JP2553483B2 - 建築パネル用吊具 - Google Patents

建築パネル用吊具

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JP2553483B2 JP6163286A JP16328694A JP2553483B2 JP 2553483 B2 JP2553483 B2 JP 2553483B2 JP 6163286 A JP6163286 A JP 6163286A JP 16328694 A JP16328694 A JP 16328694A JP 2553483 B2 JP2553483 B2 JP 2553483B2
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築パネルをクランプ
して吊り上げ又は吊り下げて搬送するための建築パネル
用吊具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平5−61188号の建築パ
ネル用吊具があり、これは建築パネルに着脱自在に取り
付けられ、ワイヤを繋着して壁組を懸吊するための建築
パネルにおいて、壁組を構成する部材8に形成された貫
通孔に挿通される軸体4と、この軸体4を着脱自在に取
り付ける枠体2と、この枠体2に取り付けられてワイヤ
の先端を繋着する懸吊部3とからなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ALC
パネルやセラミック複合パネルなどの重量外壁パネルで
は、吊り上げあるいは吊り下げ時に、パネルの自重を支
え切れずに建築パネル用吊具が外れてしまい易く、また
建築パネル用吊具の取り付けられた付近のパネル部分が
破壊して脱落してしまう可能性があり、さらに上記従来
のものでは貫通孔が設けられたパネルしか適用できず、
貫通孔のない外壁パネルには適用できないといった不都
合があり、しかもボルトとナットで吊具を建築パネルに
取り付けなければならず吊具の外壁パネルへの着脱作業
が非常に面倒であった。
【0004】そこで、本発明は、建築用パネルの吊り上
げや吊り降ろし時に外れず、また建築用パネルを損傷す
ることがなく、しかも建築用パネルへの着脱が非常に容
易である建築パネル用吊具を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、枠体と、この枠体と揺動可能に連結する
リンクと、このリンクの外端部に回動可能に連結するク
ランプ片を備えたクランプ部と、前記リンクの内端部と
可動可能に連結するスライダと、前記枠体の横辺の中央
に取り付けられて前記スライダを上下方向に案内する案
内部と、前記スライダに取り付けられてワイヤ類を繋着
できる懸吊部とを備えたことを特徴とする建築パネル用
吊具である。
【0006】本発明は、角型枠体と、この角型枠体の縦
辺と連結部を介して連結し、この連結部を支点として揺
動可能な左右対称に配置された一対のV字形リンクと、
これら各リンクの外端部に回動可能に連結して建築パネ
ルの上端部を上から把持する断面略コ字形クランプ片と
前記角型枠体の下端に建築パネルの下端部を支持するた
めのクランプ板とを有するクランプ部と、前記V字形リ
ンクの内端部と可動可能に連結するスライダと、前記角
型枠体の横辺の中央に取り付けられて前記スライダを挿
通させて上下方向に案内する案内部と、前記スライダに
取り付けられてワイヤ類を繋着できる懸吊部とを備えた
ことを特徴とする建築パネル用吊具である。
【0007】前記V字形リンクの前記内端部に軸方向に
調整長孔を設け、ボルトとナットと調整長孔で前記V字
形リンクと前記スライダとを可動可能に連結し、前記建
築パネルを厚さ方向から締め付けて固定する固定部を前
記クランプ板に設けることが好ましい。
【0008】本発明は、角型枠体と、この角型枠体と連
結部を介して連結して前記連結部を支点として揺動可能
な左右対称に配置された二対のリンクと、これら各リン
クの外端部に回動可能に連結し前記角型枠体の両側に隣
接して平行に配置され建築パネルの両側端部を左右から
把持する一対のクランプ片を備えたクランプと、前記各
リンクの内端部と可動可能に連結し前記クランプと平行
に配置されたスライダと、前記角型枠体の横辺の中央に
取り付けられて前記スライダを挿通させて上下方向に案
内する案内部と、前記スライダに取り付けられてワイヤ
類を繋着できる懸吊部とを備えたことを特徴とする建築
パネル用吊具である。
【0009】前記リンクが前記クランプ片及びスライダ
に対して傾斜して配置され、前記リンクの前記内端部に
軸方向に調整長孔を設け、ボルトとナットと前記調整長
孔で前記リンクと前記スライダとを連結し、前記建築パ
ネルを厚さ方向から締め付けて固定する固定部を前記ク
ランプ片に設けることが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第一実施例及び第二実施例の
建築パネル用吊具を図1〜図12に基づいて説明する。
まず図1〜図5の第一実施例の吊具1は金属製であり、
長尺の外壁パネル2(図4,図5)の長辺を水平方向に
した状態で上下に搬送するためのものである。吊具1は
横辺3a,横辺3b,縦辺3c,縦辺3dを備えた長方
形状の角型枠体3を備えており、一対のV字形状のリン
ク4a,リンク4bの屈曲部に貫通孔を設け、縦辺3
c,縦辺3dの上部に雌ねじ穴を設け、ボルト5をワッ
シャ6を介して前記貫通孔に挿通し、前記雌ねじ穴に螺
合させて、縦辺3c,縦辺3dとリンク4a,リンク4
bとを連結している。縦辺3c,縦辺3dとボルト5の
間に挟まれたリンク4a,リンク4bがボルト5を支点
として揺動できるように前記雌ねじ穴の深さを調整して
いる。リンク4a,リンク4bの外端部には貫通孔を設
けている。クランプ部は、短管7aと、この短管7aが
溶接されており外壁パネル2を上から把持するための断
面略逆U字状のクランプ片7bと、横辺3bから垂直に
延び出して外壁パネル2の下端を支持するクランプ板7
cとからなっており、これらで外壁パネル2を上下から
締め付けることができるものである。ボルト8は短管7
aと前記貫通孔に挿通されるとともにナット9に螺合し
て、図1の矢印で示すように角型枠体3の正面側におい
てリンク4a,リンク4bに対して短管7a,クランプ
片7bが回動可能となるように連結している。リンク4
a,リンク4bの内端部には、それらの軸方向に調整長
孔10を穿設しており、ボルト11を調整長孔10と、
逆T字状のスライダ12の下部横板両端に設けた一対の
各貫通孔とに挿通してワッシャ13を介してナット14
に螺合することにより、リンク4a,リンク4bとスラ
イダ12とを連結し、リンク4a,リンク4bが回動し
つつスライダ12が上下にスライドできるようになって
おり、リンク4a,リンク4bクランプ部7は左右対称
に配置され対称に動けるようになっているのである。
【0011】断面コ字状の案内板15は、横辺3aの裏
面の中央部に溶接し、案内板15に貫挿したスライダ1
2が垂直方向にスライドできるように案内するものであ
る。スライダ12の上端には貫通孔16が穿設されてお
り、貫通孔16に懸吊輪18がはめられている。懸吊輪
18にはばねで付勢された着脱機構を備えており、これ
により簡単にワイヤ17の下端の輪を繋着できるように
なっている。横辺3bの裏面に固定具が取り付けられて
おり、外壁パネル2の厚薄に対応して調整することによ
り、外壁パネル2を厚さ方向から押さえて固定できるよ
うになっている。この固定具は貫通孔の開けられ横辺3
bに溶接された垂直板19aと、垂直板19aに直交し
て前記貫通孔に貫挿されクランプ板7cの下端を通り先
端が屈曲されたボルト19bと、ボルト19bの先端に
垂直に取り付けられた19c、ボルト19bから延び出
す一対のつまみ19dとからなっており、つまみ19d
をねじることにより、19cが移動して調整を可能とす
るものである。
【0012】次に第一実施例の動作について説明する
と、図4に示すように長尺状の外壁パネル2を長辺が水
平になるようにクランプ板7cに載せつまみ19dを回
して押さえ板19cと横辺3bで外壁パネル2を挟んで
固定する。図5の矢印Aのようにスライダ12を引っ張
ってスライダ12と連結しているリンク4aをボルト5
を支点として矢印Bのように反時計方向に回転すると共
に、スライダ12と連結しているリンク4bをボルト5
を支点として矢印Cのように時計方向に回転させて、ク
ランプ片7bを外壁パネル2の長辺の上端に嵌める。こ
こで、吊具1により外壁パネル2を吊り上げるために
は、吊具1と外壁パネル2の自重に打ち勝つような大き
さの張力がワイヤ17に加えられることとなる。ワイヤ
17がクレーンにより吊り上げられると、スライダ12
が吊り上げられ、角型枠体3に対してスライダ12とリ
ンク4aとリンク4bの位置が変わることにより、てこ
の原理によりボルト5を支点として前記した回転方向に
吊具1と外壁パネル2の自重に応じた非常に大きな回転
モーメントを生じさせ、これによりクランプ片7bとク
ランプ板7cで大きなクランプ力で上下から外壁パネル
2を締め付けることができる。吊り降ろすときも吊り上
げと搬送方向は異なるものの動作は同様であるので説明
は省略する。
【0013】次に図6〜図10の第二実施例の吊具21
を説明すると、吊具21は金属製であり長尺の外壁パネ
ル22(図10)の長辺を垂直にした状態で上下に搬送
するためのものである。吊具21は四隅の背面側に雌ね
じ穴を設けた長方形状の角型枠体23を備えており、二
対のリンク24a〜24dを角型枠体23の背面側に縦
辺に対して傾斜して備えている。各リンク24a〜24
dの中心よりもやや外側よりに貫通孔を設け、ボルト2
5をlこの貫通孔とワッシャ26,ナット26aに挿通
し前記雌ねじ穴に螺合している。また角型枠体23に対
してリンク24a〜リンク24dがボルト25を支点と
して揺動できるように前記雌ねじ穴の深さを調整してい
る。クランプ部は、短管27aが角型枠体23の縦辺と
平行に配置された断面L字状のクランプ片27bに溶接
されているものであり、クランプ片27bが外壁パネル
22の長辺を横方向から把持するようになっている。リ
ンク24a〜リンク24dの外端部に貫通孔が穿孔さ
れ、ボルト28が短管27aと貫通孔とに挿通しナット
29に螺合しているおり、これにより、ボルト28を支
点としてリンク24a〜リンク24dが回動可能となっ
ている。リンク24a〜リンク24dの内端部には、そ
れらの軸方向に調整長孔30を穿設しており、調整長孔
30とスライダ32の上下両端に設けた4つの各貫通孔
とにワッシャ33を介してボルト31をそれぞれ挿通し
ナット34に螺合することにより、リンク24a〜リン
ク24dが回動するとともにスライダ32が上下にスラ
イドできるようになっている。略U字状の案内バー35
をワッシャ33の裏面の中央部に溶接しており、案内バ
ー35に貫挿したスライダ32が垂直方向に案内される
ようになっている。スライダ32の下部において、係止
板36がスライダ32に固着しており、係止板36の貫
通孔に懸吊輪38が嵌められ、懸吊輪38がピンで脱抜
可能とされた着脱機構を備えており、これにより簡単に
ワイヤ37(図10)の下端の輪を繋着できるようにな
っている。係止板36からは取手36aが下方に延び出
しており吊具21の運搬に便利となっている。クランプ
片27bの外側部に一対の固定具が連結しており、外壁
パネル22の厚薄にかかわらず固定できるようになって
いる。固定具は、垂直板39aと、垂直板39aに直交
して溶接されているボルト39bと、ボルト39bを貫
挿するための短管39cと、ボルト39bから延び出す
一対のつまみ39dとからなっている。なお、第二実施
例では、第一実施例のようなクランプ板7cを角型枠体
23に備えることも可能であるが、外壁パネル22が縦
長であることから吊具1が大型化してしまうこと、また
クランプ部27のクランプ力で十分なことから第二実施
例では省略している。
【0014】次に第二実施例の動作について図10に基
づいて説明すると、長尺の外壁パネル22の長辺をクラ
ンプ片27bで左右両側から挟めるように縦に配置して
取手36aを持ってスライダ32を上方に引張すると、
矢印Aのようにスライダ32が角型枠体23に対して上
方にスライドし、それよりは小さい移動量で矢印Bのよ
うに角型枠体23がクランプ片27bに対して上方にス
ライドするので、スライダ32と連結しているリンク2
4a〜リンク24dの傾斜角度が図7よりも傾斜が大き
くなるとともに、矢印Cのようにクランプ片27bの間
隔がわずかに小さくなりクランプ片27bで外壁パネル
22を両側から挟むようにする。垂直板39aを180
度回して図7の位置から図10の位置に回し、つまみ3
9dを回してねじを締めて外壁パネル22の厚さ方向か
ら締め付け、ワイヤ37を懸吊輪38に繋着する。ここ
で、ワイヤ37により外壁パネル22を吊り上げるため
には、吊具21と外壁パネル22とを加えた自重に打ち
勝つような大きさの張力がワイヤ37に加えられること
となる。ワイヤ37がクレーンにより吊り上げられる
と、角型枠体23に対してリンク24a〜リンク24d
とスライダ32とクランプ片27bの位置が変わること
により、てこの原理によりボルト25を支点として、吊
具21と外壁パネル22の自重に応じた矢印Dのような
回転モーメントがリンク24a〜リンク24dに生じ
て、これがクランプ片27bに伝わり外壁パネル22を
両側から強固に締め付けることができる。外壁パネル2
2の吊下げは吊上げと搬送方向は異なるものの動作は同
様であるので説明は省略する。
【0015】次に図11に基づいて、家50の建築現場
に第一実施例を適用する場合について説明する。まず、
家50に近接して足場60を設け、積み重ねて置かれた
状態の外壁パネル2に吊具1を前述した要領で取り付
け、クレーン70に先端から吊り下げられたワイヤ87
の先端を吊具1に繋着し、この状態で吊り上げ、矢印の
ように外壁パネル2を1階又は2階の所望の場所に移動
させた後、外壁パネル2を手等で支持すると、外壁パネ
ル2の自重がワイヤ87に加わらなくなり、前述の回転
モーメントによる締付力が消滅し、吊具1を簡単に外壁
パネル2から外すことができる。そうして、クレーン7
0で吊具1を外壁パネル2の積載された元の位置まで移
動して次の外壁パネル2を同様に吊具1に取り付けて、
前述したような動作で外壁パネル2を所望の位置まで繰
り返して搬送することが出来るのである。
【0016】つぎに別の態様として図12に示すように
取付具80,ボルト85,ウィンチ90で吊具21を吊
って外壁パネル2を搬送する場合について説明すると、
取付具80を足場60の上部に取り付け、ウィンチ90
からのボルト85を取付具80の滑車に掛け、図11と
同様、吊具1が外壁パネル2をクランプした状態で1階
から2階へ吊り上げることができる。外壁パネル2を所
望の場所に移動させ、外壁パネル2を手等で支持する
と、外壁パネル2の自重がワイヤ87に加わらなくな
り、前述の回転モーメントによる締付力が消滅し、吊具
1を簡単に外壁パネル2から外すことができる。そうし
て、ウィンチ90を巻き戻して1階の元の位置まで移動
して次の外壁パネル2を同様に吊具1に取り付けて、前
述したような動作で外壁パネル2を2階へ搬送すること
が出来るのである。
【0017】前述した図11と図12の状況に対応して
第二実施例を図13,図14のように適用できることも
当然である。以上、本実施例を説明したが、本発明の技
術的思想を逸脱しない範囲で本発明の構成を適宜変更で
きることは当然である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、吊具による建築用パネルの搬
送時に、パネル自重によりスライダがスライドして枠体
とリンクとの連結を支点としてリンクが回動することに
より、てこの原理により支点を中心としてパネル自重に
対応した大きな回転モーメントを生じさせ、これにより
クランプ部が建築用パネルを強固に締め付けることがで
きる。したがって吊具が建築パネルから外れず、また建
築用パネルを損傷することがない。しかも、クランプ部
で建築用パネルを挟むだけであるので、建築パネルへの
着脱が非常に容易である。
【0019】本発明は、上記基本的効果に加えて、吊具
による建築用パネルの搬送時に、V字形状リンクが支点
を中心として回動し、クランプ部で上下から建築パネル
を締め付けることが出来るので、長尺状の建築パネルを
横にした状態で強個に締め付けることが出来る。したが
って、上下スペースに制約のある狭い建築現場でも適用
できる。
【0020】本発明は、上記基本的効果に加えて、吊具
による建築用パネルの搬送時に、二対のリンクが支点を
中心として回動し、クランプ部で左右から建築パネルを
締め付けることが出来るので、長尺状の建築パネルを縦
にした状態で強個に締め付けることが出来る。したがっ
て左右のスペースに制約のある狭い建築現場でも適用で
きる。
【0021】本発明は、前記リンクの前記内端部に軸方
向に調整長孔を設け、ボルトとナットと調整長孔で前記
リンクと前記スライダとを可動可能に連結しているの
で、リンクの傾斜が変わっても、リンクの揺動が円滑と
なり、また、建築パネルを厚さ方向から締め付けて固定
する固定部を前記クランプ板に設けているので、建築パ
ネルの厚薄に対応できると共によこずれによる脱落を確
実に防止できる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例の正面図である。
【図2】 第一実施例の背面図である。
【図3】 (a)は第一実施例の平面図、(b)は第
一実施例の底面図である。
【図4】 第一実施例の左面図である。
【図5】 第一実施例の動作を示す正面図である。
【図6】 第二実施例の正面図である。
【図7】 第二実施例の背面図である。
【図8】 (a)は第二実施例の平面図、(b)は第
二実施例の底面図である。
【図9】 第二実施例の右面図である。
【図10】 第二実施例の動作を示す正面図である。
【図11】 クレーン先端から吊り下げられた第一実施
例で建築用パネルを締めつけて吊り上げている状態を示
す説明図である。
【図12】 建築現場の足場に取り付けられた吊具で吊
り下げられた第一実施例で建築用パネルを締めつけて2
階に搬送している状態を示す説明図である。
【図13】 クレーン先端から吊り下げられた第二実施
例で建築用パネルを締めつけて吊り上げている状態を示
す説明図である。
【図14】 建築現場の足場に取り付けられた吊具で吊
り下げられた第二実施例で建築用パネルを締めつけて2
階に搬送している状態を示す説明図である。
【符号の説明】 1,21 吊具 2,22 外壁パネル 3,23 角型枠体 3a,3b 横辺 3c,3d 縦辺 4a,4b,24a〜24d リンク 5,25 ボルト 6,26 ワッシャ 26a ナット 7a,27a 短管 7b,27b クランプ片 7c クランプ板 8,28 ボルト 9,29 ナット 10,30 調整長孔 11,31 ボルト 12,32 スライダ 13,33 ワッシャ 14,34 ナット 15 案内板 35 案内バー 16 貫通孔 36 係止板 36a 取手 17,37,87 ワイヤ 18,38 懸吊輪 19a,39a 垂直板 19b,39b ボルト 19c 押さえ板 39c 短管 19d,39d つまみ 50 家 60 足場 70 クレーン 80 取付具 90 ウィンチ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、この枠体と揺動可能に連結する
    リンクと、このリンクの外端部に回動可能に連結するク
    ランプ片を備えたクランプ部と、前記リンクの内端部と
    可動可能に連結するスライダと、前記枠体の横辺の中央
    に取り付けられて前記スライダを上下方向に案内する案
    内部と、前記スライダに取り付けられてワイヤ類を繋着
    できる懸吊部とを備えたことを特徴とする建築パネル用
    吊具。
  2. 【請求項2】 角型枠体と、この角型枠体の縦辺と連結
    部を介して連結し、この連結部を支点として揺動可能な
    左右対称に配置された一対のV字形リンクと、これら各
    リンクの外端部に回動可能に連結して建築パネルの上端
    部を上から把持する断面略コ字形クランプ片と前記角型
    枠体の下端に建築パネルの下端部を支持するためのクラ
    ンプ板とを有するクランプ部と、前記V字形リンクの内
    端部と可動可能に連結するスライダと、前記角型枠体の
    横辺の中央に取り付けられて前記スライダを挿通させて
    上下方向に案内する案内部と、前記スライダに取り付け
    られてワイヤ類を繋着できる懸吊部とを備えたことを特
    徴とする建築パネル用吊具。
  3. 【請求項3】 前記V字形リンクの前記内端部に軸方向
    に調整長孔を設け、ボルトとナットと調整長孔で前記V
    字形リンクと前記スライダとを可動可能に連結し、前記
    建築パネルを厚さ方向から締め付けて固定する固定部を
    前記クランプ板に設けてなることを特徴とする請求項2
    の建築パネル用吊具。
  4. 【請求項4】 角型枠体と、この角型枠体と連結部を介
    して連結して前記連結部を支点として揺動可能な左右対
    称に配置された二対のリンクと、これら各リンクの外端
    部に回動可能に連結し前記角型枠体の両側に隣接して平
    行に配置され建築パネルの両側端部を左右から把持する
    一対のクランプ片を備えたクランプと、前記各リンクの
    内端部と可動可能に連結し前記クランプと平行に配置さ
    れたスライダと、前記角型枠体の横辺の中央に取り付け
    られて前記スライダを挿通させて上下方向に案内する案
    内部と、前記スライダに取り付けられてワイヤ類を繋着
    できる懸吊部とを備えたことを特徴とする建築パネル用
    吊具。
  5. 【請求項5】 前記リンクが前記クランプ片及びスライ
    ダに対して傾斜して配置され、前記リンクの前記内端部
    に軸方向に調整長孔を設け、ボルトとナットと前記調整
    長孔で前記リンクと前記スライダとを連結し、前記建築
    パネルを厚さ方向から締め付けて固定する固定部を前記
    クランプ片に設けてなることを特徴とする請求項4の建
    築パネル用吊具。
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