JPH05213963A - β−ラクタム化合物溶液の濃縮法 - Google Patents
β−ラクタム化合物溶液の濃縮法Info
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- JPH05213963A JPH05213963A JP4277981A JP27798192A JPH05213963A JP H05213963 A JPH05213963 A JP H05213963A JP 4277981 A JP4277981 A JP 4277981A JP 27798192 A JP27798192 A JP 27798192A JP H05213963 A JPH05213963 A JP H05213963A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 β−ラクタム化合物水性溶液からポリアミド
系、ポリアクリロニトリル系またはポリビニルアルコ−
ル系ル−ズ逆浸透膜を利用した逆浸透法によって低分子
化合物を除去することを特徴とするβ−ラクタム化合物
溶液の濃縮法。 【効果】特開昭57−106683に記載のポリエ−テ
ルアミド系またはポリベンツイミダゾロン系透過膜を用
いてベ−タラクタム化合物を濃縮する方法よりも、溶媒
や塩のリ−ク率を高め、透過液の流量ないし流速を増大
できた。
系、ポリアクリロニトリル系またはポリビニルアルコ−
ル系ル−ズ逆浸透膜を利用した逆浸透法によって低分子
化合物を除去することを特徴とするβ−ラクタム化合物
溶液の濃縮法。 【効果】特開昭57−106683に記載のポリエ−テ
ルアミド系またはポリベンツイミダゾロン系透過膜を用
いてベ−タラクタム化合物を濃縮する方法よりも、溶媒
や塩のリ−ク率を高め、透過液の流量ないし流速を増大
できた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医薬として有用なβ
−ラクタム化合物溶液の濃縮法、とくに、熱を用いず、
動力のみによってβ−ラクタム化合物水性溶液を水、
塩、有機溶媒など、共存する低分子化合物を除去するこ
とによって、濃縮する方法である。
−ラクタム化合物溶液の濃縮法、とくに、熱を用いず、
動力のみによってβ−ラクタム化合物水性溶液を水、
塩、有機溶媒など、共存する低分子化合物を除去するこ
とによって、濃縮する方法である。
【0002】
【従来の技術】特開昭57−106683にはポリエ−
テルアミド系またはポリベンツイミダゾロン系の透過膜
を用いてベ−タラクタム化合物を濃縮する方法が記載さ
れている。
テルアミド系またはポリベンツイミダゾロン系の透過膜
を用いてベ−タラクタム化合物を濃縮する方法が記載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先行技術による透過膜
を用いる濃縮法よりも溶媒や塩のリ−ク率を高め、透過
液の流量ないし流速を増大させて能率を向上させること
が望まれていた。
を用いる濃縮法よりも溶媒や塩のリ−ク率を高め、透過
液の流量ないし流速を増大させて能率を向上させること
が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、β−ラクタ
ム化合物の水性溶液からポリアミド系、ポリアクリロニ
トリル系またはポリビニルアルコ−ル系ル−ズ逆浸透膜
を利用した逆浸透法を用いて低分子化合物を除去するこ
とによってβ−ラクタム化合物溶液を濃縮する方法に関
する。
ム化合物の水性溶液からポリアミド系、ポリアクリロニ
トリル系またはポリビニルアルコ−ル系ル−ズ逆浸透膜
を利用した逆浸透法を用いて低分子化合物を除去するこ
とによってβ−ラクタム化合物溶液を濃縮する方法に関
する。
【0005】この発明に用いるル−ズ逆浸透膜としては
ポリアミド系膜(オルガノ(株)、JO−0162)、ポ
リアミド系膜( Film Tec 社、FT−40)、ポリアク
リロニトリル系膜(住友化学(株)、ソルロックスSC−
2000)、ポリビニルアルコ−ル系膜(日東電工
(株)、NTR−7250)などが好適である。これらの
膜の形状としては、平膜、スパイラル、チュ−ブラ−な
ど入手容易なものを採用できる。
ポリアミド系膜(オルガノ(株)、JO−0162)、ポ
リアミド系膜( Film Tec 社、FT−40)、ポリアク
リロニトリル系膜(住友化学(株)、ソルロックスSC−
2000)、ポリビニルアルコ−ル系膜(日東電工
(株)、NTR−7250)などが好適である。これらの
膜の形状としては、平膜、スパイラル、チュ−ブラ−な
ど入手容易なものを採用できる。
【0006】ル−ズ逆浸透膜は逆浸透膜分類の定義方法
によっては低圧逆浸透膜と呼称されることもある。
によっては低圧逆浸透膜と呼称されることもある。
【0007】逆浸透濃縮するβ−ラクタム化合物の水性
溶液ないし原液には、濃度50w/w%程度までの有機溶媒
を含有していてもよいが、一般には有機溶媒の濃度は低
い方が効率的である。
溶液ないし原液には、濃度50w/w%程度までの有機溶媒
を含有していてもよいが、一般には有機溶媒の濃度は低
い方が効率的である。
【0008】該水性溶液中の有機溶媒としては、カルボ
ン酸エステル(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロ
ピル、酢酸ブチル、安息香酸メチルなど)、ケトン(ア
セトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ベン
ゾフェノンなど)、アルカノ−ル(メタノ−ル、エタノ
−ル、プロパノ−ル、イソプロパノ−ル、ブタノ−ルな
ど)、ニトリル(アセトニトリル、プロピオニトリル、
ベンゾニトリルなど)、エ−テル(ジエチルエ−テル、
メチルイソブチルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジメトキシエタン、ジグライム、アニソ−ルな
ど)、その他の水溶性のあるものが適当である。
ン酸エステル(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロ
ピル、酢酸ブチル、安息香酸メチルなど)、ケトン(ア
セトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ベン
ゾフェノンなど)、アルカノ−ル(メタノ−ル、エタノ
−ル、プロパノ−ル、イソプロパノ−ル、ブタノ−ルな
ど)、ニトリル(アセトニトリル、プロピオニトリル、
ベンゾニトリルなど)、エ−テル(ジエチルエ−テル、
メチルイソブチルエ−テル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジメトキシエタン、ジグライム、アニソ−ルな
ど)、その他の水溶性のあるものが適当である。
【0009】溶質としてのβ−ラクタム化合物の種類に
はとくに制限はないが、ペニシリン、セファロスポリ
ン、セファマイシン、オキサセファロスポリン、モノバ
クタムなどの系列に属するものが好適である。これらの
化合物はカルボキシ基をもつが、そのカルボキシ基は遊
離形でも塩でもよく、とくにアルカリ金属塩が基質であ
る場合には、水を溶媒として逆浸透膜濃縮すればリ−ク
率の低下、透過速度の向上など、一層の効率化を達成で
きる。濃度は20w/w%程度まで有利に利用できる。一般
には低濃度の方が効率的である。
はとくに制限はないが、ペニシリン、セファロスポリ
ン、セファマイシン、オキサセファロスポリン、モノバ
クタムなどの系列に属するものが好適である。これらの
化合物はカルボキシ基をもつが、そのカルボキシ基は遊
離形でも塩でもよく、とくにアルカリ金属塩が基質であ
る場合には、水を溶媒として逆浸透膜濃縮すればリ−ク
率の低下、透過速度の向上など、一層の効率化を達成で
きる。濃度は20w/w%程度まで有利に利用できる。一般
には低濃度の方が効率的である。
【0010】操作温度は0℃からβ−ラクタム化合物が
分解しない温度または膜最高使用可能温度の間でえらべ
るが、一般に低温、たとえば0℃〜室温、とくに10℃
前後が好適である。高温では透過速度が大きくなる。溶
液側に加える圧力は使用する膜の耐圧限度以下、とくに
10〜50kg/m2の範囲が用い易い。透過液の透過速度
ないし流速は、膜の性質、厚さ、有効面積、溶質濃度、
圧力、その他の関数である。この発明で用いるβ−ラク
タム化合物の水性溶液は、該化合物を水(又は吸着を妨
げない濃度の有機溶媒が含まれていても良い)にとか
し、要すれば、中和した後、水でうすめる方法などによ
って調製できる。また、β−ラクタム化合物の塩の水溶
液を原液として用いることもできる。これらの原液は、
また、β−ラクタム化合物を酸性で吸着剤(スチレン−
ジビニルベンゼン共重合体、活性炭など)に吸着させて
低分子化合物や有機溶媒などの非吸着性物質から分離し
たのち、アルコ−ル水溶液などをもちいて目的物を溶離
ないし脱着することによっても調製できる。
分解しない温度または膜最高使用可能温度の間でえらべ
るが、一般に低温、たとえば0℃〜室温、とくに10℃
前後が好適である。高温では透過速度が大きくなる。溶
液側に加える圧力は使用する膜の耐圧限度以下、とくに
10〜50kg/m2の範囲が用い易い。透過液の透過速度
ないし流速は、膜の性質、厚さ、有効面積、溶質濃度、
圧力、その他の関数である。この発明で用いるβ−ラク
タム化合物の水性溶液は、該化合物を水(又は吸着を妨
げない濃度の有機溶媒が含まれていても良い)にとか
し、要すれば、中和した後、水でうすめる方法などによ
って調製できる。また、β−ラクタム化合物の塩の水溶
液を原液として用いることもできる。これらの原液は、
また、β−ラクタム化合物を酸性で吸着剤(スチレン−
ジビニルベンゼン共重合体、活性炭など)に吸着させて
低分子化合物や有機溶媒などの非吸着性物質から分離し
たのち、アルコ−ル水溶液などをもちいて目的物を溶離
ないし脱着することによっても調製できる。
【0011】実施例1 (第一表参照) オキサセファロスポリンである7β−ジフルオロメチル
チオアセトアミド−7α−メトキシ−3−[1−(2−
ヒドロキシエチル)−1H−テトラゾ−ル−5−イル]
チオメチル−1−デチア−1−オキサ−3−セフェム−
4−カルボン酸(化合物A)の、表示組成を有する水−
イソプロパノ−ル溶液を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装
置を用いて表示条件下に濃縮したところ、表示のリ−ク
率を得た。化合物Aに比較してイソプロパノ−ルは10
倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
チオアセトアミド−7α−メトキシ−3−[1−(2−
ヒドロキシエチル)−1H−テトラゾ−ル−5−イル]
チオメチル−1−デチア−1−オキサ−3−セフェム−
4−カルボン酸(化合物A)の、表示組成を有する水−
イソプロパノ−ル溶液を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装
置を用いて表示条件下に濃縮したところ、表示のリ−ク
率を得た。化合物Aに比較してイソプロパノ−ルは10
倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
【0012】実施例2 (第二表参照) オキサセファロスポリンである7β−p−ヒドロキシフ
ェニルマロンアミド−7α−メトキシ−3−(1−メチ
ル−1H−テトラゾ−ル−5−イル)チオメチル−1−
デチア−1−オキサ−3−セフェム−4−カルボン酸
(化合物B)の、表示組成を有する水−メタノ−ル溶液
を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装置を用いて表示条件下
に濃縮したところ、表示のリ−ク率を得た。化合物Bに
比較してメタノ−ルは18倍〜300倍の速度で逆浸透
膜を透過する。
ェニルマロンアミド−7α−メトキシ−3−(1−メチ
ル−1H−テトラゾ−ル−5−イル)チオメチル−1−
デチア−1−オキサ−3−セフェム−4−カルボン酸
(化合物B)の、表示組成を有する水−メタノ−ル溶液
を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装置を用いて表示条件下
に濃縮したところ、表示のリ−ク率を得た。化合物Bに
比較してメタノ−ルは18倍〜300倍の速度で逆浸透
膜を透過する。
【0013】実施例3 (第三表参照) セファロスポリンである7β−[2−(2−アミノ
チアゾ−ル−4−イル)−4−カルボキシ−2−ブテノ
イルアミノ]−3−セフェム−4−カルボン酸(化合物
C)を炭酸水素ナトリウム水にとかし、塩酸で中和し、
水でうすめて0.1w/w%にしたものを原液とし、平膜型
逆浸透濃縮装置を用いて表示条件下に濃縮したところ、
表示のリ−ク率を得た。化合物Cに比較して水は10万
倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
チアゾ−ル−4−イル)−4−カルボキシ−2−ブテノ
イルアミノ]−3−セフェム−4−カルボン酸(化合物
C)を炭酸水素ナトリウム水にとかし、塩酸で中和し、
水でうすめて0.1w/w%にしたものを原液とし、平膜型
逆浸透濃縮装置を用いて表示条件下に濃縮したところ、
表示のリ−ク率を得た。化合物Cに比較して水は10万
倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
【0014】 化合物Cの粗製物0.303gを5N
塩酸にとかして240gの溶液とする。これをスチレン
−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤SP−207
(三菱化成(株)製)のカラム(充填量10ml、径11.
5mm、高さ90mm)に毎時18.7gの流速で通し、化
合物Cを吸着させる。このカラムを脱イオン水50mlで
流出液のpHが約5.6になるまで洗った後、2%炭酸
水素ナトリウム水を毎時9.4gの流速で通す。流出液
157mlを原液とし、平膜型逆浸透濃縮装置を用いて第
三表、第5番の条件下に逆浸透濃縮すれば、濃縮液5
7.1gを得る。これに35%塩酸を加えてpH2.7
としたものを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾
取し、アルコ−ルで洗い、減圧乾燥すれば化合物Cの精
製ナトリウム塩114mgを得る。含量換算収率:67.
3%。
塩酸にとかして240gの溶液とする。これをスチレン
−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤SP−207
(三菱化成(株)製)のカラム(充填量10ml、径11.
5mm、高さ90mm)に毎時18.7gの流速で通し、化
合物Cを吸着させる。このカラムを脱イオン水50mlで
流出液のpHが約5.6になるまで洗った後、2%炭酸
水素ナトリウム水を毎時9.4gの流速で通す。流出液
157mlを原液とし、平膜型逆浸透濃縮装置を用いて第
三表、第5番の条件下に逆浸透濃縮すれば、濃縮液5
7.1gを得る。これに35%塩酸を加えてpH2.7
としたものを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾
取し、アルコ−ルで洗い、減圧乾燥すれば化合物Cの精
製ナトリウム塩114mgを得る。含量換算収率:67.
3%。
【0015】 化合物Cの粗製物2gを0.5N塩酸
2lにとかし、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体合
成吸着剤SP−207(三菱化成(株)製)のカラム
(充填量80ml、径22mm、高さ215mm)に毎時81
6gの流速で通し、化合物Cを吸着させる。このカラム
を脱イオン水300mlで流出液のpHが約5〜6になる
まで洗った後、2%炭酸水素ナトリウム水70mlをカラ
ムに供給した後かきまぜる。中和して、ナトリウム塩に
したのち、脱イオン水675mlを流して化合物Cのナト
リウム塩を溶離する。この溶離液を原液とし、平膜型逆
浸透濃縮装置を用いて第三表、No.6の条件下に逆浸
透濃縮すれば、濃縮液32.7gを得る。これに35%
塩酸を加えてpH2.7としたものを一夜5℃に保った
のち、析出する結晶を濾取する。結晶をアルコ−ルで洗
い、減圧乾燥すれば化合物Cの精製ナトリウム塩1.3
gを得る。含量換算収率:68.6%。
2lにとかし、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体合
成吸着剤SP−207(三菱化成(株)製)のカラム
(充填量80ml、径22mm、高さ215mm)に毎時81
6gの流速で通し、化合物Cを吸着させる。このカラム
を脱イオン水300mlで流出液のpHが約5〜6になる
まで洗った後、2%炭酸水素ナトリウム水70mlをカラ
ムに供給した後かきまぜる。中和して、ナトリウム塩に
したのち、脱イオン水675mlを流して化合物Cのナト
リウム塩を溶離する。この溶離液を原液とし、平膜型逆
浸透濃縮装置を用いて第三表、No.6の条件下に逆浸
透濃縮すれば、濃縮液32.7gを得る。これに35%
塩酸を加えてpH2.7としたものを一夜5℃に保った
のち、析出する結晶を濾取する。結晶をアルコ−ルで洗
い、減圧乾燥すれば化合物Cの精製ナトリウム塩1.3
gを得る。含量換算収率:68.6%。
【0016】 メタノ−ル17%とエタノ−ル5%を
含む濃度0.11w/v%の化合物Cのナトリウム塩水溶
液300gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三表、第
7番の条件下で逆浸透濃縮したところ39.6Kg/m2・時の
透過液流量が得られ1.4%/時のリ−ク率となつた。
更に溶媒の除去を促進するため、3時間後に脱イオン水
100gを加え希釈した後1時間濃縮を続けたところ、
濃縮液中の溶媒濃度はメタノ−ル9%、エタノ−ル0.
6%になつた。
含む濃度0.11w/v%の化合物Cのナトリウム塩水溶
液300gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三表、第
7番の条件下で逆浸透濃縮したところ39.6Kg/m2・時の
透過液流量が得られ1.4%/時のリ−ク率となつた。
更に溶媒の除去を促進するため、3時間後に脱イオン水
100gを加え希釈した後1時間濃縮を続けたところ、
濃縮液中の溶媒濃度はメタノ−ル9%、エタノ−ル0.
6%になつた。
【0017】 アセトニトリル14%とジメトキシエ
タン10%を含む濃度0.26w/v%の化合物Cのナト
リウム塩水溶液500gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い
第三表第8番の条件下で逆浸透濃縮して、濃縮液94.
1gを得た。これに35%塩酸を加えてpH2.7とし
たものを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾取し
た。結晶を脱イオン水で洗い、自然乾燥して化合物Cを
680mgを得た。含量換算収率22.6%。
タン10%を含む濃度0.26w/v%の化合物Cのナト
リウム塩水溶液500gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い
第三表第8番の条件下で逆浸透濃縮して、濃縮液94.
1gを得た。これに35%塩酸を加えてpH2.7とし
たものを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾取し
た。結晶を脱イオン水で洗い、自然乾燥して化合物Cを
680mgを得た。含量換算収率22.6%。
【0018】 前記と同一組成の化合物Cのナトリ
ウム塩水溶液300gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、
第三表第9番の条件下で逆浸透濃縮したところ13.7
Kg/m2・時の透過液流量が得られ、0.2%/時のリ−
ク率となつた。又化合物Cに比較してアルコ−ル類は3
00倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
ウム塩水溶液300gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、
第三表第9番の条件下で逆浸透濃縮したところ13.7
Kg/m2・時の透過液流量が得られ、0.2%/時のリ−
ク率となつた。又化合物Cに比較してアルコ−ル類は3
00倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
【0019】 前記と同一組成の化合物Cのナトリ
ウム塩水溶液195gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、
第三表・第10番の条件下で逆浸透濃縮したところ1
6.8Kg/m2・時の透過液流量が得られ、0.2%/時
のリ−ク率となつた。又溶媒の除去を促進するため濃縮
2時間後にイオン交換水150gを加え希釈した後濃縮
を続けたところ24.4Kg/m2・時の透過液流量が得ら
れ、濃縮液中の溶媒濃度は原液濃度の1/2になつた。
ウム塩水溶液195gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、
第三表・第10番の条件下で逆浸透濃縮したところ1
6.8Kg/m2・時の透過液流量が得られ、0.2%/時
のリ−ク率となつた。又溶媒の除去を促進するため濃縮
2時間後にイオン交換水150gを加え希釈した後濃縮
を続けたところ24.4Kg/m2・時の透過液流量が得ら
れ、濃縮液中の溶媒濃度は原液濃度の1/2になつた。
【0020】 化合物Cを1593g含有したpH1
以下の化合物C水溶液1114Kgをスチレン−ジビニル
ベンゼン共重合体合成吸着剤SP−207(三菱化成
(株)製)のカラム(充填量150L、径800mm、高さ
300mm)に毎分20Lの流速で供給し、化合物Cを吸
着させる。このカラムを水900Lで流出液のpHが約
4〜5になるまで洗った後、2%炭酸水素ナトリウム水
溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガスで30分通
気撹拌する。撹拌後静置させてから、水1650Lを毎
分20Lの流速で流して化合物Cのナトリウム塩を溶離
させる。この化合物Cナトリウム塩溶離液1645Kgを
12〜19℃、20Kg/cm2Gの加圧下に500L/時間
の循環流速でモジュ−ル膜型逆浸透濃縮装置(日東電工
製NTR−7250・1.6m2)に送り込み濃縮を行
なう。10時間後に濃縮液32.9Kgが得られ濃縮収率
は99.9%であつた。これに35%塩酸を加え、pH
2.7としたものを一夜7℃に保ったのち、析出する結
晶を遠心分離し、更に水洗浄遠心脱水したのち未乾燥結
晶4475g(化合物C含量22.8%)を得る。含量
換算収率は64.1%であつた。
以下の化合物C水溶液1114Kgをスチレン−ジビニル
ベンゼン共重合体合成吸着剤SP−207(三菱化成
(株)製)のカラム(充填量150L、径800mm、高さ
300mm)に毎分20Lの流速で供給し、化合物Cを吸
着させる。このカラムを水900Lで流出液のpHが約
4〜5になるまで洗った後、2%炭酸水素ナトリウム水
溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガスで30分通
気撹拌する。撹拌後静置させてから、水1650Lを毎
分20Lの流速で流して化合物Cのナトリウム塩を溶離
させる。この化合物Cナトリウム塩溶離液1645Kgを
12〜19℃、20Kg/cm2Gの加圧下に500L/時間
の循環流速でモジュ−ル膜型逆浸透濃縮装置(日東電工
製NTR−7250・1.6m2)に送り込み濃縮を行
なう。10時間後に濃縮液32.9Kgが得られ濃縮収率
は99.9%であつた。これに35%塩酸を加え、pH
2.7としたものを一夜7℃に保ったのち、析出する結
晶を遠心分離し、更に水洗浄遠心脱水したのち未乾燥結
晶4475g(化合物C含量22.8%)を得る。含量
換算収率は64.1%であつた。
【0021】 化合物Cを1332g含有したpH1
以下の化合物C水溶液1076Kgをスチレン−ジビニル
ベンゼン共重合体合成吸着剤SP−207(三菱化成
(株)製)のカラム(充填量150L、径800mm、高
さ300mm)に毎分20Lの流速で供給し、化合物Cを
吸着させる。このカラムを上水900Lで流出液のpH
が約4〜5になるまで洗つた後、2%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガスで30
分通気撹拌する。撹拌後、静置させてから水1620L
を毎分20Lの流速で流して化合物Cのナトリウム塩を
溶離させる。この化合物Cナトリウム塩水溶液1613
Kgを13〜17℃、20Kg/cm2Gの加圧下に500L/
時間の循環流速でモジュ−ル膜型逆浸透濃縮装置(日東
電工製NTR−7250・1.6m2エレメントおよび
フィルムテック社製FT−40・0.6m2 エレメント
を直列にして併用)に送り込み濃縮を行なう。7.3時
間の濃縮後に濃縮液30.7Kgが得られ、濃縮収率は9
3%であつた。この濃縮液に35%塩酸を加え、pH
2.7としたものを、一夜7℃に保つたのち、析出する
結晶を遠心分離し、更に水洗浄および遠心脱水したのち
未乾結晶5090g(化合物C含量18.6%)を得
る。含量換算収率は71.1%であつた。
以下の化合物C水溶液1076Kgをスチレン−ジビニル
ベンゼン共重合体合成吸着剤SP−207(三菱化成
(株)製)のカラム(充填量150L、径800mm、高
さ300mm)に毎分20Lの流速で供給し、化合物Cを
吸着させる。このカラムを上水900Lで流出液のpH
が約4〜5になるまで洗つた後、2%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガスで30
分通気撹拌する。撹拌後、静置させてから水1620L
を毎分20Lの流速で流して化合物Cのナトリウム塩を
溶離させる。この化合物Cナトリウム塩水溶液1613
Kgを13〜17℃、20Kg/cm2Gの加圧下に500L/
時間の循環流速でモジュ−ル膜型逆浸透濃縮装置(日東
電工製NTR−7250・1.6m2エレメントおよび
フィルムテック社製FT−40・0.6m2 エレメント
を直列にして併用)に送り込み濃縮を行なう。7.3時
間の濃縮後に濃縮液30.7Kgが得られ、濃縮収率は9
3%であつた。この濃縮液に35%塩酸を加え、pH
2.7としたものを、一夜7℃に保つたのち、析出する
結晶を遠心分離し、更に水洗浄および遠心脱水したのち
未乾結晶5090g(化合物C含量18.6%)を得
る。含量換算収率は71.1%であつた。
【0022】(10) 化合物Cを2.1%含む水溶液21
8gをスチレン−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤
SP−207(三菱化成(株)製)のカラム(充填量25
0ml、径60mm、高さ88mm)に毎分10mlの流速で供
給し、化合物Cを吸着させる。このカラムを脱イオン水
1000mlで流出液のpHが5になるまで洗ったのち、
8%炭酸水素ナトリウム水溶液50mlをカラムに供給
し、かきまぜる。撹拌後脱イオン水500mlを毎分13
mlの流速で流して化合物Cのナトリウム塩を溶離させ
る。その後8%炭酸水素ナトリウム水溶液22mlと溶離
用の脱イオン水500mlおよび8%重炭酸ナトリウム水
溶液12mlと溶離用の脱イオン水750mlでナトリウム
置換反応と溶離を繰り返し、化合物Cのナトリウム塩を
溶離させる。この化合物Cナトリウム塩溶離液1834
gを11〜14℃、20Kg/cm2Gの加圧下に平膜型逆浸
透濃縮装置(日東電工製NTR−7250・19.6cm
2)で濃縮し、濃縮液89.3gを得る。この濃縮液に3
5%塩酸を加え、pH2.7としたものを一夜5℃に保
ったのち、析出する結晶を濾取し脱イオン水で洗浄して
化合物Cを3.675g得る。含量換算収率は63.3
%であった。
8gをスチレン−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤
SP−207(三菱化成(株)製)のカラム(充填量25
0ml、径60mm、高さ88mm)に毎分10mlの流速で供
給し、化合物Cを吸着させる。このカラムを脱イオン水
1000mlで流出液のpHが5になるまで洗ったのち、
8%炭酸水素ナトリウム水溶液50mlをカラムに供給
し、かきまぜる。撹拌後脱イオン水500mlを毎分13
mlの流速で流して化合物Cのナトリウム塩を溶離させ
る。その後8%炭酸水素ナトリウム水溶液22mlと溶離
用の脱イオン水500mlおよび8%重炭酸ナトリウム水
溶液12mlと溶離用の脱イオン水750mlでナトリウム
置換反応と溶離を繰り返し、化合物Cのナトリウム塩を
溶離させる。この化合物Cナトリウム塩溶離液1834
gを11〜14℃、20Kg/cm2Gの加圧下に平膜型逆浸
透濃縮装置(日東電工製NTR−7250・19.6cm
2)で濃縮し、濃縮液89.3gを得る。この濃縮液に3
5%塩酸を加え、pH2.7としたものを一夜5℃に保
ったのち、析出する結晶を濾取し脱イオン水で洗浄して
化合物Cを3.675g得る。含量換算収率は63.3
%であった。
【0023】(11)粗化合物C(純度;83.3%)1.
20gを1N塩酸330mlにとかし、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成(株)製・ダイ
ヤイオンHPー20)を充填したカラム(充填量50m
l、径17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4.
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11mlを供給し、撹拌する。その後、脱
イオン水250mlを毎分3〜5mlの流速でカラムに供給
し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。この化合物
Cのナトリウム塩水溶液を15℃、20kg/cm2の加圧下
に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、日東電工(株)NTR
−7250)で濃縮する。濃縮液26.7mlを塩酸でp
H2.2とし、2時間放置する。析出する結晶を濾取
し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物C(水分11.7
%、純度98.6%)0.73gを得る。収率:63.
6%。
20gを1N塩酸330mlにとかし、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成(株)製・ダイ
ヤイオンHPー20)を充填したカラム(充填量50m
l、径17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4.
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11mlを供給し、撹拌する。その後、脱
イオン水250mlを毎分3〜5mlの流速でカラムに供給
し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。この化合物
Cのナトリウム塩水溶液を15℃、20kg/cm2の加圧下
に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、日東電工(株)NTR
−7250)で濃縮する。濃縮液26.7mlを塩酸でp
H2.2とし、2時間放置する。析出する結晶を濾取
し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物C(水分11.7
%、純度98.6%)0.73gを得る。収率:63.
6%。
【0024】(12)粗化合物C(純度;83.3%)1.
20gを1N塩酸333mlにとかし、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成(株)製・ダイ
ヤイオンSP−206)を充填したカラム(充填量50
ml、径17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4.
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11mlを供給し、撹拌する。その後、脱
イオン水250mlを毎分3〜5mlの流速でカラムに供給
し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。この化合物
Cのナトリウム塩水溶液を15℃、20kg/cm2の加圧下
に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、日東電工(株)NTR
−7250)で濃縮する。濃縮液20.8mlを塩酸でp
H2.2とし、2時間放置する。析出する結晶を濾取
し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物C0.66g(水
分11.9%、純度97.5%)を得る。収率:56.
7%。
20gを1N塩酸333mlにとかし、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成(株)製・ダイ
ヤイオンSP−206)を充填したカラム(充填量50
ml、径17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4.
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11mlを供給し、撹拌する。その後、脱
イオン水250mlを毎分3〜5mlの流速でカラムに供給
し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。この化合物
Cのナトリウム塩水溶液を15℃、20kg/cm2の加圧下
に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、日東電工(株)NTR
−7250)で濃縮する。濃縮液20.8mlを塩酸でp
H2.2とし、2時間放置する。析出する結晶を濾取
し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物C0.66g(水
分11.9%、純度97.5%)を得る。収率:56.
7%。
【0025】(13)粗化合物C(純度;78.0%)1.
30gを1N塩酸300mlにとかし、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成(株)製・ダイ
ヤイオンSP−207)を充填したカラム(充填量50
ml、径17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4.
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11mlを供給し、減圧撹拌する。その
後、脱イオン水250mlを毎分3〜5mlの流速でカラム
に供給し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。この
化合物Cのナトリウム塩水溶液を15℃、20kg/cm2の
加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、日東電工(株)
NTR−7250)で濃縮する。濃縮液20.8mlを塩
酸でpH2.2とし、2時間放置する。析出する結晶を
濾取し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物C0.95g
(水分11.7%、純度99.3%)を得る。収率:8
2.1%。
30gを1N塩酸300mlにとかし、スチレン−ジビニ
ルベンゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成(株)製・ダイ
ヤイオンSP−207)を充填したカラム(充填量50
ml、径17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4.
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11mlを供給し、減圧撹拌する。その
後、脱イオン水250mlを毎分3〜5mlの流速でカラム
に供給し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。この
化合物Cのナトリウム塩水溶液を15℃、20kg/cm2の
加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、日東電工(株)
NTR−7250)で濃縮する。濃縮液20.8mlを塩
酸でpH2.2とし、2時間放置する。析出する結晶を
濾取し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物C0.95g
(水分11.7%、純度99.3%)を得る。収率:8
2.1%。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】 註1)ル−ズRO(逆浸透)膜 FT-40 ポリアミド系 Film Tec社 JO-0162 ポリアミド系 オルガノ(株) SC-2000 ポリアクリロ系 住友化学(株) NTR-7250 ポリビニルアルコ−ル系 日東電工(株) 註2)リ−ク率:1時間に透過液中にリ−クした化合物
A〜C、メタノ−ル(MeOH)、イソプロパノ−ル
(i−PrOH)、アセトニトリル(CH3CN)、ジ
メトキシエタン(DME)などの原液中含有量に対する
百分率(w/w%)。
A〜C、メタノ−ル(MeOH)、イソプロパノ−ル
(i−PrOH)、アセトニトリル(CH3CN)、ジ
メトキシエタン(DME)などの原液中含有量に対する
百分率(w/w%)。
Claims (1)
- 【請求項1】β−ラクタム化合物水性溶液からポリアミ
ド系、ポリアクリロニトリル系またはポリビニルアルコ
−ル系ル−ズ逆浸透膜を利用した逆浸透法によって低分
子化合物を除去することを特徴とするβ−ラクタム化合
物溶液の濃縮法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277981A JPH0714944B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | β−ラクタム化合物溶液の濃縮法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277981A JPH0714944B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | β−ラクタム化合物溶液の濃縮法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59271405A Division JPS61148180A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | β−ラクタム化合物溶液の精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213963A true JPH05213963A (ja) | 1993-08-24 |
JPH0714944B2 JPH0714944B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=17590969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4277981A Expired - Lifetime JPH0714944B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | β−ラクタム化合物溶液の濃縮法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714944B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424987A (en) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 | Teijin Ltd | Photopolymerizable composition |
US4206049A (en) * | 1978-08-14 | 1980-06-03 | Westinghouse Electric Corp. | Recovery of uranium by a reverse osmosis process |
JPS57106683A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | Takeda Chem Ind Ltd | Method for concentrating beta-lactam antibiotic substance |
JPS5970689A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-21 | Fujisawa Pharmaceut Co Ltd | β−ラクタム系抗生物質水溶液の濃縮方法 |
JPS59156402A (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-05 | Japan Organo Co Ltd | 逆浸透膜による有機物の濃縮方法 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4277981A patent/JPH0714944B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424987A (en) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 | Teijin Ltd | Photopolymerizable composition |
US4206049A (en) * | 1978-08-14 | 1980-06-03 | Westinghouse Electric Corp. | Recovery of uranium by a reverse osmosis process |
JPS57106683A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | Takeda Chem Ind Ltd | Method for concentrating beta-lactam antibiotic substance |
JPS5970689A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-21 | Fujisawa Pharmaceut Co Ltd | β−ラクタム系抗生物質水溶液の濃縮方法 |
JPS59156402A (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-05 | Japan Organo Co Ltd | 逆浸透膜による有機物の濃縮方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714944B2 (ja) | 1995-02-22 |
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