JP3489234B2 - 燃料タンクの取付構造 - Google Patents

燃料タンクの取付構造

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は燃料タンクの取付構
造、特に二重フロア構造を有する下部構造体への燃料タ
ンクの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクの取付けは、例えば
実開昭57−127022号公報や実開昭57−134
325号公報参照)で知られているように、一般に燃料
タンクをベルト手段により車体後部床下に下側から取付
ける構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の取付構造では、作業者が上向きになって燃料
タンクを床下に取付ける作業になるため、作業性の面で
大変に不利である。しかも、金属製の燃料タンクの場合
はある程度の重量もあるため、前記のような上向き姿勢
での作業は特に大変である。そこで、取付作業が容易に
なるように、燃料タンクの取付構造の改善が望まれてい
る。
【0004】さて最近では、車体の軽量化を図るため
に、車体の下部構造体を軽合金の押出材等により形成し
た構造のものが提案されている。つまり、サイドメンバ
やサイドシル等の骨格部材を押出材で形成し、これらを
同じく押出材によるクロスメンバで組み合わせると共
に、前記骨格部材間に上部フロアと下部フロアを取付け
て二重フロア構造にしたものである。
【0005】しかしながら、このような構造の下部構造
体では、軽合金による押出材自体が従来材(鋼板)より
も材質的な剛性の点で劣るため、前述のような燃料タン
クの取付構造をそのまま適用することはできない。
【0006】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、取付作業が容易で且つ二重フロ
ア構造の車体に好適な燃料タンクの取付構造を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車体の下部構造体が前後方向に配された複数の骨格部材
間に上部フロアと下部フロアを設けた二重フロア構造
で、下部フロア上に上向きフランジを有する前後一対の
ガセットが設置されていると共に、燃料タンクの前後に
下向きの溝部を有するフレームが設けられており、該溝
部を前記上向きフランジに対して上から係合させた状態
で前記燃料タンクが前後のガセット間に取付けられ、
つ、前記フレームが燃料タンクの前後上端にそれぞれ設
けられ、該燃料タンクの前後のフレーム同士が前後方向
で一体的に連結されている。
【0008】請求項2記載の発明は、車体の下部構造体
が前後方向に配された複数の骨格部材間に上部フロアと
下部フロアを設けた二重フロア構造で、下部フロア上に
上向きフランジを有する前後一対のガセットが設置され
ていると共に、燃料タンクの前後に下向きの溝部を有す
るフレームが設けられており、該溝部を前記上向きフラ
ンジに対して上から係合させた状態で前記燃料タンクが
前後のガセット間に取付けられ、かつ、前記骨格部材が
下部構造体の左右に配されるサイドメンバと、中央に配
されるセンタメンバであり、該センタメンバの左右に前
後一対のガセットをそれぞれ設置して、2つの燃料タン
クを取付けられるようにしている。
【0009】請求項3記載の発明は、ガセットの両側端
が骨格部材の側面に取付けられている。
【0010】請求項4記載の発明は、骨格部材の上部に
車幅方向に沿う前後一対のクロスメンバを設け、該クロ
スメンバの下部にガセットを各々取付けたものである。
【0011】
【0012】請求項5記載の発明は、ガセットが断面概
略H形である。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、燃料タンクの取
付作業が、燃料タンクを下部フロア上に設置された前後
一対のガセット間に上から取付ける作業となるため、作
業者は無理な姿勢を強いられることもなく、作業を楽な
姿勢で容易に行える。そして、燃料タンクはそのフレー
ムの溝部がガセットの上向きフランジに係合するため、
確実な取付状態となる。また、燃料タンクの前後上端に
設けられたフレーム同士が前後方向で一体的に連結され
ているため、該連結されたフレームの中央部を下に押す
ことにより、フレームの溝部が形成されている部分が上
側に反り、ガセットの上向きフランジに係合し易くな
る。
【0014】請求項2記載の発明によれば、燃料タンク
の取付作業が、燃料タンクを下部フロア上に設置された
前後一対のガセット間に上から取付ける作業となるた
め、作業者は無理な姿勢を強いられることもなく、作業
を楽な姿勢で容易に行える。そして、燃料タンクはその
フレームの溝部がガセットの上向きフランジに係合する
ため、確実な取付状態となる。また、前後一対のガセッ
トがセンタメンバの左右両側に各々取付けられているた
め、2つの燃料タンクを取付けられる。また、一方の骨
格部材に加わった入力を、センタメンバと他方の骨格部
材の両方で受け止めることができる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、ガセットの
両側端が骨格部材の側面に取付けられているため、ガセ
ットの取付剛性が高まり、燃料タンクの更に確実な取付
状態が得られると共に、一方の骨格部材に加わった入力
を他方の骨格部材に伝達できるため、自動車の側面衝突
時における車体の変形を抑制することができる。
【0016】請求項4載の発明によれば、ガセットが、
剛性部材であるクロスメンバの下部に取付けられている
ため、ガセットの取付剛性が高まり、燃料タンクの更に
確実な取付状態が得られる。
【0017】
【0018】請求項5記載の発明によれば、ガセットが
断面概略H形であるため、剛性が高く、骨格部材に加わ
った入力に対して十分な反力を生じさせることができ
る。
【0019】
【実施例】図1〜図3はこの発明の第1実施例を示す図
である。図1は車体構造の下部構造体1を示すもので、
アルミ合金による押出材で形成された「骨格部材」とし
てのフロントサイドメンバ2、リヤサイドメンバ3、サ
イドシル4がそれぞれ左右に一対配されている。また、
同じく「骨格部材」としてのセンタメンバ5が中央に形
成されている。
【0020】また、この下部構造体1には、車幅方向に
沿って複数のクロスメンバ6、7、8、9が各々組付け
られている。そして、クロスメンバ7と8の間、またク
ロスメンバ8と9の間には、それぞれ左右のフロントサ
イドメンバ2の各上面部間に取付けられた上部フロア1
0、11が図示せぬボルトにより取付けられている。ま
た、クロスメンバ7からクロスメンバ9にかけて一枚の
下部フロア12が同じく図示せぬボルトにより左右のフ
ロントサイドメンバ2の下面部間に取付けられており、
下部構造体1が全体として二重フロア構造となってい
る。
【0021】そして、後側の上部フロア11の右側に、
この実施例における燃料タンク13が取付けられてい
る。この部分には燃料タンク13の取付け・取出しが可
能なサイズの開口14が形成されており、この開口14
がカバー15にて覆われている。
【0022】この開口14内の下部フロア12には、図
3に示すように、前後一対のガセット16、17が設置
されている。このガセット16、17は左右のフロント
サイドメンバ2とセンタメンバ5の側面にもそれぞれ接
続されている。そして、このガセット16、17の上端
が上部における上向きフランジ16a、17aとなって
おり、下側の折返し部の上端が下部における上向きフラ
ンジ16b、17bとなっている。この下部のフランジ
16b、17bは互いに向かい合った状態になっている
と共に、上部の上向きフランジ16a、17aよりも、
折返した分だけ若干内側に位置している。
【0023】一方、燃料タンク13は樹脂製のもので、
重量的には軽いが、全体的な剛性は低い構造になってい
る。この燃料タンク13の前記前後のガセット16、1
7間に相応する前後長さと、左右のフロントサイドメン
バ2とセンタメンバ5との間に相応する幅を有した角容
器形状をしている。そして、この燃料タンク13の前端
及び後端には上フレーム18、19と下フレーム20、
21が各々取付けられている。この上フレーム18、1
9と下フレーム20、21にはそれぞれ下向きの溝部1
8a、19a、20a、21aが形成されている。ま
た、燃料タンク13の上面には透明窓を備えた確認部2
2が形成されており、燃料タンク13内の状況を確認で
きるようになっている。
【0024】従って、この燃料タンク13の取付け方と
しては、開口14のカバー15を外し、その開口14内
に真っ直ぐ上から燃料タンク13を挿入し、前後の上フ
レーム18、19及び下フレーム20、21の溝部18
a、19a、20a、21aを、ガセット16、17の
対応する上向きフランジ16a、16b、17a、17
bに係合させる。上向きフランジ16a、16b、17
a、17bと溝部18a、19a、20a、21aとの
係合により、燃料タンク13の前後移動は規制され、ま
た燃料タンク13の側面が左右に位置するフロントサイ
ドメンバ2やセンタメンバ5に当接することにより、左
右方向での移動も規制される。そして、燃料タンク13
が取付けられた後に開口14はカバー15にて塞がれ
る。
【0025】この実施例によれば、燃料タンク13の取
付作業が、前後一対のガセット16、17間に上から取
付ける作業となるため、作業者は無理な姿勢を強いられ
ることもなく、作業が容易である。また、この実施例の
ガセット16、17はその両側端がフロントサイドメン
バ2とセンタメンバ5の側面に接合されているため、該
ガセット16、17の取付強度が高まり、燃料タンク1
3の確実な取付状態が得られる。更に、このガセット1
6、17によりフロントサイドメンバ2とセンタメンバ
5とが連結された状態となるため、自動車の側面衝突等
により、フロントサイドメンバ2に加わった入力をセン
タメンバ5に伝達することができる。従って、該入力に
対する反力を十分に生じさせることができ、車体の変形
を抑制することができる。
【0026】図4〜図8はこの発明の第2実施例を示す
図である。この実施例では、クロスメンバ8とクロスメ
ンバ9の間に別のクロスメンバ23が追加され、このク
ロスメンバ23とクロスメンバ8との間に、左右2つの
燃料タンク24が取付けられている。クロスメンバ23
が1本追加されたため、上部フロア25、26、27は
3枚になり、その真ん中の上部フロア26にて燃料タン
ク24は覆われることになる。この燃料タンク24を覆
う上部フロア26はボルト手段によりフロントサイドメ
ンバ2の上面部に取付けられており、フロントサイドメ
ンバ2に対して着脱自在になっている。
【0027】そして、図5に示す如く、前記クロスメン
バ8と追加されたクロスメンバ23の下部にはそれぞれ
断面H形をしたガセット28、29が左右に形成されて
いる。そして、このガセット28、29の互い向かい合
う面の上下にはそれぞれ折返状の上向きフランジ28
a、28b、29a、29bが形成されている。更に、
各ガセット28、29の両側端及び下端には、接合部2
8c、28d、28e、29c、29d、29eが曲折
形成されており、外側の接合部28c、29cははフロ
ントサイドメンバ2に接合され、内側の接合部28d、
29dはセンタメンバ5に接合され、下側の接合部28
e、29e(及び下側の上向きフランジ28b、29b
の底面)は下部フロア12に接合される。
【0028】一方、燃料タンク24の前後端には、前記
ガセット28、29の上向きフランジ28a、28b、
29a、29bに係合する溝部30a、31a、32
a、33aを有する上フレーム30、31及び下フレー
ム32、33が形成されており、該上フレーム30、3
1同士は連結部34にて前後方向で一体的に連結されて
いる。また、この連結部34には確認部22を囲む円筒
部35が一体形成されている。尚、この燃料タンク24
を覆う前記上部フロア26には該円筒部35に対応する
円孔36が形成されていると共に、該円孔36を塞ぐ円
形のカバー37も設けられている。
【0029】次に、この実施例における燃料タンク24
の取付け方を説明する。まず、上部フロア26は外した
状態にしておき、燃料タンク24を前後の各クロスメン
バ8と23の間にそれぞれ押し入れる。この時、燃料タ
ンク24が樹脂製で全体剛性が低いため、各クロスメン
バ8、23間の間隔Lが燃料タンク24より小さくて
も、該燃料タンク24の前後長さを押し縮めるながら前
記間隔L内に入れることができる。燃料タンク24を前
記間隔L内に入れた状態において、下フレーム32、3
3の溝部32a、33aは下側の上向きフランジ28
b、29bに係合し易い状態になっているが、上フレー
ム30、31の場合は各クロスメンバ8、23と上向き
フランジ28a、29aとの隙間Sが小さいため(図7
参照)、溝部30a、31aが上向きフランジ28a、
29aとうまく係合しない場合がある(例えば図7中の
上フレーム30′の状態)。しかし、上フレーム30、
31同士が前述のように連結部34を介して連結されて
いるため、作業者が連結部34の中央を下に押すことに
より、該連結部34が下側へ湾曲して(図6の状態)、
前後両方の上フレーム30、31が上側へ反った状態と
なり、上向きフランジ28a、29aと係合可能な状態
になる。従って、押した後に連結部34を基に戻すと、
上フレーム30、31及び連結部34が水平になり、溝
部30a、31aが上向きフランジ28a、29aに完
全に係合する。
【0030】これにより燃料タンク24が前後のガセッ
ト28、29間に取付けられた状態となるので、前後の
クロスメンバ8、23間に上部フロア26を取付ける。
上部フロア26を取付けると、円筒部35が円孔36か
ら上方へ突出した状態となるため、該円筒部35の上端
35aを切り開いて円孔36の周辺に係合させる。この
ようにしたことにより、前記上端35aが円孔36に係
合することから、連結部34が再び下側へ湾曲すること
がなく、燃料タンク24の保形と、上フレーム30、3
1の溝部30a、31aと上向きフランジ28a、29
aとの係合状態の維持を図っている。このようにして円
筒部35の上端35aを形成させた円孔36はカバー3
7にて塞がれる。このカバー37は必要な時には外され
て、確認部22より燃料タンク24の内部を点検でき
る。
【0031】以上説明したように、この実施例は燃料タ
ンク24を2つ取付けられるため、より多くの燃料を車
体に蓄積できる。また、この実施例の場合も、燃料タン
ク24を上から取付ける作業となるため、作業者は無理
な姿勢を強いられることがなく、作業が容易である。更
に、ガセット28、29が剛性部材であるクロスメンバ
8、23の下部に取付けられていると共に、該ガセット
28、29がフロントサイドメンバ2、センタメンバ
5、下部フロア12に接合されているため、該ガセット
28、29自体の取付剛性が高くなり、燃料タンク24
の更に確実な取付状態が得られる。
【0032】加えて、ガセット28、29によりフロン
トサイドメンバ2とセンタメンバ5とが連結された状態
となっており、且つ該ガセット28、29が剛性の高い
断面概略H形をしていることから、例えば、自動車の側
面衝突等によって一方のフロントサイドメンバ2に加わ
った入力をセンタメンバ5及び他方のフロントサイドメ
ンバ2に伝達することができる。従って、該入力に対す
る反力を十分に生じさせることができ、車体の変形を抑
制することができる。
【0033】また、断面概略H形のガセット28、29
でフロントサイドメンバ2とセンタメンバ5を連結して
いるため、下部構造体の全体剛性が向上し、車両走行時
等にサスペンション入力を受けても、下部構造体がねじ
れ変形を起こすことも防止できる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、燃料タン
クの取付作業が、燃料タンクを下部フロア上に設置され
た前後一対のガセット間に上から取付ける作業となるた
め、作業者は無理な姿勢を強いられることもなく、作業
を楽な姿勢で容易に行える。そして、燃料タンクはその
フレームの溝部がガセットの上向きフランジに係合する
ため、確実な取付状態となる。また、燃料タンクの前後
上端に設けられたフレーム同士が前後方向で一体的に連
結されているため、該連結されたフレームの中央部を下
に押すことにより、フレームの溝部が形成されている部
分が上側に反り、ガセットの上向きフランジに係合し易
くなる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、燃料タンク
の取付作業が、燃料タンクを下部フロア上に設置された
前後一対のガセット間に上から取付ける作業となるた
め、作業者は無理な姿勢を強いられることもなく、作業
を楽な姿勢で容易に行える。そして、燃料タンクはその
フレームの溝部がガセットの上向きフランジに係合する
ため、確実な取付状態となる。また、前後一対のガセッ
トがセンタメンバの左右両側に各々取付けられているた
め、2つの燃料タンクを取付けられる。また、一方の骨
格部材に加わった入力を、センタメンバと他方の骨格部
材の両方で受け止めることができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、ガセットの
両側端が骨格部材の側面に取付けられているため、ガセ
ットの取付剛性が高まり、燃料タンクの更に確実な取付
状態が得られると共に、一方の骨格部材に加わった入力
を他方の骨格部材に伝達できるため、自動車の側面衝突
時における車体の変形を抑制することができる。
【0037】請求項4載の発明によれば、ガセットが、
剛性部材であるクロスメンバの下部に取付けられている
ため、ガセットの取付剛性が高まり、燃料タンクの更に
確実な取付状態が得られる。
【0038】
【0039】請求項5記載の発明によれば、ガセットが
断面概略H形であるため、剛性が高く、骨格部材に加わ
った入力に対して十分な反力を生じさせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る車体の下部構造体
を示す斜視図である。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図である。
【図3】第1実施例のガセットによる燃料タンクの取付
状態を示す斜視図である。
【図4】この発明の第2実施例に係る車体の下部構造体
を示す斜視図である。
【図5】第1実施例のガセットによる燃料タンクの取付
状態を示す斜視図である。
【図6】図5中矢示SB−SB線に沿う断面図で、上フ
レームを反らせた状態を示す図である。
【図7】図6中矢示DA部分の拡大図である。
【図8】最終的な取付状態を示す図6相当の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 下部構造体 2 フロントサイドメンバ(骨格部材) 3 リヤサイドメンバ(骨格部材) 4 サイドシル(骨格部材) 5 センタメンバ(骨格部材) 10、11、25、26、27 上部フロア 12 下部フロア 13、24 燃料タンク 16、17、28、29 ガセット 16a、16b、17a、17b 上向きフランジ 18、19、30、31 上フレーム 18a、19a、30a、31a 上フレームの溝部 20、21、32、33 下フレーム 20a、21a、32a、33a 下フレームの溝部 28a、28b、29a、29b 上向きのフランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/063

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の下部構造体が前後方向に配された複
    数の骨格部材間に上部フロアと下部フロアを設けた二重
    フロア構造で、下部フロア上に上向きフランジを有する
    前後一対のガセットが設置されていると共に、燃料タン
    クの前後に下向きの溝部を有するフレームが設けられて
    おり、該溝部を前記上向きフランジに対して上から係合
    させた状態で前記燃料タンクが前後のガセット間に取付
    けられ、かつ、 前記フレームが燃料タンクの前後上端にそれぞれ設けら
    れ、該燃料タンクの前後のフレーム同士が前後方向で一
    体的に連結されていることを特徴とする 燃料タンクの取
    付構造。
  2. 【請求項2】車体の下部構造体が前後方向に配された複
    数の骨格部材間に上部フロアと下部フロアを設けた二重
    フロア構造で、下部フロア上に上向きフランジを有する
    前後一対のガセットが設置されていると共に、燃料タン
    クの前後に下向きの溝部を有するフレームが設けられて
    おり、該溝部を前記上向きフランジに対して上から係合
    させた状態で前記燃料タンクが前後のガセット間に取付
    けられ、かつ、 前記骨格部材が下部構造体の左右に配されるサイドメン
    バと、中央に配されるセンタメンバであり、該センタメ
    ンバの左右に前後一対のガセットをそれぞれ設置して、
    2つの燃料タンクを取付けられるようにしたことを特徴
    とする燃料タンクの取付構造
  3. 【請求項3】 ガセットの両側端が骨格部材の側面に取
    付けられている請求項1又は請求項2記載の燃料タンク
    の取付構造。
  4. 【請求項4】 骨格部材の上部に車幅方向に沿う前後一
    対のクロスメンバを設け、該クロスメンバの下部にガセ
    ットを各々取付けた請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の燃料タンクの取付構造。
  5. 【請求項5】 ガセットが断面概略H形である請求項
    〜4のいずれか1項に記載の燃料タンクの取付構造。
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