JPH05208631A - スライドレールの取付ブラケツト - Google Patents
スライドレールの取付ブラケツトInfo
- Publication number
- JPH05208631A JPH05208631A JP4015469A JP1546992A JPH05208631A JP H05208631 A JPH05208631 A JP H05208631A JP 4015469 A JP4015469 A JP 4015469A JP 1546992 A JP1546992 A JP 1546992A JP H05208631 A JPH05208631 A JP H05208631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting bracket
- floor
- side fixing
- rail
- fitting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付ブラケツトとしての機能及び剛性を損な
うことなく、簡単に加工できる取付ブラケツトを提供す
ること 【構成】 一枚の厚板に曲げ加工を施してレール側固定
部(2a)とフロア側固定部(2b)を一体に形成する
と共にフロア側固定部(2b)に部分的な板厚つぶしの
加工を施して取付ブラケツト(2)を被覆するカバー
(7)を係止する凹部(2e)を形成した。
うことなく、簡単に加工できる取付ブラケツトを提供す
ること 【構成】 一枚の厚板に曲げ加工を施してレール側固定
部(2a)とフロア側固定部(2b)を一体に形成する
と共にフロア側固定部(2b)に部分的な板厚つぶしの
加工を施して取付ブラケツト(2)を被覆するカバー
(7)を係止する凹部(2e)を形成した。
Description
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はシートを摺動自在に支持
するスライドレールをフロアに固定するための取付ブラ
ケツトに関するものである。
するスライドレールをフロアに固定するための取付ブラ
ケツトに関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の取付ブラケツトとして
は、実開平2−126935号公報に示されるものが知
られている。これは、一枚の薄板でレール側固定部とフ
ロア側固定部が一体に形成されると共にそれらの端縁に
剛性を持たせるための補強部分が一体に形成され、更
に、この補強部分に全体を被覆するカバーを係止するた
めの凹部が形成されたものであつた。
は、実開平2−126935号公報に示されるものが知
られている。これは、一枚の薄板でレール側固定部とフ
ロア側固定部が一体に形成されると共にそれらの端縁に
剛性を持たせるための補強部分が一体に形成され、更
に、この補強部分に全体を被覆するカバーを係止するた
めの凹部が形成されたものであつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した取付
ブラケツトであると、レール側固定部とフロア側固定部
を形成するための曲げ加工,補強部分を形成するための
複数回の絞り加工及び凹部を形成するための切削加工
等、多数の工程を必要とする加工によつて成形されるこ
ととなるので、加工工数や金型等の設備コスト等におい
て不利なものであつた。
ブラケツトであると、レール側固定部とフロア側固定部
を形成するための曲げ加工,補強部分を形成するための
複数回の絞り加工及び凹部を形成するための切削加工
等、多数の工程を必要とする加工によつて成形されるこ
ととなるので、加工工数や金型等の設備コスト等におい
て不利なものであつた。
【0005】故に、本発明は、取付ブラケツトとしての
機能及び剛性を損なうことなく、簡単に加工され得る取
付ブラケツトを提供することを、その技術的課題とする
ものである。
機能及び剛性を損なうことなく、簡単に加工され得る取
付ブラケツトを提供することを、その技術的課題とする
ものである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、一枚の厚
板に曲げ加工を施してレール側固定部とフロア側固定部
を一体に形成し、該フロア側固定部に部分的な板厚つぶ
しの加工を施して前記取付ブラケツトを被覆するカバー
を係止する凹部を形成したことである。
るために本発明において講じた技術的手段は、一枚の厚
板に曲げ加工を施してレール側固定部とフロア側固定部
を一体に形成し、該フロア側固定部に部分的な板厚つぶ
しの加工を施して前記取付ブラケツトを被覆するカバー
を係止する凹部を形成したことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。取付ブ
ラケツトは、一枚の厚板に曲げ加工及び板厚つぶしの加
工によつて、形成される。これにより、取付ブラケツト
は、それ自体の機能及び剛性を損なうことなく、簡単に
加工し得る。
ラケツトは、一枚の厚板に曲げ加工及び板厚つぶしの加
工によつて、形成される。これにより、取付ブラケツト
は、それ自体の機能及び剛性を損なうことなく、簡単に
加工し得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0010】図1に示されるように、車両フロア1には
後述する取付ブラケツト2を介してロアレール3が固定
されている。このロアレール3にはシート4が固定され
たアツパレール5が摺動自在に支持されている。
後述する取付ブラケツト2を介してロアレール3が固定
されている。このロアレール3にはシート4が固定され
たアツパレール5が摺動自在に支持されている。
【0011】ロアレール3は底壁3a及び側壁3bより
なる断面略U字形状を呈しており、両側壁3bの上端に
は外方に延出したフランジ部3cが夫々形成されてい
る。アツパレール5は上壁5a及び側壁5bよりなる断
面略逆U字形状を呈しており、両側壁5bの下端には内
方へ延出したフランジ部5cが夫々形成されている。ア
ツパレール5は、ロアレール3を覆うように配置されア
ツパレール5のフランジ部5cがロアレール3のフラン
ジ部3cとボール(図示せず)を介して係合することに
より、ロアレール3に摺動自在に支持される。又、ロア
レール3の底壁3aとアツパレール5の上壁とは対向配
置され、両者間にはアツパレール5のロアレール3に対
する摺動を補助するローラ(図示せず)が配置される。
なる断面略U字形状を呈しており、両側壁3bの上端に
は外方に延出したフランジ部3cが夫々形成されてい
る。アツパレール5は上壁5a及び側壁5bよりなる断
面略逆U字形状を呈しており、両側壁5bの下端には内
方へ延出したフランジ部5cが夫々形成されている。ア
ツパレール5は、ロアレール3を覆うように配置されア
ツパレール5のフランジ部5cがロアレール3のフラン
ジ部3cとボール(図示せず)を介して係合することに
より、ロアレール3に摺動自在に支持される。又、ロア
レール3の底壁3aとアツパレール5の上壁とは対向配
置され、両者間にはアツパレール5のロアレール3に対
する摺動を補助するローラ(図示せず)が配置される。
【0012】図1ないし図3に示されるように、取付ブ
ラケツト2は一枚の厚板(3.2ミリから4ミリ程度の
厚みを持つ)よりなり、曲げ加工によつてレール側固定
部2a及びフロア側固定部2bが形成されている。この
レール側固定部2aには取付穴2cが形成されており、
ロアレール3の底壁3aに形成された貫通穴3dに挿通
されたボルト(図示せず)が挿通締結される。これによ
り、ロアレール3が取付ブラケツト2に固定される。
又、フロア側固定部2bには取付穴2dが形成されてお
り、車両フロア1に形成された貫通穴1aに挿通された
ボルト6が挿通締結される。これにより、取付ブラケツ
ト2が車両フロア1に固定される。フロア側固定部2b
の両側縁には、凹部2eがプレス加工による板厚つぶし
やこのプレス加工と同程度のしぼり加工又は半抜き加工
等によつて成形されている。カバー7にはこの凹部2e
と係合可能な爪部7aが形成されており、この爪部7a
と凹部2eとの係合によつてカバー7が全体を覆うよう
に取付ブラケツト2に固定される。
ラケツト2は一枚の厚板(3.2ミリから4ミリ程度の
厚みを持つ)よりなり、曲げ加工によつてレール側固定
部2a及びフロア側固定部2bが形成されている。この
レール側固定部2aには取付穴2cが形成されており、
ロアレール3の底壁3aに形成された貫通穴3dに挿通
されたボルト(図示せず)が挿通締結される。これによ
り、ロアレール3が取付ブラケツト2に固定される。
又、フロア側固定部2bには取付穴2dが形成されてお
り、車両フロア1に形成された貫通穴1aに挿通された
ボルト6が挿通締結される。これにより、取付ブラケツ
ト2が車両フロア1に固定される。フロア側固定部2b
の両側縁には、凹部2eがプレス加工による板厚つぶし
やこのプレス加工と同程度のしぼり加工又は半抜き加工
等によつて成形されている。カバー7にはこの凹部2e
と係合可能な爪部7aが形成されており、この爪部7a
と凹部2eとの係合によつてカバー7が全体を覆うよう
に取付ブラケツト2に固定される。
【0013】このように、取付ブラケツト2は、一枚の
厚板に曲げ加工及び板厚つぶしの加工を施して形成され
るので、取付ブラケツト2に要求される機能及び剛性が
損なわれることなく、簡単に加工し得る。これにより、
加工工数や金型等の設備コスト等を大幅に低減すること
ができる。
厚板に曲げ加工及び板厚つぶしの加工を施して形成され
るので、取付ブラケツト2に要求される機能及び剛性が
損なわれることなく、簡単に加工し得る。これにより、
加工工数や金型等の設備コスト等を大幅に低減すること
ができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、シートをフロアに対して摺動
自在に支持するスライドレールを前記フロアに固定する
ための取付ブラケツトにおいて、一枚の厚板に曲げ加工
を施してレール側固定部とフロア側固定部を一体に形成
し、該フロア側固定部に部分的な板厚つぶしの加工を施
して前記取付ブラケツトを被覆するカバーを係止する凹
部を形成したスライドレールの取付ブラケツトであるの
で、以下の如く効果を有する。
自在に支持するスライドレールを前記フロアに固定する
ための取付ブラケツトにおいて、一枚の厚板に曲げ加工
を施してレール側固定部とフロア側固定部を一体に形成
し、該フロア側固定部に部分的な板厚つぶしの加工を施
して前記取付ブラケツトを被覆するカバーを係止する凹
部を形成したスライドレールの取付ブラケツトであるの
で、以下の如く効果を有する。
【0015】取付ブラケツトに要求される機能及び剛性
が損なわれることなく、簡単に加工し得、これにより、
加工工数や金型等の設備コスト等を大幅に低減すること
ができる。
が損なわれることなく、簡単に加工し得、これにより、
加工工数や金型等の設備コスト等を大幅に低減すること
ができる。
【図1】本発明に係る取付ブラケツトを採用したシート
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】取付ブラケツトの組付け状態での断面図であ
る。
る。
【図3】取付ブラケツトの斜視図である。
1 車両フロア(フロア) 2 取付ブラケツト 3 ロアレール(スライドレール) 4 シート 7 カバー 2a レール側固定部 2b フロア側固定部 2e 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 シートをフロアに対して摺動自在に支持
するスライドレールを前記フロアに固定するための取付
ブラケツトにおいて、一枚の厚板に曲げ加工を施してレ
ール側固定部とフロア側固定部を一体に形成し、該フロ
ア側固定部に部分的な板厚つぶしの加工を施して前記取
付ブラケツトを被覆するカバーを係止する凹部を形成し
たスライドレールの取付ブラケツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015469A JPH05208631A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | スライドレールの取付ブラケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4015469A JPH05208631A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | スライドレールの取付ブラケツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208631A true JPH05208631A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11889661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4015469A Pending JPH05208631A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | スライドレールの取付ブラケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05208631A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104139720A (zh) * | 2014-07-18 | 2014-11-12 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽车座椅支脚护盖 |
US10681348B2 (en) | 2012-10-01 | 2020-06-09 | Ge Video Compression, Llc | Scalable video coding using inter-layer prediction of spatial intra prediction parameters |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4015469A patent/JPH05208631A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10681348B2 (en) | 2012-10-01 | 2020-06-09 | Ge Video Compression, Llc | Scalable video coding using inter-layer prediction of spatial intra prediction parameters |
US10687059B2 (en) | 2012-10-01 | 2020-06-16 | Ge Video Compression, Llc | Scalable video coding using subblock-based coding of transform coefficient blocks in the enhancement layer |
US10694183B2 (en) | 2012-10-01 | 2020-06-23 | Ge Video Compression, Llc | Scalable video coding using derivation of subblock subdivision for prediction from base layer |
US11134255B2 (en) | 2012-10-01 | 2021-09-28 | Ge Video Compression, Llc | Scalable video coding using inter-layer prediction contribution to enhancement layer prediction |
CN104139720A (zh) * | 2014-07-18 | 2014-11-12 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽车座椅支脚护盖 |
CN104139720B (zh) * | 2014-07-18 | 2016-09-14 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽车座椅支脚护盖 |
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