JPH0520988Y2 - - Google Patents

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JPH0520988Y2
JPH0520988Y2 JP1989042114U JP4211489U JPH0520988Y2 JP H0520988 Y2 JPH0520988 Y2 JP H0520988Y2 JP 1989042114 U JP1989042114 U JP 1989042114U JP 4211489 U JP4211489 U JP 4211489U JP H0520988 Y2 JPH0520988 Y2 JP H0520988Y2
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liquid level
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は容器に接続される液体通路を利用し
て、内容液の液位を検出する液体容器の液位検出
装置に関し、詳しくは前記液体通路内に設けたフ
ロートの位置をこのフロートに設けたマグネツト
と反応するリードスイツチにより検出するように
した液体容器の液位検出装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 実開昭60−92137号公報は上記のような液位検
出装置を開示している。
このものはフロートを前記液体通路内で移動自
在なようにして用いている。そしてリードスイツ
チは液体通路外の上下複数箇所に設けてあり、各
リードスイツチは液位の変化によつて上下に変位
して通過するとき、この通過の途中一箇所にて対
向したときと、対向状態から外れたときとで、反
応状態が切り替わり、この切り替わりによつて内
容液の特定の液位を検出する。
(考案が解決しようとする課題) しかしこのようなフロートの変位ストロークの
途中に設けられるリードスイツチは、例えば電気
貯湯容器において、内容液の減量による空炊き状
態に至る下限液位を検出するには不向きである。
リードスイツチは液位の変化によつて上下に通
過するフロートと対向したときと、この対向が外
れたときとで反応状態が変化するが、フロートが
リードスイツチの上方に外れたときと下方に外れ
たときの区別がない。
したがつて、異なつた高さに設けられた複数の
リードスイツチの反応状態の変化からマイクロコ
ンピユータ等にて液位の変化が上昇中か、下降中
かと云つた判定を行う必要があり、制御が複雑に
なる。
また、リードスイツチはハードスイツチであつ
て、これそのものをハード回路のオン、オフスイ
ツチとして使用し、液位検出に基づくヒータのオ
ン、オフ制御を行うこともできるが、従来の検出
方式では、下限液位を検出する位置にリードスイ
ツチを設けても、フロートと対向したときにオフ
してヒータをオフするようにすると、内容液の下
限液位からのさらなる減量によつて、フロートが
リードスイツチから下方へ外れるとリードスイツ
チはオン状態に復帰して、内容液のさらなる減量
にも係わらずヒータがオンされてしまい空炊き状
態になる。
また下限液位検出位置にてリードスイツチがオ
フ状態になるようにしておくと、下限液位検出位
置以下の内容液量であればヒータをオフ状態に保
つておき、空炊き状態は解消される。しかしフロ
ートがリードスイツチを上方へ外れる正常液位の
際にもリードスイツチはオフしてしまい、ヒータ
をオンできないことになる。
そこで本考案は、簡単な改良によつて前記従来
のような問題点を解消し得る液体容器の液位検出
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような目的を達成するため、容
器に容器内と同一液位を保つように接続された液
体通路内にフロートを設け、このフロートの位置
をフロートに設けたマグネツトに反応するリード
スイツチにより検知して液位を検出するようにし
た液体容器の液位検出装置において、検出すべき
下限液位の直ぐ上の位置に対応してリードスイツ
チを設け、液体通路内にフロートが前記リードス
イツチと対向し合う位置から上方に外れるのを阻
止するストツパを設けたことを特徴とするもので
ある。
(作用) 容器と同一液位を保つ液体通路内のフロート
は、検出対象である下限液位検出位置の直ぐ上の
位置に対応して設けられたリードスイツチと対向
し合う位置から上方に外れるのをストツパによつ
て阻止されて、液位が下限検出位置より上にある
間、前記ストツパに当接した位置に保たれ、この
位置のフロートに対向しているリードスイツチを
オン、オフの状態の一方の状態に保つことができ
るし、液位が下限液位検出位置から少しでも下が
るとフロートがリードスイツチから下方に外れて
リードスイツチはオン、オフの状態の他方の状態
に切り替わり、以降さらに液位が下がつてもリー
ドスイツチを前記他方の状態のままであるように
することができる。
したがつて内容液が下限液位検出位置より上か
下かによつてのみ、リードスイツチがオン状態か
オフ状態かに切り替わるようにすることができ
る。
(実施例) 第1図から第5図に示す本考案の一実施例は、
エアポンプ式の卓上電気貯湯容器の一部を例にし
て示したものである。
本実施例は第1図に示すように、外装体1に収
容保持される内容器2の底部にヒータ31が当て
がわれるとともに、内容液注出路3がその基端が
接続されている。内容液注出路3は図示しない蓋
体内のベローズポンプにより加圧される内容液を
内容器2の上方へ案内し、肩部材6の裏側に固着
した逆U字管7、パイプカバー8に取付けられた
注液ガイド管9を得て外部に注出されるようにす
る。逆U字管7は転倒時止水弁10を内蔵してい
る。
内容液注出路3の立上がり部は透明な吐出管4
よりなる液量表示部とし、外装体1の前部に嵌め
付けた樹脂パネル11に有する透明窓12を通じ
外部から透視できるようにしてある。また内容液
注出路3の吐出管4部分の側方には横パイプ13
を介して磁性体よりなるバイパス管5が取付けら
れている。
バイパス管5内には第1図〜第3図のように、
内部にマグネツト15を有し、外周にフイン16
を有するフロート14が入れられている。このフ
ロート14は内容器2内の液位と同じ液位を保つ
ているバイパス管5内に流入する内容液の液面に
浮いており、液位の変化に応じて移動する。一方
バイパス管5の外周には1つのリードスイツチ1
7が設けられている。このリードスイツチ17
は、そのスイツチ接片17a,17bが一直線上
で対向し合い、バイパス管5の軸線方向に沿つて
設けられ、フロート14内のマグネツト15と対
向しあるいは外れることでオン、オフし、所定液
位を検出できるようにされている。
リード線24は内容器2の下方にある図示しな
い回路基板に装備される制御回路に接続される。
本実施例ではリードスイツチ17を内容液残量の
最低液位、つまり空炊き防止上の下限液位に対応
するバイパス管5の外周に設けることで最低液位
の検出を行うようにしている。
さらに具体的には、上部の接片17aにはその
リードスイツチ17のチユーブ外でバイアスマグ
ネツト21を働かせ、本実施例では接片17aを
S極に磁化している。また接片17aはバイパス
管5から遠い側、接片17bはバイパス管5に近
い側に位置している。そしてバイパス管5の下端
と途中とに、小さな通孔18a,19aを有する
絞り弁18,19が設けられている。絞り弁18
はバイパス管5の下端と内容液注出路3とを接続
しているゴム製の継管20の一部に形成してあ
り、絞り弁19はバイパス管5の途中の継手22
に形成されている。絞り弁19はまた下方に突出
したフロートストツパ部19bを有し、フロート
14が第3図仮想線の位置から上方へいくのを阻
止する。これによつてフロート14内のマグネツ
ト15がバイアスマグネツト21と相互に反応し
合う位置への移動を阻止され、両マグネツト1
5,21の吸引や反発によりフロートの動きに影
響しないようにしている。
5は絞り弁18と内容液注出路3を介して内容
器2と通じている。絞り弁18は通孔18影響を
通じて内容液が流通し、内容器2内とバイパス管
5との間の内容液注出路3を通じた内容液の行き
来を邪魔しないので、バイパス管5での前記液位
検出を妨げない。
内容器2底部から内容液注出路3を通じて内容
液が注出される際、内容液は第2図に矢印aで示
すようにバイパス管5に分岐して流入しようとす
るが、その動きは急なため下端に設けられている
絞り弁18の働きによつて制限され、バイパス管
5内には余り流入しない。また内容液を注出し終
えたとき内容液が内容液注出路3より容器内に一
挙に流入しようとする際も、内容液はバイパス管
5内に矢印bで示すように勢いよく流入しようと
するが、上端に設けられている絞り弁19の働き
によつて制限される。したがつてフロート14は
それら内容液の流れに影響されず安定して液位を
表示することができる。液位が最低レベル検知域
よりも上位にある間、フロート14はストツパ部
19bに当接して上動を阻止されている。このと
きフロート14のマグネツト15は第5図に示す
ように下端極Nが接片17bに影響してそれをN
極に磁化している。このためS極に磁化されてい
る接片17aと強く引き合い互いに吸着するので
リードスイツチ17は確実にオンしている。
内容液が注出され消費されていき最低レベル検
知域に入ると、フロート14はストツパ部19b
から離れて下動を始める。液位が下限水位にまで
下がるとフロート14のマグネツト15の接片1
7bに対する影響が下端極Nから上端極Sに切換
わり、接片17bの磁化がN極からS極に変化す
る。このとき、接片17a,17bは同極となり
互いに反発し合つて瞬間的に離れるのでリードス
イツチ17は確実にオフ状態となる。
したがつてこのリードスイツチ17がオン状態
からオフ状態に切換つたことによつて下限液位に
達した旨を自動的に検出することができ、以後の
内容液の減量によつてもこの状態に変化はない。
要するに、リードスイツチ17は下限液位検出
位置の直ぐ上に位置し、液位が下限液位を上回つ
ている間ストツパ部19bに当接した状態となる
フロート14と対向し合つてこれのマグネツト1
5と反応し合い、内容液が下限液位を上回つてい
る間、オン状態に保たれる。
また内容液が下限液位に達した以降下限液位以
下にある間、オフ状態に保たれる。
これによつて内容液が下限液位よりも上か以下
かを検出し、以下の場合に空炊き防止上の対策を
自動的に行うことができる。本実施例の場合、リ
ードスイツチ17が結線されている前記図示しな
い制御回路によつて行う。
前記空炊き防止上の対策としては、前記樹脂パ
ネル11の下部に発光ダイオードを用いて設けら
れる給水表示部を点灯させたり、ブザーを働かせ
たりして警告をするとよく、それによつて電気ポ
ツトの空炊きに伴う危険を未然に防止することが
できる。
また場合によつてはヒータをオフしたり、湯沸
かし状態であればこれを保温状態に切り換えるよ
うにすることができる。
またリードスイツチ17はハードスイツチであ
るので、ヒータの駆動回路を直接オン、オフする
ことができ、この場合、リードスイツチ17は前
記のように内容液が下限液位より上であればオン
状態に保たれてヒータを通電状態に安定させるこ
とができるし、内容液が下限液位以下であるとき
はオフ状態にあつてヒータをオフ状態にして空炊
き状態を確固に回避することができる。そして回
路も単純なものとなるので、安価に実現する。
(考案の効果) 本考案によれば、容器と同一液位を保つ液体通
路内のフロートは、検出対象である下限液位検出
位置の直ぐ上の位置に対応して設けられたリード
スイツチと対向し合う位置から上方に外れるのを
ストツパによつて阻止されて、液位が下限検出位
置より上にある間、前記ストツパに当接した位置
に保たれ、この位置のフロートに対向しているリ
ードスイツチをオン、オフの状態の一方の状態に
保つことができるし、液位が下限液位検出位置か
ら少しでも下がるとフロートがリードスイツチか
ら下方に外れてリードスイツチはオン、オフの状
態の他方の状態に切り替わり、以降さらに液位が
下がつてもリードスイツチを前記他方の状態のま
まであるようにすることができるので、下限液位
以下かどうかを単純かつ確実に検出することがで
き、コストの低減を図ることもできる。
またリードスイツチはハードスイツチであるの
で、ヒータ等のハード回路を直接オン、オフする
ことができ、前記下限液位以下かどうかの検出に
ともなつてヒータ等をもつとも簡単な構成にて的
確にオン、オフ制御して空炊き防止等の制御を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は縦断側面図、第2図はその要部の縦断正
面図、第3図は要部の拡大縦断正面図、第4図、
第5図はフロートの動作に対応したリードスイツ
チのオン、オフ状態を示す一部の断面図である。 2……容器、3……内容液注出路、5……バイ
パス管、6……透明管、14……フロート、15
……マグネツト、17……リードスイツチ、17
a,17b……接片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器に容器内と同一液位を保つように接続され
    た液体通路内にフロートを設け、このフロートの
    位置をフロートに設けたマグネツトに反応するリ
    ードスイツチにより検知して液位を検出するよう
    にした液体容器の液位検出装置において、 検出すべき下限液位の直ぐ上の位置に対応して
    リードスイツチを設け、液体通路内にフロートが
    前記リードスイツチと対向し合う位置から上方に
    外れるのを阻止するストツパを設けたことを特徴
    とする液体容器の液位検出装置。
JP1989042114U 1989-04-10 1989-04-10 Expired - Lifetime JPH0520988Y2 (ja)

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JP1989042114U JPH0520988Y2 (ja) 1989-04-10 1989-04-10

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JPH02133624U JPH02133624U (ja) 1990-11-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5398876A (en) * 1977-02-08 1978-08-29 Biidaburiyu Kontorooruzu Inc Liquid level senser

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JPS6092137U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 松下電器産業株式会社 液体残量検知装置

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JPS5398876A (en) * 1977-02-08 1978-08-29 Biidaburiyu Kontorooruzu Inc Liquid level senser

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