JPH0612438Y2 - 室内ユニットの前面グリル取り付け構造 - Google Patents
室内ユニットの前面グリル取り付け構造Info
- Publication number
- JPH0612438Y2 JPH0612438Y2 JP1988029538U JP2953888U JPH0612438Y2 JP H0612438 Y2 JPH0612438 Y2 JP H0612438Y2 JP 1988029538 U JP1988029538 U JP 1988029538U JP 2953888 U JP2953888 U JP 2953888U JP H0612438 Y2 JPH0612438 Y2 JP H0612438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front grill
- indoor unit
- bottom frame
- mounting structure
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、室内ユニットの前面グリル取り付け構造に
関し、より詳しくは、底フレームの前面および側面に設
けられた係合溝部に、前面グリルの下端の前面および側
面に設けられた係合突起を係合して、底フレームに前面
グリルを取り付ける室内ユニットの前面グリル取り付け
構造に関する。
関し、より詳しくは、底フレームの前面および側面に設
けられた係合溝部に、前面グリルの下端の前面および側
面に設けられた係合突起を係合して、底フレームに前面
グリルを取り付ける室内ユニットの前面グリル取り付け
構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の室内ユニットの前面グリルの取り付け構
造としては、たとえば第3図に示すようなものが知られ
ている。この構造は、合成樹脂製底フレーム1の前面1
aおよび側面1bに係合溝部2を設けると共に、合成樹
脂製前面グリル5の前面5aおよび側面5bの下端全域
に係合突起6を設け、上記前面グリル5を底フレーム1
に矢印の方向に装着して、上記係合突起6を第4図に示
すように、底フレーム1の係合溝部2に係合するように
している。
造としては、たとえば第3図に示すようなものが知られ
ている。この構造は、合成樹脂製底フレーム1の前面1
aおよび側面1bに係合溝部2を設けると共に、合成樹
脂製前面グリル5の前面5aおよび側面5bの下端全域
に係合突起6を設け、上記前面グリル5を底フレーム1
に矢印の方向に装着して、上記係合突起6を第4図に示
すように、底フレーム1の係合溝部2に係合するように
している。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来例のように係合突起6を前面グ
リル5の前面5a、側面5bの下端全域に設けた場合、
この前面グリル5を底フレーム1に取り付けた状態で室
内ユニットを運送中に落としたりすると、係合溝部2の
コーナ部Cに係合突起6から衝撃がかかり、この応力集
中部分(特に、第4図のSの部分)で樹脂の白化が生じ
たり、割れが生じたりした。
リル5の前面5a、側面5bの下端全域に設けた場合、
この前面グリル5を底フレーム1に取り付けた状態で室
内ユニットを運送中に落としたりすると、係合溝部2の
コーナ部Cに係合突起6から衝撃がかかり、この応力集
中部分(特に、第4図のSの部分)で樹脂の白化が生じ
たり、割れが生じたりした。
そこで、この考案の目的は、前面グリルを取り付けた室
内ユニットの運送中に衝撃がかかっても、前面グリルと
底フレームとの係合部分のうちコーナ部分に応力集中が
起こるのを防止して、底フレームおよび前面グリルを形
成する樹脂が白化したり割れたりしないようにすること
である。
内ユニットの運送中に衝撃がかかっても、前面グリルと
底フレームとの係合部分のうちコーナ部分に応力集中が
起こるのを防止して、底フレームおよび前面グリルを形
成する樹脂が白化したり割れたりしないようにすること
である。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この考案は、底フレームの前
面および側面に設けられた係合溝部に、前面グリルの下
端の前面および側面に設けられた係合突起を係合して、
上記底フレームに前面グリルを取り付ける室内ユニット
の前面グリル取り付け構造において、上記前面グリルの
下端の前面と側面との間のコーナ部において、上記係合
突起が切り欠かれていることを特徴としている。
面および側面に設けられた係合溝部に、前面グリルの下
端の前面および側面に設けられた係合突起を係合して、
上記底フレームに前面グリルを取り付ける室内ユニット
の前面グリル取り付け構造において、上記前面グリルの
下端の前面と側面との間のコーナ部において、上記係合
突起が切り欠かれていることを特徴としている。
〈作用〉 前面グリルの下端の前面と側面との間のコーナ部分には
係合突起が切り欠かれて存しないので、応力が集中し易
い室内ユニットのコーナ部に衝撃がかかっても、底フレ
ームの係合溝部には応力集中が起こりにくく、底フレー
ムの係合溝部のコーナ部では白化や割れが生じるのが防
止される。
係合突起が切り欠かれて存しないので、応力が集中し易
い室内ユニットのコーナ部に衝撃がかかっても、底フレ
ームの係合溝部には応力集中が起こりにくく、底フレー
ムの係合溝部のコーナ部では白化や割れが生じるのが防
止される。
〈実施例〉 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1,2図において、12は室内ユニットの合成樹脂製
底フレーム11の前面11aおよび側面11bに設けら
れ、第4図に示した係合溝部2の断面構造と同様の断面
構造を有する係合溝部、16は合成樹脂製前面グリル1
5の傾斜面からなる前面15aおよび側面15bの下端
に設けられ、上記係合溝部12に係合する係合突起であ
る。この係合突起16は、前面グリル15の下端の前面
15aと側面15bとの間のコーナ部において、角張っ
た部分がないように滑らかに切り欠いている。図中斜線
で示した部分が切り欠かれた部分である。上記前面グリ
ル15の底フレーム11への取り付けは、前面グリル1
5を第1図に示す矢印の方向に押し込んで、係合突起1
6を係合溝部12に係合することによって行う。
底フレーム11の前面11aおよび側面11bに設けら
れ、第4図に示した係合溝部2の断面構造と同様の断面
構造を有する係合溝部、16は合成樹脂製前面グリル1
5の傾斜面からなる前面15aおよび側面15bの下端
に設けられ、上記係合溝部12に係合する係合突起であ
る。この係合突起16は、前面グリル15の下端の前面
15aと側面15bとの間のコーナ部において、角張っ
た部分がないように滑らかに切り欠いている。図中斜線
で示した部分が切り欠かれた部分である。上記前面グリ
ル15の底フレーム11への取り付けは、前面グリル1
5を第1図に示す矢印の方向に押し込んで、係合突起1
6を係合溝部12に係合することによって行う。
上記構成によれば、前面グリル15を底フレーム11に
取り付けた状態で運送するときに落下等により衝撃が室
内ユニットに加わった場合、最も応力集中が起こり易い
底フレーム11の係合溝部12のコーナ部C′に対応す
る前面グリル15のコーナ部には係合突起16が切り欠
かれて存ぜず、しかも滑らかに切り欠かれているので、
係合溝部12および係合突起16には応力集中が起こり
にくくなり、樹脂の白化や割れが起こるのを防止でき
る。
取り付けた状態で運送するときに落下等により衝撃が室
内ユニットに加わった場合、最も応力集中が起こり易い
底フレーム11の係合溝部12のコーナ部C′に対応す
る前面グリル15のコーナ部には係合突起16が切り欠
かれて存ぜず、しかも滑らかに切り欠かれているので、
係合溝部12および係合突起16には応力集中が起こり
にくくなり、樹脂の白化や割れが起こるのを防止でき
る。
〈考案の効果〉 以上より明らかなように、本考案によれば、前面グリル
の下端の前面と側面との間のコーナ部において、前面グ
リルの係合突起を切り欠かいているので、底フレームの
係合溝部のコーナ部および前面グリルのコーナ部の白化
や割れを防止することができる。また、上記コーナ部分
において、係合突起を滑らかに切り欠いた場合は、応力
集中をさらに起こりにくくして、底フレームおよび前面
グリルの割れをさらに効果的に防止することができる。
の下端の前面と側面との間のコーナ部において、前面グ
リルの係合突起を切り欠かいているので、底フレームの
係合溝部のコーナ部および前面グリルのコーナ部の白化
や割れを防止することができる。また、上記コーナ部分
において、係合突起を滑らかに切り欠いた場合は、応力
集中をさらに起こりにくくして、底フレームおよび前面
グリルの割れをさらに効果的に防止することができる。
第1図は本考案の実施例の室内ユニットの前面グリル取
り付け構造を示す斜視図、第2図は第1図のII−II線矢
視図、第3,4図はそれぞれ従来例を示す斜視図および
切断図である。 11…底フレーム、12…係合溝部、 15…前面グリル、16…係合突起、 C,C′…コーナ部。
り付け構造を示す斜視図、第2図は第1図のII−II線矢
視図、第3,4図はそれぞれ従来例を示す斜視図および
切断図である。 11…底フレーム、12…係合溝部、 15…前面グリル、16…係合突起、 C,C′…コーナ部。
Claims (2)
- 【請求項1】底フレーム(11)の前面(11a)およ
び側面(11b)に設けられた係合溝部(12)に、前
面グリル(15)の下端の前面(15a)および側面
(15b)に設けられた係合突起(16)を係合して、
上記底フレーム(11)に前面グリル(15)を取り付
ける室内ユニットの前面グリル取り付け構造において、 上記前面グリル(15)の下端の前面(15a)と側面
(15b)との間のコーナ部において、上記係合突起
(16)が切り欠かれていることを特徴とする室内ユニ
ットの前面グリル取り付け構造。 - 【請求項2】上記係合突起(16)は上記コーナ部にお
いて滑らかに切り欠かれている実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の室内ユニットの前面グリル取り付け構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988029538U JPH0612438Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 室内ユニットの前面グリル取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988029538U JPH0612438Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 室内ユニットの前面グリル取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01134823U JPH01134823U (ja) | 1989-09-14 |
JPH0612438Y2 true JPH0612438Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31253844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988029538U Expired - Lifetime JPH0612438Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 室内ユニットの前面グリル取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612438Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP1988029538U patent/JPH0612438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01134823U (ja) | 1989-09-14 |
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