JP3069028U - 回転式揚重機。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物の吊り上げ及び吊り下げを安全に連続し
てできるようにする。 【解決手段】 下部歯車１０付き電動ギヤモートル４
と上部歯車９付きチェーンケース３の間に中間のチェー
ンケース２をケースつなぎ１３を使い垂直に取り付け金
具１１で取り付ける。吊り金具８とガイドローラー７を
取り付けたチエーン１を下部歯車１０と上部歯車９を巻
きチェーンケース２内を通し輪につなぎ合わせて電動ギ
ヤモートル４で連続回転の正転及び逆転させ、回転して
いる吊り金具８で荷物１４を安全に連続して吊り上げ及
び吊り下げをさせることを提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、チエーンに吊り金具を取り付けて、電動ギヤモートルの連続回 転の正転及び逆転させて、荷物を連続した吊り上げ及び吊り下げをする機械。

【０００２】

【従来の技術】

従来の荷物の吊り上げ及び吊り下げでは、 （イ）チェーンを利用した物では、据え付け物が主で上下の間隔が一定で、 上下の反復運動になり、移動ができない。 （ロ）ウィンチ、ホイスト等では、移動ができて高さも自在にかえられるが 反復運動になる。 （ハ）トラッククレーン、クレーン等では、据えつける広い場所が必要で、 反復運動になる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の荷物の吊り上げ及び吊り下げは、反復運動になる物が主で、いずれも 半分の時間と労力のムダになり、経費が高くなるという欠点がある。従って、容 易に移動することができて、吊り金具を取り付けたチェーンを電動ギヤモートル で連続回転の正転及び逆転させて、吊り金具に荷物を取り付け連続して安全な吊 り上げ及び吊り下げを可能にして欠点を解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するための手段を図面に追いながら説明すれば、 （イ）下部には下部歯車１０付き電動ギヤモートル４と、上部には上部歯車 ９付きチェーンケース３と、中間のチェーンケース２を垂直に設け、吊り金具８ とガイドローラー７を取り付けたチェーン１を連続回転の正転及び逆転をさせる 。 （ロ）荷物１４を吊るための吊り金具８とガイドローラー７を取り付けたチ ェーン１がチェーンケース２、３から外れない様に、安全と円滑な回転を求める ためガイドローラー７を取り付けたチェーン１とチェーンケース２と３を設ける 。 （ハ）下部と上部の間には、取り付け及び取り外しで目的の高さに調整する ために、中間のチェーンケース２と、同じ長さの吊り金具８とガイドローラー７ を取り付けたチェーン１を設ける。この際チェーンケース２と３の前面と裏面に 貫通する穴１５を設け、チェーンの止め金具１６を使い、中間のチェーンケース ２と、同じ長さの吊り金具８とガイドローラー７を取り付けたチェーン１の取リ 付け及び取り外しをする。 （ニ）電源スイッチは、危険回避と高さの上下を微調整をするために上部ス イッチ６と下部スイッチ５を設ける。 （ホ）使いたい場所に移動して使用することができる様に、チェーンケース を取り付ける金具１１と、ケースつなぎ１３を設ける。 （ヘ）チェーン１のあそびを調整する金具１２を設ける。 以上の様に構成し安全に連続した荷物の吊り上げ及び吊り下げを提供する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本案は、以上のような構成ですから、これを使用するときは、 下部歯車１０付き電動ギヤモートル４と中間のチェーンケース２と上部歯車 ９付きチーンケース３をケースつなぎ１３を使い垂直に取り付け金具１１で取り 付けて吊り金具８とガイドローラー７を取り付けたチェーン１を上部歯車９と下 、部歯車１０を巻き中間のチェーンケース２内を通し輪につなぎ合わせて連続回 転の正転及び逆転させて使用する。この吊り金具８とガイドローラー７を取り付 けたチェーン１は、中間のチェーンケース２とチーンケース３の前面では、チェ ーン１とガイドローラー７は中間のチェーンケース２とチーンケース３内を回転 し吊り金具８だけが外に出て回転している。裏面では、吊り金具８とガイドロー ラー７を取り付けたチェーン１の全てが中間のチェーンケース２とチェーンケー ス３内を回転しているので、安全に吊り金具８に荷物１４を取り付けて、連続の 吊り上げ及び吊り下げに使用する事ができる。 高さの調整は、中間のチェーンケース２と上部歯車９付きチェーンケース３ を取り付ける金具１１と、チェーンケース２と３の表面と裏面に貫通する穴１５ とチェーンの止め金具１６を使い、中間のチェーンケース２と、同じ長さの吊り 金具８とガイドローラー７を取り付けたチェーン１の取り付け及び取り外しによ り目的の高さに取り付ける。尚、上下の微調整は電源スイッチの上部スイッチ６ と下部スイッチ５で行う。 この際、下部歯車１０付き電動ギヤモートル４には吊り金具８とガイドロー ラー７付きチェーン１のあそびを調整するための、チェーンの調整金具１２を設 け、チェーンケース２と３にはケースつなぎ１３を設けている。

【０００６】 なお、本考案の実施に当たって次の様なことができる。 （イ）吊り金具８とガイドローラー７を取り付けたチェーン１は連続回転の 正転及び逆転をするので、反復運動にはならなく荷物１４を連続して吊り上げ及 び吊り下げをすることができる。 （ロ）中間のチェーンケース２と吊り金具８とガイドローラー７を取り付け たチェーン１の取り付け及び取り外しにより、目的の高さに合わせて使用するこ とができる。 （ハ）電源スイッチは、下部スイッチ５及び上部スイッチ６ともに回転中の 吊り金具８とガイドローラー７を取り付けたチェーン１の吊り金具８に取り付け た荷物１４を、好きな高さに微調整ができ、危険回避もできる。 （ニ）チェーン１の吊り金具８とガイドローラー７の取り付け間隔を、変え ることにより長い物や短い物を連続して吊り上げ及び吊り下げができる。 （ホ）荷物１４に合わせる様に吊り金具８を変えることにより、いろいろな 荷物１４を連続して吊り上げ及び吊り下げができる。 （ヘ）取り付ける金具１１を使い、屋内外の使いたい場所に取り付けて使用 することができる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、安全に荷物を連続して吊り上げ及び吊り下げができて、高さも調 整でき、屋内外の使いたい場所に移動して使用することができる。従って、従来 かかっていた労力と時間を大幅に省力化することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の側面図

【符号の説明】

１はチェーン ２は中間のチェーンケース ３は上部チェーンケース ４は電動ギヤモートル ５は下部スイッチ ６は上部移動式スイッチ ７はガイドローラー ８は吊り金具 ９は上部歯車 １０は下部歯車 １１は取り付け金具 １２はチェーンの調整金具 １３はケースつなぎ １４は荷物 １５はチェーンケースの表面側と裏面側に貫通する穴 １６はチェーンの止め金具

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年１２月７日（１９９９．１２．
７）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上部歯車付きチェーンケースと下部歯車
   付き電動ギヤモートルの中間にチェーンケースを垂直に
   連結し取り付け金具で取り付けて、上部歯車と下部歯車
   を巻き中間のチェーンケース内を通し輪につなぎ合わせ
   た吊り金具とガイドローラーを取り付けたチェーンを電
   動ギヤモートルで連続回転の正転及び逆転させる。その
   回転しているチェーンの吊り金具で荷物を連続した吊り
   上げ及び吊り下げをする様に構成された機械。
2. 【請求項２】 チェーンケース内を吊り金具とガイドロ
   ーラーを取り付けたチェーンが回転して、荷物を吊る前
   面では、チェーンとガイドローラーはチェーンケース内
   を回転し、吊り金具だけがチェーンケースの外に出て回
   転する。裏面では、吊り金具とガイドローラーを取り付
   けたチェーンの全てがチェーンケース内を回転させるこ
   とのできるチェーンケースを設けた、請求項１の荷物を
   連続した吊り上げ及び吊り下げをする機械。
3. 【請求項３】 取り付け及び取り外しにより高さを自在
   に変えて使用できる様に、中間のチェーンケースの長さ
   と、同じ長さの吊り金具とガイドローラーを取り付けた
   チェーンを設けた、請求項１の荷物を連続した吊り上げ
   及び吊り下げをする機械。