決すべき技術的課題 とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のための技術的手段は、開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装 置を、一方の側縁を車両開口縁に軸支させて車両の外側方向に開放回動可能とな した扉体と、その扉体が所定開度まで外側方向に開放されたときに扉体を車体に 係止させるための係止レバ−と、その係止レバ−により前記扉体が前記車体に係 止されたときに作動し、スイッチオンとなる係止検知用リミットスイッチと、前 記扉体の全閉時に、その扉体と当接してスイッチオンとなる全閉検知用リミット スイッチとを具備し、前記係止検知用リミットスイッチと全閉検知用リミットス イッチとが共にスイッチオフとなる状態で、車両開口部に取り付けられた荷役装 置の昇降駆動モ−タに駆動電流を通電しないように制御する駆動回路を備えた構 成にすることである。
【0005】
【作用】
上記構成の開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置によれば、扉体が全閉状 態でない場合には、全閉検知用リミットスイッチがオフであり、扉体が係止レバ −により車体に係止されていない場合には係止検知用リミットスイッチはオフで ある。即ち、前記係止検知用リミットスイッチと全閉検知用リミットスイッチと が共にスイッチオフとなる状態では、荷役装置の昇降ゾ−ンに扉体がラップする ため、駆動回路は、荷役装置の昇降駆動モ−タに駆動電流を通電しないように制 御して荷役装置の上昇をさせないようにする。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。 図1は、開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置の全体的な構成を示した斜 視図である。 図1に示すように、バン型の車両1には、後部に観音扉2L,2Rが装備され 、それぞれの扉2L,2Rが90°以上開放できるように一方の側縁が車両1の 後部開口縁に軸支されている。また、車両1の後部開口縁の上部には、観音扉2 L,2Rが閉じられたときに、それぞれの観音扉2L,2Rによりプッシュされ 、接点が閉じるリミットスイッチ3,4が取り付けられている。
【0007】 更に、観音扉2L,2Rが、図1に示すように外側方向に最大開度まで開かれ た状態で、その観音扉2L,2Rを車体側に係止することにより、確実にその開 度を保持するための係止機構が設けられている。図2,図3,及び図4はその係 止機構の構成を示したものである。 尚、図2は、図1の前方方向からの係止状態を示した図、図3は図2のA矢視 図、図4は図2のB矢視図である。また、係止機構は観音扉2L,2Rに関して 左右対称状に同一に構成されているため、係止機構に関する以下の説明では観音 扉2Lに係る部材にはLを、観音扉2Rに係る部材にはRを付けて説明する。 図2に示すように、観音扉2L,2Rの外側面にはサドル7L,7Rが取り付 けられており、それぞれのサドル7L,7Rにはレバ−8L,8Rの環状基端部 が挿通されている。一方、レバ−8L,8Rの先端部はL字状に曲げられており 、観音扉2L,2Rが十分に開かれた状態で、そのL字状先端部8LF,8RF が車両1の床下部に固定された係止ボックス9L,9RのL形穴10L,10R (図4参照)に挿入され、矢印Sの方向に押されて移動されると抜け止め状態に なって係止ボックス9L,9Rに係止される。この係止状態で観音扉2L,2R は確実に開放状態で固定される。 係止ボックス9L,9Rそれぞれには、リミットスイッチ取付箱11L,11 Rが固定されており、そのリミットスイッチ取付箱11L,11Rにはリミット スイッチ5,6が取り付けられている。また、リミットスイッチ取付箱11L, 11Rには図3に示すようにビスにより板バネ12L,12Rの基端部が固定さ れている。そして、レバ−8L,8RのL字状先端部8LF,8RFが係止ボッ クス9L,9RのL形穴10L,10Rに挿入され、板バネ12L,12Rに接 触した状態でレバ−8L,8Rが矢印Sの方向に押される過程で、板バネ12L ,12Rが変位し、L字状先端部8LF,8RFがリミットスイッチ5,6の中 心軸にほぼ一致する位置まで移動されると板バネ12L,12Rの先端部がリミ ットスイッチ5,6を確実にスイッチオンにするように構成されている。
【0008】 図1に示すように、バン型の車両1の後部には荷役装置21が取り付けられて いる。 その荷役装置21には昇降駆動される荷受台22が設けられ、その荷受台22 は左右両端部において昇降ガイド23L,23Rと連結されている。また、昇降 ガイド23L,23Rは昇降ポスト24L,24Rに固定されており、図示して いない昇降駆動モ−タが駆動されると、油圧ポンプが駆動され、その油圧力によ り荷受台22、昇降ガイド23L,23R、及び昇降ポスト24L,24Rが昇 降するように構成されている。 荷役装置21を用いて荷物をバン型の車両1の床面に載せる場合は、荷受台2 2を車両1の床面の高さまで上昇させ、荷受台22に載せた荷物を車両1の床面 に降ろす一方、車両1の荷物を降ろす場合は、荷受台22を車両1の床面の高さ まで上昇させ、車両1の床面の荷物を荷受台22に移載したあと、荷受台22を グランド面まで下降させる。 一般に、観音扉2L,2Rの下端面は車両1の床面より低い位置にあり、一方 荷役装置21の荷受台22は車両1の床面まで上昇するため、観音扉2L,2R が荷受台22の上昇ゾ−ンにあると、荷受台22の上昇過程で荷受台22と観音 扉2L,2Rが干渉し、観音扉2L,2Rを破損する恐れがあるため、観音扉2 L,2Rが荷受台22の上昇ゾ−ンにあることを検知し、前記昇降駆動モ−タを 回転させないようにすることが必要である。
【0009】 荷受台22と干渉しない観音扉2L,2Rの開閉位置は、次のような状態であ り、その状態におけるリミットスイッチのオンオフ状態は次のようになる。 (1)観音扉2L,2Rが全閉状態にあり、その状態では、前記リミットスイッ チ3,4が共にオンである一方、リミットスイッチ5,6が共にオフである。 (2)観音扉2Lが90°以上開き、前記レバ−8Lにより係止された状態であ る一方、観音扉2Rが閉じた状態にあり、その状態では、リミットスイッチ3が オフ、リミットスイッチ4がオン、リミットスイッチ5がオン、リミットスイッ チ6がオフである。 (3)観音扉2Lが閉じた状態にある一方、観音扉2Rが90°以上開き、前記 レバ−8Rにより係止された状態であって、その状態では、リミットスイッチ3 がオン、リミットスイッチ4がオフ、リミットスイッチ5がオフ、リミットスイ ッチ6がオンである。 (4)観音扉2L,2Rが共に90°以上開き、レバ−8L,8Rにより係止さ れた状態であり、その状態では、リミットスイッチ3,4が共にオフである一方 、リミットスイッチ5,6が共にオンである。 従って、上記(1)〜(4)の観音扉2L,2Rの開閉状態を前記リミットス イッチ3,4,5,6により検知すれば、前記昇降駆動モ−タを回転させること ができる条件が得られる一方、リミットスイッチ3,4,5,6が上記(1)〜 (4)のオンオフ状態でなければ、前記昇降駆動モ−タに駆動電流を通電する図 示していないモ−タ駆動回路は、観音扉2L,2Rが荷受台22と干渉する位置 にあることを認識し、昇降駆動モ−タの駆動をさせないようにすることができる ため、観音扉2L,2Rが荷受台22と干渉して破損することが防止される。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、観音扉等の扉体の開閉位置を検出し、その検出 位置が荷役装置の荷受台とラップする場合には、荷役装置の昇降駆動モ−タを駆 動させないように駆動回路を構成したため、荷受台の干渉による観音扉の破損を 防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体的な構成を示した斜視
図である。
【図2】図1の部分詳細図である。
【図3】図2の部分平面図である。
【図4】図2の部分側面図である。
【符号の説明】
1 車両 2L 観音扉(左) 2R 観音扉(右) 3 リミットスイッチ 4 リミットスイッチ 5 リミットスイッチ 6 リミットスイッチ 8L レバ− 8R レバ− 9L 係止ボックス 9R 係止ボックス 11L リミットスイッチ取付箱 11R リミットスイッチ取付箱 21 荷役装置 22 荷受台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側縁を車両開口縁に軸支させて車
    両の外側方向に開放回動可能となした扉体と、その扉体
    が所定開度まで外側方向に開放された状態でその扉体を
    車体に係止させるための係止レバ−と、その係止レバ−
    により前記扉体が前記車体に係止されたときに作動し、
    スイッチオンとなる係止検知用リミットスイッチと、前
    記扉体の全閉時に、その扉体と当接してスイッチオンと
    なる全閉検知用リミットスイッチとを具備し、前記係止
    検知用リミットスイッチと全閉検知用リミットスイッチ
    とが共にスイッチオフとなる状態で、車両開口部に取り
    付けられた荷役装置の昇降駆動モ−タに駆動電流を通電
    しないように制御する駆動回路を備えたことを特徴とす
    る開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置。
JP7960091U 1991-09-03 1991-09-03 開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置 Pending JPH0522123U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62176010A (ja) * 1986-01-29 1987-08-01 株式会社井上ジャパックス研究所 超伝導多層構造体の製造方法
JPS646057A (en) * 1987-06-17 1989-01-10 Du Pont Canada Method of extruding composition of polyamide and epoxide

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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