JP2603797Y2 - スライドドア用ガイドレール取付部の車体構造 - Google Patents

スライドドア用ガイドレール取付部の車体構造

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JP2603797Y2
JP2603797Y2 JP1993054625U JP5462593U JP2603797Y2 JP 2603797 Y2 JP2603797 Y2 JP 2603797Y2 JP 1993054625 U JP1993054625 U JP 1993054625U JP 5462593 U JP5462593 U JP 5462593U JP 2603797 Y2 JP2603797 Y2 JP 2603797Y2
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JP
Japan
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guide rail
groove
joint
body structure
slide door
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JP1993054625U
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JPH0717622U (ja
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隆博 田村
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】この考案は、スライドドア用ガイドレール
取付部の車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スライドドアのガイドレールの取
付けは、実公昭59−21248号公報に示されるよう
に車体の外板を構成する1枚のアウタパネルに凹溝を設
け、この凹溝内にガイドレールを収容して取付ける構造
が一般的に採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
においては、外板にガイドレール取付用の凹溝をプレス
により絞り成形するに際して、外板を車室側に向けて略
直角の窪ませると絞り角が過大となり成形不可能となる
ため、凹溝の上下面を傾斜させてプレス成形の絞り角を
小さくしている。 このため、ガイドレールを凹溝内に
取付けた際にレールの上下に隙間が生じ、この隙間を隠
すためにモール等の取付けが必要となり、部品点数の増
加やコストアップになる。 また、ガイドレールの取付
部が板一枚となるためレールが上下方向にグラ付きやす
くなる不具合がある。この考案は、ガイドレールと凹溝
との間に隙間が生じることのない車体構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記課題を
解決するために、ガイドレールを取付ける車体の外板を
アッパパネルとロアパネルで構成し、これらの両パネル
を車室側へほぼ直角に折り曲げてからさらに対向する方
向にほぼ直角に折り曲げて接合フランジを形成し、この
接合フランジを重合して両パネルの接合部とし、この接
合部を底面とするガイドレール取付用の凹溝を設けたこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】この構成によれば、ガイドレール取付用の凹溝
、アッバパネルとロアパネルの縁をプレスで車室側へ
ほぼ直角に折り曲げてからさらに対向する方向にほぼ直
角に折り曲げて接合フランジを成形した後、両ブランジ
を重ね合わせて接合することにより構成される。したが
って、従来の絞り成形から単純な折り曲げ成形となるの
で、凹溝を車室方向に略直角に窪ませることが可能とな
り、ガイドレールと凹溝間の隙間をなくすことができ
る。
【0006】
【実施例】以下この考案を図面の実施例に従って説明
する。 図1はガイドレール取付部の車体構造を示す斜
視図であり、図2はガイドレールの取付け状態を示す断
面図である。 車体の外板であるクオータパネル1はア
ッパパネル2とロアパネル3で構成されている。 両パ
ネル2、3はそれぞれの縁に車室方向に1段低くなった
接合フランジ2a,3aを折り曲げ形成し、両フランジ
を重合してスポット溶接により接合されている。 これ
により接合部4に沿って車両の前後方向にのびる凹溝5
を形成している。以上の構造をさらに詳しく説明する
と、両パネル2、3の縁部分は、図面から明らかなよう
に車室側へほぼ直角に折り曲げてからさらに対向する方
向へほぼ直角に折り曲げて接合フランジ2a,3aを形
成し、この接合フランジ2a,3aを重合して両パネル
の接合部4とし、接合部4を底面とした凹溝5が作られ
ている。図中の符号2b,3bは、両パネルを車室側へ
直角に折り曲げた部分を示している。この凹溝5内にス
ライドドアを案内支持する断面コ字状のガイドレール6
を収容し、レールの裏側に突設したスタッドボルト7で
凹溝5の底面に締付け固定する。なお、上記凹溝5はガ
イドレール6の取り付け部分は深溝5aとし、ガイドレ
ールより後方部分は浅溝5bとして、浅溝5bは図示し
ないモール等により隠蔽する。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、ガイドレール取付用
の凹溝を車室方向に略直角に窪ませて成形できるで、
凹溝とガイドレール間の隙間をなくすことができ、部品
点数の削減およびコスト低減を図ることができる。換言
すると、アッパパネルとロアパネルを車室側へほぼ直角
に折り曲げてからさらに対向する方向にほぼ直角に折り
曲げて接合フランジを形成し、この接合フランジを重合
して両パネルの接合部とし、この接合部を底面とするガ
イドレール取付用の凹溝を設けたものであり、特に、外
板だけの形状に改良を施して、ガイドレールの収容空間
を確保している。また、ガイドレールの取付部が2枚板
なり、しかも、ほぼ直角に折り曲げることが基本にな
っているので、凹溝は一種の骨材となり取付剛性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイドレール取付部の車体構造を示す斜視図
【図2】ガイドレールの取付け状態を示す断面図
【符号の説明】
1 車体の外板 2 アッパパネル 3 ロアパネル2a,3a 接合フランジ 2b,3b 車室側へほぼ直角に折り曲げた部分 4 接合部 5 凹溝 6 ガイドレール
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/06 B62D 25/02 B62D 25/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレールを取付ける車体の外板をアッ
    パパネルとロアパネルで構成し、これらの両パネルを車
    室側へほぼ直角に折り曲げてからさらに対向する方向に
    ほぼ直角に折り曲げて接合フランジを形成し、この接合
    フランジを重合して両パネルの接合部とし、この接合部
    を底面とするガイドレール取付用の凹溝を設けたことを
    特徴とするスライドドア用ガイドレール取付部の車体構
    造。
JP1993054625U 1993-08-31 1993-08-31 スライドドア用ガイドレール取付部の車体構造 Expired - Lifetime JP2603797Y2 (ja)

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JPH0717622U JPH0717622U (ja) 1995-03-31
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