JPH0612439Y2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
- Publication number
- JPH0612439Y2 JPH0612439Y2 JP1988034983U JP3498388U JPH0612439Y2 JP H0612439 Y2 JPH0612439 Y2 JP H0612439Y2 JP 1988034983 U JP1988034983 U JP 1988034983U JP 3498388 U JP3498388 U JP 3498388U JP H0612439 Y2 JPH0612439 Y2 JP H0612439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front grill
- grill body
- front panel
- indoor unit
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、前面パネルと前面グリル本体とに分割でき
る分割型前面グリルの強度確保と異音発生防止ができる
空気調和機の室内機に関する。
る分割型前面グリルの強度確保と異音発生防止ができる
空気調和機の室内機に関する。
<従来の技術> 通常、空気調和機の室内機の前面グリルにおける前面パ
ネルは前面グリル本体と一体に構成されている(実開昭
62−19524号公報)。
ネルは前面グリル本体と一体に構成されている(実開昭
62−19524号公報)。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、上記前面グリルの前面パネルと前面グリ
ル本体とが一体に構成されている空気調和機の室内機
は、前面パネルを前面グリル本体より分割可能にして周
囲をビス止めによって結合するようにすると、次のよう
な問題が生じる。すなわち、もともと上記前面パネルと
前面グリル本体とは一体型であり、両者は一体となって
全面グリルの強度を確保するようになっている。そのた
めに、全面グリルを全面パネルと全面グリル本体とに分
割可能にした場合は前面グリルの強度が確保できないと
いう問題がある。また前面パネルと前面グリル本体との
分割部における前面パネルと前面グリル本体との接触部
で、微振動による異音が発生するという問題もある。
ル本体とが一体に構成されている空気調和機の室内機
は、前面パネルを前面グリル本体より分割可能にして周
囲をビス止めによって結合するようにすると、次のよう
な問題が生じる。すなわち、もともと上記前面パネルと
前面グリル本体とは一体型であり、両者は一体となって
全面グリルの強度を確保するようになっている。そのた
めに、全面グリルを全面パネルと全面グリル本体とに分
割可能にした場合は前面グリルの強度が確保できないと
いう問題がある。また前面パネルと前面グリル本体との
分割部における前面パネルと前面グリル本体との接触部
で、微振動による異音が発生するという問題もある。
このような問題を解決するために、上記前面パネルと前
面グリル本体とをネジ止めにする方法や前面パネルを前
面グリル本体に接着する方法もある。しかし、コスト的
に不利であり、また構造的に不可能である箇所にはこの
方法は使えない。
面グリル本体とをネジ止めにする方法や前面パネルを前
面グリル本体に接着する方法もある。しかし、コスト的
に不利であり、また構造的に不可能である箇所にはこの
方法は使えない。
そこで、この考案の目的は、分割型前面グリルを有する
室内機本体において、簡単な構造で前面グリルの強度を
確保し、前面パネルと前面グリル本体との接触部におけ
る異音の発生を防止できる空気調和機の室内機を提供す
ることにある。
室内機本体において、簡単な構造で前面グリルの強度を
確保し、前面パネルと前面グリル本体との接触部におけ
る異音の発生を防止できる空気調和機の室内機を提供す
ることにある。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この考案は、第1図および第
2図に例示するように、前面グリルを前面パネル2と前
面グリル本体3とに分割できる分割型前面グリル1を有
する空気調和機の室内機であって、上記前面グリル本体
3に補強用の立桟4,5,6を設け、上記前面グリル本
体3に設けられた立桟4,5,6に対応する上記前面パ
ネル2の位置にリブ9を設け、上記前面グリル本体3の
立桟4,5,6の前端に上記前面パネル2のリブ9を受
ける受け部10を設け、上記前面グリル本体3の立桟
4,5,6に設けられた受け部10にクッション11を
設けたことを特徴としている。
2図に例示するように、前面グリルを前面パネル2と前
面グリル本体3とに分割できる分割型前面グリル1を有
する空気調和機の室内機であって、上記前面グリル本体
3に補強用の立桟4,5,6を設け、上記前面グリル本
体3に設けられた立桟4,5,6に対応する上記前面パ
ネル2の位置にリブ9を設け、上記前面グリル本体3の
立桟4,5,6の前端に上記前面パネル2のリブ9を受
ける受け部10を設け、上記前面グリル本体3の立桟
4,5,6に設けられた受け部10にクッション11を
設けたことを特徴としている。
<作用> 分割型前面グリル1の前面パネル2は前面グリル本体3
に一体に結合されて空気調和機の室内機の前面グリルを
構成する。その際に、上記前面パネル2に設けられたリ
ブ9は、このリブ9の位置に対応する上記前面グリル本
体3の立桟4,5,6の前端に設けられた受け部10に
よってクッション11を介して受けられる。
に一体に結合されて空気調和機の室内機の前面グリルを
構成する。その際に、上記前面パネル2に設けられたリ
ブ9は、このリブ9の位置に対応する上記前面グリル本
体3の立桟4,5,6の前端に設けられた受け部10に
よってクッション11を介して受けられる。
したがって、上記前面パネル2に設けられたリブ9と上
記前面グリル本体3に設けられた立桟4,5,6とは一
体となって上記分割型前面グリル1の強度を確保するこ
とができる。また、上記リブ9と立桟4,5,6とはク
ッション11を介して一体となっているので、微振動に
よる異音の発生が防止できる。
記前面グリル本体3に設けられた立桟4,5,6とは一
体となって上記分割型前面グリル1の強度を確保するこ
とができる。また、上記リブ9と立桟4,5,6とはク
ッション11を介して一体となっているので、微振動に
よる異音の発生が防止できる。
<実施例> 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの考案の空気調和機の室内機における分割型
前面グリルの概略図である。前面グリル1は前面パネル
2と前面グリル本体3とに分割可能になっており、ビス
等によって一体に結合されている。
前面グリルの概略図である。前面グリル1は前面パネル
2と前面グリル本体3とに分割可能になっており、ビス
等によって一体に結合されている。
第2図は前面パネル2を取り外した状態の上記前面グリ
ル本体3の正面図である。この前面グリル本体3の前面
には垂直方向に複数本の立桟4,5,6が設けられ、前
面グリル本体3を補強するようにしている。
ル本体3の正面図である。この前面グリル本体3の前面
には垂直方向に複数本の立桟4,5,6が設けられ、前
面グリル本体3を補強するようにしている。
第3図は第1図のA−A矢視断面図であり、例えば、第
2図における立桟4の位置における断面を表している。
フィルタ13の全面に設けられた上記立桟4の前端部に
は、立桟4の上部から下部に渡ってU字形断面の受け溝
10aをその開口部を前方に向けて設け、さらに、受け
溝10aの前端は前面グリル本体3の前面に沿って図中
左右に伸びて受け板10bを形成している。この受け溝
10aと受け板10bとで受け部10を構成する。ま
た、上記第2図に示すように全面グリル本体3の周囲の
枠3a,3bにも垂直方向に上記受け部10を設けてい
る。
2図における立桟4の位置における断面を表している。
フィルタ13の全面に設けられた上記立桟4の前端部に
は、立桟4の上部から下部に渡ってU字形断面の受け溝
10aをその開口部を前方に向けて設け、さらに、受け
溝10aの前端は前面グリル本体3の前面に沿って図中
左右に伸びて受け板10bを形成している。この受け溝
10aと受け板10bとで受け部10を構成する。ま
た、上記第2図に示すように全面グリル本体3の周囲の
枠3a,3bにも垂直方向に上記受け部10を設けてい
る。
一方、前面グリル本体3の各受け部10に対応する前面
パネル2の位置には、第3図に示すように垂直方向に前
面パネル2を補強するためのリブ9を設けている。この
リブ9は、前面パネル2を前面グリル本体3に一体に取
り付けた場合に、前面グリル本体3に設けられた立桟4
の受け溝10aに嵌合されるようになっている。また、
立桟4の受け溝10a内には前面パネル2のリブ9と前
面グリル本体3の受け溝10aとが直接接触することが
ないようにクッション11を設けている。
パネル2の位置には、第3図に示すように垂直方向に前
面パネル2を補強するためのリブ9を設けている。この
リブ9は、前面パネル2を前面グリル本体3に一体に取
り付けた場合に、前面グリル本体3に設けられた立桟4
の受け溝10aに嵌合されるようになっている。また、
立桟4の受け溝10a内には前面パネル2のリブ9と前
面グリル本体3の受け溝10aとが直接接触することが
ないようにクッション11を設けている。
上記構成の前面パネル2のリブ9を前面グリル本体3の
受け溝10aに嵌合させるようにして、前面パネル2を
前面グリル本体3の前面にビス等で取り付ける。そうす
ると、前面パネル2のリブ9,9,9と前面グリル本体
3の立桟4,5,6とは一体となって、前面グリル1全
体の立桟を形成することになる。また、前面パネル2が
前方から押された場合、前面パネル2の裏面2aは前面
グリル本体3の上記受け板10bの前面に当接するの
で、前面パネル2が大きくたわむことが防止される。こ
のように、前面パネル2のリブ9は前面グリル本体3の
受け部10によって確実に受け止められて、前面パネル
2のリブ9と前面グリル本体3の立桟4とは一体となっ
て前面グリル1全体の強度を確保するのである。
受け溝10aに嵌合させるようにして、前面パネル2を
前面グリル本体3の前面にビス等で取り付ける。そうす
ると、前面パネル2のリブ9,9,9と前面グリル本体
3の立桟4,5,6とは一体となって、前面グリル1全
体の立桟を形成することになる。また、前面パネル2が
前方から押された場合、前面パネル2の裏面2aは前面
グリル本体3の上記受け板10bの前面に当接するの
で、前面パネル2が大きくたわむことが防止される。こ
のように、前面パネル2のリブ9は前面グリル本体3の
受け部10によって確実に受け止められて、前面パネル
2のリブ9と前面グリル本体3の立桟4とは一体となっ
て前面グリル1全体の強度を確保するのである。
さらに、上述のように立桟4,5,6および枠3a,3
bの受け溝10aにはクッション11が設けられている
ので、前面パネル2のリブ9と前面グリル本体3の受け
溝10aとは直接接触することがない。したがって、リ
ブ9と受け溝10aとから微振動による異音が発生する
ことがない。
bの受け溝10aにはクッション11が設けられている
ので、前面パネル2のリブ9と前面グリル本体3の受け
溝10aとは直接接触することがない。したがって、リ
ブ9と受け溝10aとから微振動による異音が発生する
ことがない。
<考案の効果> 以上より明らかなように、この考案の空気調和機の室内
機は、前面パネルと前面グリル本体とに分割できる分割
型前面グリルの上記前面グリル本体に補強用の立桟を設
け、この立桟に対応する上記前面パネルの位置にリブを
設け、上記立桟の前端には上記リブを受ける受け部を設
けたので、簡単な構造で、上記リブと上記立桟とは一体
となって上記前面グリルの強度を確保することができ
る。
機は、前面パネルと前面グリル本体とに分割できる分割
型前面グリルの上記前面グリル本体に補強用の立桟を設
け、この立桟に対応する上記前面パネルの位置にリブを
設け、上記立桟の前端には上記リブを受ける受け部を設
けたので、簡単な構造で、上記リブと上記立桟とは一体
となって上記前面グリルの強度を確保することができ
る。
また、上記リブと立桟とはクッションを介して一体とな
るようにしているので、前面パネルと前面グリル本体と
の接触部から微振動による異音が発生することがない。
るようにしているので、前面パネルと前面グリル本体と
の接触部から微振動による異音が発生することがない。
第1図はこの考案の分割型前面グリルの概略図、第2図
は前面グリル本体の正面図、第3図は第1図におけるA
−A断面矢視図である。 1…分割型前面グリル、2…前面パネル、 3…前面グリル本体、4,5,6…立桟、 9…リブ、10…受け部、10a…受け溝、 10b…受け板、11…クッション。
は前面グリル本体の正面図、第3図は第1図におけるA
−A断面矢視図である。 1…分割型前面グリル、2…前面パネル、 3…前面グリル本体、4,5,6…立桟、 9…リブ、10…受け部、10a…受け溝、 10b…受け板、11…クッション。
Claims (1)
- 【請求項1】前面グリルを前面パネル(2)と前面グリ
ル本体(3)とに分割できる分割型前面グリル(1)を
有する空気調和機の室内機であって、 上記前面グリル本体(3)に補強用の立桟(4,5,
6)を設け、 上記前面グリル本体(3)に設けられた立桟(4,5,
6)に対応する上記前面パネル(2)の位置にリブ
(9)を設け、 上記前面グリル本体(3)の立桟(4,5,6)の前端
に上記前面パネル(2)のリブ(9)を受ける受け部
(10)を設け、 上記前面グリル本体(3)の立桟(4,5,6)に設け
られた受け部(10)にクッション(11)を設けたこ
とを特徴とする空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034983U JPH0612439Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034983U JPH0612439Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 空気調和機の室内機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01136825U JPH01136825U (ja) | 1989-09-19 |
JPH0612439Y2 true JPH0612439Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31261646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988034983U Expired - Lifetime JPH0612439Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612439Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6579683B2 (ja) * | 2014-10-28 | 2019-09-25 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 空気調和機 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP1988034983U patent/JPH0612439Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01136825U (ja) | 1989-09-19 |
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