JPS584966Y2 - 開口パネル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鼻の少なくど′も１側に表面板を接着して構
成され、かつ開口部を設けた開ロバネルに関するもので
ある。

従来においては、第１図、第２図に示すように、枠１の
接着剤を塗布した接着面２に開口部３を有する合板４を
接合して加圧して開ロバネルを形成していたが、該従来
の開ロバネルにあっては、第３図に示すように、開口部
３を形成する枠１の接着面２は全て合板４によって覆わ
れているので、加圧の際はみ出す接着剤が硬化してタレ
５を生じ、この開口部３に飾り縁６を取付けようとする
とその納まりが悪いという欠点があり、又そのため、飾
り縁６を取付ける前に上記タレ５を、取除かなければな
らなかった。

又、第４図に示すように、合板４が寸法誤差を生ずると
開口部３において合板４の端辺が枠９の内周面より突出
することがあり、この開口部３に飾り縁６を取付けよう
とするとその納まりが悪いとい、う欠点があった。

尚、７はサツシ、８は外装板である。

そこで、本考案はこのような欠点を除去した新規な開ロ
バネルを提供することを目的とする。

以下ミ第５図以降によって本考案の一実施例を説明する
が、従来と同二部分は同一符号を付してその説明を省略
する。

２１１．パ枠１は、従来と同様（こ第１図に示す如く形
成される。

表面板９は合板、その他より成り、棒１の片側或いは両
側に接着剤により取付けられる。

第５゜６図の実施例では表面板９は枠１の片側に取付け
られている。

開口部３は、枠１の矩形に組立てた部分（図中１０で示
す）と表面板９の切欠部分（図中１１で示す）より形成
する。

当該間ロバネルにおいて、本願考案は、開口部３を形成
する表面板９の端辺が、同じく開口部３を形成する枠１
の内周面１２゛゛から一定寸法（第６図中ｌで示す）後
方に位置する三と％特徴”４＋衣：す￥妬ち、表面板９
の開口寸法を枠１の開口゛寸法に比じＣ，〜、＞Ｈａ
を寸法大きく形成する。

１．。しかして、開口部３’ｔｇ戒する２枠
゛１．の表面側（表面板９を取付ける側）に表面板９に
彼覆されない部分（第６図中１３で示す）が形成され、
該部分１３に接着加圧時にはみ出しかつ硬化する接着剤
のタレ５が生じ、故に該タレ５が飾り縁６に当ることが
なく、その納まりが良好となり、従来の欠点を一掃する
。

又、第７図に示すように、パネル組立時において、合板
４の取付位置がずれてもそのずれが１寸法以内であれば
、合板４の端辺が枠９の内周面より突出せず、飾り縁６
の取付けは確実にでき、その納まりは良好となる。

上記の如く、本考案の開ロバネルは、枠の少なくとも一
側、に表面板を接着して構成され、かつ開口部を設けた
開ロバネルにおいて、開口部を形成する枠の内周面から
一定寸法後方に表面板の端辺を位置せしめたことを特徴
とするので、該開口部に飾り縁を取付けるとき、加圧に
よりはみだす接着剤のタレが飾り縁に当たることなく・
、その納まりが良好となるばかりか、合板が寸法誤差を
生じても該合板の端辺は枠の内周面より突出せず飾り縁
の取付けは確実にでき、その納まりは良好となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は開ロバネルの枠の二実施例の斜視図、第２図乃
至第４図は従来例を示し、第２図は斜視図、第３図は要
部拡大断面図、第４図は合板がずれた状態の要部拡大断
面図であり、第５図乃至第７図は本考案の一実施例を示
し、第５図は斜視図、第６図は要部拡大断面図、第７図
は合板が寸法誤差を生じた状態の要部拡大断面図である
。 １・・・・・・枠、３・・・・・・開口部、９・・・・
・・表面板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 枠の少なくとも一側に表面、板を接着して構成され、か
   つ開口部を設けた開口、パネルにおいて、開口部を形成
   する枠の内周面から一定寸法後方に表面板の端辺を位置
   せし”めたこ゛とを特徴とする開ロバネル。