JP2943717B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
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- JP2943717B2 JP2943717B2 JP8248685A JP24868596A JP2943717B2 JP 2943717 B2 JP2943717 B2 JP 2943717B2 JP 8248685 A JP8248685 A JP 8248685A JP 24868596 A JP24868596 A JP 24868596A JP 2943717 B2 JP2943717 B2 JP 2943717B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indoor unit
- air conditioner
- notch
- service
- bottom frame
- Prior art date
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機の室内
機の技術分野に属し、特に配管接続等のサービスを行う
ための構造の改良に関する。
機の技術分野に属し、特に配管接続等のサービスを行う
ための構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実公平6−20027号公報に開
示される室内機の構造を図7により説明する。図7は空
気調和機の室内機本体を、斜め下方から見た斜視図であ
る。図7において、51は室内機本体であって、この室
内機本体51はその背面側が、壁52に固定された据付
板53に取り付けられる。上記室内機本体51の底壁を
構成する底フレーム54の背面側には、壁52から導出
された冷媒配管等を室内機本体側の冷媒回路に接続する
ときに手を入れることができるサービス用の切欠部55
が設けられており、サービスの完了後にはこの切欠部5
5にサービス蓋56を係合構造等を利用して脱着可能に
取り付けるようにしている。
示される室内機の構造を図7により説明する。図7は空
気調和機の室内機本体を、斜め下方から見た斜視図であ
る。図7において、51は室内機本体であって、この室
内機本体51はその背面側が、壁52に固定された据付
板53に取り付けられる。上記室内機本体51の底壁を
構成する底フレーム54の背面側には、壁52から導出
された冷媒配管等を室内機本体側の冷媒回路に接続する
ときに手を入れることができるサービス用の切欠部55
が設けられており、サービスの完了後にはこの切欠部5
5にサービス蓋56を係合構造等を利用して脱着可能に
取り付けるようにしている。
【0003】ところで室内機本体51を据付板53に取
り付けた場合、室内機本体51が冷媒配管等の復元力等
を受けて浮き上がることを防ぐために、室内機本体51
のフレームのうち底フレーム54を据付板53にネジ止
めすることが行われる。これは図8(a)(b)に示す
ように、底フレーム54にネジ打ち部65を凹陥形成
し、このネジ打ち部65にネジ64を貫通させ据付板5
3に螺着するのである。そしてネジ64の頭が外観を損
なうことを防止するため、ネジ64を螺着した後、ネジ
打ち部65にネジカバー63を取り付けるようにしてい
る。また図9に示すような構造が採用されることもあ
る。これは、据付補助金具66を据付板53に固定し、
そして室内機本体51の前面グリル(図示せず)を取り
外した状態で、底フレーム54を上記据付補助金具66
にユーザには直接見えないグリル内でネジ64によって
取り付ける構造である。
り付けた場合、室内機本体51が冷媒配管等の復元力等
を受けて浮き上がることを防ぐために、室内機本体51
のフレームのうち底フレーム54を据付板53にネジ止
めすることが行われる。これは図8(a)(b)に示す
ように、底フレーム54にネジ打ち部65を凹陥形成
し、このネジ打ち部65にネジ64を貫通させ据付板5
3に螺着するのである。そしてネジ64の頭が外観を損
なうことを防止するため、ネジ64を螺着した後、ネジ
打ち部65にネジカバー63を取り付けるようにしてい
る。また図9に示すような構造が採用されることもあ
る。これは、据付補助金具66を据付板53に固定し、
そして室内機本体51の前面グリル(図示せず)を取り
外した状態で、底フレーム54を上記据付補助金具66
にユーザには直接見えないグリル内でネジ64によって
取り付ける構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図8に示
すような取り付け構造によれば、ネジ打ち部65毎にネ
ジカバー63が必要となり、部品点数が増加してしまう
という問題があった。また図9に示す構造によればネジ
カバー63は不要とすることができるものの、別途に据
付補助金具が必要になり、また前面グリルを取り外して
作業をする必要があるので、作業性が低下するという問
題があった。
すような取り付け構造によれば、ネジ打ち部65毎にネ
ジカバー63が必要となり、部品点数が増加してしまう
という問題があった。また図9に示す構造によればネジ
カバー63は不要とすることができるものの、別途に据
付補助金具が必要になり、また前面グリルを取り外して
作業をする必要があるので、作業性が低下するという問
題があった。
【0005】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、部品点数を削減
してコストダウンを図ることが可能であり、また作業性
の低下を回避することも可能な空気調和機の室内機を提
供することにある。
になされたものであって、その目的は、部品点数を削減
してコストダウンを図ることが可能であり、また作業性
の低下を回避することも可能な空気調和機の室内機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の室内機は、壁2に固定された据付板3にネジ14
を螺着して室内機本体1を取り付けるよう構成する一
方、室内機本体1のフレーム4にサービス用の切欠部5
を備えると共に上記フレーム4に切欠部5を覆うサービ
ス蓋7を脱着可能に取り付けるようにした空気調和機の
室内機において、上記フレーム4におけるサービス蓋7
が覆う部位に、上記ネジ14が貫通するネジ打ち部15
を設けたことを特徴としている。
和機の室内機は、壁2に固定された据付板3にネジ14
を螺着して室内機本体1を取り付けるよう構成する一
方、室内機本体1のフレーム4にサービス用の切欠部5
を備えると共に上記フレーム4に切欠部5を覆うサービ
ス蓋7を脱着可能に取り付けるようにした空気調和機の
室内機において、上記フレーム4におけるサービス蓋7
が覆う部位に、上記ネジ14が貫通するネジ打ち部15
を設けたことを特徴としている。
【0007】上記請求項1の空気調和機の室内機では、
サービス蓋7によってネジ14の頭を覆うことができ
る。従って別途にネジカバー等を設ける必要がなく、部
品点数を削減してコストダウンを図ることが可能とな
る。また室内機本体1の外部からネジ止め作業ができる
ので、作業性が低下するのを回避することが可能とな
る。
サービス蓋7によってネジ14の頭を覆うことができ
る。従って別途にネジカバー等を設ける必要がなく、部
品点数を削減してコストダウンを図ることが可能とな
る。また室内機本体1の外部からネジ止め作業ができる
ので、作業性が低下するのを回避することが可能とな
る。
【0008】また請求項2の空気調和機の室内機は、上
記ネジ打ち部15は、切欠部5の両側に設けていること
を特徴としている。
記ネジ打ち部15は、切欠部5の両側に設けていること
を特徴としている。
【0009】上記請求項2の空気調和機の室内機では、
切欠部5の両側で強固にフレーム4を取り付け、しかも
これを単一のサービス蓋7で覆うことができる。従って
部品点数を削減しつつ室内機本体1の確実な取り付けが
可能となる。
切欠部5の両側で強固にフレーム4を取り付け、しかも
これを単一のサービス蓋7で覆うことができる。従って
部品点数を削減しつつ室内機本体1の確実な取り付けが
可能となる。
【0010】さらに請求項3の空気調和機の室内機は、
上記フレーム4には、さらに据付板3に係止される引掛
け爪8を形成していることを特徴としている。
上記フレーム4には、さらに据付板3に係止される引掛
け爪8を形成していることを特徴としている。
【0011】上記請求項3の空気調和機の室内機では、
部品点数の増加を伴わず、また外観を損うことなく、室
内機本体1をより確実に据付板3に取り付けることが可
能となると共に、フレーム4の変形、波打ちを抑制する
ことが可能となる。
部品点数の増加を伴わず、また外観を損うことなく、室
内機本体1をより確実に据付板3に取り付けることが可
能となると共に、フレーム4の変形、波打ちを抑制する
ことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次にこの発明の室内機の具体的な
実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施形態であって、取り付け状態に
ある室内機を壁面に向かって右斜め下方から見上げた図
である。
実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施形態であって、取り付け状態に
ある室内機を壁面に向かって右斜め下方から見上げた図
である。
【0013】図1において、1は箱形の室内機本体であ
って、壁2に固定された据付板3に取付けられるもので
ある。上記室内機本体1のフレームのうち底壁を構成す
る底フレーム4の背面側には、壁2から導出された冷媒
配管等6を室内機本体側の冷媒回路に接続するときに手
を入れることができるサービス用の切欠部5が設けられ
ており、サービスの完了後にはこの切欠部5にサービス
蓋7を係合構造等を利用して脱着可能に取り付けるよう
にしている。
って、壁2に固定された据付板3に取付けられるもので
ある。上記室内機本体1のフレームのうち底壁を構成す
る底フレーム4の背面側には、壁2から導出された冷媒
配管等6を室内機本体側の冷媒回路に接続するときに手
を入れることができるサービス用の切欠部5が設けられ
ており、サービスの完了後にはこの切欠部5にサービス
蓋7を係合構造等を利用して脱着可能に取り付けるよう
にしている。
【0014】図1に破線で示すように、上記底フレーム
4の内面には、据付板3に係止される引掛け爪8、8が
2つ設けられ、この引掛け爪8、8の間に上記切欠部5
が形成されている。
4の内面には、据付板3に係止される引掛け爪8、8が
2つ設けられ、この引掛け爪8、8の間に上記切欠部5
が形成されている。
【0015】上記底フレーム4には、上記切欠部5の背
面開口側の両端部同士4a、4aを連結する橋渡しバー
9を一体形成している。そしてこの橋渡しバー9は、ニ
ッパ等によって切断可能なものとてっている。
面開口側の両端部同士4a、4aを連結する橋渡しバー
9を一体形成している。そしてこの橋渡しバー9は、ニ
ッパ等によって切断可能なものとてっている。
【0016】上記サービス蓋7の切欠部5への取り付け
構造を、図2及び図3により説明する。切欠部5周囲の
底フレーム4は、サービス蓋7を収納できるように凹陥
形成されており、橋渡しバー9もこれと面一に形成され
ている。一方、サービス蓋7の内面には切欠部5周囲の
底フレーム4及び橋渡しバー9に係止されるフック11
〜13が一体形成されている。すなわち、サービス蓋7
の前寄りには切欠部5中央部付近に臨む底フレーム4の
内面に潜り込むフック11・・・が形成され、サービス
蓋7の後端には橋渡しバー9の後端を挟持するフック1
2・・・が形成され、サービス蓋7の側端には後述する
ネジ打ち部15の内壁に嵌合するフック13・・・が形
成されている。よって、サービス蓋7を切欠部5に近づ
けてフック11・・・を底フレーム4の内面に引っ掛
け、そこを中心にサービス蓋7を回動させると、フック
12・・・が橋渡しバー9の後端に係合し、フック13
・・・がネジ打ち部15の内壁に嵌合してサービス蓋7
が切欠部5に取り付けられる(図4参照)。そして、こ
れと逆の操作によりサービス蓋7が切欠部5から取り外
される。
構造を、図2及び図3により説明する。切欠部5周囲の
底フレーム4は、サービス蓋7を収納できるように凹陥
形成されており、橋渡しバー9もこれと面一に形成され
ている。一方、サービス蓋7の内面には切欠部5周囲の
底フレーム4及び橋渡しバー9に係止されるフック11
〜13が一体形成されている。すなわち、サービス蓋7
の前寄りには切欠部5中央部付近に臨む底フレーム4の
内面に潜り込むフック11・・・が形成され、サービス
蓋7の後端には橋渡しバー9の後端を挟持するフック1
2・・・が形成され、サービス蓋7の側端には後述する
ネジ打ち部15の内壁に嵌合するフック13・・・が形
成されている。よって、サービス蓋7を切欠部5に近づ
けてフック11・・・を底フレーム4の内面に引っ掛
け、そこを中心にサービス蓋7を回動させると、フック
12・・・が橋渡しバー9の後端に係合し、フック13
・・・がネジ打ち部15の内壁に嵌合してサービス蓋7
が切欠部5に取り付けられる(図4参照)。そして、こ
れと逆の操作によりサービス蓋7が切欠部5から取り外
される。
【0017】図1及び図2に示すように、上記切欠部5
両側の底フレーム4におけるサービス蓋7が覆う部位に
は、底フレーム4を据付板3に螺着するためのネジ14
が貫通するネジ打ち部15が設けられている。このネジ
打ち部15は、上記底フレーム4にサービス蓋7を収納
できるように凹陥形成された凹陥部16に設けられてい
る。図5に示すように、ネジ打ち部15は上記凹陥部1
6からさらに凹陥したネジ面15aを有し、このネジ面
15aは据え付け状態にある室内機を斜め下方からみて
正面となるように、水平より約45度程度下向きに形成
されている。一方、据付板3にも図5及び図6に示すよ
うに、上記ネジ面15aに裏から当接する当接面3aが
形成されており、ネジ14がネジ面15aのネジ孔を貫
通して当接面3aの雌ネジ孔に螺合できるようになって
いる。
両側の底フレーム4におけるサービス蓋7が覆う部位に
は、底フレーム4を据付板3に螺着するためのネジ14
が貫通するネジ打ち部15が設けられている。このネジ
打ち部15は、上記底フレーム4にサービス蓋7を収納
できるように凹陥形成された凹陥部16に設けられてい
る。図5に示すように、ネジ打ち部15は上記凹陥部1
6からさらに凹陥したネジ面15aを有し、このネジ面
15aは据え付け状態にある室内機を斜め下方からみて
正面となるように、水平より約45度程度下向きに形成
されている。一方、据付板3にも図5及び図6に示すよ
うに、上記ネジ面15aに裏から当接する当接面3aが
形成されており、ネジ14がネジ面15aのネジ孔を貫
通して当接面3aの雌ネジ孔に螺合できるようになって
いる。
【0018】上記構成の空気調和機の室内機では、底フ
レーム4に橋渡しバー9を一体に形成し、これにサービ
ス蓋7を係止するようにしている。従って製品組立時等
に作業者がサービス蓋7を持つようなことがあっても、
このサービス蓋7は容易に外れることがなく、これによ
って室内機の落下破損や傷害事故等の発生が未然に防止
される。また、サービス蓋7を粘着テープで底フレーム
4に仮固定する対策が不要となるから、据え付け時のゴ
ミの発生及び製品への糊残り等の発生がない。さらに橋
渡しバー9を底フレーム4に一体形成しているので、こ
の橋渡しバー9の補強作用により、室内機本体成形時に
切欠部5の収縮による底フレーム4の反り、変形の発生
が防止される。しかも橋渡しバー9は、その両端付近で
ニッパ等により切断可能となっているので、サービス時
には橋渡しバー9を除去し、広い作業スペースを確保し
て作業性を向上させることができる。
レーム4に橋渡しバー9を一体に形成し、これにサービ
ス蓋7を係止するようにしている。従って製品組立時等
に作業者がサービス蓋7を持つようなことがあっても、
このサービス蓋7は容易に外れることがなく、これによ
って室内機の落下破損や傷害事故等の発生が未然に防止
される。また、サービス蓋7を粘着テープで底フレーム
4に仮固定する対策が不要となるから、据え付け時のゴ
ミの発生及び製品への糊残り等の発生がない。さらに橋
渡しバー9を底フレーム4に一体形成しているので、こ
の橋渡しバー9の補強作用により、室内機本体成形時に
切欠部5の収縮による底フレーム4の反り、変形の発生
が防止される。しかも橋渡しバー9は、その両端付近で
ニッパ等により切断可能となっているので、サービス時
には橋渡しバー9を除去し、広い作業スペースを確保し
て作業性を向上させることができる。
【0019】また、上記ではサービス蓋7と橋渡しバー
9とを連結したが、これらを連結しない構成であって
も、作業者がサービス蓋7を持ってこれが外れた場合に
は次に橋渡しバー9に手がかかる構造となっているの
で、室内機の落下破損や傷害事故等を防止することがで
きる。
9とを連結したが、これらを連結しない構成であって
も、作業者がサービス蓋7を持ってこれが外れた場合に
は次に橋渡しバー9に手がかかる構造となっているの
で、室内機の落下破損や傷害事故等を防止することがで
きる。
【0020】さらに、切欠部5両側の底フレーム4にお
けるサービス蓋7が覆う部位に、底フレーム4を据付板
3に螺着するためのネジ14が貫通するネジ打ち部15
を設けたので、ネジ打ち部15を貫通するネジ14によ
り底フレーム4を据付板3に螺着すると、室内機本体1
の浮き上がりが防止される。その場合、ネジ14の頭が
サービス蓋7に覆われるから、別途にネジカバー等を付
けずに外観を良好に保てる。しかも、ネジ14により底
フレーム4を直接に据付板3に螺着するから、据付補助
金具は不要である。
けるサービス蓋7が覆う部位に、底フレーム4を据付板
3に螺着するためのネジ14が貫通するネジ打ち部15
を設けたので、ネジ打ち部15を貫通するネジ14によ
り底フレーム4を据付板3に螺着すると、室内機本体1
の浮き上がりが防止される。その場合、ネジ14の頭が
サービス蓋7に覆われるから、別途にネジカバー等を付
けずに外観を良好に保てる。しかも、ネジ14により底
フレーム4を直接に据付板3に螺着するから、据付補助
金具は不要である。
【0021】また、必ずしもサービス蓋7の周囲を面一
にする必要はないが、上記実施形態では切欠部5両側の
底フレーム4を凹陥形成し、この凹陥部16にネジ打ち
部15を設けている。そしてサービス蓋7を凹陥部16
に収納すると、その表面が底フレーム4と面一になるよ
うにし、これによって外観の美観性が優れたものとなっ
ている。
にする必要はないが、上記実施形態では切欠部5両側の
底フレーム4を凹陥形成し、この凹陥部16にネジ打ち
部15を設けている。そしてサービス蓋7を凹陥部16
に収納すると、その表面が底フレーム4と面一になるよ
うにし、これによって外観の美観性が優れたものとなっ
ている。
【0022】さらに、底フレーム4の据付板3への係止
構造を特定するものではないが、上記実施形態では上記
底フレーム4に、さらに据付板3に係止される引掛け爪
8を形成している。従って部品点数を増加させることな
く、また外観を損ねることなく、室内機本体1の浮き上
がりが確実に防止されると共に、底フレーム4の変形、
波打ちが抑制される。また、室内機と配管貫通穴との相
対関係のずれで室内機本体1が天井側へずれることを防
止することができる。特に上記では引掛け爪8を少なく
とも2つ有し、2つの引掛け爪8、8の間に切欠部5を
形成している。従って室内機本体1の浮き上がりや底フ
レーム4の変形等を一段と確実に抑制することが可能と
なる。
構造を特定するものではないが、上記実施形態では上記
底フレーム4に、さらに据付板3に係止される引掛け爪
8を形成している。従って部品点数を増加させることな
く、また外観を損ねることなく、室内機本体1の浮き上
がりが確実に防止されると共に、底フレーム4の変形、
波打ちが抑制される。また、室内機と配管貫通穴との相
対関係のずれで室内機本体1が天井側へずれることを防
止することができる。特に上記では引掛け爪8を少なく
とも2つ有し、2つの引掛け爪8、8の間に切欠部5を
形成している。従って室内機本体1の浮き上がりや底フ
レーム4の変形等を一段と確実に抑制することが可能と
なる。
【0023】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機の室内機で
は、サービス蓋によってネジの頭を覆うことができる。
従って別途にネジカバー等を設ける必要がなく、部品点
数を削減してコストダウンを図ることが可能となる。ま
た室内機本体の外部からネジ止め作業ができるので、作
業性が低下するのを回避することが可能となる。
は、サービス蓋によってネジの頭を覆うことができる。
従って別途にネジカバー等を設ける必要がなく、部品点
数を削減してコストダウンを図ることが可能となる。ま
た室内機本体の外部からネジ止め作業ができるので、作
業性が低下するのを回避することが可能となる。
【0024】また請求項2の空気調和機の室内機では、
切欠部の両側で強固にフレームを取り付け、しかもこれ
を単一のサービス蓋で覆うことができる。従って部品点
数を削減しつつ室内機本体の確実な取り付けが可能とな
る。
切欠部の両側で強固にフレームを取り付け、しかもこれ
を単一のサービス蓋で覆うことができる。従って部品点
数を削減しつつ室内機本体の確実な取り付けが可能とな
る。
【0025】さらに請求項3の空気調和機の室内機で
は、部品点数の増加を伴わず、また外観を損うことな
く、室内機本体をより確実に据付板に取り付けることが
可能となると共に、フレームの変形、波打ちを抑制する
ことが可能となる。
は、部品点数の増加を伴わず、また外観を損うことな
く、室内機本体をより確実に据付板に取り付けることが
可能となると共に、フレームの変形、波打ちを抑制する
ことが可能となる。
【図1】この発明の一実施形態の室内機を、その取り付
け状態において壁面に向かって右斜め下方から見上げた
斜視図である。
け状態において壁面に向かって右斜め下方から見上げた
斜視図である。
【図2】上記実施形態の切欠部付近を拡大して示す斜視
図である。
図である。
【図3】(a)は図2のA−A線断面図であり、(b)
は図2のB−B線断面図である。
は図2のB−B線断面図である。
【図4】切欠部にサービス蓋を取り付けた状態での図1
相当図である。
相当図である。
【図5】ネジ打ち部付近を示す図3相当図である。
【図6】当接面付近を示す据付板の正面図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す図であり、(a)は室内機本体の
斜視図、(b)はネジ打ち部の断面図である。
斜視図、(b)はネジ打ち部の断面図である。
【図9】従来例を示す部分断面図である。
【符号の説明】 1 室内機本体 2 壁 3 据付板 4 底フレーム 4a 端部 5 切欠部 7 サービス蓋 8 引掛け爪 9 橋渡しバー 14 ネジ 15 ネジ打ち部 16 凹陥部
Claims (3)
- 【請求項1】 壁(2)に固定された据付板(3)にネ
ジ(14)を螺着して室内機本体(1)を取り付けるよ
う構成する一方、室内機本体(1)のフレーム(4)に
サービス用の切欠部(5)を備えると共に上記フレーム
(4)に切欠部(5)を覆うサービス蓋(7)を脱着可
能に取り付けるようにした空気調和機の室内機におい
て、上記フレーム(4)におけるサービス蓋(7)が覆
う部位に、上記ネジ(14)が貫通するネジ打ち部(1
5)を設けたことを特徴とする空気調和機の室内機。 - 【請求項2】 上記ネジ打ち部(15)は、切欠部
(5)の両側に設けていることを特徴とする請求項1の
空気調和機の室内機。 - 【請求項3】 上記フレーム(4)には、さらに据付板
(3)に係止される引掛け爪(8)を形成していること
を特徴とする請求項1又は請求項2の空気調和機の室内
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248685A JP2943717B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8248685A JP2943717B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 空気調和機の室内機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1073278A JPH1073278A (ja) | 1998-03-17 |
JP2943717B2 true JP2943717B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17181819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8248685A Expired - Lifetime JP2943717B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943717B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038352A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Toshiba Carrier Corporation | 空気調和装置 |
CN100523631C (zh) * | 2004-09-30 | 2009-08-05 | 东芝开利株式会社 | 空调装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5507160B2 (ja) * | 2009-08-27 | 2014-05-28 | 三洋電機株式会社 | 壁掛け型空気調和装置 |
US8627672B2 (en) | 2009-08-27 | 2014-01-14 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Wall-hung air conditioner and installing device for air conditioner |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8248685A patent/JP2943717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038352A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Toshiba Carrier Corporation | 空気調和装置 |
CN100523631C (zh) * | 2004-09-30 | 2009-08-05 | 东芝开利株式会社 | 空调装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1073278A (ja) | 1998-03-17 |
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