JPS61148180A - β−ラクタム化合物溶液の精製法 - Google Patents
β−ラクタム化合物溶液の精製法Info
- Publication number
- JPS61148180A JPS61148180A JP59271405A JP27140584A JPS61148180A JP S61148180 A JPS61148180 A JP S61148180A JP 59271405 A JP59271405 A JP 59271405A JP 27140584 A JP27140584 A JP 27140584A JP S61148180 A JPS61148180 A JP S61148180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- compound
- reverse osmosis
- concentration
- purification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D505/00—Heterocyclic compounds containing 5-oxa-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. oxacephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Cephalosporin Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はβ−ラクタム化合物溶液の濃縮精製法、とく
に、(1)β−ラクタム化合物水性溶液からルーズ逆浸
透膜を利用した逆浸透法によって、熱を使わずに分子化
合物を除去してβ−ラクタム化合物溶液を濃縮する方法
および■遊離カルボン酸の状態で吸着剤に吸着している
β−ラクタム化合物を塩に変えた後、水性溶液で溶離す
ることにより副反応を抑制しなからβ−ラクタム化合物
溶液 。
に、(1)β−ラクタム化合物水性溶液からルーズ逆浸
透膜を利用した逆浸透法によって、熱を使わずに分子化
合物を除去してβ−ラクタム化合物溶液を濃縮する方法
および■遊離カルボン酸の状態で吸着剤に吸着している
β−ラクタム化合物を塩に変えた後、水性溶液で溶離す
ることにより副反応を抑制しなからβ−ラクタム化合物
溶液 。
を精製する方法に関する。これら二方法を組み合わせれ
ば、さらに効率的なβ−ラクタム化合物溶液の濃縮精製
法となる。
ば、さらに効率的なβ−ラクタム化合物溶液の濃縮精製
法となる。
■、ルーズ逆“透 による″
この発明の第一は熱を用いず、動力のみによってβ−ラ
クタム化合物水性溶液を、ルーズ逆浸透膜を利用した逆
浸透法によって、水、塩、有機溶媒など、共存する低分
子化合物を除去することによって、濃縮する方法に関す
る。
クタム化合物水性溶液を、ルーズ逆浸透膜を利用した逆
浸透法によって、水、塩、有機溶媒など、共存する低分
子化合物を除去することによって、濃縮する方法に関す
る。
この方法は特開昭57−106683などの先行技術に
より逆浸透膜を用いる逆浸透濃縮法よりも溶媒や塩のリ
ーク率が高く、透過液の流量ないし流速も大きく取れる
点で有利である。
より逆浸透膜を用いる逆浸透濃縮法よりも溶媒や塩のリ
ーク率が高く、透過液の流量ないし流速も大きく取れる
点で有利である。
この発明に用いるルーズ逆浸透膜としてはポリアミド系
膜(オルガノ■、JO−0162)、ポリアミド系膜(
Fi1mTec社、FT−40)、ポリアクリロニトリ
ル系膜(住友化学鋳、ソルロックス5C−2000)、
ポリビニルアルコール系膜(日東電工■、NTR−72
50)、ポリベンツイミダゾロン系膜(帝人鋳、TR−
250,290)などが好適である。これらの膜の形状
としては、平膜、スパイラル、チューブラ−など入手容
易なものを採用できる。
膜(オルガノ■、JO−0162)、ポリアミド系膜(
Fi1mTec社、FT−40)、ポリアクリロニトリ
ル系膜(住友化学鋳、ソルロックス5C−2000)、
ポリビニルアルコール系膜(日東電工■、NTR−72
50)、ポリベンツイミダゾロン系膜(帝人鋳、TR−
250,290)などが好適である。これらの膜の形状
としては、平膜、スパイラル、チューブラ−など入手容
易なものを採用できる。
逆浸透濃縮するβ−ラクタム化合物の水性溶液ないし原
液には、濃度50賢/W%程度までの有機溶媒を含有し
ていてもよいが、一般には有機溶媒の濃度は低い方が効
率的である。
液には、濃度50賢/W%程度までの有機溶媒を含有し
ていてもよいが、一般には有機溶媒の濃度は低い方が効
率的である。
該水性溶液中の有機溶媒としては、カルボン酸エステル
(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブ
チル、安息香酸メチルなど)、ケトン(アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、ベンゾフェノンな
ど)、アルカノール(メタノール、エタノール、プロパ
ツール、イソプロパツール、ブタノールなど)、ニトリ
ル(アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリ
ルなど)、エーテル(ジエチルエーテル、メチルイソブ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタン、ジグライム、アニソールなど)、その他
の水溶性のあるものが適当である。
(酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブ
チル、安息香酸メチルなど)、ケトン(アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、ベンゾフェノンな
ど)、アルカノール(メタノール、エタノール、プロパ
ツール、イソプロパツール、ブタノールなど)、ニトリ
ル(アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリ
ルなど)、エーテル(ジエチルエーテル、メチルイソブ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタン、ジグライム、アニソールなど)、その他
の水溶性のあるものが適当である。
溶質としてのβ−ラクタム化合物の種類にはとくに制限
はないが、ペニシリン、セファロスポリン、セファマイ
シン、オキサセファロスポリン、モノバクタムなどの系
列に属するものが好適である。これらの化合物はカルボ
キシ基をもつが、そのカルボキシ基は遊離形でも塩でも
よく、とくにアルカリ金属塩が基質である場合には、水
を溶媒として逆浸透膜濃縮すればリーク率の低下、透過
速度の向上など、一層の効率化を達成できる。濃度は2
0w/%I%程度まで有利に利用できる。一般には低濃
度の方が効率的である。
はないが、ペニシリン、セファロスポリン、セファマイ
シン、オキサセファロスポリン、モノバクタムなどの系
列に属するものが好適である。これらの化合物はカルボ
キシ基をもつが、そのカルボキシ基は遊離形でも塩でも
よく、とくにアルカリ金属塩が基質である場合には、水
を溶媒として逆浸透膜濃縮すればリーク率の低下、透過
速度の向上など、一層の効率化を達成できる。濃度は2
0w/%I%程度まで有利に利用できる。一般には低濃
度の方が効率的である。
操作温度は0°Cからβ−ラクタム化合物が分解しない
温度または膜設高使用可能温度の間でえらべるが、一般
に低温、たとえば0℃〜室温、とくに10°C前後が好
適である。高温では透過速度が大きくなる。
温度または膜設高使用可能温度の間でえらべるが、一般
に低温、たとえば0℃〜室温、とくに10°C前後が好
適である。高温では透過速度が大きくなる。
溶液側に加える圧力は使用する膜の耐圧限度以下、とく
に10〜50 kg/a+’の範囲が用い易い。
に10〜50 kg/a+’の範囲が用い易い。
透過液の透過速度ないし流速は、膜の性質、厚さ、有効
面積、溶質濃度、圧力、その他の関数である。
面積、溶質濃度、圧力、その他の関数である。
この発明で用いるβ−ラクタム化合物の水性溶液は、該
化合物を水(又は吸着を妨げない濃度の有機溶媒が含ま
れていても良い)にとかし、要すれば、中和した後、水
でうすめる方法などによって調製できる。また、β−ラ
クタム化合物の塩の水溶液を原液として用いることもで
きる。
化合物を水(又は吸着を妨げない濃度の有機溶媒が含ま
れていても良い)にとかし、要すれば、中和した後、水
でうすめる方法などによって調製できる。また、β−ラ
クタム化合物の塩の水溶液を原液として用いることもで
きる。
これらの原液は、また、β−ラクタム化合物を酸性で吸
着剤(スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、活性炭な
ど)に吸着させて低分子化合物や有機溶媒などの非吸看
性物質から分離したのち、アルコール水溶液などをもち
いて目的物を溶離ないし脱着することによっても調製で
きる。
着剤(スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、活性炭な
ど)に吸着させて低分子化合物や有機溶媒などの非吸看
性物質から分離したのち、アルコール水溶液などをもち
いて目的物を溶離ないし脱着することによっても調製で
きる。
■、アルカリ塩としての 着 製法
この発明の第二は遊離カルボン酸の状態で吸着剤に吸着
している、目的とするβ−ラクタムカルボン酸化合物を
吸着剤から回収するときに公知の有af1j媒中性水溶
液の代わりに塩基性水を溶離剤として用いる方法か、塩
基性水でβ−ラクタム化合物を中和して塩としたのちに
水または水性溶剤を溶離剤として用いる方法かを採用し
て夾雑物と該β−ラクタム抗生物質との分離を効率化す
る方法である。この方法により、逆浸透膜による濃縮原
液用などに適する溶液を経済的に製造できる。
している、目的とするβ−ラクタムカルボン酸化合物を
吸着剤から回収するときに公知の有af1j媒中性水溶
液の代わりに塩基性水を溶離剤として用いる方法か、塩
基性水でβ−ラクタム化合物を中和して塩としたのちに
水または水性溶剤を溶離剤として用いる方法かを採用し
て夾雑物と該β−ラクタム抗生物質との分離を効率化す
る方法である。この方法により、逆浸透膜による濃縮原
液用などに適する溶液を経済的に製造できる。
吸着剤に吸着しているβ−ラクタム化合物またはその塩
を水または水性溶液で吸着剤から脱着する方法は特開昭
52−128294、特開昭54−141794などに
記載がある。今回、本発明者は遊離カルボン酸の状態で
吸着剤に吸着しているβ−ラクタムカルボン酸化合物を
溶離液または中和により塩に換えて脱着すれば効率化で
きることを発見した。
を水または水性溶液で吸着剤から脱着する方法は特開昭
52−128294、特開昭54−141794などに
記載がある。今回、本発明者は遊離カルボン酸の状態で
吸着剤に吸着しているβ−ラクタムカルボン酸化合物を
溶離液または中和により塩に換えて脱着すれば効率化で
きることを発見した。
ここに、溶離または中和に用いる塩基性水としてはアル
カリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩などが好適であ
る。塩基の濃度は、目的物を中和しろる量から目的物の
分解が顕著でない程度までの範囲で自由に選択できる。
カリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩などが好適であ
る。塩基の濃度は、目的物を中和しろる量から目的物の
分解が顕著でない程度までの範囲で自由に選択できる。
この塩基性水による中和ないし溶離の操作方法には、と
くに制限はなく、カラム法、バッチ法などいずれも実施
可能である。操作温度は0〜40”C1とくに室温付近
が好適である。なお、この方法は有機溶媒の存在を妨げ
ない。通常、溶離は目的物が溶離ないし脱着しなくなる
点まで続ける。
くに制限はなく、カラム法、バッチ法などいずれも実施
可能である。操作温度は0〜40”C1とくに室温付近
が好適である。なお、この方法は有機溶媒の存在を妨げ
ない。通常、溶離は目的物が溶離ないし脱着しなくなる
点まで続ける。
この方法によれば、吸着−脱着による通常の精製効果の
上に、中性不純物、有機溶剤や低分子化合物などの不純
物が効率的に除去される結果、逆浸透膜による濃縮と組
み合わせた場合、この濃縮段階でも透過速度の向上や目
的β−ラクタム化合物リーク率の低下など、効率化が著
しい。
上に、中性不純物、有機溶剤や低分子化合物などの不純
物が効率的に除去される結果、逆浸透膜による濃縮と組
み合わせた場合、この濃縮段階でも透過速度の向上や目
的β−ラクタム化合物リーク率の低下など、効率化が著
しい。
これらの要因を総合し、工学的に可能な設備により、こ
の発明を実施した例を以下に記載して、この発明の詳細
な説明する。
の発明を実施した例を以下に記載して、この発明の詳細
な説明する。
(以下余白)
実施例1 (第一表参照)
オキサセファロスポリンである7β−ジフルオロメデル
チオアセトアミド−7α−メトキシ−3−[1−(2−
ヒドロキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イルコ
チオメチル−1−デチアー1−オキサー3−セフェム−
4−カルボン酸(化合物A)の、表示組成を有する水−
イツブロバノール溶液を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装
置を用いて表示条件下に濃縮したところ、表示のリーク
率を得た。化合物Aに比較してインプロパツールは10
倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
チオアセトアミド−7α−メトキシ−3−[1−(2−
ヒドロキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イルコ
チオメチル−1−デチアー1−オキサー3−セフェム−
4−カルボン酸(化合物A)の、表示組成を有する水−
イツブロバノール溶液を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装
置を用いて表示条件下に濃縮したところ、表示のリーク
率を得た。化合物Aに比較してインプロパツールは10
倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
実施例2 (第二表参照)
オキサセファロスポリンである7β−p−ヒドロキシフ
ェニルマロンアミド−7α−メトキシ−3−(1−メチ
ル−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチル−1−
デチアー1−オキサー3−セフェム−4−カルボン酸(
化合物B)の、表示組成を有する水−メタノール溶液を
原液とし、平 1模型逆浸透濃縮装置を用い
て表示条件下に濃縮したところ、表示のリーク率を得た
。化合物Bに比較してメタノールは18倍〜300倍の
速度で逆浸透膜を透過する。
ェニルマロンアミド−7α−メトキシ−3−(1−メチ
ル−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチル−1−
デチアー1−オキサー3−セフェム−4−カルボン酸(
化合物B)の、表示組成を有する水−メタノール溶液を
原液とし、平 1模型逆浸透濃縮装置を用い
て表示条件下に濃縮したところ、表示のリーク率を得た
。化合物Bに比較してメタノールは18倍〜300倍の
速度で逆浸透膜を透過する。
実施例3 (第三表参照)
(1) セファロスポリンである7β−[2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−4−カルボキシ−2−
ブテノイルアミノコ−3−セフェム−4−カルボン酸(
化合物C)を羨酸水素ナトリウム水にとかし、塩酸で中
和し、水でうすめて0.1w/w%にしたものを原液と
し、平膜型逆浸透濃縮装置を用いて表示条件下に濃縮し
たところ、表示のリーク率を得た。化合物Cに比較して
水は10万倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
アミノチアゾール−4−イル)−4−カルボキシ−2−
ブテノイルアミノコ−3−セフェム−4−カルボン酸(
化合物C)を羨酸水素ナトリウム水にとかし、塩酸で中
和し、水でうすめて0.1w/w%にしたものを原液と
し、平膜型逆浸透濃縮装置を用いて表示条件下に濃縮し
たところ、表示のリーク率を得た。化合物Cに比較して
水は10万倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
(り 化合物Cの粗製物0.303gを5N塩酸にとか
して240gの溶液とする。これをスチレン−ジビニル
ベンゼン共重合体合成吸着剤5P−207(三菱化成(
株)製)のカラム(充填量10m1、径11.5mm、
高さ90mm)に毎時18.7gの流速で通し、化合物
Cを吸着させる。このカラムを脱イオン水50ff11
で流出液のpHが約5.6になるまで洗った後、2%次
酸水素ナトリウム水を毎時9.4gの流速で通す、流出
液157m1を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装置を用い
て第三表、嵐5の条件下に逆浸透濃縮すれば、濃縮液5
7.1gを得る。これに35%塩酸を加えてpH2,7
としたものを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾
取し、アルコールで洗い、減圧乾燥すれば化合物Cの精
製ナトリウム塩114mgを得る。含量換算収率:67
.3%。
して240gの溶液とする。これをスチレン−ジビニル
ベンゼン共重合体合成吸着剤5P−207(三菱化成(
株)製)のカラム(充填量10m1、径11.5mm、
高さ90mm)に毎時18.7gの流速で通し、化合物
Cを吸着させる。このカラムを脱イオン水50ff11
で流出液のpHが約5.6になるまで洗った後、2%次
酸水素ナトリウム水を毎時9.4gの流速で通す、流出
液157m1を原液とし、平膜型逆浸透濃縮装置を用い
て第三表、嵐5の条件下に逆浸透濃縮すれば、濃縮液5
7.1gを得る。これに35%塩酸を加えてpH2,7
としたものを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾
取し、アルコールで洗い、減圧乾燥すれば化合物Cの精
製ナトリウム塩114mgを得る。含量換算収率:67
.3%。
0)化合物Cの粗製物2gを0.5N塩酸21にとかし
、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤5P
−207(三菱化成(株)製)のカラム(充填量80m
1、径22mm、高さ215mm)に毎時816gの流
速で通し、化合物Cを吸着させる。この方ラムを脱イオ
ン水300m1で流出液のpHが約5〜6になるまで洗
った後、2%炭酸水素ナトリウム水70m1をカラムに
供給した後かきまぜる。中和して、ナトリウム塩にした
のち、脱イオン水675m1を流して化合物Cのナトリ
ウム塩を溶離する。この溶離液を原液とし、平膜型逆浸
透濃縮装置を用いて第三表、No、6の条件下に逆浸透
濃縮すれば、濃縮液32.7gを得る。
、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤5P
−207(三菱化成(株)製)のカラム(充填量80m
1、径22mm、高さ215mm)に毎時816gの流
速で通し、化合物Cを吸着させる。この方ラムを脱イオ
ン水300m1で流出液のpHが約5〜6になるまで洗
った後、2%炭酸水素ナトリウム水70m1をカラムに
供給した後かきまぜる。中和して、ナトリウム塩にした
のち、脱イオン水675m1を流して化合物Cのナトリ
ウム塩を溶離する。この溶離液を原液とし、平膜型逆浸
透濃縮装置を用いて第三表、No、6の条件下に逆浸透
濃縮すれば、濃縮液32.7gを得る。
これに35%塩酸を加えてpH2,7としたものを一夜
5℃に保ったのち、析出する結晶を濾取する。結晶をア
ルコールで洗い、減圧乾燥すれば化合物Cの精製ナトリ
ウム塩1.3gを得る。含量換算収率:6B、6%。
5℃に保ったのち、析出する結晶を濾取する。結晶をア
ルコールで洗い、減圧乾燥すれば化合物Cの精製ナトリ
ウム塩1.3gを得る。含量換算収率:6B、6%。
(4) メタノール17%とエタノール5%を含む濃
度0.11w/v%の化合物Cのナトリウム塩水溶rl
l 300 gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三表
、嵐7の条件下で逆浸透濃縮したところ39.6Kg/
m l・時の透過液流量が得られ1.4%/時のリー
ク率となった。更に溶媒の除去を促進するため、3時間
後に脱イオン水100gを加え希釈した後1時間濃縮を
続けたところ、濃縮液中の溶媒濃度はメタノール19%
、エタノール0.6%になった。
度0.11w/v%の化合物Cのナトリウム塩水溶rl
l 300 gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三表
、嵐7の条件下で逆浸透濃縮したところ39.6Kg/
m l・時の透過液流量が得られ1.4%/時のリー
ク率となった。更に溶媒の除去を促進するため、3時間
後に脱イオン水100gを加え希釈した後1時間濃縮を
続けたところ、濃縮液中の溶媒濃度はメタノール19%
、エタノール0.6%になった。
(5) アセトニトリル14%とジメトキシエタン1
0%を含む濃度0.26w/v%の化合物Cのナトリウ
ム塩水溶液500gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い第三
表No8の条件下で逆浸透濃縮して、濃縮液94.Ig
を得た。これに35%塩酸を加えてpH2,7としたも
のを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾取した。
0%を含む濃度0.26w/v%の化合物Cのナトリウ
ム塩水溶液500gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い第三
表No8の条件下で逆浸透濃縮して、濃縮液94.Ig
を得た。これに35%塩酸を加えてpH2,7としたも
のを一夜5℃に保ったのち、析出する結晶を濾取した。
結晶を脱イオン水で洗い、自然乾燥して化合物Cを68
0mgを得た。含量換算収率22.6%。
0mgを得た。含量換算収率22.6%。
(6) 前記(旬と同一組成の化合物Cのナトリウム
塩水溶液300gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三
表先9の条件下で逆浸透濃縮したところ13,7Kg/
m”・時の透過液流量が得られ、0.2%/時のリーク
率となった。又化合物Cに比較してアルコール類は30
0倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
塩水溶液300gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三
表先9の条件下で逆浸透濃縮したところ13,7Kg/
m”・時の透過液流量が得られ、0.2%/時のリーク
率となった。又化合物Cに比較してアルコール類は30
0倍以上の速度で逆浸透膜を透過する。
■ 前記(9と同一組成の化合物Cのナトリウム塩水溶
液195gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三表・4
10の条件下で逆浸透濃縮したところ。
液195gを平膜型逆浸透濃縮装置を用い、第三表・4
10の条件下で逆浸透濃縮したところ。
16 、8Kg/a+”・時の透過液流量が得られ、0
.2%/時のリーク率となった。又溶媒の除去を促進す
るため濃縮2時間後にイオン交換水150gを加え希釈
した後濃縮を続けたところ24.4Kg/が・時の透過
液流量が得られ、濃縮液中の溶媒濃度は原液濃度の17
2になった。
.2%/時のリーク率となった。又溶媒の除去を促進す
るため濃縮2時間後にイオン交換水150gを加え希釈
した後濃縮を続けたところ24.4Kg/が・時の透過
液流量が得られ、濃縮液中の溶媒濃度は原液濃度の17
2になった。
(8) 化合物Cを1593g含有したpH1以下の
化合物C水溶液1114Kgをスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤5P−207(三菱化成(株)
製)のカラム(充填量15M!、径800 mm、高さ
300mm)に毎分20yの流速で供給し、化合物Cを
吸着させる。このカラムを水90M!で流出液のpHが
約4〜5になるまで洗った後、2%炭酸水素ナトリウム
水溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガスで30
分通気攪拌する。攪拌後静置きせてかも、水1650j
!を毎分2(Bの流速で流して化合物Cのナトリウム塩
を溶離させる。
化合物C水溶液1114Kgをスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤5P−207(三菱化成(株)
製)のカラム(充填量15M!、径800 mm、高さ
300mm)に毎分20yの流速で供給し、化合物Cを
吸着させる。このカラムを水90M!で流出液のpHが
約4〜5になるまで洗った後、2%炭酸水素ナトリウム
水溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガスで30
分通気攪拌する。攪拌後静置きせてかも、水1650j
!を毎分2(Bの流速で流して化合物Cのナトリウム塩
を溶離させる。
この化合物Cナトリウム塩溶離液1645Kgを12−
19℃、20にg/am” Gの加圧下に5ooj!/
時間の循環流速でモジュール模型逆浸透濃縮装置(日東
電工部NTR−7250・1.6m”)に送り込み濃縮
を行なう。10時間後に濃縮液32.9Kgが得られ濃
縮収率は99.9%であった。これに35%塩酸を加え
、pH2,7としたものを一夜7°Cに保ったのち、析
出する結晶を遠心分離し、更に水洗浄遠心脱水したのち
未乾燥結晶4475g(化合物C含量22.8%)を得
る。
19℃、20にg/am” Gの加圧下に5ooj!/
時間の循環流速でモジュール模型逆浸透濃縮装置(日東
電工部NTR−7250・1.6m”)に送り込み濃縮
を行なう。10時間後に濃縮液32.9Kgが得られ濃
縮収率は99.9%であった。これに35%塩酸を加え
、pH2,7としたものを一夜7°Cに保ったのち、析
出する結晶を遠心分離し、更に水洗浄遠心脱水したのち
未乾燥結晶4475g(化合物C含量22.8%)を得
る。
含量換算収率は64.1%であった。
(9) 化合物Cを1332g含有したpH1以下の
化合物C水溶液1076Kgをスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤5P−207(三菱化成(株)
製)のカラム(充填量150i、径800ffII11
1高さ300mm)に毎分201の流速で供給し、化合
物Cを吸着させる。このカラムを上水900!で流出液
のpHが約4〜5になるまで洗った後、2%炭酸水素ナ
トリウム水溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガ
スで30分通気攪拌する。攪拌後、静置させてから水1
62M!を毎分20ffiの流速で流して化合物Cのナ
トリウム塩を溶離させる。
化合物C水溶液1076Kgをスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤5P−207(三菱化成(株)
製)のカラム(充填量150i、径800ffII11
1高さ300mm)に毎分201の流速で供給し、化合
物Cを吸着させる。このカラムを上水900!で流出液
のpHが約4〜5になるまで洗った後、2%炭酸水素ナ
トリウム水溶液31.5Kgをカラムに供給し、窒素ガ
スで30分通気攪拌する。攪拌後、静置させてから水1
62M!を毎分20ffiの流速で流して化合物Cのナ
トリウム塩を溶離させる。
この化合物Cナトリウム塩水溶液1613Kgを13〜
17℃、20 Kg/am″Gの加圧下に500!/時
間の循環流速でモジュール模型逆浸透濃縮装置f(日東
電工部NTR−7250・1.6m”+−レメントおよ
びFilm Tec社製FT−40−0,6m”エレメ
ントを直列にして併用)に送り込み濃縮を行なう、7.
3時間の濃縮後に濃縮液30.7Kgが得られ、濃縮収
率は93%であった。この濃縮液に35%塩酸を加え、
pH2,7としたものを、−夜7℃に保ったのち、析出
する結晶を遠心分離し、更に水洗浄および遠心脱水した
のち未乾結晶5090g(化合物C含量18.6%)を
得る。含量換算収率は71.1%であった。
17℃、20 Kg/am″Gの加圧下に500!/時
間の循環流速でモジュール模型逆浸透濃縮装置f(日東
電工部NTR−7250・1.6m”+−レメントおよ
びFilm Tec社製FT−40−0,6m”エレメ
ントを直列にして併用)に送り込み濃縮を行なう、7.
3時間の濃縮後に濃縮液30.7Kgが得られ、濃縮収
率は93%であった。この濃縮液に35%塩酸を加え、
pH2,7としたものを、−夜7℃に保ったのち、析出
する結晶を遠心分離し、更に水洗浄および遠心脱水した
のち未乾結晶5090g(化合物C含量18.6%)を
得る。含量換算収率は71.1%であった。
O■ 化合物Cを2.1%含む水溶液218gをスチレ
ン−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤5P−207
(三菱化成(株)製)のカラム(充填量250m1、径
60mm、高さ88mm)に毎分10m1の流速で供給
し、化合物Cを吸着させる。この方ラムを脱イオン水1
0100Oで流出液のpttが5になるまで洗ったのち
、8%次酸水素ナトリウム水溶液50ffi1をカラム
に供給し、かきまぜる、攪拌後説イオン500m1を毎
分13m1の流速で流して化合物Cのナトリウム塩を溶
離させる。その後8%炭酸水素ナトリウム水溶液22m
1と溶離用の脱イオン水500m1および85重炭酸ナ
トリウム水溶液12m1と溶離用の脱イオン水750m
1でNa置換反応と溶離を繰返し、化合物Cのナトリウ
ム塩を溶離させる。
ン−ジビニルベンゼン共重合体合成吸着剤5P−207
(三菱化成(株)製)のカラム(充填量250m1、径
60mm、高さ88mm)に毎分10m1の流速で供給
し、化合物Cを吸着させる。この方ラムを脱イオン水1
0100Oで流出液のpttが5になるまで洗ったのち
、8%次酸水素ナトリウム水溶液50ffi1をカラム
に供給し、かきまぜる、攪拌後説イオン500m1を毎
分13m1の流速で流して化合物Cのナトリウム塩を溶
離させる。その後8%炭酸水素ナトリウム水溶液22m
1と溶離用の脱イオン水500m1および85重炭酸ナ
トリウム水溶液12m1と溶離用の脱イオン水750m
1でNa置換反応と溶離を繰返し、化合物Cのナトリウ
ム塩を溶離させる。
この化合物Cナトリウム塩溶離液lB54gを11〜1
4℃、20 Kg/cがGの加圧下に平膜型逆浸透濃縮
装置(日東電工部NTR−7250・19 、6cm”
)で濃縮し、濃縮液89.3gを得る。この濃縮液に3
5%塩酸を加え、pH2,7としたものを一夜5℃に保
ったのち、析出する結晶を濾取し脱イオン水で洗浄して
化合物Cを3.675g得る。含量換算収率は63.3
%であった。
4℃、20 Kg/cがGの加圧下に平膜型逆浸透濃縮
装置(日東電工部NTR−7250・19 、6cm”
)で濃縮し、濃縮液89.3gを得る。この濃縮液に3
5%塩酸を加え、pH2,7としたものを一夜5℃に保
ったのち、析出する結晶を濾取し脱イオン水で洗浄して
化合物Cを3.675g得る。含量換算収率は63.3
%であった。
(以下余白)
手続ネ市正書(自発)
昭和60年 4月19日
特許庁長官 殿 雷ν1、
事件の表示 昭和59年特許願第271405号 2、発明の名称 β−ラクタム化合物溶液の濃縮精製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所大阪府大阪市東区道修町3丁目12番地4、代理人 住所大阪市福島区鷺洲5丁目12番4号〒553塩野義
製薬株式会社 特許部 (電話 06−458−5861) 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書第3頁第1行目のrTR,を’TLJと訂
正する。
事件の表示 昭和59年特許願第271405号 2、発明の名称 β−ラクタム化合物溶液の濃縮精製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所大阪府大阪市東区道修町3丁目12番地4、代理人 住所大阪市福島区鷺洲5丁目12番4号〒553塩野義
製薬株式会社 特許部 (電話 06−458−5861) 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書第3頁第1行目のrTR,を’TLJと訂
正する。
(り同第6頁第13行と第14行の間に次の記載を挿入
する。
する。
ここに用いる吸着剤としてはスチレンージビニルヘンゼ
ン共重合体合成吸着剤ダイヤイオン5P−206,5P
−207,5p−soo、5P−900、HP−20(
三菱化成物部)、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体
合成吸着剤アンバーライトXAD−2000(オルガノ
■製)、粒状活性炭、アルミナ、シリカゲルなど各種の
吸着剤を例示できる。
J■)同第15頁第17行目の「脱イオン500」を「
脱イオン水500」と訂正する。1゜(旬間第16頁第
12行の次に以下の記載を挿入する。
ン共重合体合成吸着剤ダイヤイオン5P−206,5P
−207,5p−soo、5P−900、HP−20(
三菱化成物部)、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体
合成吸着剤アンバーライトXAD−2000(オルガノ
■製)、粒状活性炭、アルミナ、シリカゲルなど各種の
吸着剤を例示できる。
J■)同第15頁第17行目の「脱イオン500」を「
脱イオン水500」と訂正する。1゜(旬間第16頁第
12行の次に以下の記載を挿入する。
(11)粗化合物C(純度、83.3%)1.20gを
IN塩酸330m1にとかし、スチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成■製・ダイヤイオン
HP−20)を充填したカラム(充填量50m1、径1
7mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で供
給し、化合物Cを吸着させる。
IN塩酸330m1にとかし、スチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成■製・ダイヤイオン
HP−20)を充填したカラム(充填量50m1、径1
7mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で供
給し、化合物Cを吸着させる。
このカラムをpH4,5になるまで脱イオン水で洗った
のち、7%炭酸水素ナトリウム水溶液11m1を供給し
、攪拌する。その後、脱イオン水250m1を毎分3〜
5mlの流速でカラムに供給し、化合物Cのナトリウム
塩を溶離させる。
のち、7%炭酸水素ナトリウム水溶液11m1を供給し
、攪拌する。その後、脱イオン水250m1を毎分3〜
5mlの流速でカラムに供給し、化合物Cのナトリウム
塩を溶離させる。
この化合物Cのナトリウム塩水溶液を15℃、20 k
g/Cm”の加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、
日東電工@NTR−7250)で濃縮する。II縮液液
267mlを塩酸でpH2,2とし、2時間放置する。
g/Cm”の加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、
日東電工@NTR−7250)で濃縮する。II縮液液
267mlを塩酸でpH2,2とし、2時間放置する。
析出する結晶を濾取し、室温で減圧乾燥すれば精製化合
物C0,73g(水分11.7%、純度98.6%)を
得る。収率:63.6%。
物C0,73g(水分11.7%、純度98.6%)を
得る。収率:63.6%。
(12)粗化合物C(純度;83.3%)1.20gを
IN塩酸333m1にとかし、スチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成■製・ダイヤイオン
5P−206)を充填したカラム(充填量50m1、径
17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。この方ラムをpH4,
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11m1を供給し、攪拌する。その後、
脱イオン水250m1を毎分3〜5mlの流速でカラム
に供給し、化合物Cのナトリウム塩を溶離許せる。
IN塩酸333m1にとかし、スチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成■製・ダイヤイオン
5P−206)を充填したカラム(充填量50m1、径
17mm、高さ225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。この方ラムをpH4,
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11m1を供給し、攪拌する。その後、
脱イオン水250m1を毎分3〜5mlの流速でカラム
に供給し、化合物Cのナトリウム塩を溶離許せる。
この化合物Cのナトリウム塩水溶液を15°C120k
g/cm”の加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、
日東電工@NTR−7250)で濃縮する。濃縮液20
.8mlを塩酸でpH2,2とし、2時間放置する。析
出する結晶を濾取し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物
C0,86g(水分11.9%、純度97.5%)を得
る。収率:56.7%。
g/cm”の加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、
日東電工@NTR−7250)で濃縮する。濃縮液20
.8mlを塩酸でpH2,2とし、2時間放置する。析
出する結晶を濾取し、室温で減圧乾燥すれば精製化合物
C0,86g(水分11.9%、純度97.5%)を得
る。収率:56.7%。
(13)粗化合物C(純度;78.0%)1.30gを
IN塩酸300m1にとかし、スチレンージビニルヘン
ゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成■製・ダイヤイオン
5r−207)を充填したカラム(充填量50m1、径
17mm、高き225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4,
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11m1を供給し、減圧攪拌する。その
後、脱イオン水250m1を毎分3〜5mlの流速でカ
ラムに供給し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。
IN塩酸300m1にとかし、スチレンージビニルヘン
ゼン共重合体合成吸着剤(三菱化成■製・ダイヤイオン
5r−207)を充填したカラム(充填量50m1、径
17mm、高き225mm)に毎分3〜5mlの流速で
供給し、化合物Cを吸着させる。このカラムをpH4,
5になるまで脱イオン水で洗ったのち、7%炭酸水素ナ
トリウム水溶液11m1を供給し、減圧攪拌する。その
後、脱イオン水250m1を毎分3〜5mlの流速でカ
ラムに供給し、化合物Cのナトリウム塩を溶離させる。
この化合物Cのナトリウム塩水溶液を15°C120k
g/am”の加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、
日東電工#NTR−7250)で濃縮する。濃縮液20
.8mlを塩酸でp)t2.2とし、2時間放置する。
g/am”の加圧下に平膜型逆浸透濃縮装置(RO膜、
日東電工#NTR−7250)で濃縮する。濃縮液20
.8mlを塩酸でp)t2.2とし、2時間放置する。
析出する結晶を濾取し、室温で減圧乾燥すれば精製化合
物C0,95g(水分11.7%、純度99.3%)を
得る。収率:82.1%。
物C0,95g(水分11.7%、純度99.3%)を
得る。収率:82.1%。
(14)粗化合物C(純度、78.0%)90gを炭酸
水素ナトリウム水溶液に溶かしてpH7,1の粗化合物
Cのナトリウム塩水溶液7890m1を調整する。それ
を第1段目のチューブラ−型逆浸透装置(RO膜、奇人
■製、TI、−290膜)に15°Cで20 kg/c
がGの加圧下に通して濃縮し、3.4w/w%の濃縮液
202O28を得る。更に、その濃縮液を第2段目のチ
ューブラ−型逆浸透装置t(RO膜、奇人■製、TL−
230膜)に15°Cで20 kg/cab” Gの加
圧下に通して濃縮し、化合物Cのナトリウム塩14.8
%を含む濃縮液216m1を得る。この第2段目の逆浸
透濃縮操作で透過液側にリークした化合物Cのナトリウ
ム塩の透過液を次の仕込みの第1段目の原液側に戻して
収率の向上を図る。
水素ナトリウム水溶液に溶かしてpH7,1の粗化合物
Cのナトリウム塩水溶液7890m1を調整する。それ
を第1段目のチューブラ−型逆浸透装置(RO膜、奇人
■製、TI、−290膜)に15°Cで20 kg/c
がGの加圧下に通して濃縮し、3.4w/w%の濃縮液
202O28を得る。更に、その濃縮液を第2段目のチ
ューブラ−型逆浸透装置t(RO膜、奇人■製、TL−
230膜)に15°Cで20 kg/cab” Gの加
圧下に通して濃縮し、化合物Cのナトリウム塩14.8
%を含む濃縮液216m1を得る。この第2段目の逆浸
透濃縮操作で透過液側にリークした化合物Cのナトリウ
ム塩の透過液を次の仕込みの第1段目の原液側に戻して
収率の向上を図る。
第2段目の濃縮液を塩酸でpH2,2とし、2時間放置
する。析出する結晶を濾取し、脱イオン水100m1お
よびエタノール100m1で洗い、室温で減圧乾燥すれ
ば精製化合物c3s、og(純度80.0%)を得る。
する。析出する結晶を濾取し、脱イオン水100m1お
よびエタノール100m1で洗い、室温で減圧乾燥すれ
ば精製化合物c3s、og(純度80.0%)を得る。
収率:44.5%、同一装置を前記二段濃縮に反復利用
した場合、第5回目の収率は約90%。
した場合、第5回目の収率は約90%。
(5)同第17頁の第1表および第2表の各左端見出し
欄のr浸透膜」を1逆浸透膜」と訂正する。
欄のr浸透膜」を1逆浸透膜」と訂正する。
以上
Claims (2)
- (1)β−ラクタム化合物水性溶液からルーズ逆浸透膜
を利用した逆浸透法によって低分子化合物を除去するこ
とを特徴とするβ−ラクタム化合物溶液の濃縮法。 - (2)遊離カルボン酸の状態で吸着剤に吸着しているβ
−ラクタム化合物を塩に変えた後、水性溶液で溶離する
ことを特徴とするβ−ラクタム化合物溶液の精製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59271405A JPS61148180A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | β−ラクタム化合物溶液の精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59271405A JPS61148180A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | β−ラクタム化合物溶液の精製法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4277981A Division JPH0714944B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | β−ラクタム化合物溶液の濃縮法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148180A true JPS61148180A (ja) | 1986-07-05 |
JPH0559917B2 JPH0559917B2 (ja) | 1993-09-01 |
Family
ID=17499592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59271405A Granted JPS61148180A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | β−ラクタム化合物溶液の精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61148180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02188586A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-24 | Dai Ichi Seiyaku Co Ltd | セフェム系抗生物質の精製法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230594A (en) * | 1975-09-01 | 1977-03-08 | Toyama Kogyo Kk | Method for packaging again number of packaged products in large bag |
JPS57106683A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | Takeda Chem Ind Ltd | Method for concentrating beta-lactam antibiotic substance |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP59271405A patent/JPS61148180A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230594A (en) * | 1975-09-01 | 1977-03-08 | Toyama Kogyo Kk | Method for packaging again number of packaged products in large bag |
JPS57106683A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | Takeda Chem Ind Ltd | Method for concentrating beta-lactam antibiotic substance |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02188586A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-24 | Dai Ichi Seiyaku Co Ltd | セフェム系抗生物質の精製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0559917B2 (ja) | 1993-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3134236B2 (ja) | α−グリコシル−L−アスコルビン酸高含有物の製造方法とその製造のための分離システム | |
EP3688005A1 (en) | Process for the purification of a neutral human milk oligosaccharide (hmo) from microbial fermentation | |
NO834765L (no) | Fremgangsmaate for rensing av antra-cyclinon-glukosider ved adsorpsjon paa harpikser | |
JPS6329999B2 (ja) | ||
EP0200944A2 (en) | Process for purifying tryptophan | |
HU202282B (en) | Process for separating 2-keto-l-gulonic acid from fermentation juice | |
US4584399A (en) | Purification of L-phenylalanine | |
JPH0217158B2 (ja) | ||
JPS61148180A (ja) | β−ラクタム化合物溶液の精製法 | |
JP2005145824A (ja) | ノビレチンの製造方法 | |
JPS5852999B2 (ja) | ステビオサイドノセイセイホウ | |
CN108570079B (zh) | 一种弱酸性阳离子树脂漏吸提纯阿米卡星的方法 | |
JPH10265462A (ja) | ピリミジン誘導体を分離及び精製する方法 | |
JPS6049199B2 (ja) | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニン低級アルキルエステルの精製法 | |
JPH05213963A (ja) | β−ラクタム化合物溶液の濃縮法 | |
CN117736273B (zh) | 一种替尔泊肽的纯化方法 | |
JPH0564627B2 (ja) | ||
JPH03200765A (ja) | L―トリプトフアンの精製方法 | |
HU214452B (hu) | Eljárás nagytisztaságú deferoxamin-B-sók előállítására | |
JPH0453876B2 (ja) | ||
JPH057400B2 (ja) | ||
US3163637A (en) | Elution of vitamin b12 from carboxylic resins with aqueous alkalies | |
JPS6317825B2 (ja) | ||
KR20170116678A (ko) | 아스코르브산 배당체의 정제 방법 | |
JPH10225299A (ja) | バンコマイシンの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |