JPH05218600A - プリント配線板 - Google Patents
プリント配線板Info
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- JPH05218600A JPH05218600A JP1907292A JP1907292A JPH05218600A JP H05218600 A JPH05218600 A JP H05218600A JP 1907292 A JP1907292 A JP 1907292A JP 1907292 A JP1907292 A JP 1907292A JP H05218600 A JPH05218600 A JP H05218600A
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- Japan
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- printed wiring
- wiring board
- board
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0266—Marks, test patterns or identification means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多数個取り基板から形成されたプリント配線
板に不良品が発生した場合、その原因究明にかかる時間
を短縮することができるプリント配線板を提供する。 【構成】 多数個取り基板1上に同一のプリント配線板
2が多数個形成されている。各プリント配線板2には多
数個取り基板1上での配置位置すなわちアドレスを示す
アドレス記号3が形成されている。
板に不良品が発生した場合、その原因究明にかかる時間
を短縮することができるプリント配線板を提供する。 【構成】 多数個取り基板1上に同一のプリント配線板
2が多数個形成されている。各プリント配線板2には多
数個取り基板1上での配置位置すなわちアドレスを示す
アドレス記号3が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板に係り、
詳しくは1個の基板から同一のプリント配線板を多数形
成する所謂多数個取り基板から製造されるプリント配線
板に関するものである。
詳しくは1個の基板から同一のプリント配線板を多数形
成する所謂多数個取り基板から製造されるプリント配線
板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板を効率よく製造す
るため、1個の基板上に同一のプリント配線板を多数形
成した後、プレス打ち抜き、ルータ切削加工あるいはダ
イシング切削加工等の外形加工工程にて1ピース毎に切
り離して個々のプリント配線板を製造していた。プリン
ト配線板の素材である基板(銅張積層板)の寸法は、1
m×1m又は1m×1.2mのものが定尺である。そし
て、製造設備の都合でこの定尺材を整数分割したワーク
サイズでプリント配線板の製造が行われている。このワ
ークサイズをもつ1個の基板から形成されるプリント配
線板の数は、基板及びプリント配線板の寸法により異な
るが、100個以上になることも珍しくなく、場合によ
っては2000個程度になる場合もある。
るため、1個の基板上に同一のプリント配線板を多数形
成した後、プレス打ち抜き、ルータ切削加工あるいはダ
イシング切削加工等の外形加工工程にて1ピース毎に切
り離して個々のプリント配線板を製造していた。プリン
ト配線板の素材である基板(銅張積層板)の寸法は、1
m×1m又は1m×1.2mのものが定尺である。そし
て、製造設備の都合でこの定尺材を整数分割したワーク
サイズでプリント配線板の製造が行われている。このワ
ークサイズをもつ1個の基板から形成されるプリント配
線板の数は、基板及びプリント配線板の寸法により異な
るが、100個以上になることも珍しくなく、場合によ
っては2000個程度になる場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1ピース毎に切り離さ
れたプリント配線板において、断線や短絡等の不良が多
ピースで発生した場合、製造工程の特定箇所に原因があ
る可能性が高い。しかし、従来の多数個取り基板から形
成されたプリント配線板は、各ピースごとに切り離され
た後は、基板のどの位置にあったものであるかの判別は
できなかった。そのため、不良原因の究明に時間がかか
るという問題があった。
れたプリント配線板において、断線や短絡等の不良が多
ピースで発生した場合、製造工程の特定箇所に原因があ
る可能性が高い。しかし、従来の多数個取り基板から形
成されたプリント配線板は、各ピースごとに切り離され
た後は、基板のどの位置にあったものであるかの判別は
できなかった。そのため、不良原因の究明に時間がかか
るという問題があった。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は多数個取り基板から形成された
プリント配線板に不良品が発生した場合、その原因究明
にかかる時間を短縮することができるプリント配線板を
提供することにある。
のであって、その目的は多数個取り基板から形成された
プリント配線板に不良品が発生した場合、その原因究明
にかかる時間を短縮することができるプリント配線板を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明においては、プリント配線板に多数個取り基板
上での配置位置を示す記号を設けた。
め本発明においては、プリント配線板に多数個取り基板
上での配置位置を示す記号を設けた。
【0006】
【作用】本発明のプリント配線板は多数個取り基板から
切り離された後でも、プリント配線板に設けられた記号
により多数個取り基板上での配置位置が分かる。
切り離された後でも、プリント配線板に設けられた記号
により多数個取り基板上での配置位置が分かる。
【0007】
【実施例】(実施例1)以下、本発明を具体化した第1
実施例を図1及び図2に従って説明する。
実施例を図1及び図2に従って説明する。
【0008】図1に示すように、多数個取り基板1上に
同一のプリント配線板2が多数個形成されている。図1
では便宜上10個の場合を図示したが、プリント配線板
2の数は多数個取り基板1及びプリント配線板2の寸法
により異なり、100個以上になることも珍しくない。
各プリント配線板2には多数個取り基板1上での配置位
置すなわちアドレスを示すアドレス記号3が形成されて
いる。アドレス記号3は2個のローマ字の組合せからな
り、左側が多数個取り基板1上での列を表し、右側が行
を表している。例えば、アドレス記号3が「AA」であ
れば、そのプリント配線板2は多数個取り基板1上での
アドレスが第1列(下から第1列)目でかつ第1行目で
あることを示す。又、アドレス記号3が「BE」であれ
ば、そのプリント配線板2は多数個取り基板1上でのア
ドレスが第5列(下から第5列)目でかつ第2行目であ
ることを示す。
同一のプリント配線板2が多数個形成されている。図1
では便宜上10個の場合を図示したが、プリント配線板
2の数は多数個取り基板1及びプリント配線板2の寸法
により異なり、100個以上になることも珍しくない。
各プリント配線板2には多数個取り基板1上での配置位
置すなわちアドレスを示すアドレス記号3が形成されて
いる。アドレス記号3は2個のローマ字の組合せからな
り、左側が多数個取り基板1上での列を表し、右側が行
を表している。例えば、アドレス記号3が「AA」であ
れば、そのプリント配線板2は多数個取り基板1上での
アドレスが第1列(下から第1列)目でかつ第1行目で
あることを示す。又、アドレス記号3が「BE」であれ
ば、そのプリント配線板2は多数個取り基板1上でのア
ドレスが第5列(下から第5列)目でかつ第2行目であ
ることを示す。
【0009】図2に示すように、アドレス記号3はプリ
ント配線板2上に形成された導体パターン4のない位置
に銅箔(メッキ皮膜)により形成されている。又、アド
レス記号3も導体パターン4と同様にソルダレジスト5
で被覆されている。アドレス記号3は導体パターン4と
同様な処理で同時に形成される。すなわち、サブトラク
ティブ法によるパターン形成の場合はエッチングにより
形成され、アディティブ法によるパターン形成の場合は
メッキにより形成される。そして、ソルダレジスト5の
印刷終了後、多数個取り基板1の外形加工により各プリ
ント配線板2が1ピース毎に分割される。
ント配線板2上に形成された導体パターン4のない位置
に銅箔(メッキ皮膜)により形成されている。又、アド
レス記号3も導体パターン4と同様にソルダレジスト5
で被覆されている。アドレス記号3は導体パターン4と
同様な処理で同時に形成される。すなわち、サブトラク
ティブ法によるパターン形成の場合はエッチングにより
形成され、アディティブ法によるパターン形成の場合は
メッキにより形成される。そして、ソルダレジスト5の
印刷終了後、多数個取り基板1の外形加工により各プリ
ント配線板2が1ピース毎に分割される。
【0010】検査工程においては各プリント配線板2に
ついて導通試験等が行われ、断線や短絡等の不良の有無
を確認する。各プリント配線板2には多数個取り基板1
上でのアドレス記号3が形成されているため、不良が発
見されたプリント配線板2が多数個取り基板1のどの位
置にあったものかが分かる。不良があるプリント配線板
2のアドレス記号3が特定のものに偏った場合は、製造
工程の特定箇所に原因がある可能性が高い。不良原因と
してはマスターフィルムに形成された当該アドレスと対
応する箇所のパターンの不良、あるいはCAD(Compute
r Aided Design)データのミスの可能性が高い。そし
て、マスターフィルムやCADデータを確認する際、不
良が発生したプリント配線板2のアドレス記号3と対応
する箇所を確認するだけでよくなる。従って、不良が発
見されたプリント配線板が多数個取り基板上でどの位置
にあったものかを確認することができない従来品の場合
に比較して、マスターフィルムやCADデータに不良が
あるか否かの確認に要する時間が短くなる。又、不良原
因がマスターフィルムやCADデータになく、他の工程
を点検する場合も、不良が発見されたプリント配線板2
がメッキ工程やエッチング工程等で配置される特定箇所
を重点的に点検することにより、不良原因の究明に要す
る時間が短くなる。
ついて導通試験等が行われ、断線や短絡等の不良の有無
を確認する。各プリント配線板2には多数個取り基板1
上でのアドレス記号3が形成されているため、不良が発
見されたプリント配線板2が多数個取り基板1のどの位
置にあったものかが分かる。不良があるプリント配線板
2のアドレス記号3が特定のものに偏った場合は、製造
工程の特定箇所に原因がある可能性が高い。不良原因と
してはマスターフィルムに形成された当該アドレスと対
応する箇所のパターンの不良、あるいはCAD(Compute
r Aided Design)データのミスの可能性が高い。そし
て、マスターフィルムやCADデータを確認する際、不
良が発生したプリント配線板2のアドレス記号3と対応
する箇所を確認するだけでよくなる。従って、不良が発
見されたプリント配線板が多数個取り基板上でどの位置
にあったものかを確認することができない従来品の場合
に比較して、マスターフィルムやCADデータに不良が
あるか否かの確認に要する時間が短くなる。又、不良原
因がマスターフィルムやCADデータになく、他の工程
を点検する場合も、不良が発見されたプリント配線板2
がメッキ工程やエッチング工程等で配置される特定箇所
を重点的に点検することにより、不良原因の究明に要す
る時間が短くなる。
【0011】又、検査工程において特定のアドレス記号
3を有するプリント配線板2に不良があると分かった場
合、その後は当該特定のアドレス記号3を有するプリン
ト配線板2を選択的に検査することで、検査能率がアッ
プする。
3を有するプリント配線板2に不良があると分かった場
合、その後は当該特定のアドレス記号3を有するプリン
ト配線板2を選択的に検査することで、検査能率がアッ
プする。
【0012】又、不良発生原因の究明の用途に限らず、
各プリント配線板2毎に導体パターンのエッチング形
状、ソルダレジストの印刷状態、外形加工箇所の状態等
のデータを分析することにより、製品の改良を図るため
の助けとなる。すなわち、合格品であっても改良の余地
のあるものが特定アドレス記号3を有するプリント配線
板2に偏っている場合、該当工程の特定箇所について不
具合箇所の改良を行うことにより、早期に製品の品質ア
ップを図ることが可能となる。
各プリント配線板2毎に導体パターンのエッチング形
状、ソルダレジストの印刷状態、外形加工箇所の状態等
のデータを分析することにより、製品の改良を図るため
の助けとなる。すなわち、合格品であっても改良の余地
のあるものが特定アドレス記号3を有するプリント配線
板2に偏っている場合、該当工程の特定箇所について不
具合箇所の改良を行うことにより、早期に製品の品質ア
ップを図ることが可能となる。
【0013】又、ユーザーからクレームがあったプリン
ト配線板2のアドレス記号3から多数個取り基板1のど
の位置のプリント配線板2が多いかを分析し、前記と同
様にクレームの原因となる工程の特定箇所について不具
合箇所の改良を行うことにより、クレームに対する対処
を迅速に行うことが可能となる。
ト配線板2のアドレス記号3から多数個取り基板1のど
の位置のプリント配線板2が多いかを分析し、前記と同
様にクレームの原因となる工程の特定箇所について不具
合箇所の改良を行うことにより、クレームに対する対処
を迅速に行うことが可能となる。
【0014】(実施例2)次に第2実施例を図3に従っ
て説明する。この実施例ではアドレス記号3がプリント
配線板2の導体パターン4の中に形成されている点が前
記実施例と異なっている。すなわち、アドレス記号3は
導体パターン4の一部をエッチングにより抜いた状態で
形成され、その上にソルダレジスト5が印刷されてい
る。
て説明する。この実施例ではアドレス記号3がプリント
配線板2の導体パターン4の中に形成されている点が前
記実施例と異なっている。すなわち、アドレス記号3は
導体パターン4の一部をエッチングにより抜いた状態で
形成され、その上にソルダレジスト5が印刷されてい
る。
【0015】(実施例3)次に第3実施例を図4に従っ
て説明する。この実施例ではアドレス記号3が銅箔では
なく、ソルダレジスト5により形成されている点が前記
両実施例と異なっている。アドレス記号3はプリント配
線板2上の導体パターン4のない位置に設けられてい
る。アドレス記号3は図4(a)に示すように、ソルダ
レジスト5の一部をアドレス記号3の形状に抜いた状態
で印刷することにより形成しても、図4(b)に示すよ
うに、アドレス記号3の形状にソルダレジスト5を印刷
することにより形成してもよい。
て説明する。この実施例ではアドレス記号3が銅箔では
なく、ソルダレジスト5により形成されている点が前記
両実施例と異なっている。アドレス記号3はプリント配
線板2上の導体パターン4のない位置に設けられてい
る。アドレス記号3は図4(a)に示すように、ソルダ
レジスト5の一部をアドレス記号3の形状に抜いた状態
で印刷することにより形成しても、図4(b)に示すよ
うに、アドレス記号3の形状にソルダレジスト5を印刷
することにより形成してもよい。
【0016】(実施例4)次に第4実施例を図5に従っ
て説明する。この実施例ではアドレス記号3がシルク印
刷により形成されている点が前記各実施例と異なってい
る。すなわち、アドレス記号3は導体パターン4の形成
及びソルダレジスト5の印刷が行われた後、ソルダレジ
スト5の上にシルク印刷により形成される。シルクの色
はソルダレジスト5の色と異なるものが使用される。一
般にソルダレジスト5は緑色であるため、白又は黄色の
シルクが使用される。この実施例の場合はソルダレジス
ト5の上にシルク印刷でアドレス記号3が形成されるた
め、アドレス記号3が形成される位置に導体パターン4
があってもなんら差し支えがなく、導体パターン4の設
計時にアドレス記号3を設ける位置の配慮が不要とな
る。
て説明する。この実施例ではアドレス記号3がシルク印
刷により形成されている点が前記各実施例と異なってい
る。すなわち、アドレス記号3は導体パターン4の形成
及びソルダレジスト5の印刷が行われた後、ソルダレジ
スト5の上にシルク印刷により形成される。シルクの色
はソルダレジスト5の色と異なるものが使用される。一
般にソルダレジスト5は緑色であるため、白又は黄色の
シルクが使用される。この実施例の場合はソルダレジス
ト5の上にシルク印刷でアドレス記号3が形成されるた
め、アドレス記号3が形成される位置に導体パターン4
があってもなんら差し支えがなく、導体パターン4の設
計時にアドレス記号3を設ける位置の配慮が不要とな
る。
【0017】(実施例5)次に第5実施例を図6に従っ
て説明する。この実施例ではプリント配線板2が多層板
である点と、アドレス記号3が内層板6に形成されてい
る点が前記各実施例と異なっている。アドレス記号3は
内層板6上に内層パターン7を形成する際に同時に形成
される。外層板8に透明な基材が使用されている場合
は、アドレス記号3の確認は肉眼で行われる。又、外層
板8のアドレス記号3と対応する位置に導体パターン4
が形成されている場合、あるいは外層板8に不透明な基
材が使用されている場合には、アドレス記号3の確認は
X線により行われる。この実施例の場合はアドレス記号
3を設けても、プリント配線板2の表面に凹凸が現れな
いため、外見上アドレス記号3がない製品と同じにな
り、ユーザーがアドレス記号3の存在を気にすることが
ない。
て説明する。この実施例ではプリント配線板2が多層板
である点と、アドレス記号3が内層板6に形成されてい
る点が前記各実施例と異なっている。アドレス記号3は
内層板6上に内層パターン7を形成する際に同時に形成
される。外層板8に透明な基材が使用されている場合
は、アドレス記号3の確認は肉眼で行われる。又、外層
板8のアドレス記号3と対応する位置に導体パターン4
が形成されている場合、あるいは外層板8に不透明な基
材が使用されている場合には、アドレス記号3の確認は
X線により行われる。この実施例の場合はアドレス記号
3を設けても、プリント配線板2の表面に凹凸が現れな
いため、外見上アドレス記号3がない製品と同じにな
り、ユーザーがアドレス記号3の存在を気にすることが
ない。
【0018】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、アドレス記号3としてローマ字の組合せ
に限らず、行・列をそれぞれ数字で表したり、行・列を
それぞれ独自に表す組合せを採用する代わりに、連続す
る数字をアドレス記号3として採用したり、数字や文字
に限らず点の組合せを採用する等任意の記号を使用して
もよい。又、プリント配線板2を多数個取り基板1から
形成する場合には、不良品が発生し易い位置が生じる場
合もある。そのような製造条件の場合には、多数個取り
基板1上に形成されるプリント配線板2の全部にアドレ
ス記号3を設ける代わりに、不良品が発生し易い位置の
プリント配線板2にのみアドレス記号3をもうけてもよ
い。
ものではなく、アドレス記号3としてローマ字の組合せ
に限らず、行・列をそれぞれ数字で表したり、行・列を
それぞれ独自に表す組合せを採用する代わりに、連続す
る数字をアドレス記号3として採用したり、数字や文字
に限らず点の組合せを採用する等任意の記号を使用して
もよい。又、プリント配線板2を多数個取り基板1から
形成する場合には、不良品が発生し易い位置が生じる場
合もある。そのような製造条件の場合には、多数個取り
基板1上に形成されるプリント配線板2の全部にアドレ
ス記号3を設ける代わりに、不良品が発生し易い位置の
プリント配線板2にのみアドレス記号3をもうけてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
リント配線板が多数個取り基板から切り離された後で
も、プリント配線板に設けられたアドレス記号により多
数個取り基板上での配置位置が分かる。従って、特定の
アドレス記号のプリント配線板に不良が発見された場
合、プリント配線板が多数個取り基板上でどの位置にあ
ったものかを確認することができない従来品の場合に比
較して、マスターフィルムやCADデータに不良がある
か否かの確認に要する時間を短くできる。又、不良原因
がマスターフィルムやCADデータになく、他の工程を
点検する場合も、不良が発見されたプリント配線板がメ
ッキ工程やエッチング工程等で配置される特定箇所を重
点的に点検することにより、不良原因の究明に要する時
間が短くできる。
リント配線板が多数個取り基板から切り離された後で
も、プリント配線板に設けられたアドレス記号により多
数個取り基板上での配置位置が分かる。従って、特定の
アドレス記号のプリント配線板に不良が発見された場
合、プリント配線板が多数個取り基板上でどの位置にあ
ったものかを確認することができない従来品の場合に比
較して、マスターフィルムやCADデータに不良がある
か否かの確認に要する時間を短くできる。又、不良原因
がマスターフィルムやCADデータになく、他の工程を
点検する場合も、不良が発見されたプリント配線板がメ
ッキ工程やエッチング工程等で配置される特定箇所を重
点的に点検することにより、不良原因の究明に要する時
間が短くできる。
【図1】第1実施例の多数個取り基板上に形成されたプ
リント配線板を示す模式平面図である。
リント配線板を示す模式平面図である。
【図2】(a)はプリント配線板の部分拡大概略平面図
であり、(b)はアドレス記号付近の部分模式断面図で
ある。
であり、(b)はアドレス記号付近の部分模式断面図で
ある。
【図3】第2実施例の一部破断部分拡大概略平面図であ
る。
る。
【図4】第3実施例の部分拡大概略平面図である。
【図5】第4実施例の部分拡大概略平面図である。
【図6】第5実施例のプリント配線板の部分模式断面図
である。
である。
1…多数個取り基板、2…プリント配線板、3…アドレ
ス記号、4…導体パターン、5…ソルダレジスト。
ス記号、4…導体パターン、5…ソルダレジスト。
Claims (1)
- 【請求項1】 多数個取り基板上での配置位置を示すア
ドレス記号を設けたことを特徴とするプリント配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019072A JP3027256B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | プリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019072A JP3027256B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | プリント配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05218600A true JPH05218600A (ja) | 1993-08-27 |
JP3027256B2 JP3027256B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=11989233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4019072A Expired - Lifetime JP3027256B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | プリント配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027256B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2010070964A1 (ja) * | 2008-12-16 | 2010-06-24 | 株式会社村田製作所 | 回路モジュール及びその管理方法 |
WO2010100812A1 (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-10 | 株式会社ビッズソリューション | プリント配線基板,電子機器,及びプリント配線基板の製造方法 |
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JP2019080685A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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-
1992
- 1992-02-04 JP JP4019072A patent/JP3027256B2/ja not_active Expired - Lifetime
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