JPH0520330B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0520330B2
JPH0520330B2 JP62061900A JP6190087A JPH0520330B2 JP H0520330 B2 JPH0520330 B2 JP H0520330B2 JP 62061900 A JP62061900 A JP 62061900A JP 6190087 A JP6190087 A JP 6190087A JP H0520330 B2 JPH0520330 B2 JP H0520330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
pallets
flat plate
plate portion
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62061900A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63230424A (ja
Inventor
Nobuyuki Fujita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP6190087A priority Critical patent/JPS63230424A/ja
Publication of JPS63230424A publication Critical patent/JPS63230424A/ja
Publication of JPH0520330B2 publication Critical patent/JPH0520330B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • De-Stacking Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、積載パレツト分離装置、特に複数積
み重ねられた状態のパレツトを移送するため、そ
の移送の前段階として個々のパレツトを分離する
ための装置に関するものである。
[従来技術] パレツトは、IC等の電子部品を一時的に収納
し、その収納した部品を各作業過程に供給するた
めに用いられている。第5図は、このようなパレ
ツト10が複数積載された状態を示す部分斜視図
であり、各パレツト10には、IC部品を収納す
るための溝12が複数設けられている。
従来、このように積み上げられたパレツト10
を個々に移送するため、例えば最上段のパレツト
(図上A)を矢印100方向へ移送する場合、2
段目のパレツト(図上B)の上面をそのまま滑ら
れて移送する方法が行われている。
また、他の方法としては、第6図A,Bに示す
ように、まず移送すべきパレツト10の下面と下
側のパレツトとの〓間、本従来例では下側のパレ
ツトの溝12部分に爪14の突起部14aを差し
込み、そして爪14を駆動機構により上昇させ、
あるいは爪14はそのままとし下側に積載された
パレツトを下降させることにより移送すべきパレ
ツトを他のパレツトから分離する。そして、突起
部14a上を滑らせて矢印100方向へ移送する
方法がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来例のように移送すべきパレツトを下側
パレツトの上面を直接滑らせて移送する場合に
は、以下のような問題点があつた。
(1) パレツト相互間の摩擦抵抗が大きい時にはス
ムーズな移送を行うことができない。
(2) 移送されるパレツトが、下側のパレツトの溝
上を滑つているため、移送時に大きな滑り音が
生じてしまう。
(3) パレツトの移送時に上下パレツトの滑り面が
損傷する恐れがある。
(4) パレツトの下側面に必要に応じて突部が形成
されている場合には、滑り移送が不可能であ
る。
また、爪14によつて移送すべきパレツトを分
離した後、突起部14a上を滑り移送させる場合
においても、例えば、第6図Cに示すように、積
載状態のずれを防止するため溝12に係合するよ
うな凸部11をパレツト下面に設けている場合に
は、同様に上記問題点(4)を解消することはできな
かつた。
すなわち、移送されるパレツトの下側突部が突
起部14aに係合し、滑り移送が不可能状態とな
る。
発明の目的 本発明は、上記問題点に鑑み為されたものであ
り、その目的は、パレツト下側面の凹凸形状に影
響されることのないかつ滑り音の発生及びパレツ
ト面の損傷の発生を低減した移送を可能とする積
載パレツト分離装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、積み重ねられた部品
収納用パレツトが載置されるパレツト載置台と、
この載置台を上下移動させる載置台駆動機構と、
載置されたパレツト相互間の〓間にパレツトの両
端から差し込まれる一対の差込み爪と、この差込
み爪に前記差込み動作を行わせるため水平方向へ
往復移動させる一対の差込み爪駆動機構と、を含
み、差込み爪を差し込んだ後、前記載置台を降下
させることにより、差し込み爪に載置されたパレ
ツトのみを分離する積載パレツト分離装置におい
て、前記差込み爪は、上面を水平面とし、ここに
おいて、前記パレツトを滑り移送可能とする平板
部と、この平板部の先端部に所定間隔をあけて延
出形成され、平板部より所定角度下方に傾斜し、
前記パレツトを掬い上げる複数の突起部と、を有
し、前記差込み爪駆動機構は、前記差込み爪の突
起部のみを差し込む第1の駆動動作と、突起部を
差し込んだ後更に平板部の一部まで差し込む第2
の駆動動作と、を行うようにしたことを特徴とす
るものである。
[作用] 上記構成によれば、差込み爪駆動機構の第1駆
動動作によつて、差込み爪の突起部をパレツト間
の〓間に差し込む。このとき突起部は差込み爪の
水平移動方向よりやや下方へ傾斜させて形成され
ているので、パレツト間の〓間に容易に差し込む
ことができる。
そして、突起部を傾斜させた分だけ上側のパレ
ツトをすくい上げることができる。そして、パレ
ツトの載置台駆動機構によつて差込み爪より下側
のパレツトを下降させる。次に、差込み爪駆動機
構の第2駆動動作によつて差込み爪をさらに押し
出し、平板部の一部までパレツト間の〓間に差し
込む。
この動作によつて、分離されたパレツトは差込
み爪の平板部上面の水平面に両端部が載置された
状態となる。パレツトの移送はこの平板部の上部
水平面を摺動させて行うことができ、パレツトの
底部面を損傷することなく、また、パレツトの底
部面の凹凸形状の有無にかかわらず滑らかな移送
を行うことが可能となる。
[実施例] 第1図は、本発明にかかる積載パレツト分離装
置の好適な実施例の全体構成を示す概略断面図で
ある。
装置本体18内に、多数積載されたパレツト1
0が収納されており、これらパレツト10は載置
台であるエレベータハンド20及び22上に載置
されている。
エレベータハンド20及び22は、それぞれキ
ヤリア28及び30に固定されている。キヤリア
28及び30は、装置本体18内に設けられたね
じシヤフト24及び26にそれぞれ上下移動可能
に取り付けられており、ねじシヤフト24及び2
6の回転動作により、それぞれ上方又は下方へ移
動可能にその内部がねじ切りされている。
ねじシヤフト24及び26の回転は、装置本体
18の下部に設けられたモータ32によつて行わ
れる。
すなわち、装置本体18の底部に取り付けられ
た軸受け34及び36に回転自在に軸支された回
転シヤフト38をモータ32の回転軸に連結させ
て回転させる。そして、この回転シヤフト38の
回転を回転シヤフト38の両端に設けられた笠歯
車40,42及び44,46によつてねじシヤフ
ト24及び26に伝達するものである。モータ3
2は図示していない制御部によつて駆動制御さ
れ、エレベータハンド20及び22上に載置され
たパレツト10を所望の方向及び位置に移動させ
るものである。
本発明の特徴事項である一対の差込み爪48及
び50並びに一対の差込み爪駆動機構52及び5
4は、装置本体18の両側上部にそれぞれ設けら
れている。
第2図は、これら差込み爪及び差込み爪駆動機
構部分の拡大斜視図を示しており、説明の便宜上
第1図において左側に記載した差込み爪及びその
駆動機構の符号を用いて説明する。
差込み爪駆動機構52は、第1シリンダ56及
び第2シリンダ58から構成されており、それぞ
れのシリンダのピストンは互いに連結されてい
る。
差込み爪48は、平板部48aとこの側端部に
複数設けられた突起部48bとからなつている。
突起部48bは、平板部48aの平面よりやや下
方へ屈曲されて形成されている。差込み爪48の
裏面には、スライダ60及び62が固着されてお
り、これらスライダ60及び62は、基台64上
に固定されているスライダガイド66及び68上
を摺動移動可能とされている。
また、第2シリンダ58は、基台64に接触し
ない状態で差込み爪48の裏面に固着されてお
り、差込み爪48、スライダ60及び62と共に
一体となつて水平方向(図上矢印200方向)へ
の往復移動が行われる。
第3図は本実施例に用いられる差込み爪48が
示されており、第3図Aはその平面図、第3図B
は側面図をそれぞれ示している。差込み爪48の
平板部48aには、駆動機構である第2シリンダ
58の取付け用開口部70並びにスライダ60及
び62の取付け用開口部72,74及び76,7
8がそれぞれ設けられている。
突起部48bは差し込みが行われるパレツト1
0の〓間に対応して所定間隔毎に設けられてお
り、第3図Bに示すように水平移動方向より角度
θだけ下方に傾斜させて形成されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
まず、エレベータハンド20,22上に積載さ
れたパレツト10は制御部にて制御されたモータ
32の駆動により、所定の位置まで上昇される。
すなわち、差込み爪48の突起部48bが、最上
部のパレツト10とその下側のパレツトとの〓間
に差し込み可能な位置まで上昇される。
次に、第1シリンダ16の作動により、差込み
爪48は、第4図Aの略断面図に示すように、パ
レツト10方向へ水平移動され、突起部48bが
最上部のパレツト10と下側のパレツトとの〓間
に差し込まれる(第1駆動動作)。
そして、このとき、モータ32の駆動により、
エレベータハンド20及び22を所定の位置まで
下降させ、最上部のパレツト10とそれより下側
の積載パレツトとを所定距離だけ分離する。
更に、第2シリンダ58の作動により、第4図
Bの略断面図に示すように、差込み爪48がさら
に差し込まれ、平板部48aの一部まで挿入され
た状態となる(第2駆動動作)。
この動作によつて、分離された最上部パレツト
10は、突起部48bに載置された状態から、平
板部48aに載置された状態にその載置状態が変
更される。このとき、突起部48bは、角度θだ
け傾斜しているので、パレツト10の底部面に
は、非接触状態となつている。
以上の一連の動作によつて、最上部のパレツト
10の分離作業が終了し、差込み爪48上を滑り
移送可能な状態となる。そして、この滑り移送
は、平板部48aの水平面を利用して行われるの
で、パレツト10の底面の形状の如何にかかわら
ず、スムーズに移送を行うことができる。
最上部のパレツト10の移送が完了すると、モ
ータ32の駆動により再度エレベータハンド20
及び22が上昇し最上部のパレツト10の分離動
作が同様に行われる。
尚、突起部48bの設置間隔及び形状はパレツ
ト10の形状に対応させて任意に変更形成され
る。また、突起部48bの傾斜角度は、突起部4
8bの選択部の下降幅が平板部48aの厚さより
も大きくなるような角度に形成することにより、
第1駆動動作を行つた後に、エレベータハンド2
0及び22の下降動作を行うことなく第2駆動動
作を行うことが可能となる。
すなわち、第1駆動動作によりパレツト10が
十分持ち上げられることになるため、そのまま第
2駆動動作を行つても平板部48aが下側のパレ
ツトに接触することがないからである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る積載パレツ
ト分離装置によれば、積載されたパレツトの分離
動作を自動的に行い、分離されたパレツトは凹凸
のない水平面上に載置されることとなる。
これにより、次に行われるパレツトの滑り移送
において、パレツト底面の凹凸形状に影響される
ことなく滑らかなパレツト移送が可能となり、移
送に発生する摩擦によるパレツトの磨耗・損傷を
防ぐと共に、移送時に発生する振動や摩擦音を低
減することが可能であり、パレツトに積載されて
いる電子部品等を安全に移送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例の全体構成を示
す概略断面図、第2図は実施例の部分斜視図、第
3図A及びBは本発明に用いられる差込み爪の一
例を示すそれぞれ平面図及び側面図、第4図A及
びBは差込み爪駆動機構の第1駆動動作及び第2
駆動動作を示す図、第5図はパレツトが積載され
た状態を示す斜視図、第6図A及びBは従来のパ
レツトの分離動作を説明するための図、第6図C
はパレツト下面を凹凸形状とした場合の積載状態
を示す断面図である。 10……パレツト、20,22……エレベータ
ハンド、24,26……ねじシヤフト、28,3
0……キヤリア、32……モータ、48……差込
み爪、48a……平板部、48b……突起部、5
6……第1シリンダ、58……第2シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積み重ねられた部品収納用パレツトが載置さ
    れるパレツト載置台と、 この載置台を上下移動させる載置台駆動機構
    と、載置されたパレツト相互間の〓間にパレツト
    の両端から差込まれる一対の差込み爪と、 この差込み爪に前記差込み動作を行わせるため
    水平方向へ往復移動させる一対の差込み爪駆動機
    構と、を含み、 差込み爪を差し込んだ後、前記載置台を下降さ
    せることにより、差込み爪に載置されたパレツト
    のみを分離する積載パレツト分離装置において、 前記差込み爪は、上面を水平面とし、ここにお
    いて、前記パレツトを滑り移送可能とする平板部
    と、 この平板部の先端部に所定間隔をあけて延出形
    成され、平板部より所定角度下方に傾斜し、前記
    パレツトを掬い上げる複数の突起部と、を有し、 前記差込み爪駆動機構は、前記差込み爪の突起
    部のみを差し込む第1の駆動動作と、突起部を差
    し込んだ後更に平板部の一部まで差し込む第2の
    駆動動作と、を行うようにしたことを特徴とする
    積載パレツト分離装置。
JP6190087A 1987-03-16 1987-03-16 積載パレツト分離装置 Granted JPS63230424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6190087A JPS63230424A (ja) 1987-03-16 1987-03-16 積載パレツト分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6190087A JPS63230424A (ja) 1987-03-16 1987-03-16 積載パレツト分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63230424A JPS63230424A (ja) 1988-09-26
JPH0520330B2 true JPH0520330B2 (ja) 1993-03-19

Family

ID=13184483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6190087A Granted JPS63230424A (ja) 1987-03-16 1987-03-16 積載パレツト分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63230424A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2681861B2 (ja) * 1992-12-15 1997-11-26 株式会社キトー パレット積み降ろし装置
JP5871581B2 (ja) * 2011-11-22 2016-03-01 株式会社浅野研究所 成形品を分ける装置及び方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102572A (ja) * 1975-03-07 1976-09-10 Hitachi Ltd Fureemunoroodeingusochi
JPS59158740A (ja) * 1983-02-18 1984-09-08 イエデ−オ−トマテル・アクチエボラ−グ カツプ等の単体の分離および解放装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102572A (ja) * 1975-03-07 1976-09-10 Hitachi Ltd Fureemunoroodeingusochi
JPS59158740A (ja) * 1983-02-18 1984-09-08 イエデ−オ−トマテル・アクチエボラ−グ カツプ等の単体の分離および解放装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63230424A (ja) 1988-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0159552B1 (ko) 매거진 운송장치
JPH0520330B2 (ja)
JPH08133426A (ja) 自動倉庫の取り出し制御方法
JP3353099B2 (ja) チップ供給装置
TWM649569U (zh) 貨叉機構及碼垛機器人
JPS58126049A (ja) 小型構成要素を加工するための製作装置
JPH08243854A (ja) 電子部品実装装置
JPS5948207B2 (ja) 部品移送装置
JPH0432322Y2 (ja)
JP3849696B2 (ja) 遊技盤の段積み装置
JPH01146400A (ja) 基板サポート装置
JPH0577570B2 (ja)
JPH0328024Y2 (ja)
JPH0516984A (ja) 面実装型電子部品トレー
JPS63134442A (ja) 物品の受渡し装置
JP3296217B2 (ja) トレイの供給装置
JPH06126546A (ja) 部品供給装置
JPH0479934B2 (ja)
JP3117449U (ja) 遊技盤の段バラシ装置
JPH0430187Y2 (ja)
JPS5815363Y2 (ja) ガラス板插入装置
JPH0447157Y2 (ja)
JPH0718675Y2 (ja) 板材供給装置
JPH05301636A (ja) パレット自動交換装置
JPH0445773Y2 (ja)