JPS62242692A - モラノリン誘導体の製造法 - Google Patents

モラノリン誘導体の製造法

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JPS62242692A
JPS62242692A JP61087509A JP8750986A JPS62242692A JP S62242692 A JPS62242692 A JP S62242692A JP 61087509 A JP61087509 A JP 61087509A JP 8750986 A JP8750986 A JP 8750986A JP S62242692 A JPS62242692 A JP S62242692A
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JP
Japan
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methanol
compound
formula
glucosylmoranoline
mixture
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JP61087509A
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Inventor
Yoji Ezure
洋治 江連
Masashi Yamamoto
山本 雅司
Shigeaki Maruo
丸尾 重昭
Makoto Sugiyama
信 杉山
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Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinyaku Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/02Heterocyclic radicals containing only nitrogen as ring hetero atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
    • A61P3/10Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H3/00Compounds containing only hydrogen atoms and saccharide radicals having only carbon, hydrogen, and oxygen atoms
    • C07H3/04Disaccharides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、次の式(1)で表わされるグルコシルモラノ
リン誘導体の新しい製造方法に関する。
本発明に係る化合物(1)は、糖負荷時における優れた
血糖上昇抑制作用等を有し、医薬品、例えば、糖尿病治
療薬として掘めて有用である(特開昭56−08159
5号公報等)。
(従来の技術) これまで本発明化合物を製造するには、次のような方法
が用いられ°ζいた。
まず次の式〔I■〕 υII で表わされるモラノリンとサイクロデキストリン又は司
溶性澱わ)を含む水溶液に、サイクロデキストリングリ
コジルトランスフェラーゼ(tic 2.4.1゜19
、 cycrodextrin 61ycosylLr
ansrarase )を作用させて、〔I〕及び次の
式〔I1〕 (It) 〔nは1〜5の整数を表わす、〕で表わされるオリゴグ
ルコシルモラノリン誘導体の混在物を製造する。
通常この反応液中には、目的化合物たる(1)の他、未
反応の(III)、及び反応の進んだ〔■〕が含まれて
いる。反応液中のこれらの存在比率はその反応条件によ
って当然に変化するが、これらの混在物中から(1)の
みを選択的に精製する方法が必須の工程であった。
本発明者らの研究によれば、この混在物にグルコアミラ
ーゼ(α−1,4−グルカングルコハイドロラーゼ U
C3,2,1,3)を作用させることにより、〔■〕を
(1)に極めて好収量で変換することができた(特開昭
57−058890号公報)、この方法は優れた製造方
法に違いないが、このグルコアミラーゼを反応させた後
の混在物には、なお未反応の(III)が含まれており
、さらに反応条件によっては、4−0−α−トマルトシ
ルモラノリンや極微量の(II)が含まれていた。
このようにして得られた反応液中より目的化合物を得る
ためには、従来、セファデックス等の分子量分画、リク
ロブレップCN (l、1cbroprep CN(登
録商標) Merck Co、 )又はマイクロボンダ
パック−N112等の逆相系のカラムクロマト等の方法
によらなければならなかった。本発明者らは、上記欠点
を克服する目的で種々研究を重ね、橿性溶媒を用いる分
別結晶法を適用することでこの技術的困難性が解決する
ことを見いだし特許出願した(特願昭59−23732
6号)。この方法は本発明化合物であるグルコシルモラ
ノリンの他、モラノリン分子中の窒素が低級アルキルで
置換されたものにも共通ずる性質を利用するものであっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは上記した分別結晶法のもつ利点を更に改良
する目的で研究を続行した結果、本発明化合物であるN
−無置換モノグルコシルモラノリンについ°ζは上記発
明とは比較にならないほど格段に優れた結果が得られる
手法が存在することを見いだし本発明に到達したもので
ある。
即ら本発明の目的は、本発明化合物を、これまでより高
収率でこれまでより純度の高い形でしかも容易に取得す
ることにあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明の第一の特徴は、上記(1)  (II)及び(
ill)の混在物に、極性溶媒であるメタノールを用い
て、いわゆる分別結晶法を施す点にある。N−無置換モ
ノグルコシルモラノリンについてメタノールを使用する
ごとによって本発明独特の効果が発現するという事実は
、本発明者らによって初め“ζ見いだされたものである
本発明の第二の特徴は、上記(1)  (II)及び(
III)の混在物に分別結晶法を施すにあたって、攪拌
操作を行うところにある。この攪拌という極めて単純な
手法が本発明の絶大な効果を生じるという物理化学的事
実は、本発明者らが初めて見いだしたものである。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明は前記したように、(1)を製造する過程におい
て、(1)、(l[)及び(III)の混在物から極め
て好収率でしかも極めて単純な手法で目的物たる〔I〕
のみを取1:Iするものである。
本発明の実施にあたっ°Cは、例えばまず、前記したよ
うに〔I■〕とサイクロデキストリン又は可溶性澱粉を
含む水溶液にザイクロデキストリングリコシルトランス
フエラーゼを作用させて〔I〕及び〔■〕の混在物を製
造し、更にグル:1アミラーゼを作用させて〔■〕を(
1)に変換する。反応液中には未反応の(II)が一般
的に30%前後混在している。また、微量の4−〇−α
−〇−マルトシルモラノリンや極微量の〔■〕が含まれ
いるが、一般的に(11)の総量は全体の2%以下であ
る。
本発明においては、例えば、上記混在物を、水中に加熱
させ又は常温でf6解させ、メタノールを加える。その
後、この溶液は必要に応じて一定の速度で、ある温度で
PIL11≧することにより結晶を晶出せしめる。
既112時間は24時間で良好なる結果が得られる。
また、博拌速度は200rpm程度の回転超重で充分の
結果が得られる。これより速く“Cもよいしこれより遅
く°ζもよい。
晶出する結晶は、濾過等の方法により採取することがで
きる。また、結晶は必要に応じて再結晶することができ
る。後述するように、この結晶は(1)とメタノールと
の分子化合物であることが判っている。
なお、木切4I書においてグルコシルモラノリンとメタ
ノールとの「分子化合物」とは、メタノールがグルコシ
ルモラノリンと容易には離れない状態で結合し、メタノ
ールが溶媒和を生成したグルコシルモラノリンのメタノ
ール付加物という一種の新しい化合物を意味するものと
する。
本発明の別の要旨は、上記のようにして製造した(1)
とメタノールとの分子化合物にエタノールを用いる分別
結晶法を適用することにある。
(1)(n)及び(III)の混在物から(1)のみを
取得するにあたって(1)とメタノールとの分子化合物
を製造しこれの有する溶解性の差異を利用して分別する
手法はなるほど驚異的な効果をもたらすものではあるが
、(1)とメタノールとの分子化合物から(1)を精製
取得することができなければ何の意味もない。
(1)とメタノールとの分子化合物からメタノールを取
り除くためには、例えば、真空下、60℃で24時間以
上乾燥しても効果を1!lることができない。また、水
からの再結晶を施しても、回収率が約35%と低く、工
業的な実用性に乏しい。
従って、当該分子化合物を水に溶解し、強酸性イオン交
換樹脂にかけ充分に水洗し°ζメタノールを除去し、そ
の後にアンモニア水で溶出し、アンモニア水を減圧下に
留去し、結晶とさせることが必要であった。このような
方法は極めて煩雑であり、従って前述のメタノールとの
分子化合物を経由して(1)を取得する本発明の効果を
充分に活用することができなかった。
本発明の実施は、上述した(1)とメタノールとの分子
化合物を含む反応生成物を、例えば、水中に加熱させ又
は常温で溶解させ、エタノールを加える。その後、この
溶液は必要に応じ°ζ一定の速度で、ある温度で攪拌す
ることにより結晶を晶出せしめる。この場合にも攪拌時
間は約24時間程度で良好なる結果が得られる。また、
攪拌速度は20Orpm程度の回転攪112で充分の結
果が得られる。
晶出する結晶は、濾過等の方法により採取することがで
きる。また、結晶は必要に応じて再結晶することができ
る。そして必要に応じて減圧乾燥等の処理をすることが
できる。
本発明者らの試験によれば、上記方法によってiUられ
る結晶には残留溶媒とし”ζ0.03〜0.1%程度の
エタノールしか含有することがない。このエタノールは
〔I〕と分子化合物を構成しているわけではなく、また
医薬品として許容することができる含量であるというこ
とができる。また同時にメタノール含量は50PPM以
下であるから、実質上は〔I〕とメタノールとの分子化
合物よりメタノールは完全に除去することができたこと
になる。
(作用) 一般に、ある溶媒と分子化合物を作るとその溶媒に溶け
にくくなることが判っている。〔■〕と(1)との含水
メタノールに対する溶解度はほぼ同一だが(1)は時を
経るに従ってその溶解度を減少させる特異な性質を右す
ることが本発明者らによって確認された。時の経過に従
って(1)がメタノールとの分子化合物を生成し、それ
によっ°ζ溶吊!度が減少するものと考えられる。
一般に溶媒に対する溶IW度は同一でも、過飽和状態で
安定に存在することができる時間(起品時間)の長短に
は物質によって差異がある。含水溶媒に対し°ζは糖類
は一般に永いのがν?通である。
本発明者らによって確認されたように、本発明化合物に
ついては、攪拌という単純な手法によってこの起品時間
の短縮という特異な現象が生じた。
攪拌と8品時間の短縮との因果関係を容易に推察するこ
とはできない。
本発明においては更に、エタノールによる分別結晶法を
用いる。このとき、エタノールがなぜメタノールを駆逐
するのか、また、本発明化合物がなぜメタノールとは分
子化合物を形成するのにエタノールとは分子化合物を形
成しないのか、については明確な理由を示すことができ
ない。
(発明のす]果) 本発IJJ 4こよれば、単純な方法によって極めて純
度の高い目的化合物を得ることができる。糖の混在物中
からそのひとつを精製するには、これまでは例えばカー
ボンカラムクロマトにより分離するか、又は、アルカリ
金属型又はアルカリ土類金属型強酸性カチオン交換樹脂
のカラムクロマトによる方法等を採ることができたが、
いずれにしてしも極めて煩雑な処理を経ることが必須で
あった。
本発明は、これらの技術的困難性をすべて解決したもの
である。
本発明はまた、前述したように起品時間を短縮すること
ができる点でも重要である。従前は非常な長時間放置し
て純度と収率とを高める工夫を要したのが、本発明の方
法によれば数十時間で充分であり、それだけ工業的に有
利な方法である。
本発明は更に、分子化合物として目的化合物中に極微量
存在する人体に有害なメタノールを除去することができ
る点でも医薬品製造に有用な方法である。
(実施例) 以下に試験例、参考例及び実施例を挙げ°ζ更に詳しく
説明する。
試験例 グルコシルモラノリン(G )I )とモラノリン(M
 )との混合物の33.3%(v/v )含水メタノー
ル中での台とGMそれぞれの溶解9の時間的変化とそれ
らに対する攪拌効果をみた。
GM 210mg、及びM  90Bを、50m lの
フラスコに取り、水0.3mlを加えて60℃で溶解す
る。メタノール8.7mlを加え5℃と20℃で一個は
静置し、−1因にマグネチックスクーラーを入れて20
0rpmで回転博11≧した。経時的に液をサンプリン
グし遠心分離して上澄液を高速液体クロマトグラフィー
で分析した0分析条件は後記する参考例1と同様にした
。結果を表1に示す。
表1 表中、静置とは、1日に4〜5回手でフラスコを振って
混合したものである。
表から明らかなように、モラノリンは静置、攪拌とも1
0時間頃まではその溶解度に殆ど変化がみられない。t
t t’t:した場合に5℃、24時間で/81W量が
減少する1頃向がみられる。
一方、グルコシルモラノリンは、静置の場合、5℃、2
0℃とも3時間までは殆ど変化がみられないものが10
時間では減少がみられ、次第に顕著となって24時間後
には初期の半分以下となる。またグルコシルモラノリン
は、H!J IT した場合には既に1.5時間を経過
した時点で1/4程度に減少している。攪拌の溶解量に
与える影響が明白である。
また、いずれの場合にも、温度が溶解量に与える影響は
少ないものと考えられる。
参考例1 (1)モラノリン21g  を少量の水に溶かし6N塩
酸でpHを5.7にfa整する。調整後、水を加えて3
50m1とする。可溶性澱粉72gを熱時熔解する。溶
解後50℃にした後、toooユニット/m+のザイク
ロデキストリングリコシルトランスフエラーゼの粗う¥
11液350+*lを加え、50℃にて2日間反応させ
る。
反応後80℃にて15分間熱処理した後、グルコアミラ
ーゼ(大野製薬a)製、グルコザイム^17−6)  
5.6gを加えて50℃で24時間反応させる0反応原
80℃にて15分間熱処理した後、反応液を遠心分離し
て上澄液をダウエックス50Wx 2 (II” )の
カラム(樹脂量500m1)に通過させ、塩基性物質を
吸着させる。十分水洗後、INアンモニア水で溶出し、
溶出液を減圧下に濃縮した後、強塩基性イオン交換樹脂
(ダイヤイオンS^−11^、樹脂l1t10G+al
)を通過させる。十分水洗後、通過液と洗液を減圧下に
濃縮乾固してわ)未34.8gを得る。
このものは、高速液体クロマトグラフィーで分析した結
果、モラノリン(26,1%)、グルコシルモラノリン
(71,9%) 、4−0− (α−トマルトシル)モ
ラノリン(2%)からなる混合物であった。
なお、高速液体クロマトグラフィーの条件は以下の通り
であった。
Sumipax R741(Nucleosil 5N
I121 5μm、 4+w+wl D X25CIl
l) 、展開溶媒ニアセトニトリル−水(70:30)
、流速: 1ml/win、  R1検出(エルマ工学
株式会社製、 ERC−7510) 、データー・プロ
セッサー(日立製作新製、655−GO) 。
参考例2 参考例1と同様にしてモラノリン21+を反応させた。
ただし、グルコアミラーゼは7gを加え、50℃に°(
24時間反応させた。
参考例1と同様に処理し°C1粉末31gを得た。
このものは、参考例1と同様に1lli速液体クロマト
グラフィーで分析した結果、モラノリン(29,2%)
、グルコシルモラノリン(70,0%) 、4−0− 
(α−D−マルトシル)モラノリン(0,8%)からな
る混合物であった。
実施例1 上記参考例1で得た混合物の34.7gを83m lの
水に溶解し、マグネチフクスクーラーを入れ約20゜r
pmで既拌しながらメタノール1305mlを加える。
−夜室温にて攪拌を続け、析出した結晶を濾取し、減圧
下60℃で16時間乾燥して結晶22.4gを(6る。
得た結晶は、メタノール6.8%(w/w )を含むも
のであったが、高速液体クロマトグラフィーで分析する
とグルコシルモラノリンとしての純度は、99.9%で
あった。回収率83.3%。
このものを、真空ポンプで減圧下に60℃で乾燥した後
、残留メタノールを測定してみたところ、10時間乾燥
後ではわ)砕した結晶で7.5%(未わ〕砕結晶では7
.5%。以下同様。)残留し、同条件下更に16時間後
では6.6%(6,8%)残留し、同条件下更に10時
間後では6.3%(6,9%)残留していた。この事実
から、メタノールがグルコシルモラノリンに強固に取り
込まれていることが明白であり、このものがメタノール
との分子化合物であることを裏付けている。
なお、残留メタノールの測定は、以下のガスクロマトグ
ラフィーによった。
機種:ガスクロMO口1iL 103c (大台理化学
Q…)、カラム: G4+ 1m s温度: Inje
ction  200℃。
Columm+  120℃、Carrier  : 
1120換算(10,1!/’min ) N2 1.
Okg/cnl。
実施例2 実施例1で得た結晶lugを、水201に60℃で溶解
し、室温まで放冷した後、マグネチックスクーラーでm
 t’+>しながら、エタノール901を加える。
−夜室温で攪11≧を続けた後、晶出した結晶を濾取し
、減圧下60℃で16時間乾燥し、結晶7.5gを得た
。回収率80.5%。
このものの残留溶媒を、実施例1と同様の方法によりガ
スクロマトグラフィーによっ′C測定すると、エタノー
ル0.06%程度を含むがメタノールは0.005%以
下でありまたグルコシルモラノリンの純度は100%で
あった。
実施例3   ・ 参考例2によって得た混合物logを水15m1に熔解
し、マグネチックスクーラーでは11セしながらメタノ
ール2851を加える。−夜型11≧後、晶出した結晶
を濾取する。減圧下に60℃で10時間乾燥し、結晶7
.1gを得た1回収率91.7%。
このものを高速液体クロマトグラフィーで分析すると、
モラノリン3.1%、グルコシルモラノリン96.9%
であった。また、残留メタノールは6.1%であった。
実施例4 実施例3でioた混合物7aを水14m1に60℃で溶
解し、室温まで放冷後、室温で撹拌しながらエタノール
(3Gm lを加える。−夜攪拌後、晶出した結晶を集
め、減圧下に60℃で16時間乾燥し、結晶5.3gを
得る0回収率81.5%。
このものの残留溶媒を測定すると、エタノール0.05
シロ、メタノールは0.005%以下であった。
また、グルコシルモラノリンとしての純度は、100%
であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされるグルコシルモラノリン、次の式〔II〕▲数
    式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、nは1〜5の整数を表わす。〕で表わされるオ
    リゴグルコシルモラノリン、及び、次の式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 で表わされるモラノリン、の三つの混合物中に、メタノ
    ールを使用する分別結晶法を適用することを特徴とする
    、式〔 I 〕で表わされるグルコシルモラノリンとメタ
    ノールとの分子化合物の製法。
  2. (2)次の式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされるグルコシルモラノリンとメタノールとの分
    子化合物を、エタノールを使用する分別結晶法にかける
    ことを特徴とする、〔 I 〕で表わされるグルコシルモ
    ラノリンの製法。
JP61087509A 1986-04-15 1986-04-15 モラノリン誘導体の製造法 Pending JPS62242692A (ja)

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