JPH0510220Y2 - - Google Patents

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JPH0510220Y2
JPH0510220Y2 JP2386387U JP2386387U JPH0510220Y2 JP H0510220 Y2 JPH0510220 Y2 JP H0510220Y2 JP 2386387 U JP2386387 U JP 2386387U JP 2386387 U JP2386387 U JP 2386387U JP H0510220 Y2 JPH0510220 Y2 JP H0510220Y2
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JP
Japan
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cover
frame
opening
screws
engaging
Prior art date
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JP2386387U
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JPS63175787U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍、冷蔵商品を貯蔵するシヨーケー
スに関し、更に詳細にはシヨーケース内に配設さ
れた機械室の背後に当るフレームの開口部に着脱
自在に取り付けられるカバーの取付構造に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、前記に係わるカバーの取付構造として第
5図及び第6図に示すものが知られている。該カ
バー101は複数の通気孔102を備え、シヨー
ケース103のフレーム104に形成された開口
部105周縁に複数(図中は6個)の螺子106
を用いて締めつけ固定されており、螺子106を
緩めフレーム104より取り外すことで圧縮機、
凝縮器等を収容する機械室107のメンテナンス
が外部より行なえるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前述せる従来の取付構造では、
カバー101の取り付け及び取り外しに複数の螺
子106全てを締め付けたり、緩めたりする必要
があるため、その作業が面倒であるといつた問題
を有している。また、カバー101は通常生産性
やコスト面から金属薄板をプレス加工等で整形し
たものが用いられるから、強度に乏しく、螺子1
06による締め付け箇所が少ないとカバー端縁に
波打ち変形が生ずるばかりか往々にして螺子10
6の繰り返しの締め付けにより該締め付け部分に
変形を来たすといつた問題をも有していた。前述
せる変形の問題については、カバー101の螺子
106の締着部分を別部品を用いて補強し、該補
強部品を介して螺子締めを行なうことも考えられ
るが、補強部品を後工程にてカバー101に取り
付けるのでは工数が増加しコストアツプになると
いつた問題を生ずることになる。
本考案の目的は、前述せる問題点に鑑みなされ
たもので、カバーの取り付け及び取り外しが簡便
であり、しかも安価なシヨーケースにおけるカバ
ーの取付構造を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するため、シヨー
ケース内に配設された機械室の背後に当るフレー
ムの開口部に着脱自在に取付けられるカバーであ
つて、該カバーは、下部を折り返し重ね合わせる
ことで形成された重合部に内方に切り起された適
宜数の掛合部を有し、該掛合部を前記フレームの
開口部下端縁に掛合するとともに上部を螺子でフ
レームに締め付け固定した。
(作用) 本考案によれば、カバーの下部内面に設けた掛
合部をフレームの開口部下端縁に掛合した後上部
を螺子でフレームに締め付ければカバーを取り付
けることができ、また、螺子を緩めた後カバーを
上方に持ち上げ掛合部とフレームの開口部下端縁
との掛合を解けばカバーを取り外すことができ
る。
(実施例) 以下、本考案を一実施例に基づき詳細に説明す
る。第1図乃至第4図において、シヨーケース本
体1の内部は上下2段に区画されており、上段に
は冷凍、冷蔵商品を貯蔵する断熱壁で囲まれた貯
蔵室2が設けられており、また下段には冷凍サイ
クルを生じ得る圧縮機、凝縮器等を収容する機械
室3が配設されている。また前記貯蔵室2を開閉
し得る2個の開閉戸4が摺動自在に設けられてい
る。5は、前記機械室3の背後に当るシヨーケー
ス1のフレーム6に形成された開口部であり、該
開口部5には後に詳述するカバー7が着脱自在に
取り付けられている。
カバー7は金属薄板をプレス加工等で整形する
ことによつて得られるもので、上部3箇所に螺子
穴8を有し、下部内面に下方に向く掛合部9が3
箇所に設けられている。前記掛合部9を得るに当
つては、まずカバー7の下部を内、外方いずれか
(図中は内方)に折り返し重ね合わせ、そして該
重合部10にコ字状の切り欠きを形成し、これを
内方に起こし上げカバー7裏面との間にフレーム
6の肉厚より大きな隙間を形成するようにすれば
よい。
かようにして構成されたカバー7の取り付け
は、まず、掛合部9をフレーム6の開口部5の下
端縁に掛合し、もつて上部を螺子11でフレーム
6に締め付け固定すればよい。また、機械室3の
メンテナンスを行なうに際しては、螺子11を緩
めた後、カバー7を上方に持ち上げ掛合部9とフ
レーム6の開口部5の下端縁との掛合を解けばカ
バー7を簡単に取り外すことができる。
尚、前記せる切り欠きはコ字状に限らずV字状
或はU字状であつてもよく、その個数も3個に限
らずカバー7の横軸に応じて適宜増減してもよ
い。また、これと同様に螺子穴8及び螺子11の
個数を増減しても何ら本考案の要旨を変更するも
のではない。
(考案の効果) 以上の如く、本考案によれば、カバー下部内面
に形成された掛合部をフレームの開口部下端縁に
掛合した後、上部を螺子でフレームに締め付け固
定すればカバーを取り付けることができ、また、
螺子を緩めた後カバーを上方に持ち上げ掛合部と
フレームの開口部下端縁との掛合を解けばカバー
を取り外すことができるので、カバーの取り付け
及び取り外しが極めて簡便となる。また、掛合部
の形成をカバーを整形する際同時に行なうことが
できるので、工数増加によるコストアツプを防止
することができ、カバーを安価に製作することが
できる。更に、掛合部の形成されるカバー下部を
前もつて折り返し重合して補強を図つているの
で、カバーに変形を来たすこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図はシヨーケースの前方斜視図、第2図
はシヨーケースの後方斜視図、第3図はカバーの
斜視図、第4図はカバー取付部の拡大断面図、第
5図及び第6図は従来例を示すもので、第5図は
カバーの斜視図、第6図はカバー取付部の拡大断
面図である。 1……シヨーケース本体、3……機械室、5…
…開口部、6……フレーム、7……カバー、9…
…掛合部、10……重合部、11……螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヨーケース内に配設された機械室の背後に当
    るフレームの開口部に着脱自在に取付けられるカ
    バーであつて、該カバーは、下部を折り返し重ね
    合わせることで形成された重合部に内方に切り起
    された適宜数の掛合部を有し、該掛合部を前記フ
    レームの開口部下端縁に掛合するとともに上部を
    螺子でフレームに締め付け固定したことを特徴と
    するシヨーケースにおけるカバーの取付構造。
JP2386387U 1987-02-20 1987-02-20 Expired - Lifetime JPH0510220Y2 (ja)

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JP2386387U JPH0510220Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JP2386387U JPH0510220Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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Publication Number Publication Date
JPS63175787U JPS63175787U (ja) 1988-11-15
JPH0510220Y2 true JPH0510220Y2 (ja) 1993-03-12

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JP2386387U Expired - Lifetime JPH0510220Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JPS63175787U (ja) 1988-11-15

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