JPH065560Y2 - 浴槽への湯張り装置 - Google Patents

浴槽への湯張り装置

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JPH065560Y2
JPH065560Y2 JP1985098733U JP9873385U JPH065560Y2 JP H065560 Y2 JPH065560 Y2 JP H065560Y2 JP 1985098733 U JP1985098733 U JP 1985098733U JP 9873385 U JP9873385 U JP 9873385U JP H065560 Y2 JPH065560 Y2 JP H065560Y2
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JP
Japan
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pipe
water level
hot water
bathtub
funnel
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JP1985098733U
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JPS626649U (ja
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菊雄 和田
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Rinnai Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は、給湯器から浴槽に給湯して、浴槽内水位が設
定水位になったとき、この給湯を自動的に停止する装置
に関するものであり、給湯器付風呂釜等に利用できる。
(従来技術及びその問題点) 上記した湯張り装置を具備する給湯器付風呂釜を実願昭
60-46653号(実願昭61-162744号)としてすでに提案し
たが、この従来のものは、第3図に示す如く、浴槽(B)
へは、連絡管(11)とこれに外嵌する外装管(12)との組み
合せからなる二重管を介して給湯する構成を採用する。
このものでは、給湯器からの給湯管(2)と前記連絡管(1
1)とは分離されており、連絡管(11)を介して給湯された
湯は、浴槽(B)の底部に投入され、浴槽(B)内水位の上昇
に伴って外装管内の水位が上昇し、外装管(12)に設けた
水位検知手段(3)がこれを検知し、設定水位になると、
この水位検知手段(3)と給湯管(2)に挿入した遮断弁(4)
との連動により給湯が停止される。すなわち、湯張りが
完了する。
この従来のものでは、連絡管(11)からあふれた湯が外装
管(12)内に収容される利点があるとともに、給湯管(2)
を介して浴槽(B)に高温水を供給して浴槽(B)内に温度を
昇温させる場合に、高温水が浴槽(B)内の湯に混り易い
ものとなる。
ところが、この従来のものでは、連絡管(11)と外装管(1
2)とからなる湯張り用の二重管が嵩高になる欠点があ
る。
二重管であることから、外径が大きくなり、しかも、下
端部の曲げ部分の曲率も大きくなるからである。
(技術的課題) 本考案は、このような、『給湯管(2)から分離した連絡
管(11)を介して浴槽(B)内に給湯し、連絡管の上端に漏
斗(12)を設け、この漏斗に給湯管(2)の出口を臨ませ、
浴槽内水位が所定水位になったとき、水位検知手段(3)
からの信号により給湯停止手段を動作させるようにした
浴槽への湯張り装置』において、この漏斗以下の回路を
小型化できると共に簡素化でき、しかも、水位検知手段
(3)による検知精度を高められるようにすることをその
課題とする。
(手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案の技術的
手段は、『漏斗(12)に続く連絡管(11)を単一の管によっ
て構成し、漏斗(12)の下流側からこの漏斗上端部側壁の
開口とをつなぐバイパス管(5)を設け、このバイパス管
(5)は垂直管部とその上下両端から水平方向に延びる連
絡管部とから構成し、前記バイパス管(5)の垂直管部内
に水位に応じて自由状態で昇降する水位応動子を収容す
ると共に、バイパス管(5)の下端と下方の連絡管部との
境界部には前記水位応動子の下流側への移動を阻止する
ストッパを設け、この水位応動子が設定位置に位置した
とき所定の信号を出力する出力装置を前記バイパス管
(5)の垂直管部の管壁に設け、この出力装置と前記水位
応動子との組合せを水位検知手段(3)とした』ことであ
る。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
給湯管(2)から漏斗(12)に供給された湯は連絡管(11)を
介して浴槽(B)に供給される。
浴槽(B)への給湯水位が所定の水位になると、バイパス
管(5)内の水位も同じ水位高さとなり、このバイパス管
(5)内に収容した水位応動子も前記水位に一致したもの
となる。この水位応動子が設定位置に位置すると、これ
を検知して所定の信号を出力する出力装置が前記分岐管
の管壁に設けられているから、これにより、浴槽(B)内
が設定水位になった時点で前記出力装置からの出力によ
って給湯停止手段が動作し給湯が停止される。
前記給湯状態において、給湯管(2)から連絡管(11)に湯
が落下して、漏斗(12)内には波打ちが生じるが、水位応
動子は前記漏斗内にはなく、この下流側から分岐して独
立した系の管路内に収容されている。従って、前記波打
ちの影響が水位応動子収容部には達しない。
又、この水位応動子は、分岐管内の水位の変化に応じて
昇降するものであるから、分岐管の底部(下端)の形状
による影響が生じない。
更に、自由状態にある水位応動子は、垂直管部とその上
下両端から水平方向に延びて漏斗上端部又はその下流側
と接続される水平管部からなるバイパス管(5)内の垂直
管部に収容され、しかも、このバイパス管(5)の下流側
への移動がストッパによって阻止される態様で収容され
ているから、本考案の湯張り装置が浴槽に並設される形
式の風呂装置に内蔵された場合に於いて、この風呂装置
の移動の差異に不用意にバイパス管(5)から脱出する不
都合も生じない。
(効果) 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
連絡管(11)は単管構造となるから、給湯管(2)からの浴
槽迄の給湯回路が小型化できる。
水位検知の為の自由状態にある水位応動子が漏斗(12)か
ら独立した分岐管内に収容されるから、給湯時の波打ち
の影響が防止できる。
さらに、水位検知の為の手段として、水位応動子と、こ
れの位置を検知する出力装置との組合せとしたから、分
岐管の底部の形状が水位検知精度に影響しない。従っ
て、分岐管及び連絡管の配設態様における自由度が高
い。
又、本考案の湯張り装置が浴槽に並設される形式の風呂
装置に内蔵された場合に於いて、この風呂装置の移動の
際に不用意にバイパス管(5)から脱出する不都合も生じ
ない。さらに、水位応動子の収容の為の構成は、漏斗(1
2)にバイパス管(5)を並設するだけであるから、この為
の構成が簡素化できる。
(実施例) 第1図に示す実施例のものは、漏斗(12)の上部を円筒状
部(13)とし、ここに給湯管(2)の下流端を接続し、且、
垂直管部(51)とその上下両端から水平方向に延びる水平
管部とからなるバイパス管(5)の上端の水平管部を接続
したものであり、前記給湯管(2)の下流端部及びバイパ
ス管(5)の上端の水平管部を同じ水位レベルに設定して
ある。
又、前記垂直管部(51)には永久磁石(32)を内蔵した浮子
(31)を挿入し、さらに垂直管部(51)の外側の所定の位置
にはリードスイッチ(7)が設けられている。なお、前記
垂直管部(51)の下端と下方の水平管部との境界には、ス
トッパ(S)が設けられており、前記水平管部からその下
流側に浮子(31)が移動するのを防止している。
このリードスイッチ(7)は、給湯管(2)に挿入した電磁弁
(41)の駆動回路中に挿入されている。
従って、この実施例では、浮子(31)が水位検知手段とし
て機能し、リードスイッチ(7)と電磁弁(41)との組み合
せが既述の給湯停止手段として機能する。
操作スイッチ(8)をオンにして湯張りを開始し、その後
給湯水位が所定水位になると浮子(31)とリードスイッチ
(7)とが一致し、浮子(31)に内蔵される永久磁石(32)の
作用によりリードスイッチ(7)の接点が開成され、電磁
弁(41)の回路がオフとなってこの電磁弁が閉弁し、給湯
が停止せしめられるのである。
尚、上記実施例のものでは、電池電源によって電磁弁(4
1)を動作させる構成としたが、第2図の如く、熱電対
(9)を種火バーナの近傍に設けてこの熱起電力によって
電磁弁(41)を開弁状態に保持し、リードスイッチ(7)を
この熱電対回路に挿入する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の説明図,第2図は第2実
施例の要部説明図,第3図は従来例の説明図であり、図
中 (11)……連絡管、(12)……漏斗 (2)……給湯管、(3)……水位検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−164159(JP,A) 特開 昭60−8649(JP,A) 特開 昭60−11054(JP,A) 特開 昭60−164159(JP,A) 実開 昭55−121164(JP,U) 特公 昭55−21260(JP,B1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯管(2)から分離した連絡管(11)を介し
    て浴槽(B)内に給湯し、連絡管の上端に漏斗(12)を設
    け、この漏斗に給湯管(2)の出口を臨ませ、浴槽内水位
    が所定水位になったとき、水位検知手段(3)からの信号
    により給湯停止手段を動作させるようにした浴槽への湯
    張り装置において、漏斗(12)に続く連絡管(11)を単一の
    管によって構成し、漏斗(12)の下流側からこの漏斗上端
    部側壁の開口とをつなぐバイパス管(5)を設け、このバ
    イパス管(5)は垂直管部とその上下両端から水平方向に
    延びる連絡管部とから構成し、前記バイパス管(5)の垂
    直管部内に水位に応じて自由状態で昇降する水位応動子
    を収容すると共に、バイパス管(5)の下端と下方の連絡
    管部との境界部には前記水位応動子の下流側への移動を
    阻止するストッパを設け、この水位応動子が設定位置に
    位置したとき所定の信号を出力する出力装置を前記バイ
    パス管(5)の垂直管部の管壁に設け、この出力装置と前
    記水位応動子との組合せを水位検知手段(3)とした浴槽
    への湯張り装置。
JP1985098733U 1985-06-27 1985-06-27 浴槽への湯張り装置 Expired - Lifetime JPH065560Y2 (ja)

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JPS626649U JPS626649U (ja) 1987-01-16
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JPS60164159A (ja) * 1984-02-07 1985-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合給湯機

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