JPS645423Y2 - - Google Patents

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JPS645423Y2
JPS645423Y2 JP1983047205U JP4720583U JPS645423Y2 JP S645423 Y2 JPS645423 Y2 JP S645423Y2 JP 1983047205 U JP1983047205 U JP 1983047205U JP 4720583 U JP4720583 U JP 4720583U JP S645423 Y2 JPS645423 Y2 JP S645423Y2
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JP
Japan
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flange
cover
window hole
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hole
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JP1983047205U
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JPS59152877U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はテレビ受像機のキヤビネツト裏蓋に
取付けられるブラウン管ネツク部保護カバーの取
付装置に関する。
背景技術 テレビ受像機には外観の向上等を図るため、キ
ヤビネツトを木製にしたものがある。このような
テレビ受像機では小型化にともない、ブラウン管
ネツク部がキヤビネツト裏蓋から少し突出すると
ころとなる。そこでこの突出部分が覆つて保護す
る部分を裏蓋に設ける必要があるが、裏蓋はハー
ドボードなどで作られているため、大きく膨らん
だ保護部分を裏蓋に一体に形成することは極めて
難事である。そのため、通常は裏蓋にネツク部を
突出させる突出用窓穴を設け、この窓穴をふさぐ
ように椀形の保護カバーを取付けるようしてい
る。
このような保護カバーは裏蓋にいつたん取付け
た後は外部からは取外せないようにすることが望
ましく、そのため従来はハトメなどにより裏蓋に
固着したり、複数個所をネジ止めにより固定する
ようにしていた。しかしながら、ハトメによる場
合は作業性があまり良くなく、しかもいつたん取
付けた後は取外すことができないため、ネツク部
の点検等を行う際は裏蓋全体をキヤビネツトから
取外さなければならず、取扱いが極めて不便なも
のであつた。また、ネジ止めによる場合は第1図
に示すように、裏蓋1に設けた取付孔2……に保
護カバー3の取付ネジ孔を正しく位置合せし、そ
の後カバー3を保持した状態で裏蓋1の内面側か
ら取付ネジ5……をネジ込まなければならず、し
かも確実に取付けようとすれば、少なくとも3個
所以上の複数個所をネジ止めしなければならない
ため、作業工数が増大し作業効率が悪くなると共
に、取付作業が極めてやつかいで煩雑なものとな
る。そこでこれらの欠点をなくすため、例えば実
公昭47−23933号公報に記載されている如く、キ
ヤビネツト裏蓋にあけたブラウン管ネツク部の突
出用窓穴の周縁に数個の切欠部を形成し、該窓穴
にネツク部保護カバーを裏蓋の内側から嵌め込み
カバーの口縁に形成した張出鍔が窓穴周縁と衝合
してカバーを窓穴に係止するとき、張出鍔の周方
向数個所の該張出鍔から一段下つた位置に設けた
小鍔片を窓穴の切欠部から裏蓋の表側に突出させ
るようにし、この小鍔片が突出した状態で、カバ
ーを裏蓋に対し回動させることにより小鍔片と張
出鍔との間で窓穴の周縁を挾持すると共に、この
挾持した状態で小鍔片に設けた肉厚部に裏蓋の内
側から取付ネジをねじ込んで固定するようにした
ものが本出願人によつて提案されている。これに
よると、上述した欠点は完全解消されカバーの着
脱が容易に行えかつ、取付強度も向上するもの
の、その反面、裏蓋のネツク部突出用窓穴の周縁
数個所に切欠部を設ける必要上窓穴の形状を単純
な円形状にすることができず複雑化する。しか
も、保護カバーの張出鍔に設けられる小鍔片はこ
れを窓穴の切欠部と正しく対応合致させようとす
れば、切欠部との寸法関係を極めて精度良く出さ
なければならない。そして、これを精度良くしな
い限りその裏蓋への組付けがスムーズに行えなく
なる。したがつて、取付構造が複雑化すると共
に、製作に手間を要しやつかいなものになる。
考案の開示 この考案は以上の点に鑑みなされたもので、キ
ヤビネツト裏蓋への取付け又は取外しが極めて容
易に行え、しかもいつたん取付けた後は確実に取
付けた状態に保持しておくことができ、その上、
構造も簡単でありかつ、製作も簡単に行えるブラ
ウン管ネツク部保護カバーの取付構造を提供する
ことを目的とするものである。
この目的は、キヤビネツト裏蓋に開けたブラウ
ン管ネツク部の突出用窓穴を円形状に形成すると
共に、ネツク部保護カバーの口縁にフランジ状に
鍔部を張出し形成し、この鍔部の周方向二個所に
切欠部を所定の間隔をおいて設け、前記切欠部に
隣接して前記窓穴の周縁内面側に差し込み片を前
記裏蓋の厚さと略等しく前記鍔部から一段下がつ
て段違い状に夫々形成し、この一対の差し込み片
の前記切欠部に臨む外側角部をその外径が前記穴
径よりも小さくなるように、前記差し込み方向に
沿つて切り欠き、該差し込みにより前記窓穴の周
縁が前記鍔部と前記差し込み片との間に挾持さ
れ、この挾持により、前記保護カバーが前記穴周
縁で保持されるようになすと共に、前記鍔部の適
所一個所にネジ止め可能な肉厚部を形成し、この
肉厚部を前記裏蓋にネジ止め固定するように構成
することによつて達成できる。
この考案によれば、一対の差し込み片の裏蓋の
ネツト部突出用窓穴への差し込みがその外側角部
の切り欠きによつて極めて容易に行える。そし
て、この一対の差し込み片を窓穴に差し込むだけ
でその穴周縁に簡単に挾持され、カバーが脱落等
なくしつかりと保持され、その後、鍔部に形成し
た肉厚部1個所のみを裏蓋にネジ止めするだけで
固定されるので、作業に要する手数が従来の複数
個所ネジ止めしたり、嵌め合わせた後、回動操作
するもの等に比べて少なくて済み、カバーの取付
けが極めて簡単容易に、しかも確実に行える。ま
た、逆に取付ネジを取外すだけで、差し込み片を
窓穴内面側から簡単に引き出すことができ、カバ
ーの取外しも極めて簡単容易である。したがつて
本案によれば、カバーの取付けだけでなく、その
取外しも極めて簡単容易に行える。
さらに、本案よれば、鍔部に設けた切欠部に隣
接して一対の差し込み片を段違い状に形成し、そ
の鍔部の一部に肉厚部を形成するだけで良く、か
つ裏蓋に形成する窓穴は単純な円形状のままで良
く、従来例のように窓穴に切欠部や凹状部等のカ
バーを取付けるための細工や工夫を施す必要はな
く、また、差し込み片に窓穴へ取付けるための切
込み溝や保持のための突起物等を設ける必要はな
く、単純な形状で良いので、取付け構造も従来例
に比べて単純簡素にすることができる。特に本案
によれば、窓穴の形状は単純な円形状で良いの
で、裏蓋側の取付構造を極く単純化することがで
き、その製作加工が容易である。
さらに、差し込み片の寸法・形状は窓穴の周縁
内側に差し込み得るものであれば良く、しかも窓
穴の穴径は差し込み片が差し込み得る程度のもの
で、円形状であれば、寸法関係が多少異なつてい
ても同一のネツクカバーを他の種の裏蓋にそのま
ま適用することができ、両者の寸法精度などもラ
フで良いので、穴加工やネツクカバーの製作が容
易であり、製作コストも安価に済む利点を有す
る。
考案を実施するための最良の形態 以下、この考案の一実施例を第2図以下の図面
に基づいて詳細に説明する。
第2図において、10はテレビ受像機のキヤビ
ネツトであつて、このキヤビネツト10の裏面側
に裏蓋11がビス止め等により取外し可能に取付
けられている。裏蓋11の略中央部にブラウン管
のネツク部(図示せず)を突出させるためのネツ
ク部突出用窓穴(以下、窓穴を称する)12が開
口形成されている。裏蓋11の窓穴12の周縁上
部に保護カバーネジ止め用の取付孔13が穿設さ
れている。窓穴12は円形状に形成されており、
そこから突出するネツク部を覆う保護カバー14
でふさがれるようになつている。
保護カバー14は椀形状に形成されており、そ
の口縁に窓穴12周縁の裏縁の表面側に設置され
るフランジ状の鍔部15が外周方向に張出し形成
されている。鍔部15の周方向二個所に切欠部1
6,16が所定間隔おいて一対形成されている。
この切欠部16,16の部分に第3図に詳しく示
すように窓穴12の周縁内面側に差し込まれる差
し込み片17が裏蓋11の厚さと略しく、あるい
はそれよりもやや広い間隔dで鍔部15から一段
下がつた位置に径方向外側に向け折曲突出して設
けられている。鍔部15と差し込み片17,17
との間に窓穴12の周縁部分が挾持される。
差し込み片17,17の中心線Aに対して各外
側の角部はその間隔lが窓穴12の直径Dよりも
わずかに小さくなるように上記差し込み方向に沿
つて平行に切り欠かれており、この切欠部17
1,171よつてその差し込みが容易に行えるよ
うになつている。
更に、鍔部15の差し込み片17,17から周
方向に等間隔で離間した中心線A上の位置に肉厚
部18(第4図参照)が表面に突出して形成され
ており、この肉厚部18に上記取付孔13と対応
する取付ネジ孔19が設けられている。
次に以上のように構成された保護カバー14を
裏蓋11に取付けるには、第4図に示すように、
先ずその鍔部15を差し込み片17,17を下向
きにして窓穴12の前面にその中心からやや上方
にズレた状態で概略の位置決めをして押し当て設
置する。次いで、カバー14を押し下げ又は下方
に落し込むと、第5図に示すように差し込み片1
7,17が窓穴12の周縁内面側に差し込まれ、
これによつて窓穴12の周縁部分20が鍔部15
と差し込み片17,17との間に挾持される。ま
た、これにより保護カバー14は概略の位置決め
がなされて窓穴12の周縁に沿つて脱落などなく
保持される。その後、保護カバー14を窓穴12
に対して時計方向又は反時計方向に回動させ取付
孔13に取付ネジ孔19を対応合致させた後、裏
蓋11の内側から取付ネジ21を取付孔13を通
してネジ孔19にねじ込めば、第6図に示すよう
に保護カバー14の裏蓋11への取付けが完了す
る。
なお、取付孔13と取付ネジ孔19の配置関係
などを逆にして取付ネジ21を裏蓋11の表面側
からねじ込むように構成することも可能である。
これによると、裏蓋11をキヤビネツト10に取
付けたままの状態で保護カバー14の着脱を行う
ことが可能となり、その取付け、取外しが更に容
易に行える。したがつて、例えばブラウン管ネツ
ク部の点検補修などに際して簡単に取外して作業
を行うことができ、極めて便利である。
また、上記実施例では差し込み片17,17を
鍔部15の周方向二個所に設けるように説明して
あるが、これに替えて一個所にのみ設けるように
しても良い。この場合は、その窓穴12への差し
入れが支障なくスムーズに行えかつ、いつたん差
し入れた後は窓穴12の周縁部分を鍔部15との
間で確実に挾持しておくことができるように、そ
の形状や周方向の長さなどが配慮されることはい
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のネツク部保護カバーの取付構造
を示す斜視図、第2図は本考案に係るテレビ受像
機のキヤビネツト裏蓋およびネツク部保護カバー
の斜視図、第3図は本案ネツク部保護カバーの要
部斜視図、第4図はその裏蓋への取付手順を裏蓋
の内側から見て示す斜視図、第5図は同じく裏蓋
の内側から見て示す斜視図、第6図は保護カバー
が裏蓋に取付けられた状態を示す斜視図である。 14……ネツク部保護カバー、15……鍔部、
16,16……切欠部、17,17……差し込み
片、18……肉厚部、12……裏蓋、13……取
付孔、19……取付ネジ孔、10……キヤビネツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト裏蓋に開けたブラウン管ネツク部
    の突出用窓穴を覆うように取付けられるネツク部
    保護カバーにおいて、前記窓穴を円形状に形成す
    ると共に、前記保護カバーの口縁にフランジ状に
    鍔部を張出し形成し、この鍔部の周方向二個所に
    切欠部を所定の間隔をおいて設け、前記切欠部に
    隣接して前記窓穴の周縁内面側に差し込まれる差
    し込み片を前記裏蓋の厚さと略等しく前記鍔部か
    ら一段下がつて段違い状に夫々形成し、この一対
    の差し込み片の前記切欠部に臨む外側角部をその
    外径が前記穴径よりも小さくなるように、前記差
    し込み方向に沿つて切り欠き、該差し込みにより
    前記窓穴の周縁が前記鍔部と前記差し込み片との
    間に挾持され、この挾持により前記保護カバーが
    前記穴周縁で保持されるようになすと共に、前記
    鍔部の適所一個所にネジ止め可能な肉厚部を形成
    し、この肉厚部を前記裏蓋にネジ止め固定するよ
    うにしたことを特徴とするブラウン管ネツク部保
    護カバーの取付装置。
JP4720583U 1983-03-31 1983-03-31 ブラウン管ネツク部保護カバ−の取付装置 Granted JPS59152877U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4720583U JPS59152877U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブラウン管ネツク部保護カバ−の取付装置

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JP4720583U JPS59152877U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブラウン管ネツク部保護カバ−の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS59152877U JPS59152877U (ja) 1984-10-13
JPS645423Y2 true JPS645423Y2 (ja) 1989-02-10

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JP4720583U Granted JPS59152877U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブラウン管ネツク部保護カバ−の取付装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723933U (ja) * 1971-03-24 1972-11-17
JPS5342527B2 (ja) * 1975-11-13 1978-11-13

Family Cites Families (3)

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Also Published As

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JPS59152877U (ja) 1984-10-13

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