JP3269205B2 - シート回転装置 - Google Patents
シート回転装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/14—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable rotatable, e.g. to permit easy access
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Description
させるシートをフロアに対して回転させる回転装置に関
するものである。
しては、実公平1−40773号公報に示されるものが
知られている。これは、車両フロア側に固定されるロア
レールと、ロアレールに摺動自在に支持されブラケツト
を介してシート側に固定されるアツパレールとを有する
シート回転装置を持つものであつて、シートに固定され
た前述のブラケツトとは別部材である第1のフツク部材
と、車両フロア側に固定され第1のフツク部材と係合す
る第2のフツク部材とを有しており、この第1及び第2
のフツク部材の係合によつてシートに加わる上方向の荷
重を受けアツパレールとロアレールとの剥離を防止して
いた。
装置であると、シートをフロアに対して回転自在とする
部分(アツパ及びロアレール)とシートに加わる上方向
の荷重を受ける部分(第1及び第2のフツク部材)とが
別構成とされているので、部品点数が増え、シートのフ
ロアに対する組付けが煩雑なものとなるものであつた。
自在とし且つアツパレールのロアレール対する剥離を防
止すると共にシートのフロアに対する組付けを簡素化で
きるシート回転装置を提供することを、その技術的課題
とするものである。
るために本発明において講じた技術的手段は、車両フロ
ア側に固定されるロアレールと、該ロアレールに摺動自
在に支持されブラケットを介してシート側に固定される
アッパレールとを有するシート回転装置において、前記
ブラケットに下壁と連続する第1の側壁によって形成さ
れる第1のフック部と、前記ロアレール側に上壁と連続
する第2の側壁によって形成され前記シートに上向きに
作用する荷重を受けるように前記第1のフック部と係合
する第2のフック部とを有し、かつ前記上壁または前記
下壁を前記シートに下向きに作用する荷重を受ける係合
部としたことである。
によつてシートがフロアに対して回転自在とされ、第1
のフツク部と第2のフツク部とによつてアツパレールの
ロアレールに対する剥離が防止される。又、シートに加
わる上方向の荷重を受ける部分がシートをフロアに対し
て回転自在とする部分に一体とされるので、部品点数が
削減され、よつて、シートのフロアに対する組付けが簡
素化される。
説明する。
回転装置1は、フロア(図示せず)に対してシート(図
示せず)を最大で約180度回転させるものであつて、
ロアレール11とアツパレール12とから構成されてい
る。ロアレール11は、ベースプレート13を介して車
両フロア(図示せず)側となる周知の前後スライド装置
2に固定される。このロアレール11は、円形であると
共に対向する対の側壁11a,11b及び側壁11a,
11bを連結する上壁11cを一体に持つ断面略逆U字
を呈するものであつて、側壁11bの先端から一体に延
在したフランジ部11dによつてベースプレート13に
ビス等により固定される。アツパレール12は、ブラケ
ツト14を介してシート(図示せず)に固定される。こ
のアツパレール12は、円形であると共に対向する対の
側壁12a,12b及び側壁12a,12bを連結する
下壁12cを一体に持つ断面略U字を呈するものであつ
て、側壁12bの先端から一体に延在したフランジ部1
2dによつてブラケツト14にビス等により固定され
る。又、このアツパレール12の側壁12aの先端には
ボール受部12eが曲げ形成されている。このように構
成されたアツパレール12とロアレール11とはアツパ
レール12の側壁12aがロアレール11の逆U字形状
内にロアレール11の側壁11aがアツパレール12の
U字形状内に位置するようにアツパレール12のボール
受部12eとロアレール11の側壁11aと上壁11c
とのコーナ部との間に配設されたボール15を介して組
付けられる。これにより、アツパレール12がロアレー
ル11に対して摺動自在に支持されることとなる。
下壁14c及びフランジ部14dを一体に持つアツパレ
ール12と同一の断面形状を呈する円弧形状部分を有し
ており、この円弧形状部分はアツパレール12に沿うよ
うにアツパレール12の外側に配置されている。これに
より、アツパレール12とロアレール11との組付け状
態において、ブラケツト14の側壁14aがロアレール
11の側壁11aと係合する対向した配置となる。
レール12の円形状を三分割するように120度間隔で
3か所に配置されている。又、ベースプレート13に
は、アツパレール12の下壁12cと当接してアツパレ
ール12を上方向に押圧するように樹脂シユー16が装
着されている。これにより、ボール15はアツパレール
12とロアレール11に対して押圧されながらアツパレ
ール12のボール受部12eとロアレール11のコーナ
部との間に転動自在に配設されることとなる。各ボール
の転動動作範囲外(シートが最大で約180度動いた際
に各ボールが最大で約90度転動することとなることか
ら各ボール15が配置される間隔約120度内に残る約
30度の空所)には、アツパレール12及びロアレール
11にストツパ17が夫々形成されており、このストツ
パ17によつて各ボール15の転動範囲を規定すると共
に各ボール15の転動動作を規制してアツパレール12
のロアレール11に対する摺動動作を規制する。
をロアレール11に対して摺動動作させることによりシ
ートがフロアに対して約180度回転する。この際、ア
ツパレール12とロアレール11との間に配設されてい
る各ボール15は、樹脂シユー16の配設によつてアツ
パレール12及びロアレール11に対して押圧されてい
るので、常に等間隔で転動動作している。又、シートに
上方向の荷重(車両衝突時等のシートベルト荷重等)が
作用した場合には、ブラケツト14の側壁14aとロア
レール11の側壁11aとが係合してこの荷重を受け
る。これにより、アツパレール12のロアレール11に
対する剥離が防止される。尚、シートの所定位置での保
持は、ブラケツト14に支持されたロツクプレート18
がアツパレール12を介してロアレール11と係合して
ロアレール11に対するアツパレール12の摺動動作を
規制するという周知の構造で行われる。
は、ロアレール31とアツパレール32とから構成され
ている。ロアレール31は、円形であると共に垂直壁3
1a及び水平壁31bを一体に持つ断面略L字を呈する
ものであつて、水平壁31bによつてベースプレート3
3にビス等により固定される。アツパレール32は、円
形であると共に垂直壁32a及び水平壁32bを一体に
持つ断面略L字を呈するものであつて、垂直壁32aの
先端から一体に延在したフランジ部32cによつてブラ
ケツト34にビス等により固定される。又、ベースプレ
ート33は、側壁33a,33b及び側壁33a,33
bを連結する上壁33cを一体に持つ断面略逆U字形状
の円弧形状部分を有しており、ブラケツト34は、側壁
34a,34b及び側壁34a,34bを連結する下壁
34cを一体に持つ断面略U字形状の円弧形状部分を有
している。このように構成されたアツパレール32とロ
アレール31とは、アツパレール32の垂直壁32a及
び水平壁32bがロアレール31の垂直壁31a及び水
平壁31bと沿うようにアツパレール32の垂直壁32
aと水平壁32bとのコーナ部とロアレール31の垂直
壁31aと水平壁31bとのコーナ部との間に配設され
たボール35を介して摺動自在に且つブラケツト34の
側壁34bがベースプレート33の逆U字形状内にベー
スプレート33の側壁33bがブラケツト34のU字形
状内に位置して側壁33bと側壁34bとが係合するよ
うに対向した配置で組付けられる。結果、アツパレール
32のロアレール31に対する摺動動作によつてシート
がフロアに対して回転させられ、ブラケツト34の側壁
34bとベースプレート33の側壁33bとの係合によ
つてシートに加わる上方向の荷重を受けアツパレール3
2がロアレール31から剥離されるのを防止している。
ボール35は第1実施例と同様に3か所に配置されてお
り、ボール35をアツパレール32及びロアレール31
に対して押圧する樹脂シユー36は、ベースプレート3
3に形成された立ち上がり部33dにアツパレール32
の水平壁32bと当接してアツパレール32を下方向に
押圧するように装着されている。尚、その他の構成及び
作用は第1実施例と同様である。
は、ロアレール41とアツパレール42とから構成され
ている。ロアレール41は、円形であると共に対向する
対の側壁41a,41b及び側壁41a,41bを連結
する上壁41cを一体に持つ断面略逆U字を呈するもの
であつて、側壁41bの先端から一体に延在したフラン
ジ部41dに第1実施例で示した前後スライド装置2に
固定される。アツパレール42は、円形であると共に断
面逆U状を呈するボール受部42aを一体に持ち、ボー
ル受部42aの端部から一体に延在したフランジ部42
bによつてブラケツト44に固定される。又、ブラケツ
ト44は、側壁44a,44b及び側壁44a,44b
を連結する下壁44cを一体に持つ断面略U字形状の円
弧形状部分を有している。このように構成されたアツパ
レール42とロアレール41とは、アツパレール42の
ボール受部42aがロアレール41の上壁41cと対向
するようにボール受部42aと上壁41cとの間に配設
されたボール45を介して摺動自在に且つロアレール4
1の側壁41aがブラケツト44のU字形状内にブラケ
ツト44の側壁44aがロアレール41の逆U字形状内
に位置して側壁41aと側壁44aとが係合するように
対向した配置で組付けらる。結果、アツパレール42の
ロアレール41に対する摺動動作によつてシートがフロ
アに対して回転させられ、ブラケツト44の側壁44a
とロアレール41の側壁41aとの係合によつてシート
に加わる上方向の荷重を受けアツパレール42がロアレ
ール41から剥離されるのを防止している。ボール45
は第1実施例と同様に3か所に配置されており、ボール
45をアツパレール42及びロアレール41に対して押
圧する樹脂シユー46は、ブラケツト44の側壁44a
の先端にロアレール42の上壁42cと当接してロアレ
ール42を上方向に押圧するように装着されている。
尚、その他の構成及び作用は第1実施例と同様である。
荷重を受ける部分がシートをフロアに対して回転自在と
する部分に一体とされている。これにより、部品点数が
削減され、よつて、シートのフロアに対する組付けが簡
素化される。又、シートに加わる上方向の荷重を受ける
部分は、シートを支持するための剛性を確保するために
厚肉とされているブラケツト14,34,44に形成さ
れているものを利用しているので、シートに加わる上方
向の荷重を受ける部分がシートをフロアに対して回転自
在とする部分に一体とされているにもかかわらず、アツ
パレール12,31,41を厚肉とする必要がなく、よ
つて、シート回転装置1,3,4の重量の増大が防がれ
る。特に、第2実施例においては、アツパレール32の
ロアレール31に対する剥離が防止するためのブラケツ
ト34に形成されているものと相対するものがベースプ
レート33に形成されているので、ロアレール31も薄
肉とされ、よつて、シート回転装置3の重量がより軽減
される。又、特に、第1実施例及び第3実施例において
は、シートに加わる上方向の荷重を受ける部分がシート
をフロアに対して回転自在とする部分と上下方向におい
て同一軸線上に配置されいるので、レール幅の小型化が
なされる。
の荷重を受ける部分がシートをフロアに対して回転自在
とする部分に一体とされるので、部品点数が削減され
る。よつて、シートのフロアに対する組付けを簡素化す
ることができる。又、シートに加わる上方向の荷重を受
ける部分がブラケツトに形成されているので、シートに
加わる上方向の荷重を受ける部分がシートをフロアに対
して回転自在とする部分に一体とされているのにもかか
わらずシートをフロアに対して回転自在とする部分を構
成するアツパレールが薄肉とされる。よつて、シート回
転装置の重量を軽減することができる。
アジヤスタを示す斜視図である。
す分解斜視図である。
す断面図である。
す図3とは異なる部位の断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
て回転自在とする部分) 12,32,42 アツパレール(シートをフロアに対
して回転自在とする部分) 14,34,44 ブラケツト 14a,34b,44a 側壁(第1のフツク部,シー
トに加わる上方向の荷重を受ける部分) 11a,33b,41a 側壁(第2のフツク部,シー
トに加わる上方向の荷重を受ける部分)
Claims (1)
- 【請求項1】車両フロア側に固定されるロアレールと、 該ロアレールに摺動自在に支持されブラケットを介して
シート側に固定されるアッパレールとを有するシート回
転装置において、前記ブラケットに下壁と連続する第1の側壁によって形
成される第1のフック部と、前記ロアレール側に上壁と
連続する第2の側壁によって形成され前記シートに上向
きに作用する荷重を受けるように前記第1のフック部と
係合する第2のフック部とを有し、かつ前記上壁または
前記下壁を前記シートに下向きに作用する荷重を受ける
係合部とすること特徴とする シート回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23200093A JP3269205B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | シート回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23200093A JP3269205B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | シート回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781470A JPH0781470A (ja) | 1995-03-28 |
JP3269205B2 true JP3269205B2 (ja) | 2002-03-25 |
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ID=16932375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23200093A Expired - Fee Related JP3269205B2 (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | シート回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3269205B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5434100B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2014-03-05 | アイシン精機株式会社 | 車両用回転シート装置 |
JP5434101B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2014-03-05 | アイシン精機株式会社 | 車両用回転シート装置 |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23200093A patent/JP3269205B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0781470A (ja) | 1995-03-28 |
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