JPH05201689A - 吊荷回転防止装置 - Google Patents

吊荷回転防止装置

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Publication number
JPH05201689A
JPH05201689A JP1412892A JP1412892A JPH05201689A JP H05201689 A JPH05201689 A JP H05201689A JP 1412892 A JP1412892 A JP 1412892A JP 1412892 A JP1412892 A JP 1412892A JP H05201689 A JPH05201689 A JP H05201689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspended load
shaped member
rod shaped
wind
control blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP1412892A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Tamaki
章次 玉記
Minoru Kato
実 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP1412892A priority Critical patent/JPH05201689A/ja
Publication of JPH05201689A publication Critical patent/JPH05201689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊荷である吊荷の風による回転を防止し、極
めて安全かつ効率よく建築部材の揚重、取付け作業を可
能とし、かつかさばらず、簡便で容易に着脱することが
できる装置を提供すること。 【構成】 吊荷10の片面10aの上端中央部に取付け
られた水平棒状部材31と、この吊荷10の片面10a
の略中央部に取付けられた水平棒状部材32と、この棒
状部材31および32の中央部に掛け渡された垂直棒状
部材33と、この棒状部材33に取付けられた制御ブレ
ード34により構成されている。 【効果】 風が吹くと風圧が吊荷及び制御ブレードに作
用し、吊荷の回転力を相殺してその回転を防止するの
で、極めて安全かつ効率よく建築部材の揚重、取付け作
業を可能とすることができる。また、かさばらず、作業
現場での取扱いが容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吊荷回転防止装置に関
するもので、より具体的にはクレーンよりワイヤを介し
て板状体を垂直に吊り下げてなる吊下装置に使用される
吊荷回転防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タワークレーン等でプレキャスト
コンクリート製カーテンウォール材等の建築部材を吊り
下げる場合には、作業中に風が吹くと、垂直に吊られた
これらのプレキャストコンクリート製カーテンウォール
材等が板状体であるためにその表面に風抵抗を受け、風
に煽られて吊ワイヤを軸にして回転したり、振れが生じ
たりする。このような建築部材に回転や振れが生じる
と、プレキャストコンクリート製カーテンウォール材等
の建築部材の揚重、または所定位置への取付けが困難に
なるといった問題があった。さらに、重量物であるプレ
キャストコンクリート製カーテンウォール材等が回転、
揺動するため何等かの危険防止対策を講じる必要があっ
た。
【0003】このような吊荷の風による回転を防止する
装置としては、例えば特開昭58−69694号公報に
記載されているような装置が知られている。すなわち、
この公報においては、クレーンによって垂直に吊り下げ
られた板状体である吊荷の一側端にハの字形に開いた一
対の羽根板を着脱自在に取付け、この羽根板の開き角度
によって、吊荷の風による回転を防止するような構造に
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造では、羽根板が吊荷である板状体の端部から
さらに突出するため、吊荷がかさばり、扱いにくいとい
った問題がある。
【0005】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、板状体である吊荷の風による
回転を防止し、極めて安全かつ効率よくプレキャストコ
ンクリート製カーテンウォール材等の建築部材の揚重、
取付け作業を可能とし、かつかさばらず、簡便で容易に
着脱することができる装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明によれば、玉掛けワイヤにて吊り下げられる
板状体である吊荷の片面中央部に、該吊荷と直交する面
で水平方向の風抵抗を受ける制御ブレードを取付けてな
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】吊荷の片面中央部に取付けられた制御ブレード
は、吊荷と直交する面で水平方向の風抵抗を受けるの
で、風が吹くと吊荷及び制御ブレードに風圧が作用して
吊荷の回転力を相殺してその回転を防止することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
【0009】図1及び図2は本発明の好適な実施例を示
し、板状体である吊荷10は、プレキャストコンクリー
ト製カーテンウォール材等の建築部材であり、この吊荷
10の上端部11には、図1および図2に示されるよう
に一対の吊環12−12が取付けられている。そして、
この吊荷10を垂直に吊り下げるには、吊環12に玉掛
けワイヤ13の両端部を連結し、玉掛けワイヤ13の中
央部をクレーンフックブロック21に係合させ、吊荷1
0を吊り下げる。
【0010】吊荷の風による回転を防止する回転防止装
置30は、この吊荷10の片面10aの上端中央部に水
平状態で取付けられた棒状部材31と、この吊荷10の
片面10aの略中央部に水平状態で取付けられた棒状部
材32と、この棒状部材31および32の中央部に垂直
状態で掛け渡された棒状部材33と、この棒状部材33
に取付けられて吊荷10の片面10aと直交する面で水
平方向の風抵抗を受ける制御ブレード34により構成さ
れている。
【0011】棒状部材31には、その両端部に逆U字状
の取付け金具35−35が設けられ、さらに吸着板36
−36が装着されている。この取付け金具35は、吊荷
10及び後述する吸着板36を一体に係止するように形
成されている。また、棒状部材32は、棒状部材31よ
り長く形成され、さらにその両端部には吸着板37ー3
7が装着されている。
【0012】この回転防止装置30を吊荷10に取付け
るには、まず各棒状部材31,32の中央部に制御ブレ
ード34を取付けた棒状部材33を垂直に掛け渡してそ
の両端部をクランプ38−38で固定した回転防止装置
30を吊荷10の片面10aの上端中央部に棒状部材3
1の取付け金具35で引っ掛けて取付け、その両端部を
吸着板36−36で固定させる。次に、吊荷10の片面
10aの略中央部に棒状部材32を取付け、その両端部
を吸着板37−37で固定させる。この棒状部材33に
取付けられた制御ブレード34は、吊荷10と直交方向
に延長するので、風が吹くと制御ブレード34に風圧が
作用し、風抵抗を受けるので、吊荷10の回転を相殺し
て防止することができる。
【0013】また、回転防止装置30は、吊荷10の片
面10aに直交方向に延長しているので、かさばらず、
作業現場において他の構造物と干渉したりすることが解
消できる。
【0014】さらに、回転防止装置30は、取付け金具
35および吸着板36,37により吊荷10に簡単に着
脱自在に取付けることができ、繰り返し使用することが
できる。
【0015】なお、本実施例では、制御ブレード34
は、一か所にのみ設けられているが、これを複数取付け
ることにより風抵抗を調節することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る吊荷回転防
止装置では、玉掛けワイヤにて吊り下げられる板状体で
ある吊荷の片面中央部に、該吊荷と直交する面で水平方
向の風抵抗を受ける制御ブレードを取付けてなる構成と
したので、風が吹くと風圧が吊荷及び制御ブレードに作
用して吊荷の回転力が相殺されその回転を防止すること
ができる。このため、極めて安全かつ効率よくプレキャ
ストコンクリート製カーテンウォール材等の建築部材の
揚重、取付け作業を可能とすることができる。
【0017】しかも、この回転防止装置は、吊荷の片面
中央部に、該吊荷と直交する面で水平方向の風抵抗を受
ける制御ブレードを取付けてなるので、かさばらず、他
の構造物と干渉することを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊荷回転防止装置の正面図であ
る。
【図2】本発明に係る吊荷回転防止装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
10 吊荷 10a 片面 13 玉掛けワイヤ 21 クレーンフック 31,32,33 棒状部材 34 制御ブレード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉掛けワイヤにて吊り下げられる板状体
    である吊荷の片面中央部に、該吊荷と直交する面で水平
    方向の風抵抗を受ける制御ブレードを取付けてなること
    を特徴とする吊荷回転防止装置。
JP1412892A 1992-01-29 1992-01-29 吊荷回転防止装置 Pending JPH05201689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1412892A JPH05201689A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 吊荷回転防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1412892A JPH05201689A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 吊荷回転防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05201689A true JPH05201689A (ja) 1993-08-10

Family

ID=11852495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1412892A Pending JPH05201689A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 吊荷回転防止装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05201689A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160012618A (ko) * 2014-07-24 2016-02-03 현대중공업 주식회사 부유식 해양 구조물용 터렛의 동적 거동 저감 장치
CN105800446A (zh) * 2016-05-06 2016-07-27 巨力索具股份有限公司 一种风轮吊装设备
CN106744256A (zh) * 2016-08-27 2017-05-31 安徽中电兴发与鑫龙科技股份有限公司 一种低压配电柜起吊结构

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CN105800446A (zh) * 2016-05-06 2016-07-27 巨力索具股份有限公司 一种风轮吊装设备
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