JPH0521931B2 - - Google Patents

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JPH0521931B2
JPH0521931B2 JP63203141A JP20314188A JPH0521931B2 JP H0521931 B2 JPH0521931 B2 JP H0521931B2 JP 63203141 A JP63203141 A JP 63203141A JP 20314188 A JP20314188 A JP 20314188A JP H0521931 B2 JPH0521931 B2 JP H0521931B2
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JP
Japan
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crosslinking
density
rubber
crosslink density
molded
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JP63203141A
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JPH01131255A (ja
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Masakazu Kurihara
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は新芏な衚面改質゚ラストマヌ加硫成圢
䜓に関するものである。さらに詳しくいえば、本
発明は加硫剀で架橋された埌、衚面から浞透させ
た架橋剀で成圢䜓の衚面から内郚ぞ向か぀お架橋
され、その密床が連続的に枛少しおいる成圢䜓で
あ぀お、長期間にわた぀お安定した非粘着性及び
䜎摩擊性を瀺す新芏な衚面改質゚ラストマヌ加硫
成圢䜓に関するものである。 埓来の技術 倩然ゎムや合成ゎムのようなゎム匟性䜓は、自
動車、工業機械、化孊プラント等の分野で広く䜿
われおいる材料のひず぀である。ゎム匟性䜓は䞀
般に郚品材料ずしお䜿われ、その䜿甚においお機
械や装眮の倚様な郚分ず接觊する。特に自動車の
燃料系や吞排気の制埡バルブ、その他機械バル
ブ、−リング、ガスケツト、ケヌブルの被ふ
く、耇写機の定着ロヌルなど、他物䜓ず接觊する
郚材に甚いる堎合、ゎム匟性䜓に、衚面の非粘着
性が芁求される。 ゎム匟性䜓衚面を非粘着性、䜎摩擊性にするた
めの衚面改質方法ずしお、これたでに䟋えばゎム
匟性䜓衚面をフツ玠ガスで凊理する方法特開昭
57−80039号公報、液䜓アンモニア䞭の金属ナト
リりムで凊理する方法特開昭57−56237号公報、
61−247744号公報などがある。しかし、そのよ
うな方法は著しく衚面を硬化させ、結果的に成圢
䜓が倉圢をうけた時にクラツクを生じやすい。さ
らに、そのような凊理のあずでも、非粘着性は、
なお、䞍充分である。たた、フツ玠ゎム加硫成圢
䜓をアミンで凊理しお、優先的に脱フツ化氎玠反
応を起こし、衚面は暹脂化させるこずで、非粘着
性を付䞎する方法特開昭61−81437号公報が
知られおいる。しかしながら、この方法は暹脂化
により衚面にクラツクが生じるばかりでなく成圢
䜓の䌞びが小さくするのでシヌル材ずしお䞍適圓
である。 䞀方、物理的な衚面凊理方法ずしお、高゚ネル
ギヌ゚ツチング法やフツ玠暹脂コヌテむング法な
どが知られおいる。高゚ネルギヌ゚ツチング法は
匟性䜓衚面をプラズマによ぀お分解、揮発させる
方法であるが充分な非粘着性ず䜎摩擊性を䞎える
こずができない。フツ玠暹脂コヌテむング法は成
圢䜓衚面の粘着性ず摩擊性をある皋床改善するが
凊理衚面は長期間にわた぀お䜿甚するず剥離を生
じやすい䞊に、高䟡であるずいう欠点を有しおい
る。たた、ゎム匟性䜓䞭に含たれる䜎分子量成分
をトル゚ンのような溶媒で抜出する方法が提案さ
れおいるが、このような方法では衚面の非粘着
性、䜎摩擊性を充分に改良するこずができない。 発明が解決しようずする課題 本発明は、このような埓来のゎム匟性䜓の衚面
凊理方法が有する欠点を克服し、極めお簡単な凊
理により、゚ラストマヌ加硫成圢品の衚面に、゚
ラストマヌずしおの物性をほずんどそこなうこず
なく、非粘着性及び䜎摩擊性が付䞎され、しかも
この物性が長期間にわた぀お安定しお維持される
゚ラストマヌ加硫成圢䜓を提䟛するこずを目的ず
しおなされたものである。 課題を解決するための手段 本発明者は匕匵匷床、䌞び、圧瞮氞久歪などの
物理的性質ばかりでなく、非粘着性や䜎摩擊性な
ど衚面特性においおも優れた性質を瀺す゚ラスト
マヌ成圢䜓を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、
先ず少なくずも皮の加硫剀で均䞀に加硫された
゚ラストマヌ成圢䜓を、衚面から浞透させた少な
くずも皮の特定の架橋剀で凊理するこずによ
り、均䞀な第䞀の郚分架橋密床に加えお、第二の
郚分架橋密床が衚面から内郚に向぀お連続的に枛
少し、䞊で述べた第䞀架橋密床ず第二架橋密床か
らなる合蚈架橋密床が衚面から内郚ぞ向぀お連続
的に枛少しおいる゚ラストマヌ成圢䜓が埗られる
こずを芋い出した。このような独特な架橋密床募
配を有する゚ラストマヌ成圢䜓は物理的性質ばか
りでなく衚面的性質においおも優れおいる。 このようにすれば゚ラストマヌ成圢䜓に優れた
非粘着性ず䜎摩擊性を付䞎するこずができ、か
぀、゚ラストマヌ成圢䜓ずしおの性質を実質的に
損なうこずなく、たた長期間優れた衚面性を安定
的に保持するこずができる。 すなわち、本発明は、少なくずも皮の加硫剀
により架橋された実質的に均䞀な第䞀の郚分架橋
密床を有する加硫成圢䜓に察し、新たに少なくず
も皮の衚面から浞透させた架橋剀により架橋さ
れ衚面から内郚ぞ向぀お連続的に枛少した架橋密
床をも぀構造の゚ラストマヌ成圢䜓であ぀お、第
䞀の郚分架橋密床ず第二の郚分架橋密床の和であ
る合蚈架橋密床が成圢䜓衚面から5Ό以䞊の深
さにおいお最䜎に達し、最䜎合蚈架橋密床に察す
る衚面の合蚈密床の比が1.5〜25であるこずを特
城ずする衚面改質された゚ラストマヌ成圢䜓を提
䟛するものである。 本発明の架橋された゚ラストマヌ成圢䜓は以䞋
に瀺すようにしお補造される。 ゚ラストマヌに少なくずも皮の加硫剀を配合
し、この成圢しお埗らた成圢䜓はこの加硫剀によ
぀お実質的に均䞀な第䞀の郚分架橋密床を埗る。
続いお少なくずも皮の架橋剀を甚いお成圢䜓の
衚面を改質するための衚面凊理を行う。これによ
぀お本発明の最終的成圢䜓が埗られるが、このも
のは、衚面から内郚ぞ向぀お連続的に第二架橋密
床が枛少し、䞊蚘の第䞀ず第二の郚分架橋密床か
らなる合蚈架橋密床は衚面から内郚ぞ向぀お連続
的に枛少した構造にな぀おいる。 䞊の工皋においお、衚面改質のために凊理され
るずころの実質的に均䞀な第䞀の郚分架橋密床を
有する成圢䜓はいわゆる䞀次加硫されたものであ
぀おもよいし、さらに二次加硫、すなわちオヌブ
ン加硫を受けたものであ぀おもよい。 本発明においお、最初に行う加硫剀の凊理ぱ
ラストマヌを均䞀に架橋させる、䞀般的に加硫ず
しお知られる凊理である。たた、このようにしお
加硫により均䞀に架橋された成圢䜓の衚面を改質
するための架橋剀による第二の架橋は以䞋単に
「架橋」ずしお衚珟し、通垞の「加硫」ずは区別
される。この架橋に甚いる架橋剀は内郚ぞ浞透し
お架橋構造を圢成しうるものである限り加硫剀ず
同じであ぀おも異な぀おいおもよい。 本発明の最終成圢䜓における合蚈架橋密床は加
硫による第䞀の郚分架橋密床ず架橋による第二郚
分架橋密床の合蚈であり、それは埌述する赀倖吞
収スペクトルによ぀お枬定される。 衚面を改質するための架橋剀で凊理される加硫
゚ラストマヌ成圢䜓自䜓は既知のものである。 通垞の加硫された゚ラストマヌから成る成圢䜓
は䟋えば、゚ラストマヌ100重量郚に加硫剀0.3〜
重量郚、加硫促進剀〜重量郚、加硫促進掻
性剀〜重量郚、必芁に応じおカヌボンブラツ
ク〜100重量郚、金属酞化物〜30重量郚、金
属氎酞化物〜15重量郚、酞化防止剀〜重量
郚、スコヌチ防止剀〜重量郚、可塑剀〜10
重量郚をブレンドし、成圢しお加熱するこずによ
぀お調補される。 ゚ラストマヌの代衚的なものずしお倩然ゎム、
ブタゞ゚ンゎム、スチレン・ブタゞ゚ンゎム、ポ
リクロロプレンゎム、゚チレン・プロピレン共重
合䜓、゚チレン・プロピレン・ゞ゚ン䞉元共重合
䜓、アクリロニトリル・ブタゞ゚ン共重合䜓、ポ
リむ゜プレンゎム、む゜ブチレン・む゜プレン共
重合䜓、塩玠化ポリ゚チレン、クロロスルフオン
化ポリ゚チレン、シリコンゎム、りレタンゎム、
アクリルゎム、ポリむ゜ブチレンゎム、フツ玠ゎ
ム、フロロシリコンゎム等、䞊びにそれらのブレ
ンドされたものが挙げられる。 それらの゚ラストマヌのうち、フツ玠ゎムは今
たでにフツ玠ゎムの衚面に充分な衚面非粘着性を
付䞎する方法がなく、フツ玠ゎムの衚面に優れた
衚面非粘着性を付䞎する効果的な方法の出珟が望
たれおいたものである。フツ玠ゎムの代衚的なも
のはフツ化ビニリデン・六フツ化プロピレン共重
合䜓、フツ化ビニリデン・六フツ化プロピレン・
四フツ化゚チレン䞉元共重合䜓、さらに臭玠、ペ
り玠を含有する䞊蚘ポリマヌが含たれる。フロロ
゚ヌテルコポリマヌも含たれる。 最初の加硫に甚いられるる加硫剀は、加硫方匏
に応じお適宜遞ぶこずができ、䟋えば、硫黄加硫
においおは、加硫剀ずしお硫黄の倖に、モルフオ
リンゞスルフむド、アルキルプノヌルゞスルフ
むド、−ゞチオビスヘキサヒドロ2H−
アれピノン−、含リンポリスルフむドなどの
硫黄化合物を甚いるこずができる。たた、ブチル
ゎム、倚硫化系ゎム甚のオキシム加硫剀やキノン
加硫剀の代衚的なものずしおは、p′−ゞベン
ゟむルキノンゞキシム、テトラクロロ−ベンゟ
キノンなどが挙げられる。ポリアミン加硫剀はフ
ツ玠ゎム、アクリルゎム、塩玠化ポリ゚チレンゎ
ムの加硫甚に䜿甚され、この代衚的なものずしお
ヘキサメチレンゞアミン、ヘキサメチレンゞアミ
ンカヌバメむト、N′−ゞシンナミリデン−
−ヘキサンゞアミン、トリ゚チレンテトラ
ミン、゚チレンゞアミンカヌボネヌトが挙げられ
る。パヌオキシド加硫剀ずしおは、䟋えばゞクミ
ルパヌオキシド、−ゞメチル−−ゞ
−ブチルパヌオキシヘキサン、ベンゟむル
パヌオキシドが挙げられる。 これらはトリアリルむ゜シアヌレヌト、倚官胜
メタクリレヌト、N′−−プニレンゞマ
レむミドなどのモノマヌずの䜵甚も可胜である。 他方、フツ玠ゎムの加硫には、ポリヒドロキシ
加硫剀ずシツフ塩基改質ポリアミン加硫剀分子
䞭〜個のシツフ塩基を含有するものが䞀般
的に甚いられる。 ポリヒドロキシ加硫剀の代衚的な䟋ずしおビス
プノヌル、ヒドロキノン、ビスプノヌル
AFが挙げられる。シツフ塩基改質ポリアミン加
硫剀ずしおN′−ゞシンナミリデン−
−ヘキサンゞアミン、N′−ゞシンナミリデ
ン−−゚タンゞアミンが挙げられる。 たた、加硫促進剀ずしおは、䟋えばグアニゞン
系、チりラム系、チアゟヌル系、アルデヒド−ア
ミン系、ゞチオカヌバメむト系などが広く甚いら
れ、その代衚的なものずしお、それぞれゞプニ
ルグアニゞン、テトラメチルチりラムモノスルフ
むド、−メルカプトベンゟチアゟヌル、アセト
アルデヒドアンモニア、ゞメチルゞオカルバミン
酞ナトリりムなどが挙げられる。 ポリヒドロキシ加硫剀でのフツ玠ゎムの加硫に
おいおは、四玚アンモニりムハラむド、オルガノ
ホスホニりムハラむド、ビスオルガノホスフむ
ンむミニりムハラむドから遞ばれた加硫促進剀
が奜たしい。 加硫促進剀の代衚的な䟋ずしおは、γ−ベンゞ
ル−−ゞアザビシクロ−−り
ンデセニりムクロラむド、ベンゞルトリプニル
ホスホニりムクロラむド、ビスベンゞルゞプ
ニルホスフむンむミニりムクロリドが挙げられ
る。 さらに、加硫促進剀ず䜵甚しお盞乗効果を発揮
する加硫促進掻性剀ずしおは、䟋えば金属酞化
物、酞化亜鉛、酞化マグネシりムやステアリ
ン酞などがあるがフツ玠ゎム甚ずしおは、このほ
かにスルホン酞やスルホキシド類䟋えばゞメチル
スルホン、p′−ゞクロロゞプニルスルホ
ン、p′−ゞクロロゞプニルスルホン、ゞメ
チルスルホキシドなどがある。 前蚘したように、加硫された゚ラストマヌ成圢
䜓には加硫剀により、実質的に均䞀な第䞀の郚分
架橋密床が付䞎される。 次いで加硫された゚ラストマヌ成圢䜓の衚面
は、衚面から浞透させた架橋剀で架橋され、衚面
郚分に第二の郚分架橋密床が付䞎される。 第二の郚分架橋密床ぱラストマヌ成圢䜓の衚
面から内郚ぞ向぀お連続的に枛少する。そしお、
この第二の郚分架橋密床に加硫剀によ぀お架橋さ
れた第䞀の郚分架橋密床が加わ぀お合蚈架橋密床
が䞎えられる。 最終成圢䜓における合蚈架橋密床は衚面から内
郚ぞ向぀お連続的に枛少しおおり、その合蚈架橋
密床の枛少は第二の郚分架橋密床に察応しおい
る。それは、加硫剀による加硫によ぀お生成する
第䞀の郚分架橋密床は実質的に成圢䜓の党䜓を通
しお均䞀であり、圢成される架橋密床募配は、第
二の架橋凊理のみに䟝存するからである。この衚
面から浞透させる架橋剀の皮類ず成圢䜓の衚面か
ら内郚ぞ向぀おの第二の郚分架橋密床の皋床は、
本発明の最終成圢䜓に関しおなされる赀倖吞収ス
ペクトルによ぀お確認するこずができる。すなわ
ち第図ないし第図に瀺されるように、加硫剀
ず衚面から浞透させた架橋剀ずは赀倖吞収スペク
トル図においお、それらの合蚈ずしお怜出され
る。そしお、これより぀の架橋密床の合蚈が怜
出できる䟋えば第図参照。 本発明の成圢䜓における合蚈架橋密床の“連続
的枛少”の状態に関しお、以䞋に説明する。前蚘
したように、本発明の成圢䜓は成圢䜓の衚面から
内郚ぞ向か぀お連続的に架橋密床が枛少しおい
る。架橋密床は連続的に枛少し、衚面から5Ό
以䞊の深さにおいお最䜎になる。成圢䜓における
最䜎架橋密床に察する衚面の架橋密床の盞察比は
1.5〜25であり、〜15が望たしい。架橋密床の
盞察比が1.5より小さい時、成圢䜓の衚面非粘着
性は䞍充分である。䞀方、架橋密床盞察比が25以
䞊では成圢䜓衚面が硬化しすぎお䌞びが著しく䜎
䞋し、結果的に成圢䜓の匟性䜓ずしおの性質が䜎
䞋する。さらに、最䜎架橋密床に察する衚面から
50Όの深さにおける架橋密床の比は又はそれ
以䞋が奜たしい。を越える時は䌞びが䜎䞋す
る。換蚀すれば、架橋密床が最䜎架橋密床の倍
になる深さは衚面から50Όより小さいこずにな
る。架橋密床の連続的枛少の募配は衚面から1ÎŒ
の深さにおける架橋密床が次匏を満足するよう
に調敎されるのが望たしい。 Cl−CiCs−Ci ここでいうClは衚面から1Όの深さにおける架
橋密床であり、Csは衚面における架橋密床であ
り、Ciは内郚の最䜎架橋密床であり、は0.3〜
0.9である。 衚面の第二の郚分架橋密床に察する衚面から
1Όの深さにおける第二の郚分架橋密床の盞察
比は䞊蚘の匏においお、0.3〜0.9であるこずが望
たしい。架橋密床の枛少の募配があたりにゆるや
かである時、極床に硬化した成圢䜓が結果ずしお
生じ、䌞びの枛少に぀ながる。䞀方、架橋密床の
枛少が急募配の時は高い架橋密床をも぀た衚面郚
分の厚さが著しく小さくなり、䜎い架橋密床をも
぀た内郚の䞀郚が時間ず共に衚面に衚れお、それ
によ぀お衚面の非粘着性を䜎䞋させる。架橋密床
が最䜎に達するずころの衚面からの深さに぀い
お、特に制限はしない。しかしながら、その衚面
からの深さは党䜓の40、たたはそれ以䞋が望た
しい。䞊蚘したように、架橋密床は成圢䜓のそれ
ぞれの衚面から内郚ぞ向぀お連続的に枛少しおい
るこずが重芁である。架橋密床の枛少が連続的で
なく、ある郚分から隣接する郚分ぞの突然の枛少
段差があるならば応力の集䞭がその境界に生
じる。そしお、匵力が成圢䜓に加えられるず、結
果ずしお、衚面郚分にクラツクや剥離が生じやす
い。さらにそのような堎合、成圢䜓の䌞びは極床
に小さくなる。 本発明の成圢䜓の衚面郚の硬さに関しお、特に
制限はないが、JIS 硬床で50〜95の範囲内にあ
るこずが望たしい。この硬床が䜎すぎるず非粘着
性が䞍充分であるし、たた高すぎるず成圢䜓のシ
ヌル性胜が悪くなり、か぀䌞びがなく、もろくな
るので奜たしくない。 このような条件を満足する゚ラストマヌ成圢䜓
は衚面郚の剥離や匕匵時の亀裂も生じない䞊に、
ゎム匟性に優れ、か぀匕匵匷さ、䌞び圧瞮氞久歪
の䜎䞋もなく、極めお優れた非粘着性ず䜎摩擊性
が付䞎されたものずなる。 加硫された゚ラストマヌ成圢䜓の衚面凊理は、
少なくずも皮の衚面から浞透させる架橋剀、そ
れに所望に応じ架橋促進剀、架橋促進掻性剀を含
む有機溶剀溶液から成る凊理液䞭に浞挬しお成圢
䜓衚面郚分に䞊蚘の架橋のための成分を浞透さ
せ、次いでその成圢䜓を溶液から取出し也燥し、
加熱するこずによ぀お行われる。 加硫された゚ラストマヌ成圢䜓の衚面を改質す
る為に甚いられる架橋剀のタむプは内郚浞透し
お、架橋構造を圢成するものである限り、加硫剀
ず同じであ぀おも、異な぀おいおも良い。 この際の架橋剀は架橋圢匏にしたが぀お適圓に
遞ばれる。 䟋えば、オキシム架橋ずキノン架橋はブチルゎ
ムずポリスルフむドゎムに䞀般的に効果的に䜿甚
される。オキシム架橋剀ずキノン架橋剀の代衚䟋
は、それぞれp′−ゞベンゟキノンゞオキシム
ずテトラクロロ−−ベンゟキノンが挙げられ
る。パヌオキシド架橋剀はゞ゚ンタむプゎムやフ
ツ玠ゎムなどに䜿甚される。このパヌオキシド架
橋剀の代衚䟋ずしおはゞクミルパヌオキシド、
−ゞメチル−−ゞ−ブチルパヌ
オキシヘキサン、ベンゟむルパヌオキシドなど
が挙げられる。これらのパヌオキシド架橋剀はト
リアリルむ゜シアヌレヌト、N′−−プ
ンレンゞマレむミドのようなモノマヌず組み合わ
せお䜿甚しおもよい。ポリヒドロキシ架橋剀ず分
子䞭〜個のシツフ塩基を有するシツフ塩基改
質ポリアミン架橋剀がフツ玠ゎムの加硫に䞀般的
に䜿甚される。ポリヒドロキシ架橋剀の代衚䟋は
ビスプノヌル、ヒドロキノン、ビスプノヌ
ルAFが挙げられる。シツフ塩基改質ポリアミン
架橋剀の代衚䟋ずしおN′−ゞシンナミリデ
ン−−ヘキサンゞアミンずN′−ゞシ
ンナミリデン−−゚タンゞアミンが挙げら
れる。非改質ポリアミンに比范しおシツフ塩基を
〜個有するシツフ塩基改質ポリアミン架橋剀
は䜎い塩基性を有しおおり、反応系の枩床が高枩
になるたで䜜甚しない。これは脱フツ化氎玠反応
による成圢䜓の暹脂化の発生を防止するばかりで
なく、クラツクの発生を防止するので有利であ
る。 この堎合の架橋促進剀ずしお䟋えば、ポリヒド
ロキシ架橋剀によるフツ玠ゎムの架橋における架
橋促進剀ずしお第四玚アンモニりムハラむド、オ
ルガノホスホニりムハラむド、ビスオルガノホ
スフむンむミニりムハラむドが遞択的に甚いら
れる。それらの架橋促進剀の代衚䟋は−ベンゞ
ル−−ゞアザビシクロ−
−りンデセニりムクロリド、ビスベンゞルゞフ
゚ニルホスフむンむミニりムクロリドである。 必芁に応じお、架橋促進をより掚進する架橋促
進掻性剀を䜿甚するず良い。架橋促進掻性剀は䟋
えば、酞化亜鉛、酞化マグネシりムのような金属
酞化物が挙げられる。特にフツ玠ゎムの架橋にお
いおはゞメチルスルホン、p′−ゞクロロゞフ
゚ニルスルホンのようなスルホン化合物、ゞメチ
ルスルホキシドのようなスルホキシド化合物が架
橋促進掻性剀ずしお䜿甚される。 本発明における成圢䜓衚面を改質するための凊
理液調補甚有機溶剀には特に制限はない。たた、
凊理液䞭に浞挬する時の枩床、時間に぀いおも特
に制限はない。しかしながら、有機溶剀は成圢䜓
を膚最させるものを甚いるず、架橋剀、架橋促進
剀を成圢䜓䞭に容易に浞透させるこずができるの
で有利である。このような有機溶剀の代衚䟋ずし
おは、ベンれン、ヘキサンのような炭化氎玠化合
物、メタノヌル、゚タノヌルのようなアルコヌル
類、アセトン、メチル゚チルケトンのようなケト
ン類、酢酞゚チルのような゚ステル類、さらにこ
れらの混合物が挙げられる。 凊理液䞭における架橋剀濃床は䞀般的に〜50
重量であり、架橋促進剀濃床は0.1〜20重量
である。 浞挬枩床は〜180℃が望たしく、浞挬時間は
およそ秒〜48時間以内で遞ばれる。 凊理液䞭の架橋剀、架橋促進剀などの濃床があ
たり高すぎるず、たた、浞挬時間があたり長すぎ
るず成圢䜓衚面の架橋密床が高すぎおしたう。浞
挬枩床が高すぎたり、浞挬時間が長すぎたりする
ず、架橋密床の枛少の募配があたりゆるやかすぎ
お、結果ずしお最終成圢䜓の硬床が高くなる。そ
れ故、凊理液䞭の成分の濃床、浞挬枩床、浞挬時
間等、適した浞挬条件を遞択する必芁がある。 浞挬埌、凊理液䞭より成圢䜓を取り出し也燥す
る。 次いで也燥された成圢䜓は架橋のため、加熱さ
れる。加熱枩床ず時間は限定しない。しかしなが
ら、ゎム匟性䜓、架橋剀、架橋促進剀などの皮類
によ぀お加熱枩床ず時間は最適に遞ばれる。架橋
剀を浞透させた成圢䜓を加熱するこずによ぀お、
第二の架橋を生じるず同時に未架橋の架橋剀、そ
の他が蒞発分解したり、分解蒞発する。架橋枩床
は100〜280℃の䞭から適切に遞び、架橋時間も10
分〜24時間の間で適切に遞ぶのがよい。これらの
架橋条件䞋に成圢䜓はいわゆる二次加硫又はオヌ
ブン加硫を受ける。 このようにしお埗られた本発明の衚面改質゚ラ
ストマヌの架橋密床は、その成圢䜓の赀倖吞収ス
ペクトルを枬定するこずによ぀お確認するこずが
できる。 すなわち、第図は本発明の成圢䜓の赀倖吞収
スペクトル図であ぀お、1392cm-1のピヌクぱラ
ストマヌ成分に基づく吞収、1510cm-1のピヌクは
加硫剀及び衚面から浞透させる架橋剀ずしお䜿甚
したビスプノヌルAFに基づく吞収であり、埌
者によ぀お衚面から内郚ぞ向぀お枛少する合蚈架
橋密床を知るこずができる。 たた、第図は比范のための埓来のもの、すな
わち加硫により均䞀な架橋密床を䞎えられただけ
のものの赀倖吞収スペクトル図である。 第図は第図の所芁郚分を拡倧した図であ
る。 第図は、第図ずは別の䟋の本発明の成圢䜓
の赀倖吞収スペクトル図であり、1700-1の吞収
は、加硫剀及び衚面から浞透させる架橋剀ずしお
䜿甚したN′−ゞシンナミリデン−−
ヘキサンゞアミンのピヌクである。 発明の効果 本発明の衚面改質された゚ラストマヌ成圢䜓は
実質的に匟性を損なうこずなく、優れた衚面非粘
着性ず䜎摩擊性を䞎える。それ故、本発明の成圢
䜓は匟性だけでなく、衚面非粘着性ず䜎摩擊性が
芁求されるずころの倚様な分野ぞ優越的に䜿甚さ
れる。たずえば、制埡バルブ、オむルシヌル、ダ
むダフラム、ガスケツト、−リング、ブレヌ
ド、ケヌブルの被ふく、トナヌのオフセツト防止
性が芁求される耇写機の熱定着ロヌルが挙げられ
る。 実斜䟋 次に実斜䟋により本発明をさらに詳现に説明す
るが、これにより本発明の範囲が限定されるもの
ではない。 実斜䟋ず比范䟋における粘着力、架橋密床合
蚈架橋密床ずその他の物性は以䞋の方法に埓぀
お枬定した。枬定する前に実斜䟋ず比范䟋で埗ら
れた成圢䜓は架橋剀を溶解しうる有機溶剀䟋え
ばケトン類、炭化氎玠類、アルコヌル類などで
衚面を拭き衚面に残぀おいる架橋剀等を陀去し
た。 (1) 粘着力 サンプルゎムシヌトmm×35mm×35mmを
耐熱性䞡面テヌプを甚いお平滑な台䞊に貌り付
ける。それから重り受け郚ず぀り手段を備えた
平滑な底面を有するスチヌルJIS −45C
リングをゎムシヌトの䞊に眮く。なお、リング
は倖埄25mm、内埄19mmのものでゎムシヌトず接
する面はあらかじめ1000研磚玙で研磚したも
のである。次にラバヌシヌト䞊に609cm2の
合蚈荷重がかかるように前蚘の重り受け郚の䞊
に重りをのせる。その党䜓を120℃、20hrオヌ
ブン䞭で加熱し、それから取り出し玄時間、
攟冷する。 枩床が23℃たで䞋が぀た時に重りを取り陀
く。それから、ラバヌシヌトに粘着したリング
を匕匵詊隓機のロヌドセルに連結し、次いで50
mmminの速床で匕匵り粘着力を枬定する。 (2) 架橋密床 各々のサンプルの衚面の赀倖吞収スペクトル
を党反射ATR法によ぀お枬定する。この
枬定は日本電子株より補造販売されおいる
フリヌ゚倉換赀倖吞収スペクトルメヌタヌJIR
−100型を甚いお行぀た。埗られた赀倖吞収ス
ペクトル図においお架橋剀に垰するピヌクの高
さh1ず゚ラストマヌに垰するピヌクの高さ
h2を枬定し、h1h2の比を求めた。この
h1h2比はサンプルの衚面の架橋密床に比䟋す
るものである。぀たたはそれ以䞊の架橋剀が
甚いられた堎合は、各々の架橋剀によるh1h2
比を別々に求め、合蚈する。 たた、あらかじめ決定された衚面からの深さ
における架橋密床に関しおは、サンプルを所定
の深さたで研磚し、その郚分の衚面を露出さ
せ、赀倖吞収スペクトルによる架橋密床の枬定
を行う。衚面から数Όたたはそれ以䞋の範囲
内の深さにおける架橋密床の枬定に察しお、数
Ό〜数10Όにおける架橋密床の枬定に察し
お、そしお、衚面から数10〜数100Όの範囲
の架橋密床の枬定に察しお1000、500、
200の研磚玙JIS R6001をそれぞれ研磚
に甚いられる。研磚深さはサンプルの摩耗量を
比重で割぀お求める。このようにしお、赀倖吞
収スペクトルにより0.5Όたでの深さの局内の
架橋密床を怜出するこずができる。 (3) 他の物理的性質 各々のサンプルの硬床、匕匵匷さ、䌞びは
JIS K6301に埓぀た方法によ぀お枬定される。
圧瞮氞久歪は第衚の脚泚で述べる条件䞋で枬
定される。 実斜䟋 〜 第衚に瀺される配合の各々に぀いお、別々に
むンチロヌルで混緎し、177℃、10分プレス成
圢加硫しお90×160×サむズのシヌトを䜜成す
る。 別々に第衚に瀺される凊理液、すなわちビス
プノヌルAFのみ又はビスプノヌルAFず架橋
促進剀から成るアセトン溶液を調補する。第衚
に瀺される条件䞋に䜜られたシヌトを各々、別々
の凊理液䞭に浞挬する。次いでそのシヌトを凊理
液から取り出し、颚也䞀倜し、120℃、30分
間也燥される。それからシヌトは232℃、24時間
オヌブン䞭に入れ、架橋させる。このようにしお
埗られたシヌトに関しお物理的性質を枬定した。 その結果を第衚に瀺す。 比范䟋 〜 第衚に瀺す配合組成が甚いられるこずず衚面
凊理しないこずを陀いお、実斜䟋〜ず同様な
操䜜を行う。その結果を第衚に瀺す。
【衚】
【衚】 実斜䟋〜で埗られた党おの成圢䜓は優れた
衚面非粘着性を有し、クラツクの発生もなか぀
た。実斜䟋ずで埗られた衚面凊理成圢䜓ず比
范䟋にお埗られた察照暙準の成圢䜓に぀いお、
埌述する方法にしたが぀お衚面からの異なる深さ
における最䜎架橋密床に察する合蚈架橋密床の盞
察比を枬定した。その結果を第図のグラフに瀺
す。 第図におけるラむンは比范䟋から埗られ
たものであり、曲線は実斜䟋から埗られたも
のであり、曲線は実斜䟋から埗られたもので
ある。 第図から、実斜䟋の衚面凊理された成圢䜓
の衚面の合蚈架橋密床は内郚の最䜎合蚈架橋密床
のおよそ14倍の倧きさを有し、か぀合蚈架橋密床
の内郚ぞ向か぀おシダヌプに連続的に枛少し、最
䜎架橋密床に達する衚面からの深さが極めお小さ
いこずがわかる。 実斜䟋第図の䞭の曲線で埗られる成
圢䜓は䞭心郚の合蚈架橋密床が衚面凊理前よりも
倧きくな぀た特別な堎合で、硬床の䞊昇、匕匵匷
さず䌞びの䜎䞋を䌎う。しかしながら、クラツク
はみられず、成圢䜓の衚面の非粘着性は著しく改
良されおいる。 第図における最䜎架橋密床に察する合蚈架橋
密床の盞察比においお、曲線ずラむンの差は
衚面凊理前に比范しお、衚面凊理埌の合蚈架橋密
床の盞察比の増倧を衚わしおいる。 実斜䟋ず比范䟋の成圢䜓の各々に぀いお、
摩擊掲茉を枬定した。比范䟋の成圢䜓は2.55の
静摩擊係数を有し、1.29の動摩擊係数をも぀おい
る。察照的に実斜䟋の成圢䜓は静摩擊係数0.52
であり、動摩擊係数0.78であ぀た。摩擊係数は
ASTM1893法で枬定される。枬定は、トレ
ツド重さ230、匕匵速床150mmminで行われ
る。 成圢䜓の衚面の高い合蚈架橋密床ず衚面硬床の
䞊昇により、本発明の成圢䜓の衚面非粘着性ず䜎
摩擊性が改良される。さらに、衚面から内郚ぞ向
぀お合蚈架橋密床が連続的に枛少しおいるこずに
より、又、その郚分の厚さが極めお小さいこずに
より、優れた匟性を䞎え、匕匵時のクラツクの発
生をもたらさないばかりでなく、匕匵匷さ、䌞
び、圧瞮氞久歪物性の枛少を抌さえおいる。 実斜䟋ず比范䟋の結果から、本発明によ぀
お達せられた衚面非粘着性ず䜎摩擊性の改良は、
単に硬床の䞊昇によるものでないこずがわかる。
本発明の効果は著しい。 実斜䟋 、 実斜䟋〜にお述べたように、配合、架橋反
応熱プレス成圢条件ず第衚に瀺す衚面凊理
条件が甚いられるこずを陀いお実質的に同じ操䜜
が行われる。その結果を第衚に瀺す。 比范䟋 、 第衚に瀺す配合が甚いられるこずず、衚面凊
理を行わないこずを陀いお実質的に実斜䟋ず
で述べたず同じ操䜜を行う。その結果を第衚に
瀺す。
【衚】 実斜䟋ずず比范䟋ずの結果から、゚ラ
ストマヌ䞭のフツ化ビニリデン含量が小さくお
も、すなわち、フツ玠含量が高くおも本発明の成
圢䜓は非粘着性が改良できるこずが明らかであ
る。 実斜䟋 〜10 配合ず第衚に瀺す衚面凊理条件を甚いるこず
を陀いお実斜䟋〜に述べたず同じ操䜜を行
う。その結果を第衚に瀺す。
【衚】
【衚】 第衚の実斜䟋の結果から明らかなように、
最䜎合蚈架橋密床に察する衚面の合蚈架橋密床の
盞察比が1.5である時でさえも衚面非粘着性は著
しく改良される。さらに第衚における実斜䟋
の結果から明らかなように、加硫された゚ラスト
マヌシヌトが高濃床の凊理液で長時間凊理した
時、䞊述の架橋密床の盞察比が高く、か぀衚面非
粘着性に優れるシヌトが埗られる。 実斜䟋11〜14、比范䟋、 第衚に瀺す配合物を各々むンチロヌルを甚
いお通垞の方法により混緎し、第衚に瀺す加硫
条件䞋にプレス成圢した90mm×160mm×mmのサ
むズの各々のシヌトを埗る。 このようにしお埗られたシヌトのうち぀のシ
ヌトを各々、アセトンメタノヌルに
volの䞭に架橋剀を溶解しお䜜぀た各々の凊理
液䞭に浞挬枩床20℃にお、第衚に瀺す時間浞挬
する。それから、シヌトは凊理液から取り出し、
䞀倜颚也し、぀づいお120℃30分間也燥する。 それから、凊理液で凊理されたシヌトを第衚
に瀺す条件䞋に架橋反応させ、架橋フツ玠ゎムの
衚面凊理成圢䜓が埗られる。成圢䜓の物理的性質
ず成圢䜓の最䜎合蚈架橋密床に察する衚面の合蚈
架橋密床の盞察比を第衚に瀺す。 第衚から明らかなように、実斜䟋11〜14で埗
られた成圢䜓は比范䟋ずで埗られた成圢䜓に
比べ衚面非粘着性に優れる。
【衚】
【衚】 実斜䟋15、16、比范䟋 第衚に瀺す配合に倉えるこずを陀いお実斜䟋
ず実質的に同じ方法により加硫成圢䜓を䜜成
し、その埌、第衚に瀺す衚面凊理条件䞋に倉え
るこずを陀いお実斜䟋ず実質的に同じ方法によ
り衚面凊理を行う。 䞀方、比范䟋の成圢䜓は衚面凊理するこずな
しに盎接、熱凊理を行う。 このようにしお埗られた成圢品に぀いお、衚面
粘着力を枬定する。衚面粘着力はオヌブン枩床が
80℃に倉えたこずを陀いお実斜䟋ず実質的に同
じ方法で行う。その結果は第衚に瀺す。 第衚から明らかなように、実斜䟋15ず16にお
埗られた成圢品は比范䟋にお埗られた成圢品ず
比范しお衚面粘着性に優れる。
【衚】
【衚】
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は本発明の成圢䜓の赀倖吞収スペクトル
図、第図は比范䟋の成圢䜓の赀倖吞収スペクト
ル図、第図は第図の拡倧図、第図は本発明
の成圢䜓の別の䟋のい赀倖吞収スペクトル図、第
図は衚面からの深さず最䜎の合蚈架橋密床に察
する倍率のグラフである。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  衚面から少なくずも5Όの深さたでは連続
    的に挞枛し、5Όよりも深い内郚で最䜎倀に達
    する架橋密床をも぀゚ラストマヌであ぀お、か぀
    衚面の架橋密床が最䜎架橋密床の1.5〜25倍であ
    るこずを特城ずする衚面改質゚ラストマヌ加硫成
    圢䜓。
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